日本書紀・風土記

2024年1月16日 (火)

NHK「鶴瓶の家族に乾杯」に淡路の線香

 1ヶ月ほど前、「うさぎの拾った香木」という創作童話を載せました。
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 壬申の乱の頃、淡路島に住んでいた兎が海岸に流れ着いた香木を拾って、亀と2人でそれを少し燃やしてみたところ、よい香りがしたので、香木と分かり、大海人皇子に献上するという話です。

 さて、昨日のNHK「鶴瓶の家族に乾杯」の旅の舞台は淡路島。
 淡路島ではお線香の生産が盛んだということで、それにまつわるこんな話が紹介されていました。
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Tsurube20240115b
Tsurube20240115c

 ねっ。
 NHKに1ヶ月も先行して、しかもこれを踏まえた童話まで作って、いや、立派です。
 と、自画自賛。♪

2023年12月25日 (月)

放送大学学園祭の新聞記事

 一昨日開催された放送大学群馬学習センターの学園祭の記事が、上毛新聞に載っていたといって、学生さんから切り抜きの画像が添付ファイルで送られてきました。
 昔だったら郵送ですが、今は便利になりました。
Hosodai2023d

 いくつもの展示の中で、風土記同好会が選ばれたのは幸いでした。
 メンバーには良い記念になることでしょう。

 記者のかたから、説明しているポーズをしてくださいと言われ、咄嗟にぐんまちゃんの歴史について語りました。
 テレビと違って、静止画では何を話していても支障ありません。♪
 髪、白いですねぇ。染めれば50代。

 記事の中に90歳の方のインタビューの声が載っています。この学生さんも風土記同好会のメンバーです。
 矍鑠としています。見習いたいものです。

2023年12月23日 (土)

放送大学群馬学習センターの学園祭

 放送大学には、各都道府県にそれぞれ学習センターが置かれています。
 群馬県にも、前橋市に群馬学習センターがあります。
 県立図書館の道を挟んで向かい側という好立地です。
 この学習センターで今日学園祭が開催されました。
Hosodai2023a

 今までブログに書いたことはありませんでしたが、私、平成24年(2012)4月から令和4年(2022)3月まで、この学習センターで客員教授として、ゼミを担当したり、面接授業(集中講義です)を担当してきました。
 ゼミでは、古事記、魏志倭人伝、常陸国風土記を読んできました。いずれも読了しました。
 客員教授を辞めた後も、そのゼミのメンバーが風土記同好会を設立してくれて、Zoomで出雲国風土記を読み、播磨国風土記に突入しました。
 風土記同好会も学園祭に参加しましたので、見に行ったという次第です。

 風土記研究会の展示。
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 昔、学園祭の展示というと、模造紙にマジックインキで書いたものですが、この展示は、パソコンでデータを作って、それを学習センターの大きなプリンターで印刷したのだそうです。時代は変わりました。

 一番左の展示物の上半分のアップ。
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 この同好会のメンバーの年齢は、あらかた私よりも上です。
 92歳の方と90歳の方がいます。
 皆さんとてもお元気です。

 メンバーとは、Zoomでは月に1回顔を合わせているとはいえ、直接の対面は4年ぶりではないかと思います。
 久し振りでした。
 私、この4年間で髪の白化が進みました。
 「髪を染めたら40代」と言ったのですが、全く賛同を得られませんでした。
 さすがに40代は欲張りすぎですね。50代って言えば良かったです。(^_^;

2023年12月 8日 (金)

『神典』を入手

 昭和11年に刊行された『神典』を入手しました。
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 これは箱です。

 大きさを示すために、またうちの劇団員さん達に参加してもらいました。
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 大きさ、よく分かりませんね。手で持ってみます。←初めからそうすれば良いのに。
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 手のひら大です。

 小口は三方金です。
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 この1冊の中に以下の通りの本文が収められています。
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 本当かなぁという気がしますが、本当のようです。
 用紙は比較的薄く、全部で2156ページもあります。
 本文は全て訓読文で、原文は付いていません。
 風土記は五風土記の他に逸文まで収めています。
 万葉集は必ずしも多くの歌を収めているわけではありませんが、94ページあります。

 奥付は以下の通りです。
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 この本は、以前、國學院の青木周平さんが持っていらしたのを見て、「便利そうだなぁ」と思ったのでした。
 このハンディな本に、記紀、風土記、古語拾遺、続日本紀宣命、新撰姓氏録の全文を収め、一部とはいえ律令と延喜式、万葉集を収めているのですから、もうもう。

2023年11月22日 (水)

絵はがき「大和と萬葉集」3

 見覚えのある万葉集の絵はがきを6枚入手しました。
 これは、2014年の1月に、当ブログに「絵はがき「大和と萬葉集」1」「絵はがき「大和と萬葉集」2」として載せた6枚の絵はがきと5枚が重なります。

 その時の絵はがきはこういう袋に入っていました。
Yamaman00

 この袋に入っていた6枚の絵はがきと比べて、「香具山:久方の天のかぐ山此の夕べ霞たなびく春立つらしも」の絵はがきがなく、
Yamaman02kagu

 その代わりに次の絵はがきが入っていました。
Yamaman07uda

 この絵はがきの裏側(というか表側)は次の通りです。
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 左下をアップにします。
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 万葉集ではなく、書紀歌謡から採ったものですね。

 以前に載せた絵はがきの袋には「大和と萬葉集 第二輯」とありました。
 とすると、この宇陀高城の絵はがきは第一輯に入っていたものでしょうか。
 いや、万葉集ではなくて書紀歌謡から採ったものであることを考えると、第三輯以降ということになるのでしょうか。
 調べれば分かりそうな気もしますが、まあ。

2023年9月14日 (木)

