端布

2023年8月12日 (土)

本を読む少年の端布

 久し振りに端布です。
Inuusagihagire01
 モスで、サイズは35cm×62cmほどです。
 色が薄いのですが、これは私の撮影技術が拙いせいではなくて、元々こんな感じです。年を経て色あせてしまったのかもしれません。

 絵の固まりは4つです。
 折り紙の兜をかぶった少年
Inuusagihagire02
 人形の兵隊を閲兵しているところでしょうか。
 兵隊の衣装は西洋風です。

 困ったような表情をした犬。
Inuusagihagire03
 足元にいるのは鳥ですね。本物かおもちゃか、よく分かりません。
 犬の表情をユーモラスに感じました。

 木蔭で本を読む少年。
Inuusagihagire04
 それを背後からうさぎたちがのぞき込んでいます。
 マフラーをしたうさぎもいて、うさぎたちは擬人化されています。
 実際にうさぎがいるわけではなく、うさぎたちは少年の読んでいる本の世界に登場しているのかもしれません。

 兵隊の人形と電車。
Inuusagihagire05
 この電車はチンチン電車ですね。
 1両編成のようです。
 これも実物ではなく、おもちゃなのでしょう。

 あれこれなぞを秘めた楽しい端布です。

2023年7月12日 (水)

「うさぎとかめ」の端布か

 この様な端布を入手しました。
Usagihagire2_01
 絵は3つですが、文字通りの端布ですので、本来はもう少し絵があった可能性があります。

 1つ目。
Usagihagire2_02
 「うさぎが いねむり している あいだも」とありますので、「うさぎとかめ」が思い浮かびます。

 2つ目。
Usagihagire2_03
 頭をかきながらうさぎが謝っています。

 「うさぎとかめ」の詳細は知りませんが、歌では「もしもしかめよ かめさんよ 世界のうちでおまえほど 歩みののろいものはない どうしてそんなにのろいのか」と、うさぎがかめを馬鹿にするところから始まっていますので、かめに負けたうさぎがかめに謝るというのはよく理解できます。

 3つ目。
Usagihagire2_04
 これがよく分かりません。
 うさぎは走っていますね。
 スタート場面でしょうか。それとも目が覚めたあとの様子でしょうか。
 枝に止まっている鳥たちが、「早く、早く」と急かせているのだとしたら、目が覚めたあとでしょうかね。

2023年5月25日 (木)

雀の学校の端布(2)

 昨日、「雀の学校の端布」という記事を載せました。
 その端布には雀の絵が3つ載っていて、それぞれに歌詞が書いてありました。
Suzumeno03
Suzumeno02
Suzumeno04

 歌詞は以下の通りです。
 「あさは はよから すずめの がつこう」
 「おうちの おやねから (ぴ)いちく (とん)でくる」
 「こえをからして おうたを うたう」
 絵に隠れている文字は、推定した文字を( )を付けて示しました。

 誰の歌かはググればすぐに分かると思ったのですが、見つかりません。
 そこで、ChatGPTに聞いてみました。
 そうしたら、金子みすゞの作だとのことです。
 確認すべく、金子みすゞの童謡全集を買ってしまいました。
 昨日、某アマゾンに注文して、今日の夕方届きました。
Kanekomisuzu
 こういう本の買い方をしているので、本が止めどもなく増えます。
 で、512編、全部見ましたが、載っていませんでした。
 金子みすゞの作ではなかったようです。
 どうも、ChatGPTは信用しきれません。
 ま、あとからよく見たら、端布の歌詞は現代仮名遣いですね。
 気付くのが遅かったです。
 折角買った本ですので、今度じっくり読むことにします。

 この本は、置き配で届きました。
 片手で掴んだところ、親指と人差し指の付け根の部分に濡れた感じがしました。
 見ると、ナメクジでした。吹いたら飛んで行きました。
 ちょうど手に触れる場所で良かったです。
 そうでないと、気づかないまま、ナメクジを家の中に持ち込んでしまうところでした。
 油断のならない世の中です。

2023年5月24日 (水)

