「らんまん」に石版印刷
昨日、ツイッターのトレンドに「石版印刷」が上がっていましたので、「はて?」と思って見てみたら、朝ドラの「らんまん」でした。
主人公の万太郎が植物の研究雑誌を発行すべく、そこに掲載する植物の図をいかに正確に印刷するかの方法として石版印刷に目を付けるという流れでした。
確かに、木版印刷では、原稿を彫って木版にするわけですから、多少なりとも原稿と差が生じてしまいます。
その点では、原稿から直接版を起こす石版印刷の方がより正確な印刷ができるのでしょう。
早速、NHKプラスで見てみました。
万太郎が訪れた石版印刷所。
看板には、漢字表記の下に英語で「LITHOGRAPHER」とあります。リトグラフ。
版を作る過程。
結構力仕事のようです。
石版印刷については、少し前に家庭用の石版印刷のチラシを2点入手して関心を持っていました。
石版印刷で印行された光明皇后の楽毅論。
明治16年の複製です。
確かに、随分精巧な感じがします。
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