東京あれこれ

2025年9月16日 (火)

明治29年の「東京名所案内寿語録」(8)

 先日来の明治29年「東京名所案内寿語録」、延々と続いて8回目となります。
 今回で残り全部、これで最後です。

 大森
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 「八景園あり」とあります。
 大森八景園は明治17年に開園した遊園地でしたが、その土地は関東大震災の頃に分譲されて住宅地になったそうです。

 団子坂
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 「十月上旬 有名 造菊」とあります。
 幕末の団子坂には菊を栽培する植木屋が多く、明治時代には菊人形の名所として有名だったということです。

 吾妻橋
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 隅田川に架かる橋です。

 今戸
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 「やきものゝ名物」でしょうか?
 今戸焼の産地です。
 今戸人形や招き猫が作られました。

 百本杭
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 「鯉釣によし」とあります。
 項目名は「百本杭」で良いと思います。
 最後の文字は「杭・杙」の異体字と思いますが、ぴったりのが見つかりません。
 ただ、「杙」とほぼ同じかと思います。

 百本杭は、隅田川の流れを和らげるために、両国付近の河岸に多数打ち込まれた杭のことです。

2025年9月10日 (水)

明治29年の「東京名所案内寿語録」(4)

 明治29年「東京名所案内寿語録」、まだ続きます。
 4回目の今回は、明治になってできた名所です。

 帝国大学
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 「本郷にあり」とあります。

 歌舞伎座
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 明治座
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 日本銀行
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 帝国ホテル
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 九段
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 「靖国神社あり」とあります。

 なぜか「帝国大学」には「本郷にあり」、「九段」には「靖国神社あり」となっていて、施設名と地名とが逆になっています。

 これらが明治になってから建てられた新名所といえましょうか。

 ただ、凌雲閣(十二階)は明治23年に竣工しており、また鹿鳴館も明治23年以降は華族会館として現存はしていますが、取り上げられていません。
 他にも、取り上げられてもおかしくなさそうなのに、取り上げられていないものがあるかもしれません。

2025年9月 7日 (日)

明治29年の「東京名所案内寿語録」(1)

 この様なものを入手しました。
 「東京名所案内寿語録」です。
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 右下の部分を拡大します。
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 明治29年印刷発行です。

 右下が振り出しになっています。
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 日本橋です。
 東京の入口ですものね。
 広重の東海道五十三次の絵と異なり、ガス灯が建っています。

 上りは中央です。
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 上野の帝室博物館ですね。
 博物館がゴールとは文化的です。

 日本橋の次は新橋です。
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 新橋駅です。
 「ステンヨヤー」とあるのが不審です。
 今なら「ステーション」ですが、当時のものには「ステンショ」などと書かれていることが多かったように思います。

 左端に泉岳寺があります。
 向きを変えて載せます。
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 「高輪に義士の墓あり」とあります。

 また載せます。

2025年9月 6日 (土)

今年の渋谷2025

 昨日載せた毎年恒例のお食事会は、例年同じ会場ですので、定点観測のように写真を撮っています。

 昨日はこんなでした。
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 去年の写真。
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 どうでしょうね。
 仔細に比べたのですが、違いは見当たりませんでした。
 大改造中の渋谷ですが、この方面の開発は一段落かもしれません。

 あ、恥ずかしながら、この集まりには毎年遅刻していました。
 渋谷駅にはちゃんと間に合う時刻に着いてはいたのですが、なかなか駅から出られなくて。
 昨日は無事にすんなりと駅から出ることができ、遅刻せずに済みました。

 途中、なんか列ができていました。
 横断歩道を渡るための行列かと思ったら、ハチ公像と一緒に写真を撮るための行列でした。
 ハチ公像は海外にまで知られた名所なのですね。

2025年3月 4日 (火)

『トランヴェール』最新号の特集は「東京山手千景」

 先日、群馬から東京に帰る時に、JR東の新幹線の車内誌『トランヴェール』を頂いてきました。
 この雑誌、お気に入りです。
 ちょうど月の変わり目でしたので、3月号を入手できました。
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 特集は「東京山手千景」です。
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 これ、広重の「名所江戸百景」と「山手『せん』」とを踏まえたタイトルでしょうね。
 「千景」というと扇千景を思い出してしまいますが。(^_^;
 山手線全てを網羅しているわけではありませんが、昔と今とを写真で対比したりしていて楽しめます。

