民俗・宗教

2020年6月27日 (土)

アマビエの手ぬぐい

 高崎市にある中村染工場の手ぬぐいを購入しました。
 見えているのは全体の一部ですけど、何の絵柄か分かりますね。
Amabie_tenugui01

 全体像です。
Amabie_tenugui02
 顔の右上と左下に貼ってある「優良」「伝」のシールを剥がしてから撮れば良かったです。
 相変わらず仕事がハンパで。(^_^;

 アマビエ本体の絵柄は、京都大学図書館に所蔵されている瓦版の絵をかなり忠実に生かしています。
Amabie_spain02

 この手ぬぐい全体のデザインは、ぐんまちゃんの生みの親である中嶋史子さんの手になるものだそうです。
 それを知り、「おお!」と思って、思わず買ってしまいました。(^_^)

 この手ぬぐいは「注染」という方法で染められています。このような解説がありました。
Amabie_tenugui03

 群馬でアマビエ関係の製品というと、この手ぬぐいの他に、以前ご紹介した卯三郎こけしのものがありました。
Amabie_usaburo01

 群馬の伝統工芸の会社、頑張っていますね。両社とも、以前からネット通販のシステムも拡充していました。
 大事なことと思います。

2020年5月17日 (日)

アマビエのこけし

 このようなこけしを買いました。
Amabie_usaburo01
 作ったのは、群馬県榛東村で工房を営んでいる卯三郎こけしです。
 かわいらしい顔、姿です。(^_^) 妖怪とは思えません。

 横から。
Amabie_usaburo02
 耳のあたりにある青いのは何でしょうね。髪飾りなのか、ヒレなのか。

 後ろから。
Amabie_usaburo03
 こちら側はシンプルです。

 画面越しではありますが、ご覧くださっている皆様にも疫病退散の御利益がありますように。

 卯三郎こけしは、新作こけしを手がけていて、ぐんまちゃんやディズニーのこけしも作っています。
 ミッフィーも。
Usako_kokeshi

 今回のアマビエはいつ売り出したのか分かりませんが、素速い対応だったと思います。
 この会社では、早くからオンラインでの販売もしていました。
 こけしという伝統工芸の工房でありながら、創作こけしに力を入れていたり、いち早くオンラインでの販売も行っていたり、そして今回のアマビエ。よく工夫し、頑張っている工房と思います。

 この商品、5月7日にオンラインで注文しました。
 最速5月12日に配達日時指定ということで、5月12日に指定したところ、しばらくして電話が掛かってきて、もう少し先にして貰うことはできないだろうかという、大変に遠慮がちな依頼でした。
 注文が殺到しているのでしょう。よく分かります。(^_^)
 「16日ならば何とか」ということでしたので、そのようにお願いしました。
 朴訥な、好感の持てる話し方で、職人さんのようでした。
 とても感じが良かったです。

2020年5月10日 (日)

西尾市岩瀬文庫の「姫魚図」

 愛知県の西尾市岩瀬文庫のHPに、「姫魚図」というのがアップされています。
 これまたまほろばメイトの方のご教示です。ありがたいことです。
 これ、アマビエの同類のようです。
Himeuo01
 ダウンロードが可能になっていますので、転載もOKかと。

 釈文も載っています。それを更に読みやすく改めてみました。

 一、かくの如く形のもの、当四月八日、肥前の平戸の浜に現れ、
   「われは龍神の使いなり。ことしより七年之間、諸国にコロリと云ふやまひ、はやり、人多く死す。
   我が形を家内に貼りおけば、そのやまひをのがれ、子孫繁盛なり。今、姿を現し、この事を告ぐるなり」
   と云ふかと思へば、水底に入る。その姿、凡そ、壱丈五六尺、顔三尺斗りと、人々申し伝へしなり

といった感じです。アマビエと共通しますね。

 先日のアマビエは弘化三年(1846)でした。今回のは正確な年代は不明ですが、文政(1818-1829)のはじめ頃ということですので、今回の方が四半世紀ほど早いです。
 前回のは肥後国、今回は肥前国ということで、お隣です。関連ありましょうかね。

