端布

2023年3月 5日 (日)

うさぎの郵便配達の端布

 このような端布を入手しました。
Yubinusagi01
 木綿で、34.5cm×94cmほどです。
 登場人物(?)は4つ。

 手紙を手にした熊。
Yubinusagi02
 届いた手紙を読んでいるのでしょうか。
 それとも、書いた手紙をこれから出そうというのでしょうか。

 うさぎの郵便配達。
Yubinusagi03
 先ほどの熊に手紙を届けたのでしょうか。
 それとも、熊から手紙を預かったのでしょうか。

 うさぎの前後にはこのような絵が描かれています。
Yubinusagi04
 前方は吊り橋ですね。
 後方はいかだでしょうか。
 地の果てまでも郵便を届けるのだという使命感が表現されています。

 リュックを背負った熊。
Yubinusagi05
 ピクニックに行ったのでしょうか。

 りんごを食べているうさぎ。
Yubinusagi06
 ピクニックに行った熊からのお土産でしょうか。
 痛快丸かじり。
 羨ましいです。こんなことをしたら、私は前歯がちょっと。(^_^;

 ということなのですが、ストーリーやいかに。
 色々と考えられると思いますが、確定はできなさそうですね。
 妄想の世界になりそうです。

 あ、話は全く違いますが、国税庁のHPを使って、無事に確定申告の入力と印刷が終わりました。
 あとは、台紙に源泉徴収票やマイナンバーカードのコピーを貼れば完成です。
 e-Taxでやれば簡単そうですけど、ICカードリーダーがいるのですよねぇ。ま、いずれ。

2023年2月21日 (火)

赤地に猫の端布

 このような端布を入手しました。
Nekohagire07
 不定形ですが、長い部分で計ると、37cm×84cmほどの人絹です。
 猫が4匹います。

 黒猫と茶色の猫。
Nekohagire08

 茶色の猫。
Nekohagire09

 もう1匹茶色の猫。
Nekohagire10

 黒猫は赤の、茶色の猫は紫の首輪をしています。
 どれも総絞りですね。飼い主に作ってもらったのでしょうかね。
 端布ではあるのでしょうけど、総絞りは高級品ですよね。
 首輪の結び目が上側なのは、ゴハンを食べるときに邪魔にならないようにとの配慮でしょうかね。
 黒猫には青い鈴が付いていますが、茶色の猫には付いていません。
 4匹ともおとなしそうですね。
 借りてきた猫のように。(^_^)

2023年1月23日 (月)

鳥獣戯画の端布

 端布の収集も続いています。
 こういうのを入手しました。
Chojugigahagire01
 モスの古布で、サイズはおおよそ17cm×82cmです。

 柄は4種です。
Chojugigahagire02
Chojugigahagire03
Chojugigahagire04
Chojugigahagire05

 どれもよく知られた場面ですね。
 全部にうさぎが登場していますので、卯年の今年にふさわしい端布です。

 4種のうちの1枚目は、うさぎと蛙は擬人化されていますけど、猪は猪のままなのですね。
 この猪は亥年の年賀状に使ったことがあります。

 2枚目は、蛙とうさぎが野点の釜を運んでいるところでしょうか?
 この釜が、釜でもありうさぎでもあるという不思議な画像です。

 3枚目の蛙はうさぎの耳を噛んでいて、反則技ですよね。
 当時は反則だったかどうか分かりませんけど。

 耳を噛まれたせいか、うさぎは負けてしまいました。
 卯年だし、次の勝負では頑張ろう。

2022年12月 4日 (日)

宇宙旅行の端布

 このような端布を入手しました。
Uchuhagire01
 木綿で、サイズは35cm×94cmほどです。

 これが1単位になります。
Uchuhagire02

 いくつか見てゆきます。
 まず、月のうさぎ。
Uchuhagire03
 少年が双眼鏡で月を見ています。
 月ではうさぎが餅つき。
 向こう鉢巻きをしているのがおもしろいです。

 これはよく分かりません。
Uchuhagire04
 少年が乗っているのは星でしょうか。
 あるいは人工衛星?
 そこから電波のようなものを発しています。

 ロケットとテント。
Uchuhagire05
 中央部には、富士山上空を飛ぶロケット。
 乗っているのは犬とアヒルでしょうか。
 左にあるのは観測用のテントのようです。

