歴史

2020年9月19日 (土)

踊る埴輪 踊ってない?

 古い新聞の切り抜きシリーズ、今日は平成18年のです。
 12年前。今までの中では新しい方です。
H18odoru01

 この切り抜き、上代文学史の授業で使ってきました。
 「黎明期の上代文学」という回です。
 切り抜き自体は見つからず、これはコピーです。
 原本からの直接のコピーではなく、何回かコピーを重ねているかもしれません。
 鮮明さが足りません。

 踊る埴輪でないなら何かというと、こういうことのようです。
H18odoru02

 1ヶ月ほど前のNHK「所さん!大変ですよ」が埴輪特集でした。
 その回の内容説明にこうあります。

 「はに丸もビックリ 埴輪に魅了される人々」
 東京国立博物館から不思議な情報が飛び込んできた。かつて古墳に並べられた「埴輪」が最近、若い女子の間で大人気だというのだ。理由は、埴輪が持つ神秘性と、かわいらしい表情。家に自作の埴輪を100体以上飾る「埴輪女子」まで!
 さらに取材を進めると、埴輪界のスターとよばれる「踊る埴輪」が実は踊っていないという衝撃の研究結果が飛び込んできた。
 「おーい!はに丸」もビックリ。あなたの知らない埴輪ワールド!

 新聞記事から12年経ちますけど、いまだに、「「踊る埴輪」が実は踊っていないという衝撃の研究結果が飛び込んできた。」と言われています。この説、まだまだ世の中に認知されていないようですね。

2020年8月24日 (月)

長屋王邸宅跡確認の新聞記事

 段ボール箱からの発掘品シリーズ、今日は昭和63年(1988)の新聞記事です。32年前ですね。黄変が甚だしいです。
 最初は1月13日の朝刊。
S63nagayao01
 発掘された遺構が長屋王邸であったことは出土木簡で知られたのですね。文字資料は大事。

 リード部分を拡大します。
S63nagayao02

 その地に建ったそごうは、すでに撤退してしまい、さらにその後のイトーヨーカ堂も撤退してしまいました。
 その後にはまだ行っていません。

 直木先生のコメントが載っていました。
S63nagayao03

 もう1枚ありました。
 こちらは9月13日付朝刊です。
S63nagayao04

 こちらには平野先生のコメントが載っていました。
S63nagayao05

 やはり文字資料は大事。←同じ事を何度も。(^_^)

2020年8月22日 (土)

ぐんまちゃん埴輪

 昨日、前橋駅構内の物産店で見つけました。
Gunmac_haniwa01
 ぐんまちゃん埴輪です。

 顔。
Gunmac_haniwa02

 前橋市文化財保護課が関係しています。監修なのか、作成なのかはよく分かりません。
Gunmac_haniwa03

 この埴輪、最近人気です。
Hani1_02
 一昨年、群馬県内で開催された埴輪の人気投票「HANI-1グランプリ」で第2位に輝いています。

 また、群馬県の公式はにわガイドブック『ハニぼん』にもペーパークラフトが付いています。
Hanibon05
 確かにぐんまちゃんに似ている気がします。

 私、すっかり忘れていたのですが、この埴輪の実物を見ていました。
 平成28年に前橋と高崎で開催された「東国千年の都 出土した動物たち」に展示されていました。
Umahaniwa02
 その時は、初代ぐんまちゃんに似ていると思いました。
1gunmac05

 どちらに、より似ていましょうかね。

2020年8月17日 (月)

藤原京の範囲

 絶賛進行中の段ボール箱の中身の整理で、先日の広瀬本万葉集発見の新聞記事に続き、藤原京の京域の見直しに関する新聞記事が出てきました。
Daifujiwarakyo01
 黄変が甚だしいですね。
 昭和62年(1987)の記事ですので、今から33年前ということになります。

 リードの部分。
Daifujiwarakyo03

 図。
Daifujiwarakyo02

 今はどう考えられているのだろうと思って、奈文献のブログを見てみました。

 藤原京の京域はまだ確定していないようですね。
 諸説ある中で、十条十坊説が現在の定説になっているようですけど、その設計では南部や南東部には山や丘陵が多く、直線道路を通せるような地形ではないこと、また、山田道よりも南では条坊道路の遺構は検出されていないとのことです。
 計画はあっても完成しないうちに平城京に遷都してしまったとか、何か事情がありそうですね。

