レトロ

2025年4月 4日 (金)

30年ほど前のパソコン本

 渋川の家にはこういった類の本もありました。

 先ず1枚目。
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 左側に『ワードプロセッサのことがわかる本』『データベースのことがわかる本』『電子書斎革命』などという本が並んでいます。パソコンをどう活用するかといった内容ですね。
 その少し右には『直感!ワープロ漢字辞典』があります。変換できない漢字を入力したい時にはこの辞書でコード番号を調べて打ち込んだもんじゃった。この辞書にない漢字は表外字なので、作字するしかありません。
 右端から2冊目の「P1.EXE」というのはワープロソフトです。パソコン雑誌で高く評価していたので、このソフトを使ってみましたが、結局一太郎に戻りました。
 右端の「Vz」というのはエディタソフトの「Vzエディタ」のことです。私はプログラミングは全くできませんが、テキストファイルの入力には専らこのエディタソフトを使っていました。今でも、このソフトのウィンドウズ版であるWzエディタを使っています。軽くて快適です。

 2枚目。
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 左側に『文科系のコンピュータ/入門編・応用編』があります。「文科系の」ですねぇ。理系の人がコンピュータを使うのは当然としても、文系の人もこんな風に活用できる、といった趣旨の本です。
 右側にはパソコンソフトのカタログ本があります。

 3枚目。
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 左側に「TheCARD3」の本があります。これはデータベースソフトで、今もこのウィンドウズ版を使っています。
 その少し右の「Lotus1-2-3」と「アシストカルク」は表計算ソフトです。私の表計算ソフト歴は「Lotus1-2-3」→「アシストカルク」→「三四郎」と変遷し、今も「三四郎」です。「エクセル」はパス。
 その少し右にはパソコン通信の本が並んでいます。「まいと~く」は通信ソフトで、ずいぶんお世話になりました。ピーガガガーの時代です。
 右端には「C言語」の本があります。勉強しようと思ったのですが、すぐに挫折しました。夏休みを丸ごとこれに打ち込むくらいの勢いでないと、私には入門すらできません。

 画像は3枚とも、書架の1段の半分くらいの幅を切り取りました。
 要するにスチールの書架3段丸ごとこんな感じの本が並んでいます。
 これもう全て要りませんね。古書店も引き取ってくれないでしょう。
 本を廃棄するのは抵抗がありますけど、廃棄しかなさそうです。

 そもそも今まで後生大事に抱えていたのがどうかしているんですよね。これらをもっと早く処分していれば、この3段が使えたのに。

 私、何かを学ぶ方法は基本的に本派です。
 金魚の飼い方も、植物の育て方も、今はネットに頼ることが多くなりましたけど、昔は本でした。
 パソコンを始めた時も、近くに道知れる人もなく、本とパソコン雑誌とを頼りに独学で惑いゆきました。
 インターネットもまだ普及していませんでしたので、他にすべはなく。あ、パソコン通信はありましたけど。

 一昨日のように、どうするか迷って読み耽ってしまった本がある一方で、こんな風にあっさりと廃棄の決まってしまう本もあります。
 思い出に2~3冊取っておきますか。

2024年10月19日 (土)

昭和34年『たから島』

 昭和34年の『たから島』(講談社)を入手しました。
S34takarajima01
 画家は梁川剛一です。『敵中横断三百里』の記憶があります。

 『宝島』は小学生の頃に単行本で読んでいたのですが、内容はすっかり忘れていました。
 少年が主人公で、海賊が出てきた。海賊はラム酒が大好き、というくらいしか覚えていません。
 わくわくしながら読んだはずなんですけどねぇ。

 今回、この絵本を見て、少年の名前はジムだったことが分かりました。う~ん。
 海賊の名前はシルバーでした。これはそう言われればそんな気もします。

 奥付です。
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 昭和34年の刊行です。100円!
 「なまえ」欄があります。

 このシリーズのリスト。
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 錚々たるメンバーです。

2024年9月30日 (月)

SO905i

 渋川の家の片づけ、地味に進んでいます。
 地味になどと言わずに、派手に進めたいものです。
 片づけの最中に古い携帯電話が出てきました。
So905i01
 機種は、SO905iです。

 私が買ったケータイの2代目と思います。
 初代は二つ折りではない機種でしたので、上着のポケットに入れていると、意図せずに誰かに電話が掛かってしまうということが何回かありました。短縮番号で掛かってしまったのでしょう。
 二つ折りだとそういうことはなくて安心です。

