民俗・宗教

2021年2月 7日 (日)

明治10年の『新撰年代記』(4)神社仏閣

 3回ご紹介してきた明治10年の『新撰年代記』、今日は第4回目です。
 この年代記には、「神社仏閣草創年代」というリストも載っています。
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  このような感じで、全部で42の神社仏閣の創始年代と、創始から明治8年までの年数が載っています。
 この創始年代が史実と合うかどうかは置き、記載されている創始年と明治8年までの年数とは、冒頭の2つを除いて、他は全て合っています。
 冒頭の2つというのは、神武と垂仁で、ともに1年ずつズレています。
 この2つは、日本書紀の年代ではどちらも紀元前になるので、そこでの換算で1年ズレたものと思います。

 こういった神社仏閣の創始年のリストは、文政5年の『懐宝 和漢年代記大全』にも載っています。
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 本来は横に1本なのですが、収まりが悪いので、上下2段に分けました。

 こちらは、文政5年までの年数だけ載っていて、創始年は記載されていません。
 年数を明治10年の年代記に換算して比べると、見事なほど合っていません。
 依拠した資料が異なるのか、あるいは計算違いかと思います。
 明治のは西暦を使って計算したものと思いますが、文政のは使っていないのでしょう。その差が出たものかもしれません。

 さて、幕末維新を挟むよく似た2つの材料が手許にあるので、比較してみました。

 【両方に載っている神社仏閣】
 伊勢内宮御鎮座、江州 竹生島出現、伊勢外宮御鎮座、豊前 宇佐八幡宮、摂州 住吉社鎮座、摂州 四天王寺、信州 善光寺本尊
 藝州 厳島明神、西京 六角堂、和州 多武峰、江州 山王権現、城州 加茂社、和州 長谷寺、城州 稲荷明神出現、南都 春日社
 南都 大仏供養、城州 愛宕山、西京 八阪塔、西京 清水寺、西京 八阪神社、城州 比叡山、城州 嵯峨釈迦堂、雲州 出雲大社

 【文政にのみ載っている神社仏閣】
 熱田社、吉野蔵王、松尾社、箱根権現、平野社、男山八幡、吉田社、鹿島社、多賀社、三輪社、白髭社、仁和寺、日吉社

 【明治にのみ載っている神社仏閣】
 熊野権現出現、和州 法隆寺、和州 龍田社、東京 浅草観音、和州 当麻寺、和州 興福寺、江州 石山寺、紀州 玉津島出現
 野州 日光山、西京 建仁寺、城州 東寺、紀州 高野山、江州 三井寺、城州 東福寺、西京 南禅寺、東京 増上寺
 西京 大仏殿、東京 東叡山、東京 回向院

 両方に載っている神社仏閣は、当時の代表的な神社仏閣といえましょう。伊勢神宮をはじめ、今も有名な神社仏閣が並んでいます。

 文政のには載っているが明治のには載っていないもののうち、鹿島社、多賀社、三輪社、白髭社の4社は、文政の年代記に「神代よりちんざ 年歴不詳」とあります。これらが明治の年代記に載っていないのは、明治の年代記には年歴不詳のものは載せないという方針があったのかもしれません。
 他は、京都近辺の社寺が多いように思います。東京遷都により、京都近辺の社寺への関心が薄れたのでしょうか。

 文政のには載っていないが明治のには載っているという社寺はどうでしょうか。
 今日の目から見れば、法隆寺、興福寺、高野山など、有名どころがちゃんと載っています。
 あと、浅草観音、日光山、増上寺、東叡山、回向院などは東京遷都によるものでしょう。
 おおむね年代順に掲載されている中で、末尾に回向院が載っていて、宝亀三年の草創となっています。
 これはヘンですね。回向院は、明暦の大火の焼死者を祀ったのが最初で、明暦三年(1657)に開かれた寺院ですので、何か間違いがあるのでしょう。

 今日著名なお寺なのに、どちらの年代記にも載っていないものに、中尊寺、鹿苑寺、慈照寺、高山寺、薬師寺、唐招提寺などがあります。

 神社仏閣も世に連れ。

2021年1月 1日 (金)

あけましておめでとうございます(令和3年)

 あけましておめでとうございます。

 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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 上の画像は昨日買った和菓子です。
 お正月にはいつも和菓子を買っています。

 金魚も元気です。わが家に来て以来、2年半になります。
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 昨日水槽の掃除と水替えをしましたので、きれいです。

 お屠蘇を浸けました。
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 屠蘇散パックを180CCの清酒に浸けるということで、計量カップを使いました。
 酒器もないので、このままです。
 お酒は越後の八海山。
 余った分は、後日そのまま飲むことにします。

2020年11月29日 (日)

大神神社から感謝状

 大神神社から感謝状が届きました。
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 中央上部には大神神社の紋所(?)が。
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 以前も当ブログで書きましたが、ひょんなご縁で、大神神社の雑誌『大美和』を毎年2回ずつ、20年近くにわたってお送り頂いています。
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 無料ですので、心苦しく思っていました。