 今後の発掘に期待します。

2020年8月12日 (水)

歴代天皇路線図

 ネットで知った2枚一組のクリアファイルを買いました。
 1枚は徳川将軍の路線図。
Tokugawarosen
 面白いですけど、まあまあです。←ナゾの上から目線。(^_^;

 もう1枚は歴代天皇の路線図です。神武天皇から今上天皇までを1枚に収めています。
Tennorosen01

 上代専攻としては、やはり上代の部に興味があります。

 弥生線と古墳線。
Tennorosen02
 景行と仲哀を結ぶ支線に日本武尊があります。
 応神・継体間には4駅、履中・顕宗間には市辺押磐皇子があります。

 飛鳥線と奈良線。
Tennorosen03
 天智・光仁間には施基親王、天武・淳仁間には舎人親王があります。

 このあたりを見て欲しくなりました。(^_^)

2020年7月12日 (日)

『トランヴェール』2020年7月号は冒険者たち

 一昨日、仕事で前橋に行ってきました。
 2週間ぶりに東急線の外に出て、新幹線に乗りました。
 毎月愛読している車内誌の『トランヴェール』、7月号になっていました。
Trainvert20207a

 特集は「いつか旅に出よう、冒険者たちのように。」です。
Trainvert20207b

 まず、江戸初期にスペインの特使として来日したビスカイノ、明治時代に東北・北海道を旅行したイギリス人のイザベラ・バード、江戸後期にロシアに漂着して世界一周して帰国した伊達藩の水夫・津太夫のことが取り上げられています。
Trainvert20207c

 そして、伊能忠敬の日本地図作成と、その地図をもとにして地質図を描いたナウマン。大森貝塚を発見し、縄文土器の名付け親にもなったモース。
Trainvert20207d

 柳田国男の遠野旅行も取り上げられていました。
 読み応えのある号でした。

2020年7月 4日 (土)

『季刊邪馬台国』2020年7月号

 『季刊邪馬台国』の最新号を買いました。
Kikanyamatai202007a

 この雑誌を買うのは本当に久し振りです。
 この号のことは、ツイッターでWAKIYUKIさんが触れられていたことで知りました。
 内容に興味を覚え、すぐにアマゾンに注文しました。

 ツイッターは、ほんとに内容が様々で、誹謗中傷やそれに類するものも多いですけど、ほっこりするもの、感動的なものもあり、今回のような貴重な情報もあります。まだ発達途上のメディアということなのでしょうかね。

 表紙に帯状に書いてある内容紹介は次の通りです。
Kikanyamatai202007b

 家に届いて、すぐに開封してパラパラとめくってみたのですが、いくつかはそのまま読み耽ってしまいました。
 森博達氏の「『日本書紀』区分論と記事の虚実」、犬飼隆氏の「日本書紀と「歌」」、荊木美行氏の「『日本書紀』とはなにか」、いずれも興味深く読みました。

 森氏の論は、従来の氏の論を整理したような内容で、氏の論がコンパクトにまとめられています。
 具体的な編纂者名については疑問もあるものの、全体として非常に説得力のある論と思います。

 犬飼氏の論は、日本書紀における歌謡のはたらきを論じたものです。
 歌謡を日本書紀に取り込んだ過程についても述べられ、とても興味深かったです。

 荊木氏の論は、日本書紀の編纂の動機や編纂の経緯を論じたものです。
 記紀の関係や、日本書紀の「系図一巻」や「別巻」についても触れています。

 森氏の論の一部について、荊木氏が疑問を呈している点も興味深かったです。(^_^)

2020年6月29日 (月)

「ぐんま寺社巡り」アプリ

 昨日、「ぐんま寺社巡り」のパンフレットのことを書きました。
Gunmajisha01

 実は、あのアプリもあります。
 ネタを小出しにしているわけではなく、一応、自分のスマホにインストールしてからと思いまして。
 パンフレットと一緒に、このようなチラシも置いてありました。
Gunmajishaap01

 裏です。
Gunmajishaap02

 ここに、そのアプリにアクセスするためのQRコードが載っていますので、貼っておきます。
Gunmajishaap03

 ダウンロードを試みました。
Gunmajishaap04
 ダウンロード数500以上ということで、まだ発展途上です。
 3歳以上とありますけど、3歳児には無理と思います。(^_^;

