大学生活

2024年9月13日 (金)

群馬県立女子大学の上代文学研究会で講演

 群馬県立女子大学の鈴木崇大先生(高岡の万葉歴史館の先代いけぬしくんで、群馬県立女子大学では私の後任に当たります)からお招きを戴き、鈴木先生が主催している群馬県立女子大学の上代文学研究会で講演をしてきました。
 鈴木先生には何から何までひとかたならぬお世話になりました。御礼申し上げます。
 講演の最中に、鈴木先生はたくさんの写真を撮ってくださり、早速それを送ってくださいました。
 その中から何枚か載せます。

 講演の情景。
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 私は遠目に。
 背中が丸い写真が多かったです。それだけリラックスしていたともいえますが、もっと背筋を伸ばさないといけません。反省しました。

 ちょっとアップに。髪白いです。
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 講演後のお茶会風景。
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 鈴木先生の研究室ですが、元の私の研究室でもあります。懐かしかったです。
 ゼミ机の上がとてもきれいです。私の時はぐちゃぐちゃだったのに。(^_^;

 集合写真。
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 目のところに黒い線を入れなくても良いと言われたので、そのまま載せます。
 大学院に行く人も3人いるそうで、楽しみです。
 飛鳥・奈良が大好きで年に3回くらい行くという学生さんもいました。すばらしいです。
 鹿も好きと言っていました。
 卒論のテーマは、天智天皇、持統天皇、上代文学における「恥」など。楽しみです。

 おかげ様でとても素敵な1日を過ごすことができました。
 鈴木先生と学生さん達に厚く御礼申し上げます。

2024年6月16日 (日)

自作の平安京・大内裏・内裏・清涼殿図

 今日のNHK大河「光る君へ」も面白かったです。
 番組の中で、落飾した中宮定子を一条天皇が職の御曹司に呼び寄せることが出てきました。
 「はて? 職の御曹司ってどこだっけ?」と思い、大内裏図を見てみました。
Daidairizu01
 中央付近にある内裏の北東ですね。すぐ近くです。
 こういう図は、国語便覧や日本史地図帳などに載っています。

 昔、国文学概論を受け持ったことがありました。
 今ならば既製品の図をスキャンしてしまえば簡単ですが、当時はまだスキャナを持っていなかったので、さてどうしようかと考えました。
 コピーして切り貼りする手もありますけど、アナログデジタル併用ではおもしろくありません。
 そこで、ジャストシステムの「花子」を使って、作図することにしました。

 まずは、下書き線。
Daidairizu03
 大内裏内の東西南北の道は、大内裏の外の道と重なっています。

 この下書き線の上に各施設の図を描きます。
Daidairizu04

 そして、下書き線を非表示にします。
Daidairizu05
 ここに文字を入れれば、最初の図になります。
 それぞれの施設を色で塗ることはしませんでしたので、これで完成です。

 同様にして、平安京図、内裏図、清涼殿図を作図しました。色を塗ったものもあります。
Heiankyozu
 何ともマメなことです。(^_^)
 でも、楽しかったです。2000年の頃です。
 そして、自分で作図すれば理解も進みますし、記憶にも残る……はずなのですが、職の御曹司の位置、すっかり忘れていました。(^_^;

2024年6月14日 (金)

群馬県立女子大学の学生が缶をデザインしたビール

 この度、群馬県立女子大学の学生が缶をデザインしたビール「ザ・プレミアム・モルツ」が25日から数量限定で販売されるそうです。

 これは嬉しいことです。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC134G40T10C24A6000000/?fbclid=IwZXh0bgNhZW0CMTEAAR3dvxDhvFpein4M0sLN_CnfN6G_lAvZ8ZfVygEGZnpo5d-xbt5JxADbTrc_aem_AQB0d30DMSB0iDdLGIGQI8KnfXTCpkti4Olr2-udCpsZ7NT1b54IgeWTCIUM2NFX1_JlQR1iKgvpLst4eGf2yzcV

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2024年5月 3日 (金)

群馬県立女子大学の地域・社会貢献活動報告書

 先日、群馬県庁の県民サービスセンターで見つけました。
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 群馬県立女子大学の2023年度の地域・社会貢献活動報告書です。
 1枚紙の2つ折りで、A4サイズです。