 西尾市岩瀬文庫のHPには、この絵の塗り絵も載っていました。
Himeuo02
 塗り絵といわれると塗ってみたくなります。(^_^)

 塗ってみました。
Himeuo03

 どうでしょ? 色彩のセンスが問われます。(^_^;
 顔も自由に描くようになっていますけど、ヘタなので描けません。マウスだし。(^_^;

2020年5月 7日 (木)

スペインの新聞に載ったアマビエ

 スペインの日刊紙『エル・パイス』の4月20日付の号(ネット版)に日本のアマビエのことが取り上げられていると、さるまほろばメイトの方からお知らせ頂きました。ありがたいことです。
 1ページ目はこのような画面です。
Amabie_spain01
 スペイン語で何か書いてあります。
 私はスペイン語は全く分かりません(英語もダメ(^_^;)が、「グーグル翻訳」という大変にありがたいものがありますので、これに訳して貰いました。次の通りです。
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  コロナウイルスに対する日本のマスコット、アマビー
日本にはパンデミックと戦うお守りがあります。 彼の名前はアマビエであり、彼は「妖怪」、神道の宗教から受け継がれた民族の伝承の人物です。 伝説によると、彼は19世紀に警察当局に出頭し、国民に彼のイメージを示すことでパンデミック患者を助けることができるとしています。
-------------------------------------------------------------------
 同じ綴りなのに、タイトルでは「アマビー」、本文では「アマビエ」と訳されています。
 また、アマビエが「警察当局に出頭し」たという部分、そうかなぁと思いましたが、訳の当否を判断できません。(^_^;

 この先、何ページにも亙ってアマビエの記事が続きます。画像もふんだんです。

 次のページには、京大図書館所蔵の瓦版が載っていました。
 画像を載せるに当たっては、京大図書館の所蔵だということを明示すればOKとのことです。
Amabie_spain02
 これにもスペイン語の解説が付いています。また「グーグル翻訳」で訳しました。
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1.「妖怪」とは、神話の多神教的ビジョンから受け継がれた、日本の民間伝承の人物です。 これらの生き物の一部は、人間または動物の形で現れますが、他の生き物は、廃棄されたときに魂を獲得する植物またはオブジェクトでさえあるかもしれません。 アマビーはこの無限の宇宙の一部です。 伝説によれば、熊本海岸沖の波に乗った身元不明の法執行官が最初に彼に現れ、彼を引き寄せて「パンデミックの場合に」住民に見せることを彼に言ったそうです。 画像では、最初の既知のイラストは、1846年に新聞に掲載されました。
京都大学
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 他に、越後に出現した「アマビコ」なども載っていました。

 日本から遠く離れたスペインの新聞なのに、「アマビエ」についてずいぶん詳しく調べています。
 「アマビエ」に大きな興味をもったのか、それとも日本人や日本文化に大きな興味を持ったのか。それに興味を持ちました。(^_^)

 さて、懸案の「アマビエ」の意味について。
 アマビエは海から出現したということですので、「アマ」は海のことだろうと思います。
 残るは「ビエ」ですね。

 日国で「○○ビエ」を検索すると、「ビエ」は「冷え」や「稗」の連濁が目立ちました。どちらも違うように思います。

 同じ日国に「ひえ‐くさい【─臭】」が立項されていて、そこに「方言」として、
-------------------------------------------------------------------
 生臭い。魚臭い。
 《ひえくさい》熊本県八代郡、葦北郡、鹿児島県種子島、揖宿郡
 《ひえくせ》鹿児島県、肝属郡
-------------------------------------------------------------------
とありました。

 「ひえくさい」の意味が「生臭い」「魚臭い」ということなら、「ひえ」の意味は「魚などの水生生物」ということになりそうな気がします。
 この方言が用いられている地域の中に、熊本県八代郡、葦北郡があります。アマビエが最初に取り上げられた、京大図書館所蔵の弘化3年の瓦版では、アマビエは肥後国に出現したのですよね。地域はぴったりです。
 アマビエの絵には鱗も描かれていますしね。アマビエって、海から出てきた魚のような妖怪、ということでいかがでしょうか。