雀の学校の端布

 この様な端布を入手しました。
Suzumeno01
 といっても、ピンボケですね。すみません。後刻ちゃんとしたのと差し換えます。

 描かれているのは、雀の学校が3つ、うさぎの運動会が2つです。

 雀の学校。
Suzumeno02
Suzumeno03
Suzumeno04
 どれもかわいいです。

 うさぎの運動会。
Suzumeno05
Suzumeno06
 こう言ってはナンですけど、あまりかわいくありません。←うさぎ、ゴメン。

 雀の学校に比べて、うさぎの運動会の方は簡単です。
 絵も別人の手になるように思いますが、どうでしょうか。

 雀の学校の絵には歌詞が付いています。
 でも、よく知られた「ちーちーぱっぱ ちいぱった」とは別のものですね。
 調べてみます。

2023年5月19日 (金)

宝尽しの端布

 数日前からの続きの様な形になりますが、ちょうど宝尽しの端布を入手しました。
Takarazukushi01

 これが1単位になります。
Takarazukushi02

 大きな丸が2つ。
 その1つは宝船です。
Takarazukushi03
 珊瑚、昨日の隠れ傘、巻物などが載っています。

 もう1つは桃太郎が引いてきた様な荷車です。
Takarazukushi04
 ここにもまた隠れ傘。隠れ傘、人気ですね。
 左端には隠れ蓑もあります。
 あとは珊瑚や分銅などが載っています。

 小さな丸もいくつか。
 鶴、打ち出の小槌、分銅、そして隠れ傘。
 大根のぶっ違いの様なものもあります。

 よく分からないものは、また昨日の「空いろ日和」の「宝づくしの柄」を参照しました。
http://sorakara11.blogspot.com/2011/10/blog-post_26.html 

Takarazukushi06
Takarazukushi07
 大根のぶっ違いのようなものは丁子でした。
 あれこれ大変参考になります。

 今まで宝尽くしのことはよく知りませんでしたので、大変勉強になりました。
 詳しい方にはよくご存知のことだったことでしょう。

2023年5月18日 (木)

浦島太郎と桃太郎と何かの端布・再考2

 昨日、「浦島太郎と桃太郎と何かの端布・再考」と題する文章を載せました。
 5月14日(日)に載せた「浦島太郎と桃太郎と何かの端布」という記事のうち、浦島太郎などを描いたと思われる絵柄の考察でした。
 今日は、もう1つの桃太郎を描いたと思われる画像の再考です。
 この絵です。
Momourahagire04
 車輪は宝物を載せた車、珊瑚は宝物の象徴と思われます。
 ところが、左下の異国風の帽子のようなものと、中央下の分銅のようなものが何なのか分かりませんでした。

 そのようなさなかに、最近たまたま入手した端布に似たようなものが描かれていました。
Otogihagire14
 車の上に満載されている宝物の中に、異国風の帽子のようなものがあります。

 これに興味を覚えて、ググってみたところ、「空いろ日和」というサイトに「宝づくしの柄」という項目が見つかりました。
http://sorakara11.blogspot.com/2011/10/blog-post_26.html

 そこに、この異国風の帽子のようなものと分銅様のものが、ともに載っていました。
Kakuregasa
Fundo
 帽子のようなものは隠れ傘、分銅様のものはまさに分銅でした。

 あれこれ段々に分かってくるのは楽しいです。

2023年5月17日 (水)

浦島太郎と桃太郎と何かの端布・再考

 5月14日(日)に「浦島太郎と桃太郎と何かの端布」という記事を載せました。
 その際、端布に描かれた1つの絵について、浦島太郎といなばの白うさぎと金太郎を描いたものではないかと書きました。
 この絵です。
Sashiba01
 絵の中で、立派な箱は玉手箱、それと釣り竿とが浦島太郎関係。
 うさぎは海岸繋がりでいなばの白うさぎ、軍配のようなものは相撲に関係するものとみて金太郎と考えました。

 この軍配のようなものが気になっていました。軍配にしては雅です。
 そうしたところ、ふと、乙姫さんがこういうのを持っていなかったっけ、と気づきました。
 浦島太郎の絵本などがあれば良いのですが、手元にないので、ググってみたら、こういうイラストが見つかりました。
 フリー画像です。
Sashiba02
 乙姫さん、手に持ってますねぇ。♪

 そういえば、高松塚古墳壁画にもありました。
Sashiba03
 左端の黄色い衣装の女性が柄の長いのを手にしています。

 こういうの、なんという名前だったかと考えて、「さしば」に思い至りました。
 日国の「さしば【翳】」にこういう挿絵が載っていました。
Sashiba04
 端布に描いてある軍配のようなのは乙姫さんの翳と考えて良さそうです。

