展覧会

2022年11月15日 (火)

上野三碑「世界の記憶」登録から5年

 群馬県立歴史博物館で「上野三碑の時代」という企画展を開催中です。
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 開催中といいますか10月8日から開催中で、会期末まで10日ほどしかありません。
 「ユネスコ「世界の記憶」登録5周年記念」とあります。
 上野三碑が「世界の記憶」に登録されてから5年経つのでした。

 当時の上毛新聞の号外(電子版)です。
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 歴史博物館の図録はミュージアムショップの通販で入手できました。
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 目次です。
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 図録ではあるのですが、それに留まらず、上野三碑やその時代背景に関する詳細な解説書です。
 全部で250ページもあります。
 勉強します。

2022年10月 5日 (水)

「ミルコト ミエナイコト サワルコト」展

 まほろばメイトの方からお知らせ頂きました。
Mirukototen01
 左側に「ミルコト ミエナイコト サワルコト」とあります。
 群馬県の新前橋で開催されている展覧会です。

 字が小さいので、主要部を3分割して示します。
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Mirukototen04

 あとになりましたが、展覧会の主旨は以下の通りです。
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 作品に直接手を触れることのできる展覧会です。

2022年7月16日 (土)

昭和35年の大和文華館名品図録&万葉集桂本断簡

 昭和35年11月刊行の『大和文華館名品図録』を入手しました。
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 恥ずかしながら大和文華館にはまだ行ったことはありませんでした。

 図録の巻頭にこのような文章があります。
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 大和文華館はこの年の10月設立なのですね。
 とすると、この図録は開館時のものということになります。
 この館は近鉄による文化的事業なのでした。
 そういえば、東急にも五島美術館があります。

 この図録はモノクロ写真が中心ですが、一部にカラーもあります。
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 図録の中に桂本万葉集の断簡がありました。
S35yamatobunka04
 モノクロなのは残念です。
 最初の5行は710番歌、あとの5行は492番歌ですので、本来は別々の箇所から切り出された断簡を継いだものです。

 先週、桂本万葉集の断簡を収めた『桂の落葉』(昭和6年)を記事にしました。
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 この2つの断簡は『桂の落葉』にも収められています。
 『桂の落葉』の解説によれば、この2つの断簡は益田男爵所蔵とあります。益田男爵は益田孝(昭和13年没)です。
 『桂の落葉』の編纂時には益田孝の所蔵であったものが、益田孝の死去後大和文化館の所蔵となったものでしょう。
 『桂の落葉』に収められていない断簡ならば面白かったのですが、そううまくは行きません。残念です。(^_^)

2020年10月26日 (月)

前橋・高崎の地図展補足

 群馬県庁で開催中の前橋・高崎の地図展を金曜日に見に行ったことを、土曜日のブログに書きました。
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 会場で頂いた資料をもとに、少し補足します。

 主催は地図展推進協議会でした。共催・後援・協賛は以下の通りです。
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 地図展推進協議会というのがあるのですね。
 こういった地図展を各地で開催しているようです。

 主な展示物は以下の通りです。
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 会場の入口で、チラシとパンフレットをもらいました。
 パンフレットは以下の2点です。
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 それぞれ、前橋地区と高崎地区です。

 表側には、明治18年の陸軍参謀本部の地図が印刷してあります。
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 裏側は、令和2年に国土地理院が撮影した空中写真です。
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 どちらも光が反射してテカってしまいました。(^_^;

2020年10月24日 (土)

前橋・高崎の地図展

 昨日、前橋で仕事でしたので、恒例により、群馬県庁を覗いてきました。
 1階の県民ホールで、このような展覧会を開催していました。
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 入口のゲート。
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 タイトルは、「地図展2020 双子都市 前橋・高崎の150年」ということのようです。

 入ってすぐの床に空中写真がありました。
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 靴のまま歩いて良いそうです。

 伊能図の該当箇所も。
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 ただ、伊能忠敬は前橋は通っていないので、前橋付近はありません。

 高崎付近。
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 中央付近が今の高崎駅です。

 吉田初三郎の鳥瞰図もありました。
 前橋市。
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 高崎市。
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 最近のデジタル標高地形図もありました。
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 他には、新旧の国土地理院の地図や、バス路線図なども。

 地図好きなので楽しかったです。

2020年9月13日 (日)

童謡ぐんまちゃん

 段ボール箱の中身を整理していたら、このようなチラシが出てきました。
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 平成23年に開催された、土屋文明記念文学館の企画展のチラシです。
 石原和三郎は群馬県出身の作詞家で、作品に「兎と亀」「花咲爺」「金太郎」などがあります。

 この中に、次のような絵があります。
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 花咲爺ですね。あごひげが生えています。(^_^) ヒゲの生えているぐんまちゃんは珍しいと思います。
 右下の犬もかわいい。

 もう1枚。
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 これはいなばのしろうさぎですね。

 ぐんまちゃんは何に扮しても似合いますが、これまたバッチリです。
 泣いているうさぎがかわいそう。
 ワニは鮫の姿で描かれています。こちらはニコニコ顔。

 楽しいチラシです。

2019年11月15日 (金)