 見開きは学生による取組みです。
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 左上は国文学科と、国文学科等3学科による取組みです。
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 両ページに亙って、下の3分の2のオレンジ色の部分は全部美学美術史学科です。
 多数を占め圧巻です。
 そのうちの2ヶ所を。
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 美学美術史学科の中では、実技系のデザインと、アートマネジメントの分野の活動が主です。

 右上は国際コミュニケーション学部と大学公認サークルです。
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 裏表紙は教員による出前講座や公開講座、群馬学連続シンポジウム等です。
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 教員の活動も多岐に亘っています。

 公開講座の写真はこの講座のものが使われています。
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 「玉の緒よ絶えなば絶えね」ということで、中世文学ですね。
 国文学科のものを使ってもらって、なんか嬉しいです。

 群馬県立女子大学は公立大学であるということもあり、地域・社会貢献が特に求められています。
 学生も教員も、それぞれに頑張っています。

2023年12月25日 (月)

放送大学学園祭の新聞記事

 一昨日開催された放送大学群馬学習センターの学園祭の記事が、上毛新聞に載っていたといって、学生さんから切り抜きの画像が添付ファイルで送られてきました。
 昔だったら郵送ですが、今は便利になりました。
Hosodai2023d

 いくつもの展示の中で、風土記同好会が選ばれたのは幸いでした。
 メンバーには良い記念になることでしょう。

 記者のかたから、説明しているポーズをしてくださいと言われ、咄嗟にぐんまちゃんの歴史について語りました。
 テレビと違って、静止画では何を話していても支障ありません。♪
 髪、白いですねぇ。染めれば50代。

 記事の中に90歳の方のインタビューの声が載っています。この学生さんも風土記同好会のメンバーです。
 矍鑠としています。見習いたいものです。

2023年12月23日 (土)

放送大学群馬学習センターの学園祭

 放送大学には、各都道府県にそれぞれ学習センターが置かれています。
 群馬県にも、前橋市に群馬学習センターがあります。
 県立図書館の道を挟んで向かい側という好立地です。
 この学習センターで今日学園祭が開催されました。
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 今までブログに書いたことはありませんでしたが、私、平成24年(2012)4月から令和4年(2022)3月まで、この学習センターで客員教授として、ゼミを担当したり、面接授業(集中講義です)を担当してきました。
 ゼミでは、古事記、魏志倭人伝、常陸国風土記を読んできました。いずれも読了しました。
 客員教授を辞めた後も、そのゼミのメンバーが風土記同好会を設立してくれて、Zoomで出雲国風土記を読み、播磨国風土記に突入しました。
 風土記同好会も学園祭に参加しましたので、見に行ったという次第です。

 風土記研究会の展示。
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 昔、学園祭の展示というと、模造紙にマジックインキで書いたものですが、この展示は、パソコンでデータを作って、それを学習センターの大きなプリンターで印刷したのだそうです。時代は変わりました。

 一番左の展示物の上半分のアップ。
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 この同好会のメンバーの年齢は、あらかた私よりも上です。
 92歳の方と90歳の方がいます。
 皆さんとてもお元気です。

 メンバーとは、Zoomでは月に1回顔を合わせているとはいえ、直接の対面は4年ぶりではないかと思います。
 久し振りでした。
 私、この4年間で髪の白化が進みました。
 「髪を染めたら40代」と言ったのですが、全く賛同を得られませんでした。
 さすがに40代は欲張りすぎですね。50代って言えば良かったです。(^_^;

2023年11月24日 (金)

草刈りぐんまちゃん&久しぶりの群馬県立女子大学で

 今日は前橋で講座の日でした。
 県庁前広場に草刈りぐんまちゃん、いました。
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 以前、草刈りぐんまちゃんを見かけたときは、こんな車でした。
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 今日の風防ガラスのようなのは空っ風よけでしょうか。
 黄色い手のようなものも付いていますが、触ってみたところ、固定されているようでしたので、どうも単なる飾りのようです。

 前橋での仕事が終わった後、群馬県立女子大学に野暮用があったので、行ってきました。
 県立女子大に行くのは3年半ぶりです。
 私の後任の鈴木崇大先生が折良くお部屋にいらしたので、ご挨拶に伺ったところ、学生さんが3人いて、そのうちのおひとりは、なんと私のブログを見てくださっているとのことでした。
 全く思いも掛けないことで嬉しくありがたいことでした。
 鈴木先生の前任者がどんな人間か関心があったようです。

2023年10月28日 (土)

今日は群馬県民の日&卒論中間発表会?