 二つ折りにしたところ。
So905i02
 2階建て新幹線Maxのシールが貼ってあります。
 どうしてこういうものを貼るかなぁ。子供じゃあるまいし。(^_^;
 Maxの2階席に乗ると、見晴らしが良くて御機嫌でした。♪
 今はもう運行していません。残念です。

2024年9月10日 (火)

なめ猫4体

 なめ猫のフィギュア4体です。

 ドラ吉。
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 かばんがペタンコです。

 又吉。
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 鉢巻きが日の丸ではなく、猫の顔のシルエットです。

 みけ子。
Nameneko05
 スカート、長いですね。

 ヒゲオ。
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 鼻のところが毛色がちょびひげのようです。

 細かく作ってあって、4体とも足の肉球がきちんと描かれています。
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 カプセルフィギュアですので、サイズはカプセル大です。
 発売元は、かのバンダイです。

 なめ猫が流行った頃は全く関心がなかったのですが、なぜか今頃になって興味が湧いてきました。

2024年8月 6日 (火)

東京オリンピックのソノシート

 オリンピック絡みということで、昨日は「跳び箱ネコ」を載せました。
 体操種目の中に跳び箱はありませんが、あの中でシャム猫の演技は跳馬を思わせます。
Tobibakoneko02

 私の中で、記憶に残る一番古いオリンピックは昭和39年の東京オリンピックです。
 その前のオリンピックは昭和35年のローマオリンピックですが、こちらの記憶はほぼありません。
 もう物心ついていたはずなのに、なぜかと考えたら、テレビ中継がなかったせいのようです。
 1963年(昭和38年)のケネディ暗殺事件が、折しも当日実施されていた日米間の初の衛星中継実験でしたから。
 それでも、体操の小野喬、水泳の山中毅の名前は記憶にあります。

 昭和39年の東京オリンピックは熱心に見ていました。
 オリンピックが終わっても関心は冷めやらず、カルピスのソノシートに応募したりしました。
 送られてきたのがこれです。
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 今ならばDVDでしょうかね。
 これは音声だけです。
 五輪の5色。

 今ではもう見ることのないカルピスマークが付いています。
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 昭和は遠く。
 古老は語る。

2024年6月30日 (日)

60年前の環状7号線

 壬申の乱は、今日6月30日の動きはありません。
 といいますか、この年の6月は小の月で29日までしかありません。

 3年半前のブログに、60年前の環状7号線の写真を載せました。
 昭和39年(1964)の東京オリンピック開催を前に東京大改造が行われ、環状7号線も拡幅されました。
 私の小学校の校区に環状7号線と国道246(玉川通り)が通っていましたので、その変化を示した絵はがきです。

 拡幅前の環状7号線。
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 手前を左右に通っているのは玉川通りです。

 環状7号線をもう少し東へ。
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 環状7号線の両側が野沢銀座通りの商店街になっています。道を渡るのも簡単です。

 これがこうなりました。
Kan7ehagaki04_20240630232601
 環状7号線は大幅に拡幅され、立体交差になりました。
 その後さらに、玉川通りの上には高速道路が架かりました。

 ブログに書いたこの記事に、今日、コメントを頂きました。
 同じ小学校の先輩です。
 今、自分史を書いていて、そこにこの写真を載せたいとのことです。
 その方のおうちは環状7号線に面したところで花屋さんを営んでいて、この写真にわずかに写っているとのことでした。
 それは貴重な記録ですね。

 毎日毎日、日課のようにブログを書いていて、目的も見失ってしまっていますが、こんな感じで思いがけなくも誰かのお役に立つと嬉しいです。

2024年6月21日 (金)

なめ猫免許証

 ネットオークションで見つけて買ってしまいました。
 なめ猫の免許証です。
Nameneko01
 昭和57年1月15日交付となっていますので、なめ猫はその頃に流行ったのでしょうね。
 「なめられたら無効」だそうです。
 「免許の条件等」には「しっぽでハンドルを握らない事」「マタタビを吸って運転しない事」とあります。
 どちらもよく納得できます。
 「昭和56年2月28日生」とあります。この免許証はまだ1歳になる前に交付されています。
 ヒト年齢とねこ年齢とは違いますね。