 となると、あの端布の絵のうち、玉手箱、釣り竿、翳が浦島太郎関係ということになります。
 その中で、うさぎだけいなばの白うさぎというのもヘンです。
 何でしょうねぇ。
 うさぎで亀を連想させたとか。

2023年5月14日 (日)

浦島太郎と桃太郎と何かの端布

 ひょんな事で、端布も収集品の1つになってしまいました。
 そして、ずっと前からうさぎも。
 ということで、うさぎが描かれた端布には当然手を出してしまいます。
 このような端布を入手しました。
Momourahagire01
 本当はもっと長いのですが、同じ柄の繰り返しなので、撮影時には左右をカットしました。

 これが1単位になります。
Momourahagire02
 絵柄は左上と右下の2つです。

 まずは右下。
Momourahagire04
 これは丸ごと桃太郎と考えられます。
 車輪は宝物を載せた車を象徴するのでしょう。
 そして、珊瑚が宝物の象徴。
 てっぺんに桃の付いた旗指物もあります。
 左下は兜でしょうか。形が少し異様です。異国風?
 中央下の分銅のようなのは何でしょうか。宝物の一部か。

 次に左上の絵。
Momourahagire03
 立派な箱は玉手箱でしょう。釣り竿もあります。
 この2つは浦島太郎ですね。

 分からないのは、うさぎです。
 浦島にうさぎは登場しませんので、別の話でしょう。
 いなばの白うさぎでしょうか。それならば海岸繋がりで浦島とも関係します。
 もう1つ分からないのが軍配です。
 軍配といえば合戦か相撲。
 相撲ならば金太郎でしょうかね。

 ということで、全体としては桃太郎、浦島太郎、金太郎といなばの白うさぎを描いた端布ということになりそうですが、さて?

2023年5月12日 (金)

義経と弁慶の端布

 このような端布を入手しました。
Yoshitsunehagire01
 人絹で、36cm×68cmほどです。

 絵柄は2つ。
 1つは馬上の義経と、それに従う弁慶です。
Yoshitsunehagire02
 互いに見交わす義経主従。
 信頼感が伝わってきます。
 画面右上には笹竜胆も描かれています。

 義経。
Yoshitsunehagire03

 弁慶。
Yoshitsunehagire04
 若武者義経は凛々しく、弁慶はたくましく。
 その昔の大河「源義経」の尾上菊之助と緒形拳が思い出されます。

 義経の腰の弦巻を脇差し(鎧通し?)が貫いています。
Yoshitsunehagire05
 こういう絵は初めて見ました。
 私が知らないだけかもしれませんが、新鮮に感じました。

 もう1つの絵です。
Yoshitsunehagire06
 「よしつね」という題簽の付いた本がありますね。
 横笛は五条大橋における二人の出会いの象徴でしょうか。
 太鼓が何を象徴するものか分かりませんでした。

 端布もいろいろなものがあって楽しいです。

2023年4月18日 (火)

童謡の端布

 童謡の端布を入手しました。
Douwahagire01
 木綿で、サイズは36cm×80cmほどです。

 これが1単位になります。
Douwahagire02

 右上に「お伽のゑほん」とあります。
Douwahagire03
 左側には輪違いの紋。
 この紋を見ると、忠臣蔵の脇坂淡路守を思い出します。(^_^)

 左上は花咲か爺です。
Douwahagire04
 「大ばん 小判が」という歌詞があります。

 中央は浦島太郎です。
Douwahagire05
 歌詞は「むかしむかし うらしまは」です。
 他に「乙姫さん」「りう宮」という文字も。

 右下はかわいい魚屋さんです。
Douwahagire06
 これだけは童話ではありません。
 歌詞は「かわいい かわいい 魚やさん」です。

 左下にうさぎがいます。
Douwahagire07
 ちょっとすき間の埋め草のようです。
 歌詞は「月夜の」だけです。
 何の歌か分かりませんでしたが、ググってみると「月夜の兎」という歌がありましたので、これかと思います。

 中央左端に「一寸法師」という文字があります。
Douwahagire08
 タイトルだけで、絵も歌詞もありません。
 この左にあったのが切られてしまったのかもしれませんが、他の歌を見るとタイトルの書かれているものはありませんので、初めから絵や歌詞はなかったように思います。余韻ですかね。

 子供の着物の端切れでしょうが、絵も丁寧に描かれているし、なかなか楽しく味があります。

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