 今日10月28日は群馬県民の日です。

 この日は、廃藩置県によって、明治4年に初めて「群馬県」の名称が使用された日です。当時はまだ旧暦が使用されていました。この10月28日という日付は旧暦のままのナマの日付です。

 群馬県民の日として制定されたのは昭和60年だそうです。ちょうど私が群馬県に勤め始めた年。

 群馬県民の日の趣旨は、「郷土の歴史を知り、郷土についての理解と関心を深め、自治の意識を高めるとともに、より豊かな郷土を築きあげることを期する日」だそうです。

 群馬県の誕生日。めでたいことです。

 この日、県内各地で記念事業が実施され、公立学校等は休みになりますし、県立の博物館等は入場料が無料や値引きになります。素敵な日です。(^_^)

 私の元の勤務先の国文学科では、この日に卒論の中間発表会を開催していました。
 時期的にはもう中間ではないのですが、人様の前で発表するとなると、こういう時期になってしまいます。
 また、発表会は、古典・近現代・日本語学と日本語教育学の3教室を使用しますし、3年生にもなるべく聴いて貰うことにしていますので、大学が休みの日でないと開催できません。
 そんな次第で、この日は最適です。

 今はどうなのでしょうね。今もそうなら、今日は卒論の中間発表会が行われたことでしょう。

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2022年10月 2日 (日)

第41回群馬学連続シンポジウム

 来たる10月23日(日)に第41回群馬学連続シンポジウムが開催されます。
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 裏面。
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 テーマは「ユリノ木と群馬学」とあります。
 「なんじゃろ?」ですが、趣旨は以下の通りです。
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 群馬県立女子大学は昭和55年4月に前橋の仮校舎で開学し、2年半後の昭和57年に玉村の校舎が完成したことに伴い、玉村校舎に引越しました。
 私が着任したのは昭和60年の4月ですので、玉村校舎に引越してから2年半後です。
 それから平成29年の4月に退職するまで、32年間在職したわけですが、このユリノ木のことは知りませんでした。(^_^;
 開学記念樹ということですが、どこに植わっていたんだろう?
 どうやら、ぼーっと生きてきたのでしょう。(^_^;

 今回は参加費が500円掛かりますが、豪華特典があります。
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 コロナ禍ということもあり、参加定員は80名だけです。
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 詳細は以下をご覧ください。
https://www.gpwu.ac.jp/info/2022/09/post-422.html

2022年7月25日 (月)

群馬県立女子大学で教員公募

 群馬県立女子大学のHPを見ていたら、文学部で5件の教員公募情報が載っていました。
Kyoinkobo
 HPは、下記をご覧ください。
https://www.gpwu.ac.jp/inf/emp/

 上の2件はさて置き(←置いちゃいけない)、国文学科で3件の公募が並行して行われています。
 文学部不要論やら、文系の学問の軽視、古典不要論などが目に付く昨今にあって、誠に喜ばしいことです。

 募集するのは、3件とも准教授または講師1名で、2023年4月1日 採用予定です。
 応募締切は下記の通りです。
  近世文学:2022年8月30日(火)必着
  中古文学:2022年9月 6日(火)必着
  上代文学:2022年9月13日(火)必着

 3名も同時募集って、教員が居つかない大学かと思われたらそれは誤解です。
 他大学への転出は1名で、他の2名は定年退職に伴う欠員補充です。

 この公募による採用が決まれば、国文学科の陣容は、以下のようになります。
  上代文学 1名
  中古文学 1名
  中世文学 1名
  近世文学 1名
  近代文学 1名
  現代文学 1名
  日本語学 2名
  日本語教育学 1名
  中国文学 1名
  教育心理学 1名

 うまく決まるように願っています。

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