古事記

2026年2月19日 (木)

『国語と国文学』令和8年3月号は上代文学特集

 『国語と国文学』令和8年3月特集号を買いました。
 今号のテーマは「上代文学を読む」です。
Kokugoto202603a

 目次を切り貼りして載せます。
Kokugoto202603b
Kokugoto202603c
 1冊丸ごと全部上代というのは壮観です。

 興味深い論文がたくさんあります。
 ちゃんと読もうと思います。

 『国語と国文学』は、大昔に定期購読していたこともあったのですが、コスパが悪いのでやめてしまいました。
 どういうことかというと、上代関係の論文が1本もないことが珍しくなかったからです。
 上代に限らず、いろいろな時代の論文も読めば良いのですが、どうも守備範囲が狭くて。
 というか、そもそも文学は専門じゃないし。←え? そうなの?

2026年1月30日 (金)

『前賢故実』(4)神話伝承上の人物

 『前賢故実』の4回目です。
 今回は神話伝承上の人物です。

 野見宿祢。
Zenken15nomi
 相撲の取り組みが始まる場面でしょうか。強そうです。

 武内宿祢。
Zenken16takeuchi
 五代の天皇に仕え、歳は300歳に到ったと伝わります。
 蘇我氏の先祖です。

 王仁と阿直岐。
Zenken17wani
 百済の博士です。
 王仁は論語と千字文とを伝えたとか。
 左側には「難波津に咲くやこの花」の歌が書かれています。

 衣通姫。
Zenken18sotoori
 日本三大美人の1人ですね。

 少子部螺羸。
Zenken19chisakobe
 誤解から生じたいきさつで孤児たちを大勢育てたとされます。
 わざわざ見開きにもう一人の子供を描くことによって、子供好きの様子がより一層伝わります。

2026年1月28日 (水)

『前賢故実』(3)今日は古事記撰進の日

 今日1月28日は古事記撰進の日ですね。
 そこで、今までに2回載せた『前賢故実』から古事記関係の図を5つ載せます。

 五瀬命。
Zenken10ituze
 神武天皇のお兄さんです。
 ヒゲもじゃですね。私はもっと端正なイメージを抱いていました。
 この絵は随分勇猛そうな姿に描かれています。

 田道間守。
Zenken11tajima
 上と右にはみ出して描かれています。
 泣いています。木は橘ですね。

 日本武尊。
Zenken12yamatotakeru
 これを見た時には、「え? これが日本武尊?」と思ってしまいました。
 どの場面でしょうね。
 腕と足首に玉を巻いていることを考えると、女装して熊曽建を討伐した場面でしょうかね。
 左に書かれているのは一つ松の歌です。
 日本武尊ならば、焼津の場面が一番いいと思うんですけどね。

 弟橘媛。
Zenken13ototachi
 これは、随分ダイナミックに描かれていますね。
 日本武尊のために海に身を投じた場面です。

 最後に太安万侶です。
Zenken14yasumaro02
 太安万侶は以前も載せましたが、今回は絵だけアップで、白紙も挟んで撮り直しました。

2025年8月16日 (土)

最近、もの忘れがひどくて

 今日のブログのネタはどうしようと、その辺をガソゴソしたら、『古事記年報』の創刊号が出てきました。
 よし、これで決まりと思ったのですが、既に取り上げていないだろうなと気になって調べたら、今年の3月に載せていました。
 わずか5ヶ月前ですよ。記憶力、どうなっているのでしょう。
 ま、折角なので、目次だけ載せておきます。
Kojikinenpo01b
 錚々たるメンバーです。
 そして、この時から既に「研究年表」があります。
 「研究年表」という名称はいわゆる「年表」とは違って、その年度に発表された古事記関係の単行本や論文のリストです。

 この創刊号のあとがきによれば、古事記学会が第1回の研究会を開催したのは昭和26年だそうです。
 萬葉学会の創立と『萬葉』の創刊も同じく昭和26年です。
 これは偶然でしょうが、戦争が終わって6年。この頃には世の中もようやく落ち着いて、上代文学関係の学会発足という機運が出てきたのでしょう。
 両学会ともその後七十余年を歴て今に至っています。