 ダウンロードしようとしましたが、「ダウンロードを待機しています」というメッセージが出て、先に進めません。
 さて、と思ってググってみましたら、対処法がたくさん出てきました。結構起こる事例なのでしょうかね。
 あれこれ試みて、無事にダウンロードでき、起動できました。
Gunmajishaap05

 あれこれ試みたので、どれが奏功したのか分かりません。
 しっかりと切り分けをしなくてはいけません。(^_^;

 上の2枚の画像の間に40分が経過し、電池の容量が20%減ってしまいました。
 電池の消耗が早いです。もう電池の交換時期になっているのですが、コロナ禍でお店が予約制なのです。
 どうも予約は億劫で。(^_^;

 アプリは、あれこれ試してみようと思います。

2020年6月28日 (日)

「ぐんま寺社巡り」

 先日、県庁2階の県民センターで見つけて、貰ってきました。
Gunmajisha01
 群馬県内の21の寺社が取り上げられています。

 中はこのようになっています。
Gunmajisha02
 玉村八幡宮、載っています。(^_^)
 数えてみたら、私が行ったことのある寺社は6つだけでした。
 21分の6ですので、3割5分ですね。
 30年以上も群馬県に住んでいたにしては少ないかも。(^_^;

 裏表紙には地図が載っています。
Gunmajisha03
 東京からのアクセスを含むので、この画面では小さいですね。

 21寺社部分の拡大です。
Gunmajisha04

 時期的には、このパンフレットも、群馬デスティネーションキャンペーンの一環なのだと思います。
 本当に新型コロナウイルスの影響は甚大です。

2020年4月15日 (水)

高遠藩は?

 『日本名所記』の刊年を考える材料の1つとして、前の記事で「真田弾正大弼」を取り上げました。

 話がそれますが、弾正といえば、私が生まれた時、父が名前を考えるに当たって、候補をたくさんリストアップした中に、弾正と玄蕃があったそうです。強そうな名前です。濁音で始まっているからでしょうかね。時代劇に出てきそうでかっこいいです。
 ま、強そうというか、悪そう。(^_^; どちらも、律令官制としては全く悪いものではなく、弾正はむしろ正義の味方ですけど、時代劇だと悪役に多そうです。これまた濁音で始まるからでしょうかね。
 私は弾正でも玄蕃でもイヤではありませんけど、強くないので、名前負けしそうです。(^_^;

 閑話休題。←これ、八犬伝によく出てきて、「あだしごとはさておきつ」というルビが付いています。

 で、本当に閑話休題で、もう1つ「高遠城」も手がかりになるかなぁと思います。

 信濃国の部分で、「城」を列挙した後、全体の末尾にもう1つ「城」があって、そこに高遠が載っています。
Nihonmeishoki07
 これ、「城」の部にうっかり高遠を入れ忘れて、あとから末尾に補ったとも考えられます。
 でも、もしかしたら、最初にこの本が作られた時には高遠藩が存在しなくて、後日、高遠藩ができたのを受けて、改訂版で反映させた可能性もあるかと考えました。
 というのは、この本には「城」の他に「陣屋」があります。とすると、この本の「城」は別に城郭という建造物を指しているわけではなく、それぞれの国の中にどんな大名家があるのかを、城持ちと無城(=陣屋)とに分けて示していると考えられます。ならば、高遠城という城郭はずっと存在していても、高遠藩が存在しない時期があって、その時期にこの本が作られたとすれば、「城」の部に高遠は入れないでしょう。

 高遠藩の沿革を調べると、元禄2年(1689)7月23日に藩主鳥居忠則が亡くなり、高遠藩は廃藩となります。そして1年半後の元禄4年(1691)2月9日に内藤清牧が入封して来て、高遠藩は復活し、そのまま明治に到ります。
 江戸時代に高遠藩が存在しなかったのは、このわずか1年半のみです。
 どうでしょ? 『日本名所記』が刊行されたのはこの1年半のうちのどこかで、その後、高遠藩が復活したのち、この本の改訂版が出されたとか。

 材料不足で何とも言えません。諸国の「城」と「陣屋」を全部見て行けば何か分かると思います。
 興味はありますが、少なくとも、さすがにすぐにはやらないと思います。(^_^;

より以前の記事一覧

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ

ウェブページ