 高輪付近を少し詳しく取り上げていました。
 その地図です。
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 山手線の立体地形図も載っていました。
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 神田川、渋谷川、目黒川と、その支流によって作られた谷と、7つの台地の状態が良く分かります。
 山手線はこの地形を通っているのですね。
 「ブラタモリ」の世界です。

2024年9月 4日 (水)

渋谷の眺望の変遷

 昨日のお食事会の会場はビルの25階です。
 見晴らしが良いので、毎年写真を撮っています。

 今年の風景。
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 雨がちの日でしたので、少し暗いです。
 中央やや左側に聳えているのはパルコのビル、左下隅の丸いのは109です。

 去年の同じ場所。
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 あまり変わっていませんね。
 仔細に比べましたが、違いが見つかりませんでした。

 令和元年の同じ場所。
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 パルコのビルは完成しているようですが、その向こう側のビルが工事中で、クレーンが見えます。

 平成30年の同じ場所。
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 この段階ではまだパルコのビルも、その向こうのビルも工事中です。

 東急本店のお隣に建った大きなビル。これは昨日の姿です。
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 去年の同じビル。
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 これも、去年と今年と仔細に比べたのですが、違いが見つかりませんでした。

 令和元年の同じ場所。
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 この段階では、東急本店がよく見えます。
 その手前の敷地に巨大なビルが建ったのでした。

 岡本太郎氏の壁画。これは昨日の撮影です。
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2023年8月29日 (火)

渋谷で4年ぶりのお食事会

 今日、『古典基礎語辞典』の執筆者のお食事会が渋谷で開かれました。
 毎年夏に開かれていたのですが、コロナで3年間中止され、今日は令和元年(2019)以来の開催となりました。
 今年のお料理は「鱧と穴子の夏御膳」です。写真だけで済みません。

 先付け。
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 モロヘイヤお浸し。

 造里。
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 お造里三種盛り。
 容器も箸も夏仕様です。

 冷やし煮物。
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 鱧吉野煮と野菜の炊き合わせ。

 揚物。
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 穴子一本揚げ。鱧。旬野菜天ぷら。大根おろし/おろし生姜/天だし。
 恥ずかしながらピンボケですので、お向かいのメンバーのを載せます。なぜか、そちらにピントが合っていました。
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 お食事。
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 穴子の棒寿司。がり。
 赤出汁。

 甘味。
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 本日のデザート(マンゴー羊羹)。

 定点観測の渋谷の街。25階の会場からの眺望です。
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 左下隅の丸いのが109です。

 令和元年(2019)の同じ場所。
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 平成30年(2018)の同じ場所。
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 中央やや左のパルコのビルが完成し、その向こう側に、さらに大きなビルが建ちました。

 令和元年の東急本店付近。
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 今年の。
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 東急本店のご近所に空き地ができていましたが、そこにとんでもなく背の高いビルが建ちました。
 東急本店の建物はまだ健在のようですね。

 岡本太郎氏の壁画。
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 今、渋谷は大改造中で、駅も行くたびに変わっています。
 恥ずかしながら、駅で迷って遅刻しました。
 皆さまにもご迷惑をおかけしました。

2023年8月18日 (金)

大正時代の絵はがき「東京名勝」

 古い絵はがき「東京名勝」を入手しました。
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 これは袋です。
 「最新版コロタイプ印刷」とあります。全部で32枚入っています。
 その中から何枚か。

 東京停車場。
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 「東京駅」ではなく、「東京停車場」とあります。
 最近改修されて、今と同様の外観ですね。

 日本橋。
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 今、河は暗渠になってしまい、橋の上には高速道路が架かってしまいました。

 銀座通り。
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 かなり多くのチンチン電車がいます。1両編成ですね。
 道路の端近くには人力車が走っています。

 泉岳寺。
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 ここは今とあまり変わらないと思います。

 楠公像。
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 楠公さんも今と変わらないでしょう。
 高村光雲の名作と思います。