 あ、タイトルの「もの忘れ」ですが、この他には、今日起きたときに「スーパーで○○を買おう」と思ったのですが、いざスーパーに行く段になったら、その○○が何だったのか思い出せません。
 スーパーに行っても思い出せないまま今に至ります。
 そのうち、○○を使うことになった時にやっと○○が何だったのか判明することでしょう。
 今日ないと困るものではないことを願っています。

 スーパーでもレジをしてもらっている最中に明日のパンを買い忘れたことに気づき、大急ぎで売り場から取ってきました。
 迷惑な客です。

 もの忘れは単なるもの忘れであって、認知症とは違うと思います。たぶん。

2025年7月27日 (日)

伊藤弥寿彦氏『古事記の博物図鑑』(世界文化社)

 伊藤弥寿彦氏の『古事記の博物図鑑』(世界文化社)を購入しました。
R07kojikihakubutsu01
 この本のことは、Twitter(現X)の相互フォロワーさんである史而さんのポストで知りました。

 令和7年6月5日の刊行です。
 定価税込6600円ですが、写真満載、463ページという大冊ですので、納得のお値段です。

 古事記に記載のある動物・植物・鉱物が網羅されています。
 著者は動物学がご専門で、NHKの『生きもの地球紀行』『ダーウィンが来た!』などの自然番組ディレクターとしてご活躍だそうです。

 これまで本の紹介をするときには、著作権に配慮し、表紙と目次程度に留めてきましたが、今回の場合、それでは不十分なので、ほんの少しだけ中身を載せてしまいます。

 蛭の項。
R07kojikihakubutsu02
 ご自身の血を吸わせるという衝撃の写真入りです。

 蒲黄の項。
R07kojikihakubutsu03
 蒲の花粉の写真が載っています。

 日本原産のうさぎには、冬毛を除き白うさぎはいないことや、日本海に生息するサメ類49種の名前リストが載っているなど、動物学の専門家ならではの内容も満載です。

 お薦めです。

【追記】
 この本の刊行年を、最初平成7年と書いてしまいました。
 萩さんのコメントによって間違いを知り、あわてて令和7年と直しました。
 萩さん、ありがとうございました。

2025年6月23日 (月)

古事記学会無事終了・無事帰宅

 古事記学会の2日目の研究発表会、無事終了しました。
 発表者が5人だったため、第2日は午後3時前に終了しました。
 トリの発表者は志水先生。私はその司会を務めました。
 無事に終了し、6時50分頃、東京の家に帰り着きました。

 都議会議員選挙の開票速報のために7時15分から始まった「べらぼう」を見て、その後、しばらく開票速報を見たあと、「さて買物に」と思ったのですが、ちょっと休んでからと横になったら、そのまま寝てしまい、起きたのはつい先ほど。また日付が変わってしまいました。
 もういつものスーパーは閉まってしまいましたので、これからコンビニに行ってきます。

 すみません。こんな記事で。
 明日からまたちゃんと書きます。

2025年6月21日 (土)

令和7年度古事記学会大会

 今年度の古事記学会の大会は京都精華大学で開催されています。
 今日は第1日で、理事会、講演会、総会、懇親会が開催されました。

 理事会のお弁当。
R07kojikirijiben01
 お茶とともに1000円です。
 おいしゅうございました。

 お茶は京都の伊右衛門です。
Iyemon
 そのローマ字表記が「IEMON」ではなくて「IYEMON」となっています。
 これは、「IEMON」ではアメリカなどで「いえもん」と読んでもらえないからだと、蜂矢真郷先生からお教え頂きました。
 ひょんなところに勉強の種が落ちていました。

 会場校挨拶:京都精華大学学長 澤田昌人先生。
R07kojiki01

 講演「古事記の成立」木田章義先生(京都大学名誉教授)
R07kojiki02

 講演「上代の動詞の活用と派生ー『時代別国語大辞典上代編』の項を中心にー」蜂矢真郷先生(大阪大学名誉教授)
 *すみません。蜂矢先生の写真はありません。
  蜂矢先生はイスに腰掛けてお話くださったのですが、イスが低すぎて、蜂矢先生はお顔しか見えていない状態でした。
  ミョーなので、載せないことにします。最初に立っていらっしゃる時に撮れば良かったです。