 テントの文字とロケットの文字の中で、分かるのはテントの「NIPPON」だけで、あとは意味不明です。
Uchuhagire06

 この端布は、宇宙にロケットが飛んだ昭和30年代のものでしょうか。
 新時代の端布という気がします。

2022年11月21日 (月)

ポチと少年の端布

 このような端布を入手しました。
Pochihagire01
 サイズは35cm×91cmほどで、木綿です。

 これが1単位になります。
Pochihagire02

 柄は2つです。
 1つ目。
Pochihagire03
 少年が犬小屋の中の犬におやつを与えています。
 おやつはビスケットでしょうか。
 犬小屋には「ポチのおうち」という表札が掛かっています。
 犬小屋の間口と奥行きのバランスはヘンですけど、側面には窓もあって、なかなかの良いおうちです。

 犬小屋の背後、丸囲みの中に描かれているのは、学校または家の壁に張り出された作品でしょうね。
 習字の文字は「イヌトボク」でしょうか。ボクよりもイヌの方が先に書かれています。
 成績は「甲上」です。甲乙丙の中を更に上中下に分けた9段階評価でしょうか。
 甲上は最高の成績ですね。

 絵は、右が蒸気機関車で、左は軍鑑。
 この端布が戦前・戦中のものであることを伺わせます。

 もう1つの絵。
Pochihagire04
 少年2人と子犬が7匹描かれています。
 子犬同士じゃれ合っていたりして、かわいいです。
 ポチの子でしょうかね。

 少年達はエプロンをしています。
 正ちゃんや、フクちゃんもエプロンしていませんでしたっけ?
 着物が汚れるのを防ぐ対策ですね。
 1人の少年の手には飛行機。戦闘機のようです。
 これも時代を表しています。

 戦時下にあっても、犬のかわいさや、犬をかわいがる子供の気持ちに変わりはないでしょう。
 ほのぼのとした気持ちになります。

2022年11月13日 (日)

動物遊園地の端布

 端布収集も続いています。
 こういう端布を入手しました。
Yuenchihagire01
 木綿で、サイズは35.5cm×66cmほどです。

 これが1単位になります。
Yuenchihagire02
 動物たちがそれぞれ乗り物に乗っています。
 遊園地でしょうかね。

 絵は4つです。
 1つ目。
Yuenchihagire03
 ゴーカートに乗るうさぎ。
 旗はツバメですね。

 2つ目。
Yuenchihagire04
 うさぎとキリンが飛行機に乗っています。
 キリンは空気抵抗が大きそうですが、遊園地の飛行機ならば、あまり気にすることはないのでしょう。
 朝ドラ「舞いあがれ」を見ていると、ついそんなことが気になってしまいました。

 3枚目。
Yuenchihagire05
 これはなんでしょ?
 トロッコでしょうかね?
 シーソーのようでもありますけど、うさぎ2羽でも象さんには叶いません。

 4枚目。
Yuenchihagire06
 スクーターですね。
 動物は犬でしょうか。
 スクーターにはうさぎの絵が描かれています。
 擬人化されて楽しんでいる動物たちと、絵になってしまっている純粋な動物。
 たとえて言えば、ミッキーマウスのペットの犬プルートのようなものでしょうか。
 いや、馬に乗るぐんまちゃんの方がぴったりかも。

 動物たち、それぞれに風船を持っていますね。
 誰も彼もとても嬉しそうな顔をしています。
 笑顔を見ると、こちらも嬉しくなります。

 そして、うさぎが多いです。
 4つのうちの3つ。
 4つ目の絵のスクーターに描かれたのも含めれば皆勤です。
 うさぎはいいです。♪

2022年10月20日 (木)

「かわいい魚屋さん」の端布

 「かわいい魚屋さん」の端布を入手しました。
Sakanayahagire01
 人絹で、サイズは36.5cm×80cmほどです。

 これが1単位になります。
Sakanayahagire02
 「まゝごと あそびの」「こんちは (お魚い)かゞでしょ」「かわいゝ か(わい)い」という文字があります。
 童謡「かわいい魚屋さん」をテーマにした端布ですね。
 この童謡は昭和13年にレコードになったそうですので、この端布はそれ以後のものということになりますが、そこまで古くはなさそうです。
 さしたる根拠はありませんが、昭和20年代か30年代くらいではないかと思います。

