民俗・宗教

2018年3月21日 (水)

お彼岸と「あ・す・お・も・う」

 今日はお彼岸の中日。

 お寺で営まれた彼岸会の法要に参加してきました。
Hasunohana
 行った時は雨でしたが、終わった頃には雪に変わっていました。春のお彼岸に雪というのは珍しいです。今はまた雨に変わっています。

 法事に先立って行われた法話で、「あ・す・お・も・う」の5つを心に刻んで生きようというお話を伺いました。その5つとは以下の通りです。

 「ありがとう」(報恩)
 「すみません」(自省)
 「おかげさま」(知恩)
 「もったいない」(知足)
 「うれしい」(法悦)

 ( )の中の言葉が仏教的です。

 これを浄土の「あすおもう」とすると、それぞれに対応する地獄の「あすおもう」もあり、それは以下のようなものだということでした。

 「ありがとう」(報恩)⇔「あたりまえ」(不知恩、孤独)
 「すみません」(自省)⇔「すごいだろう」(慢心、自己中心)
 「おかげさま」(知恩)⇔「おまえのせい」(恨み、責任転嫁)
 「もったいない」(知足)⇔「もっともっと」(不足、不満)
 「うれしい」(法悦)⇔「うれい」(愚痴、憂い)

 なるほどです。今からでも遅くないので、これから立派な大人にならねばと思います。

2017年12月20日 (水)

「おふだにねがいを」

 このようなものを入手しました。ネットオークションです。
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 昨年、新潟県立歴史博物館で開催された展覧会の図録です。
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 この展覧会は見に行きたかったのですが、行きそびれてしまいました。栃木・新潟・長野は群馬の隣県とは言いながら、群馬・東京間を行き来している身には、逆方向になるので行きにくいものがあります。

 見に行けなかったことを残念に思っていましたので、ネットオークションは本当にありがたいです。(^_^) 関心のある人が多かったようで、入札は結構競りました。

 熊野牛王宝印の護符も載っていました。これは館の所蔵品だそうです。
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 カラスの足は描かれていませんね。八咫烏は三本足とされますけど、記紀には足の数については全く書かれていません。どこから三本足になったのか、関心があります。

2017年12月18日 (月)

「善光寺御みやげ」

 信州3連弾になりました。

 このようなものを入手しました。
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 明治43年の発行です。
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 中央上部には本堂が描かれています。
Zenkojimi03
 その下には内陣御開帳の図。人が密集しています。
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 右上には山門の図。
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 左上には大本願(尼寺)の図。
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 左右の下方には善光寺の霊験の逸話が描かれています。

 左下。
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 右下。
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 下は、おなじみの「牛に引かれて善光寺参り」の話ですね。

 標題に「善光寺御みやげ」とありますように、文字通り善光寺のお土産として売られていたものなのでしょうかね。

 以前は善光寺には特に関心はなかったのですが、2年前に初めて行ってから、俄然関心が湧きました。実際に行くと違いますね。(^_^)

2017年7月 8日 (土)

お寺の盆棚(平成29年)

 今日は菩提寺でお盆の法要がありました。東京は7月なので、今の時期になります。
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 盆棚を見るといろいろと興味が湧きます。1年経つと記憶が薄れてしまい、毎年新鮮な気がしますので、去年一昨年もお寺の盆棚をブログで取り上げていました。

 今年は、盆棚の四隅にある五色の幡の文字が気になりました。上の写真では、向かって左側の幡に「如以甘露灑」、右側の幡に「忽遇大王膳」とあるのが読めます。何のことやらさっぱり分かりませんが、今は便利な時代で、これらの文字列をパソコンに打ち込んでググれば情報が得られます。

 去年、一昨年のブログを見ると、どちらの年も同じ幡が飾ってありました。2年間、なぜこれらの文字列に関心が向かなかったのか、不思議です。

 で、ググった結果、これらの4枚の幡は「施餓鬼幡」というそうで、それぞれには「如以甘露灑」「除熱得清涼」「如従飢国来」「忽遇大王膳」と書かれています。出典は『法華経授記品第六』で、「甘露(かんろ)を以って灑(そそ)ぐに、熱を除いて清涼(しょうりょう)を得るが如くならん」「飢えたる国より来りて、忽(たちま)ちに大王の膳(ぜん)に遇(あ)わん」と訓読します。

 施餓鬼は、餓鬼界に堕ちてしまった方々に食べ物や水を供養する事で、この文言はそれと合います。納得しました。

 ご住職にお伺いすれば教えて頂けたことと思いますが、帰宅して写真を見ているうちに、「なんじゃろ?」と思ったので、お寺では伺えませんでした。写真も便利。

 盆棚の中央にはこういうものが置かれていました。炊いたご飯に幡が挿してあります。このご飯も餓鬼への施しなのでしょう。
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 挿してある幡が去年、一昨年と違います。下は去年。
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 下は一昨年。
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 内容が違いますね。配置が違うだけなのかもしれませんが。

 やはり文字に関心が向かいます。(^_^)

 きゅうりの馬と茄子の牛。
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 ご先祖様に、足の速い馬に乗って早く家に帰ってきていただき、帰りは足の遅い牛に乗ってゆっくりお戻り頂く、という意味で、馬と牛なのだそうです。地方によっては男女によって乗り物が馬と牛になるというケースもあるということでした。

 この馬と牛、大きいですね。馬はきゅうりではなくてズッキーニだそうです。

 たくさん乗れるようにという意味で、ご住職がズッキーニになさったそうです。法要の間、きゅうりの馬がへたってしまったことがあったそうで、それ防止ともおっしゃっていたような。

2017年3月21日 (火)