八木書店で2回目の奈良絵本展

 今日は神田神保町の八木書店に奈良絵本展を見に行きました。今年1月に続き第2回目です。
 会期は明日まで。
 この展覧会のことを教えて頂いたのが先週でした。なかなか都合がつかず、やっと会期末の前日に行けました。
 今日も、宅配便が2つ(両方とも古書です)、14:00~16:00に届くことになっていましたので、それを待って家を出たら、会場に着いたのは5時近くになっていました。5時までに着かないとダメかと思っていたのですが、6時まで開いているので、到着が5時を過ぎてもOKのようです。
 30点が展示されていました。1月と同じ書目もありましたが、違う本のようでした。
 会場はストロボを使わなければ撮影OKでしたので、何点かご紹介します。

 センター試験で話題になった「玉水」。
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 絵の部分のアップ。
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 1月に展示されていた「玉水」。
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 保存状態や絵の特徴から見て別の写本のようです。

 「しづか」。
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 源義経の愛妾の静御前です。

 絵の部分のアップ。
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 百人一首。こういうのもあるのですね。
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 「伊勢物語」。
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 絵の部分のアップ。筒井筒ですね。
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 1月に展示されていた「伊勢物語」。
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 同じ場面ですので、別の本であることが分かります。

 1月に続き、新たにまた良いものを見せて頂きました。眼福です。ありがとうございました。

2019年11月 4日 (月)

ちりめん創作人形展2019

 高崎市金古町の日本絹の里でちりめん創作人形展を開催していました。
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 会期は今日までですので、もう終わってしまいました。
 このチラシを入手したのは9月でした。
 うさぎが気に入って、ブログに載せようと思ったのですが、ネタに事欠く毎日、いざという時のために取っておこうと思っていたら、ついに会期末になってしまいました。(^_^;

 そのうさぎのアップです。
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 遊具もうさぎ、乗っているのもうさぎ。共食い風でもあります。←ちょっと違うけど。(^_^;
 ぐんまちゃんが馬に乗っているのと同じような。(^_^)

 裏です。
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 そのうち「秋の味覚」
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 「夢二に魅せられて」
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 夢二の原作よりも美人さんと思います。(^_^)

 しかし、よくできていますね。どれもほのぼのとしていて良いです。

2019年9月 8日 (日)

赤堀町歴史民俗資料館で公開講座

 今日は、群馬県伊勢崎市の赤堀町歴史民俗資料館で公開講座をしてきました。
 全4人のリレー講座です。
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 私はトップバッターということになります。
 他の講師の方々は、歴史学、考古学がご専門ですので、多少とも関連付けられるように、前半はいつものように梅花宴序の話をしましたが、後半は飛鳥・奈良時代の元号について話しました。レジュメはこちら

 皆さん、とても熱心に聴いてくださいました。やりやすかったです。
 ただ、最後の質問コーナーで、持統天皇の「春過ぎて夏来たるらし」の歌の解釈について質問されました。今日の話と関係ないんですけどね。(^_^;
 どうも、公開講座では講座の内容と全く関係ない質問をされる方が多いです。かねがね疑問に思っていたことを、この機会に、ということなのでしょうかね。

 電車の時間の関係で、だいぶ早く会場に着きましたので、今回の講座でお世話になった職員の方が、館内を案内してくださいました。館内撮影可でした。ありがたいことです。

 常設展。縄文土器。
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 同じく、埴輪の馬。
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 この地域の旧石器時代から中世くらいまでの出土品がたくさん展示されていて、充実した内容でした。

 2階には古民具や、私が子供だった頃の電化製品などが展示されていて、懐かしかったです。

 資料館情報紙の最新号。
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 ここに書いてありますように、「お月見展」が始まったところです。

 十五夜のお供え物。
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 様々なお供え物が箕に盛られています。農具としての箕は身近な存在だったのでしょうね。
 それから、お団子のように見えるのは饅頭です。これは珍しいかもしれませんね。

 ススキは糸枠に挿してあります。糸枠もまた養蚕と深い繋がりがありますね。
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 昭和52年の写真と解説。
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 同じく。
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 十三夜のお供え物。
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 同じくアップ。
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 これらも興味深い展示でした。

2019年8月23日 (金)

ねこがかわいいだけ展

 このような展覧会を開催中です。URLはこちら
Nekokawa

 東京・大阪・仙台・新潟・長崎で開催中、9月以降、横浜と静岡が加わります。
 上部に横に並んでいるメニュー項目に「ねこ写真募集」「ねこ動画募集」とありますが、これらはどちらもすでに募集終了とのことです。

 「ニャイ容」を見ると、どうも内外の猫写真家による猫写真を中心に、彫刻・切り絵・フェルトなどの猫アート、そして一般の方々の猫写真もあるようです。

 東京会場は渋谷ヒカリエの9階だそうで、ヒカリエって、1回くらい行ったことがあったような。(^_^)

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