 定年退職後、通常、東京の家にいることになりましたので、東京の家に送って頂きたいところですが、ご厚意で無料で送って頂いている身としては、「引越しますので、今後はこちらに」と、住所変更のお知らせするのも厚かましいようで憚られます。
 「さてどうしたもんじゃろか」と思っていた折しも、大神神社では平成の大造営を行っているということで、寄付を募っていました。
 「これだ」と思って、寄付と同時に住所変更をお願いしました。(^_^)

 そうしましたら、2月に大神神社から丁重なお礼状と三輪そうめんなどが送られて来ました。

 それに加えて、今日は感謝状です。
 同封されていたお手紙によれば、造営が終わった式典を開催する予定だったところ、コロナ禍で来年夏に延期になったので、その時に渡す予定だった感謝状をお送りするとのことでした。

 本当にご丁寧で、ありがたいことです。

2020年11月27日 (金)

明治神宮で結婚式

 今日は明治神宮で結婚式でした。
 といっても、私のではなく、姪っ子のです。

 明治神宮は、鎮座百年に当たるそうです。
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 たくさん写真を撮りましたが、ブログには人物は載せないことにします。
 スマホ越しに1枚だけ人物を。
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 新婦の姉です。夫の転勤のために、今は台湾に住んでいて、結婚式への参列が叶いません。
 でも、世の中便利になりました。リモート中継ができるような時代になりました。

 式の最中の撮影はできませんでしたので、頂いた御神饌だけ。
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 中身はようかんです。

 祭主の祝詞を一所懸命に聴いていましたが、憶えきれませんでした。(^_^;
 初めの方に、イザナキイザナミの命が天の御柱を巡り、とつぎのみちを云々という一節がありました。

 披露宴は明治記念館でした。壁面にこういう絵が描かれていました。
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 桂本万葉集を思い出しました。

 参加者は、両家合わせて22人。感染拡大防止のために少人数にしたのでしょうね。

 献立の冒頭は以下の通りです。
Konrei20201127e

 「明治神宮鎮座百年記念特別料理」とあります。
 一番下の行の「うさぎ大根」というのが気になります。
 こういうのでした。
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 うさぎ年生まれで、うさぎ好きの私には嬉しい1品でした。

 上には献立のうち初めの4項目だけ載せましたが、この下にまだ8項目続きます。
 お腹いっぱい。
 披露宴のお開きは16時でした。夕飯は軽くと考えていましたが、抜くことにしました。(^_^)

 引き出物の中に紅白の菊花のお菓子がありました。
Konrei20201127g
 腕時計は大きさの比較のためです。

 賞味期限は明日。
 とても食べきれませんので、1つは今日明日で食べて、もう1つは冷凍します。

 よいお式・披露宴でした。

2020年11月16日 (月)

大石神社の御朱印

 ネットオークションで入手しました。
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 赤穂の大石神社の御朱印帳の外側です。

 絵の中心部。
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 両国橋を渡って引き揚げる一行を、服部市郎右衛門が押し止める場面で、一勇斎国芳の作です。

 今どきのものなので、左上にはツイッターとインスタグラムのQRコードが印刷してあります。
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 内側。
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 御朱印部分。
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 絵は漫画チックですね。親しみやすさを目指してのものでしょうか。

 御朱印をオークションに出すなんて、それを買うなんて、というご意見はあろうかと思います。
 あまり、御朱印という意識はなく、表裏の絵を目当てに入札しました。←もっと悪い? (^_^;

2020年10月 9日 (金)

ぐんまちゃんのきょうだいアマビエ

 先日、高崎駅構内の物産店で購入しました。手ぬぐいハンカチです。
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 アマビエの周囲に、手洗い、マスク、消毒、うがい、の絵が配されています。
 このハンカチをご覧になった方から、女子力が高そう、という感想を頂きました。確かに、です。(^_^)

 もう1枚、色違い。
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 デザインは、ぐんまちゃんの生みの親である中嶋史子さんです。
 ということで、同じ親から生まれたもの同士なので、このアマビエは、ぐんまちゃんのきょうだいということになります。
 高崎市にある中村染工場の製品です。

 中嶋さんと中村染工場の製品には、アマビエの手ぬぐいもあります。
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 コロナ禍、早く終息しますように。

2020年10月 5日 (月)

「仏教かるた」

 このようなかるたを入手しました。
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 うさぎとねこが描かれているのが嬉しいです。(^_^)
 あとは、熊とねずみと小鳥ですね。
 ねこはねずみを肩車しているようです。敵同士の両者が仲良くしているあたりは仏心の象徴でしょうか。

 裏です。
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 こちらでも、ねことねずみは隣同士で仲が良さそうです。