 この絵がメインでしょうね。
Sakanayahagire03
 童謡の2番の歌詞に「てんびんかついで どっこいしょ」、
 3番の歌詞に「ねじりはちまき はっぴ着て」「大だい小だいに たこにさば」とあるのに準拠して描かれています。
 こんなことを書いては野暮ですけど、ままごと遊びで魚屋さんに扮するのに、こんなに本格的な小道具を揃えるのは難しいと思います。
 これは、ままごと遊びをしている子供の頭の中の姿でしょうかね。
 ああ、野暮です。(^_^;

 魚屋さんの足元に子犬が描かれていますが、歌詞には子犬は登場しません。
 この端布のオリジナルキャラクターです。

 次の絵。
Sakanayahagire04
 これもままごと遊びです。
 左側のおかっぱの子は女の子でしょう。
 この絵にも子犬が登場しています。
 男の子に頭を押さえつけられているような。

 3枚目の絵。
Sakanayahagire05
 これも女の子でしょうね。
 お料理中のようです。
 包丁が本身のようです。危ない。

 いろいろとケチを付けましたが、見ていて楽しい端布です。

2022年9月26日 (月)

南極観測隊の端布

 こういう端布を入手しました。
Nankyokuhagire01
 サイズは36cm×83cm程です。

 これが1単位です。
Nankyokuhagire02
 左下には南極観測船「宗谷」がいます。
 懐かしいです。
 タロ・ジロのころの観測船ですね。
 このプラモデルを作ったことがありました。
 あとは、南極らしくペンギンがたくさんいますが、なぜかうさぎやひよこがいます。

 うさぎを集めてみました。
Nankyokuhagire03
 純毛の毛皮を着ていても、南極じゃ寒いでしょう。
 なぜうさぎなのか分かりません。
 この端布の柄をデザインした人がうさぎ好きなのかもしれません。

2022年9月24日 (土)

犬の端布&きのこ丼

 犬の端布を買いました。
Inuhagire01
 サイズは37cm×50cmほどです。

 これが1単位になります。
Inuhagire02
 犬がいっぱい。かわいいです。

 上のには「それ出た それ出た ワンワンワン」と書かれています。
Inuhagire03
 これは花咲か爺ですね。

 下のには「お供につくもの みなおいで」とあります。
Inuhagire04
 これは桃太郎でしょう。

 どちらも犬と言葉だけで、それぞれおとぎ話を表現しています。
 これを作った人は犬が大好きなのかもしれません。

 この端布とは全く関係ありませんが、今日、いつものスーパーで、きのこと豚肉のオイスターソース丼というのを見つけて、つい買ってしまいました。
Kinokodon01
 買った理由はきのこです。某大河ドラマの影響です。
 すぐ影響されます。(^_^;

 きのこが3種も入っていますので、女子は大好きかと思いましたが、売れ残っていて半額になっていました。
 ヘンだなぁ。(^_^;

 おいしゅうございました。

2022年9月13日 (火)

おとぎ話の端布C

 少し久しぶりの端布です。
Otogihagire10
 正絹で、サイズは37cm×129cmほど。
 絵柄はおとぎ話です。

 これが1単位になります。
Otogihagire11
 全部で5つの四角い札状のものが並んでいます。

 そのうちの2枚。
Otogihagire13
 上は猿蟹合戦、下は桃太郎ですね。
 桃太郎の方は、奥から桃が流れてきます。川の波は青海波。
 手前のたらいから水が流れているのかと思いましたが、布ですね。

 別の2枚。
Otogihagire12
 右上は花咲か爺、左下は兎と亀ですね。
 花咲か爺の方は、「ここ掘れわんわん」の犬が犬張り子になっています。
 回りには小判がいっぱい。上には竹刀袋に描かれているような菖蒲柄。
 兎と亀は元々は外国の話なのに、おとぎ話のかるたにもよく採られていて、人気です。

 アップにはしませんでしたが、2羽の雀が描かれているのは舌切雀でしょうね。

 楽しい端布です。

より以前の記事一覧

2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ

ウェブページ