2020年5月 3日 (日)

法住寺のアマビエ

 京都にある、後白河法皇ゆかりの法住寺のアマビエです。
Amabie
 ネットオークションで入手しました。

 アマビエの姿は様々に描かれるようですね。おどろおどろしいのも。
 これはかわいい感じです。

 画面越しにでも疫病退散の御利益がありますように。

 アマビエって、ほんの1~2ヶ月前までは名前すら知りませんでした。
 歳をとっても知らないことがたくさん。
 何かが起きると、知識が増える。

2020年4月17日 (金)

「おしゃかさまかるた」

 このようなかるたを入手しました。
Shakacard05
 かるたは紙の箱入りが一般的ですが、これは金属の缶入りです。
 子供が遊ぶものですので、紙箱よりも缶の方が丈夫そうです。
 このような時節柄、「おもいやりの心を育てる」という言葉が心に沁みます。

 また、絵も良いです。笑顔の2人の子供たち。犬、猫、兎、リスがいますね。
 みんなにこにこしています。空には鳥と蝶々。花も咲いています。

 発行者はすずき出版です。日本仏教保育協会監修、企画は京都仏教幼稚園協会です。

 これと全く同じ組合せのかるたが他にもありました。
 以前、当ブログで取り上げた「仏教保育かるた」です。
Bukkyocard01
 その折に、朝倉山のオニさんから「すずき出版は、おもしろい絵本をいろいろ出しているんですよね。」とのコメントを頂いています。
 特色のある出版社なのですね。
 この箱の絵も好きです。ねことうさぎがいますし。(^_^)

 「おしゃかさまかるた」の絵札はこんな感じです。
Shakacard01

 上の絵札の読み札は次の通りです。
  う:うれしいな きょうは わたしの たんじょうび
  き:きずついた はとを たすけた しっだるた
  ぬ:ぬまの なか きれいに さいた はすのはな
  ね:ねはんの ひ とりや けものも かなしそう
  め:めが でたよ ちいさな いのち うまれます
  み:みを ささげ つきに のぼった しろうさぎ

 五十音順に並べたつもりでしたが、「め」と「み」が逆になってしまいました。ケアレスミスです。五十音順が頭の中であやふやなわけではありません。(^_^;

 読み札の裏側にはそれぞれの解説が書いてあります。
 例えば、「う」の札は以下の通りです。
Shakacard02
 子供を虐待する親のニュースは何ともつらいものがあります。
 全ての子供の環境がこの読み札のようであって欲しいと願います。

 「み」の札の裏にはこのように書いてあります。
Shakacard04
 この話は「チコちゃんに叱られる」でも見ました。自己犠牲というにはあまりにも痛ましい内容です。

 絵札と読み札と、形が異なります。絵札は見やすく取りやすいように大きく、読み札は持ちやすいように細長く、ということなのでしょう。良い配慮と思います。

 好ましいかるたで、とても気に入っています。

 奈良の町は人がいなくて、たくさんの鹿が群れをなして闊歩しているというネットニュースを見ました。
 絶好の機会なので奈良に行きたいですが、我慢します。(^_^;

2020年4月 5日 (日)

春日大社の白鹿守

 頂き物です。
Kasugamamori01
 鹿がかわいいです。(^_^)

 送り主は、常勤時代最後の教え子の1人で、奈良で大学院生になっているかるべさんです。
 論文が掲載された雑誌を送ってくれまして、そこに同封されていました。もうD2です。早いものです。
 益々活躍の様子、嬉しく思います。

 裏側。
Kasugamamori02

 台紙の解説。
Kasugamamori03
 春日大社と白鹿とは深い縁ですね。

 疫病退散を祈りたいです。

 春日大社では、以前、こういうものを頂きました。おみくじだったと思います。
Kasugamamori04
 これもかわいいです。おしゃれで、良いです。
 これは白鹿ではありませんね。

2020年3月31日 (火)

高山寺復興プロジェクト(2)