ふんどしぐんまちゃん

 このようなものを入手しました。
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 群馬県吾妻郡の川原湯温泉のタオルハンカチです。

 なんかドキドキしました。
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 ふんどし姿のぐんまちゃんというのがユニークなせいでしょうか。なんか生々しいというか、艶かしいというか。

 最近は、着衣のぐんまちゃんが多くなってきましたけど、以前は服は着ていないのが普通でした。今も珍しくありません。
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 何も身に付けていなくても、どうということはないのに(馬ですから)、なまじ、ふんどしを着けていると、かえって生々しくなってくるというのは、なかなか奥深いものがあります。

 この件、さらに考察を深めると、当ブログの家風(?)から外れて行きそうに思いますので、この辺でやめておきます。(^_^;

 なお、見慣れてくるにつれて、ふんどし姿のぐんまちゃんへの違和感は次第に薄れて行きました。(^_^) 慣れは偉大です。

2017年2月24日 (金)

國學院で「祭祀と神話」展

 先日、仕事で國學院大學に行きました。ちょうど「祭祀と神話」という企画展をしていましたので、見学してきました。入場無料です。→趣旨等はこちら。
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 会期は2月11日(土)~4月9日(日)ですので、まだまだあります。ただ、中間の3月13日~15日の3日間は休館で、ここで展示替えが行われます。前期・後期ともに展示されるものもありますが、前期のみ、あるいは後期のみの展示品もあります。
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 主な展示品は、嘉禎本日本書紀(1236年写・前期のみ)、勅版日本書紀神代巻(1599年刊・後期のみ)、三嶋本日本書紀残欠(1428年写・前期後期別の部分)、荷田春満訓点古事記(1773年写・前期上巻、後期中巻)、兼永筆延喜式巻八(1523年写・通期)などなど。全部で43点です。武田祐吉博士の古事記講義メモもありました。

 これらがすべて國學院大學所蔵(大學所蔵のもの、大學図書館所蔵のもの、神道文化学部所蔵のもの、博物館所蔵のものの別はありますが)なのですから、すごいことです。圧巻でした。

 展示替え後の後期にも行ってこようと思います。

2017年2月 6日 (月)

ぐんま広報の雛飾

 毎月発行されている『ぐんま広報』。2月号の題字右のイラストはひな祭りでした。
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 2月にひな祭りというのは1ヶ月早いようですけど、この広報は毎月第1日曜の朝刊に折り込まれますので、3月だと遅くなってしまいます。それで、毎年2月号にひな祭りが取り上げられています。

 2015年はこういう絵、
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 2014年はこういう絵でした。
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 2014年に比べて翌年の方が立体的な絵になっています。

 今年はどんな風になるのだろうかと思ったら、沼田市老神温泉の雛飾が取り上げられていました。

 今後、県内各地の雛飾が取り上げられるのかもしれませんね。

 この絵の右側にはつるしびなが描かれていますね。つるしびなって、地域が限られているような気がします。去年、豊橋市の二川宿で、たくさんのつるしびなが飾られているのを見たのが印象に残っています。

 この絵を見ると、老神温泉でもつるしびなが飾られているのでしょうね。興味を覚えました。

2017年2月 1日 (水)

豊橋鬼祭

 豊橋駅構内に鬼がいました。
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 鬼のアップです。
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 ポスターのアップ。このお祭りは国指定の重要無形民俗文化財のようですね。
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 日程が節分ではありません。そして、豆まきではなくて飴撒きをするようです。

 解説板のアップです。
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 興味深い行事です。先日のフォーラムと日程が重なっていたら良かったのですが、そううまくはゆきませんね。(^_^;

2017年1月16日 (月)

鶴岡八幡宮の左義長

 1月14日(土)の「どんど焼きの小屋というか櫓というか」に頂いた三友亭主人さんからのコメントに対する私のコメントで、15日(日)のお昼のNHKニュースで見た鶴岡八幡宮の左義長のことに触れました。

 その画像がNHKニュースサイトに載っていましたので、貼ってしまいます。←本当はいけないのではないかという気もしますが。(^_^;
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 もう1枚。
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 外側がしめ縄でできている円錐形ってこれです。なかなか整った美しさがあります。

 どんど焼きって、民間行事だと思っていたのですが、大神神社や鶴岡八幡宮でも行われているということは、本来は神道行事なのでしょうかね。

 この歳になっても知らないことだらけ。(^_^;

2017年1月14日 (土)

どんど焼きの小屋というか櫓というか

 出勤途上に撮影しました。どんど焼きの小屋です。
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 数日前から設置されています。毎年同じ場所に作られます。

 撮影は朝8時15分。今日はセンター試験です。監督者の集合時刻は8時半。勤務先までは5分足らずの場所なので、撮影していても十分に間に合うのですが、ま、暢気なものです。(^_^;

 群馬に来るまでは東京で暮らしていましたので、どんど焼きの小屋を見たことはありませんでした。群馬に来て初めて見ました。

 日本全国大体同じような形をしているのでしょうか、それとも地域差があるのか。

 下部の拡大です。すでに小屋の中にはいろいろなものが入っています。だるまもいくつか。
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 上部の拡大です。だるまは群馬の特徴かもしれませんね。
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 小屋の上には1本の長い竹が立っています。この竹にも意味がありそうですね。先端まで写さなかったことが悔まれます。

 今日は、日本海側をはじめとして雪が積もった地域も多かったようですね。試験監督の方々や受験生にはお見舞い申し上げます。

 群馬県も北部はかなり雪が降ったようですが、玉村町は幸いにこのようなお天気でした。昼頃少し風花のようなものが舞った程度ですみました。

 勤務先には、玄関脇に融雪剤が用意されていました。
Encal

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