 広瀬中佐像。
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 須田町にあった広瀬中佐の銅像で、台座の下方には杉野兵曹長の像があります。

 十二階。
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 浅草公園の凌雲閣の絵はがきがあります。通称「十二階」。
 この建物は関東大震災で壊れてしまいましたので、この絵はがきは大正12年よりも前の発行ということになります。
 他に明治神宮の絵はがきがあります。明治神宮は大正9年の創建とのことですので、この絵はがきの年代は、かなり限定されます。
 今から100年ほども前のものですね。
 当時の東京の有様がよく分かって楽しいです。

2021年11月11日 (木)

『江戸名所図会』を買った

 中学生の時、日本史の夏休みの宿題で、『江戸名所図会』に載っている名所を1つ選び、それについてレポートを書くというのがありました。
 『江戸名所図会』について知ったのはそれが最初でした。
 それ以来、『江戸名所図会』に関心があります。
 当時は角川文庫を使いました。その後、ちくま文庫にも入りましたね。

 以前はこれで足りていたのですが、今は老眼、もとい壮眼のため、文庫本ではちょっと厳しくなり、版本で見てみたいと思うようになりました。
 でも高いんですよ。「日本の古本屋」を見ると、十数万から二十数万、30万、一番高いので40万でした。

 それが、ネットオークションで、20冊揃いの版本が1000円スタートで出ましたので、入札しました。
 さすがに1000円での落札は叶わず、最後は競り合いになりましたが、無事に落札できました。
 古書店の相場よりも1桁安く入手できました。

 上下二帙で20冊です。
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 1冊目。きれいです。
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 最終冊の巻末。
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 その次のページ。
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 明治の後刷りですが、別に構いません。状態は大変によいです。

 あ、中学生の時の宿題ですが、どの名所を選んだか、迷いはありませんでした。
 もう、泉岳寺1択です。♪

 泉岳寺の絵。
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 泉岳寺の本文の後半。
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 渋川の家の荷物が一部しか東京の家に持ってこられないので、渋川の家も片づけ、東京の家も片づけ、何とか物を減らそうと苦慮しているのに、どうしてその一方で新たに物を買ってしまうのでしょうね。しかもこんなに嵩張る物を。(^_^;
 何を考えているのか。何も考えていないのか。(^_^;

2021年10月28日 (木)

今日は群馬県民の日&県民手帳2022

 今日10月28日は群馬県民の日です。
 群馬県の誕生日。めでたいことです。
 県内の学校はお休み。県立の博物館や美術館は入場料が割引、または無料になります。

 来年度のぐんまちゃん手帳、もとい群馬県民手帳も毎年今頃発売されます。
 ただ、今年は10月22日に発売されたそうです。
 私が群馬に行った日。県民センターに行ったら置いてあって、今日発売と言われました。
 私が最初の購入者かもしれないといわれました。そうなら嬉しいです。

 早速買いました。
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 いつものように、ぐんまちゃんの顔が大きく描かれた大胆なデザインです。
 帽子の色がいつもの緑なのが嬉しいです。赤はどうも。

 表紙の見返し。
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 群馬県市町村図です。

 裏表紙の見返し。
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 東京の地下鉄路線図です。
 東京に行った時、便利と思います。

 高輪ゲートウェイ駅付近を拡大します。
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 私はまだこの駅に行ったことはなかったのですが、この図を見ると、地下鉄の泉岳寺駅と繋がっていますね。
 田町駅・三田駅と同じ扱いです。
 だとすると、山手線と地下鉄との連絡が楽になりますね。
 どの程度くっついているのか分かりませんが、実質同じ場所ならば、駅名も泉岳寺で良かったのではと思います。

 この手帳にはビニールのカバーが掛かっています。
 表紙の見開きを撮るためにカバーを外したら、「なんと!」でした。
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 表紙の紙は接着しておらず、2枚重なっていました。その2枚がリバーシブルで合計4種の表紙が選べます。
 ぐんまちゃんの表紙が派手でイヤな人は、自分の好みの色に変えられます。

 他の色のは、裏表紙の隅に小さくぐんまちゃんの絵が描いてあるだけで、地味です。

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