 一昨年9月の台風で高山寺が大きな被害を受けたということで、その復興のためのプロジェクトが行われました。
 私もささやかながら寄付をしたところ、ご丁重なお礼状と、お礼の品々が届きました。
 そのようなことをしばらく前にブログに書きました

 あの時点では、まだ工事は終わっていなかったようです。
 今日、復旧工事完了のメールが届きました。
 
 被災した金堂。
Kouzanji06

 復旧工事が終わった金堂。
Kouzanji07

 きれいになりました。

 他に、開山堂、仏足石の覆屋、参道なども修理したそうです。
 明日から境内全域を公開するとのことです。
 とてもめでたいことですが、あいにくの新型コロナウイルスですね。早期の終息を祈っています。

2020年3月25日 (水)

お寺のねこ

 今日はお寺に卒塔婆を頂きに行きました。
 普段ならば、春秋のお彼岸やお盆にはお寺で法事が行われるのですが、今年は新型コロナウイルスの感染防止のために、ご住職の判断で法事が中止になりました。それで今日頂きに行ったという次第です。

 お寺に着いた時に、玄関の近くの祠にねこがいたので撮影しようとしたら、逃げられてしまいました。接近しすぎたのです。(^_^;

 ちょうど檀家の方が1人いらしていて、ご住職様、ご住職の奥様と4人でしばしお話しをしました。
 その中で、私が持参した卒塔婆袋が話題になりました。
Myokenjineko01
 数年前に上野で購入したものです。
 お寺で頂いた卒塔婆を持ち帰るのに、生のまま手に持って電車に乗るのは抵抗があります。
 大体、むき出しの卒塔婆を手にして電車に乗っている人を見たことがありません。(^_^;
 そこで卒塔婆袋を購入したのでした。
 上野には仏具店がたくさんありますが、どの店にも置いてなくて、ある仏具店で教えて貰った法衣屋さんで購入することができました。この袋の生地はたぶんお坊さんの法衣に使うのと同じものと思います。

 卒塔婆を頂いて外に出たら、さっきのねこがいました。(^_^)
 祠の前ではなく、近くの地面でした。あまり近づかないようにして、無事に撮影できました。
Myokenjineko02

 去年の春のお彼岸の時に祠の前にいたのは下のねこです。
Myokenji201903c

 違うねこですね。
 お寺に来るねこは3匹いるそうです。
 随分長くお寺に来ているはずなのに、ご住職にも奥様にもある程度以上には近づかないそうです。
 なかなかガードが堅いねこたちです。

2020年2月26日 (水)

大神神社の「第二期 平成の大造営」

 大神神社から毎年『大美和』という雑誌が送られて来ています。当ブログでも何度か取り上げました。
Omiwa138a

 もう20年近く前、古事記学会の大会に参加した時に、大神神社の神職さんがいらしていて、その方とたまたまと隣り合わせの席になり、あれこれお話したり、名刺交換をしたりしました。
 以後、『大美和』を送って頂いています。

 この雑誌、渋川の家に届いています。年内に渋川の家は引き払う予定にしています。
 さて、この『大美和』は、長期にわたってご厚意で送って頂いているものです。
 今後もずっと送って頂くことを前提に、「引越しますので、今後はこちらに」と、住所変更のお知らせするのも厚かましいようで憚られます。
 さて、どうしたものかと思っていたら、たまたま大神神社では平成の大造営の最中で、寄付を募っていました。
 「これだ」と思って、寄付と同時に住所変更をお願いしました。(^_^)

 そうしましたら、先日、大神神社から丁重なお礼状などが送られて来ました。

 御餞。
Omiwazoei04

 中身は三輪そうめんです。
Omiwazoei05

 「神拝詞」と題された折り本。
Omiwazoei01

 裏側です。
Omiwazoei02

 中身の冒頭はこのようです。
Omiwazoei03

 祝詞ですね。表記は宣命書きではなく、漢字仮名交じり文です。

 この他にもあれこれ。先日の高山寺もそうですが、社寺はご丁寧で、義理堅いです。

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