 総会の折に、古事記学会奨励賞の発表と表彰式がありました。
 今年度の受賞者は岡田高志氏(大阪公立大学研究員)です。
R07kojiki03
R07kojiki04

 1日目が終わって、宿の部屋に帰り、風呂上がりのお供。
Drpepper
 ドクターペッパーを飲むのは超久しぶりでした。

 

--------------------------------------------------
【追記】

 蜂矢先生からメールを頂き、その中に、IYEMONのことは蜂矢先生がお調べになったことではなく、中部大学の日本語日本文化学科1年生のある学生が、サントリーに電話をかけて調べたことだということでした。

 蜂矢先生がお授業の中で「ローマ字のつづり方」に関するお話しをなさった折に、「YE」について、紙幣の裏に「YEN」とあること、「YEBISUビール」のことなどを話されたそうです。
 そうしたら、その受講生の中に、伊右衛門茶の「右衛」もYEです、と言う学生がいて、彼女は次の週までにサントリーに電話をかけて調べたのだそうです。

 なんとも行動力のある学生ですね。

2025年6月13日 (金)

『よくわかる古事記』(ユーキャン/自由国民社)

 また渋川の家に来ました。
 今回は中6日でした。
 今日は13日の金曜日にして仏滅ですが、今のところ何ごともありません。
 13日の金曜日と大安とが重なると、どちらが勝つかという楽しみがありますが、仏滅とじゃねぇ。
 あ、今日は家を出るのが少し遅れたために、3時間35分も掛かってしまいましたが、これは私が悪いのです。

 さて、『よくわかる古事記』(ユーキャン/自由国民社)を著者のおひとりである土居美幸さんから頂きました。
R07yokuwakarukojiki01

 著者は次の方々です。
R07yokuwakarukojiki02
 鉄野先生は古事記の成立など、古事記の概説をお書きになり、他の方々はそれぞれの神話を分担執筆されています。

 目次を載せます。
R07yokuwakarukojiki03
R07yokuwakarukojiki04
R07yokuwakarukojiki05

 古事記全般に亙って、解説、あらすじ、漫画を中心に、地図、挿絵、写真、系図を豊富に載せ、本当に「古事記の世界がゼロからわかる」仕上がりになっています。
 古事記に関心はありながら、敷居が高く感じている方々にとって、恰好の入門書になることでしょう。
 この本を通して古事記ファンが増えることを期待します。

 発行所はユーキャン学び出版、発売元は自由国民社、本年6月13日発行です。
 あ、今日ですね。

2025年4月27日 (日)

古事記編纂1300年切手

 先日、渋川の家で見つけました。
Kojikikitte01
 古事記編纂1300年記念切手です。
 保存状態が悪くヨレヨレです。ダメダメですね。お恥ずかしいです。
 平成24年(2012)7月20日発行です。

 80円切手が10枚ですが、絵柄は以下の4種類です。
Kojikikitte02
 金額の部分を線で消しました。

 上の2枚はともに堂本印象作で、左は「木華開耶媛(このはなさくやひめ)」、右は「火退(ほそけ)」でヤマトタケルを描いています。
 下の2枚はともに八重垣神社蔵の板絵で、左は伝素盞嗚尊、右は伝稲田姫命です。

2025年3月27日 (木)

烏谷知子氏『上代文学の基層表現』(花鳥社)

 烏谷知子氏から近著『上代文学の基層表現』(花鳥社)を頂きました。
R07kisohyogen01
 表紙はヤマトタケル像です。この3月15日の刊行です。
 帯にありますように、叙情的表現はどのように叙事的表現と共存し発展していったのかを、記紀万葉に亙って考察していらっしゃいます。

 目次は以下の通りです。切り貼りして載せます。
R07kisohyogen02
R07kisohyogen03
R07kisohyogen04
R07kisohyogen05

 烏谷氏はこの3月で定年退職だそうです。
 益々のご活躍を祈念致します。

より以前の記事一覧

2026年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

ウェブページ