『歴史人』最新号の特集は「古代史研究最前線」

 『歴史人』の2023年10月号の特集は「古代史研究最前線」です。
Rekishijin202310a
 主な内容は表紙に記されているとおりです。
 富雄丸山古墳から出土した蛇行剣と盾形銅鏡の解説。そして、古代史のあれこれに関する令和の研究最前線です。

 目次は以下の通りです。
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Rekishijin202310c

 蛇行剣と盾形銅鏡に関しての詳細は何も知りませんでしたので、勉強になりました。
 あとは、まあまあでした。←ナゾの上から目線。

2023年5月22日 (月)

昭和37年の『日本神話集』(2)

 昨日の「昭和37年の『日本神話集』」の続きです。
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 昨日は前半の「やまたのおろち」を見ました。
 今日は後半の海幸山幸です。
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 タイトルは「うみひこ やまひこ」となっています。
 「うみひこ」「やまひこ」などという名は記紀には登場しません。
 「うみさちひこ やまさちひこ」が長すぎるならば、「うみさち やまさち」とすべきものと思います。

 山幸彦が海神の宮に着いて歓待される場面
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 山幸は豊玉姫と結婚はしません。

 山幸が兄の釣針のことを思い出した場面。
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 鯛の口の中から釣針が見つかった場面。
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 小さな2匹の鯛がかわいいです。胸びれが手の様に見えます。
 のどに釣針が刺さっていた鯛は巨大ですね。私が抱き枕にしている魚くらいの大きさです。
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 私、これ金魚だと思っていたのですが、違いますね。鯛ですね。
 ま、鯛でも良いです。金魚は大きくなれば鯛になります。←なりません。

 最後の部分です。
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 記紀では山幸はワニに乗って帰って行くことになっていますが、これは鮫の姿ですね。

 文章はこうあります。
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 「わにざめ」とあります。
 新しい説に従っていますね。

 記紀では、山幸は潮の干満を掌る2つの玉を海神から授かって、それを用いて兄を懲らしめるのですが、この絵本では、ここで終わりですので、2つの玉を授かることもありません。
 長さの関係でここで切ってしまったのかもしれません。
 それならば2つの玉のことは不要ですね。

 先日来、端布に関して取り上げた翳が描かれています。
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 豊玉姫が手に持っています。
 2つの画面で、違う翳を持っていますね。お姫様なので、たくさん持っているのでしょう。

 昭和37年当時の子供向けの絵本に日本神話がどのように取り上げられているのか。
 それを知る資料となりましょう。

 なかなか興味深いものが手に入りました。
 同時代資料は面白いです。

2023年5月21日 (日)

昭和37年の『日本神話集』

 昭和37年発行の講談社の絵本『日本神話集』を入手しました。
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 内容は、八岐大蛇と海幸山幸です。
 無難な選択ですね。他に稲羽の素兎あたりが子供向けの神話として取り上げられやすいようです。

 まずは八岐大蛇。
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 タイトルは「おろちたいじ」となっています。
 「おろちたいじ」といっても、上の絵にあるように、物語は高天原におけるスサノオの乱暴から始まりますので、天の岩屋戸も含みます。
 上の絵では、馬の皮を投げ込むことになっていますが、記紀で投げ込んだのは皮か馬か微妙なところと思います。
 「高天原」は「たかまのはら」と読んでいます。
 当時は「たかまがはら」が一般的と思いますので、「たかまのはら」は新しい読みですね。

 天照大御神が天の岩屋戸から姿を現した場面。
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 おろち退治。
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 おろちの姿は龍のようです。

 宝剣出現。
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 物語はここで終わりです。

 上の場面の宝剣に関する文章。
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 ここでは、おろちの尾から出た剣はスサノオが自分の宝としたと書かれています。
 天照大神に献上して三種の神器の1つになったと書いては不都合なのでしょうかね。

 後半の海幸山幸の話は後日(たぶん明日)。

2023年4月 2日 (日)

岩崎本日本書紀の左傍書の読み

 先月下旬にまほろばでとりあげた、岩崎本日本書紀で中大兄皇子が蘇我入鹿に斬り付ける場面の傍書の読みについて、蜂矢真郷先生からご教示頂きました。
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 1行目の下の方、「咄嗟」の左の傍書です。

 私はこれを「ヤアト*ヱテ」と読んだのですが、蜂矢先生は「ヤアト宣テ」と読むのではないかとお考えになり、念のため、築島裕・石塚晴通両氏『東洋文庫蔵 岩崎本 日本書紀 本文と索引』[1978.11 日本古典文学会]を見てくださったそうです。
 同書には、「BヤアCト宣テ」(BCは丸囲み)とあったとのことです。Bは「院政期点」、Cは「室町時代宝徳三年及文明六年点(ともに一條兼良点)」とのことです。

 蜂矢先生に厚く御礼申し上げます。

 私が片仮名2文字と考えた部分は漢字1文字なのでした。
 そして、私がカタカナの「ニ」かもしれないと思った部分は、ウ冠なのでした。
 いろいろとお恥ずかしく思います。

2023年3月30日 (木)

『出雲国風土記-校訂・注釈編-』(八木書店)

 八木書店に直接予約注文していた『出雲国風土記-校訂・注釈編-』(島根県古代文化センター編)が今日届きました。
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 この本は、昨年刊行された『出雲国風土記-地図・写本編-』の続編です。
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 カバーの裏に目次が載っています。
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 全712ページという大冊です。

 校訂本文の冒頭。
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 読み下し文の冒頭。
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 補注の冒頭。
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 どのページも右側のノドの部分が陰になってしまっていて、本書がいかに大冊であるかが知られます。
 今後、この本の校訂本文と読み下し文が基準になるものと思われます。
 勿論、「総論」として収録されている6氏の論考と補注も貴重です。

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