 もう1枚。
Nameneko02
 このねこさんは、生後4ヶ月ほどで免許証を交付されています。
 「免許の条件等」もよく納得できます。

 あれこれおもしろいです。

2024年1月17日 (水)

NETの視聴率調査1962年

 ネットオークションで入手しました。
Net196201a
 NET(現在のテレビ朝日)の1962年(昭和37)1月の在京各局の視聴率調査結果です。
 私は当時4年生でした。←歳が分かる←何を今さら。
 もう物心ついていましたし、テレビっ子でしたので、番組はあれこれ憶えています。
 当時の在京テレビ局は、NHK(総合、教育)、日本テレビ、TBS、フジテレビ、NETです。テレビ東京(東京12チャンネル)はまだありません。NHK教育(今のEテレ)は視聴率が低すぎたので、このランキングの対象外です。

 全局通しての視聴率ベスト20。
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 5位のララミー牧場、9位の7人の刑事、10位のローハイド、20位のマイマイショー以外は全部見ていました。(^_^;
 NHKがダントツの強さです。
 1位~3位の3つの番組はいずれも火曜日の夜で、1月の視聴率は全て40%超えです。
 火曜夜はNHKデーですねぇ。

 NETの視聴率ベスト20。
Net196201c

 フジテレビと日本テレビの視聴率ベスト10。
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 日本テレビ1位のディズニーランドはよく見ていました。冒険の国、おとぎの国など4つの国があったと思います。
 そのうちのどれかの国が放送されます。おとぎの国だと嬉しかったです。
 6位のパパは何でも知っているも見ていました。

 TBSとNHK総合の視聴率ベスト20。
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 TBS2位の名犬ラッシーは大好きでした。
 NHKは全部見ていました。

 あれこれ懐かしいです。

2023年8月18日 (金)

大正時代の絵はがき「東京名勝」

 古い絵はがき「東京名勝」を入手しました。
Tokyomeisho01
 これは袋です。
 「最新版コロタイプ印刷」とあります。全部で32枚入っています。
 その中から何枚か。

 東京停車場。
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 「東京駅」ではなく、「東京停車場」とあります。
 最近改修されて、今と同様の外観ですね。

 日本橋。
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 今、河は暗渠になってしまい、橋の上には高速道路が架かってしまいました。

 銀座通り。
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 かなり多くのチンチン電車がいます。1両編成ですね。
 道路の端近くには人力車が走っています。

 泉岳寺。
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 ここは今とあまり変わらないと思います。

 楠公像。
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 楠公さんも今と変わらないでしょう。
 高村光雲の名作と思います。

 広瀬中佐像。
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 須田町にあった広瀬中佐の銅像で、台座の下方には杉野兵曹長の像があります。

 十二階。
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 浅草公園の凌雲閣の絵はがきがあります。通称「十二階」。
 この建物は関東大震災で壊れてしまいましたので、この絵はがきは大正12年よりも前の発行ということになります。
 他に明治神宮の絵はがきがあります。明治神宮は大正9年の創建とのことですので、この絵はがきの年代は、かなり限定されます。
 今から100年ほども前のものですね。
 当時の東京の有様がよく分かって楽しいです。

2023年2月16日 (木)

世界時刻ボールペン

 またネットオークションの獲物です。
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 NHKのボールペンです。
 紺色の軸の右側に、水色地に緑の部分があります。
 その右側に黄色のゾーン、さらにその隣りに水色のゾーンがあり、さらにその右が紺色の末端部分です。

 右側をアップにします。
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 水色地に緑の部分は世界地図、黄色い部分は都市、水色の部分は時刻です。
 そして、水色の部分は回転します。
 ということで、東京を正午に合わせます。

 すると、パリ、ローマは午前4時、ロンドンは午前3時です。
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 また、ニューヨークは午後10時、シカゴは午後9時、ロサンゼルスは午後7時です。
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 世界の時刻が分かる最先端のアナログ装置です。

 出品者のコメントにはこうあります。
 「非売品 世界の時刻早見ボールペン 昭和52年NHK放送博物館見学記念 超レアな希少品」
 昭和52年(1977)というと46年前ですね。
 今ならスマホの時計で簡単に分かることですけど、昭和52年だとこういうものになりますね。

 348円・送料無料で出品され、私しか入札せず、その価格で落札できました。
 「まー! お得」ですけど、これ、使うかと言えば、多分使いませんね。(^_^;
 おもしろそうなものを片っ端から入札しないで、よく考えないと。

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