 京都仏教幼稚園協会企画、日本仏教保育協会監修で、版元はすずき出版です。

 この3者の組合せで作られたかるたは、今までに2点入手していました。

 「仏教保育かるた」と「おしゃかさまかるた」です。
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 今回のかるたは、紙のパッケージを外すと、プラスチックの箱に入っています。
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 ご覧のように、読み札は縦長で手に持ちやすい形状、取り札は大判の正方形になっています。

 取り札の裏側はこのようです。
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 この上にプラスチックの蓋を載せると絵が浮かび上がってきます。ちょっと分かりにくいですけど。
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 6枚だけご紹介します。
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 対応する読み札は以下の通りです。

 え:えんまさま うそを つく こは だいきらい
 な:ならのしか だいぶつさまも おともだち
 ひ:ひんじゃの いっとう かぜにも きえず
 ふ:ふまないで ちいさな むしにも だいじな いのち
 み:みを ささげ つきに のぼった しろうさぎ
 ゆ:ゆきのひに かさを もらった おじぞうさん

 「え」の閻魔様は怖そうです。子供は怯えそう。(^_^;
 「な」は嬉しい札です。♪
 「み」は「おしゃかさまかるた」でも同文でした。うさぎ好きとしては、この札は落とせません。
 「ゆ」は笠地蔵ですね。お地蔵様なので仏教と繋がりはありますが、他に、「おおきなかぶ」もあります。

 すずき出版は、絵本や児童書も出していますので、得意分野ですね。

2020年7月10日 (金)

おじぎさん

 一昨日、お寺でご住職から頂きました。
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 このお寺には合掌動物が飾られています。
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 これは、本堂に上がるのを怖いと感じる子供たちのために、ご住職が置かれたそうです。
 お寺に通うことや、お寺と付き合うことを難しいと思わずに、大人にも何かひと息、気を抜いて貰えるようなきっかけになればとお考えになったようです。

 後日、合掌動物の新シリーズを頂いたこともありました。
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 今回のはそのお仲間で、「おじぎさん」という名前です。
 一番上の画像、左から順に、柴犬、アライグマ、三毛猫、カワウソ、ウサギです。

 三毛猫のアップ。
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 ウサギのアップ。
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 どちらも、合掌はしていませんが、両手を揃えていますね。
 そして瞑目しています。一心に何かを祈っているようです。
 素敵なものをいただきました。

2020年6月27日 (土)

アマビエの手ぬぐい

 高崎市にある中村染工場の手ぬぐいを購入しました。
 見えているのは全体の一部ですけど、何の絵柄か分かりますね。
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 全体像です。
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 顔の右上と左下に貼ってある「優良」「伝」のシールを剥がしてから撮れば良かったです。
 相変わらず仕事がハンパで。(^_^;

 アマビエ本体の絵柄は、京都大学図書館に所蔵されている瓦版の絵をかなり忠実に生かしています。
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 この手ぬぐい全体のデザインは、ぐんまちゃんの生みの親である中嶋史子さんの手になるものだそうです。
 それを知り、「おお!」と思って、思わず買ってしまいました。(^_^)

 この手ぬぐいは「注染」という方法で染められています。このような解説がありました。
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 群馬でアマビエ関係の製品というと、この手ぬぐいの他に、以前ご紹介した卯三郎こけしのものがありました。
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 群馬の伝統工芸の会社、頑張っていますね。両社とも、以前からネット通販のシステムも拡充していました。
 大事なことと思います。

2020年5月17日 (日)

アマビエのこけし

 このようなこけしを買いました。
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 作ったのは、群馬県榛東村で工房を営んでいる卯三郎こけしです。
 かわいらしい顔、姿です。(^_^) 妖怪とは思えません。

 横から。
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 耳のあたりにある青いのは何でしょうね。髪飾りなのか、ヒレなのか。

 後ろから。
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 こちら側はシンプルです。

 画面越しではありますが、ご覧くださっている皆様にも疫病退散の御利益がありますように。

 卯三郎こけしは、新作こけしを手がけていて、ぐんまちゃんやディズニーのこけしも作っています。
 ミッフィーも。
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 今回のアマビエはいつ売り出したのか分かりませんが、素速い対応だったと思います。
 この会社では、早くからオンラインでの販売もしていました。
 こけしという伝統工芸の工房でありながら、創作こけしに力を入れていたり、いち早くオンラインでの販売も行っていたり、そして今回のアマビエ。よく工夫し、頑張っている工房と思います。

 この商品、5月7日にオンラインで注文しました。
 最速5月12日に配達日時指定ということで、5月12日に指定したところ、しばらくして電話が掛かってきて、もう少し先にして貰うことはできないだろうかという、大変に遠慮がちな依頼でした。
 注文が殺到しているのでしょう。よく分かります。(^_^)
 「16日ならば何とか」ということでしたので、そのようにお願いしました。
 朴訥な、好感の持てる話し方で、職人さんのようでした。
 とても感じが良かったです。

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