万葉集

2019年10月 2日 (水)

新町で公開講座&新町は群馬の玄関

 今日は、新町公民館で今年度3回目の公開講座でした。テーマは大伴坂上郎女です。
 レジュメはこちら
 今回もまた、皆さんとても熱心に聴いてくださいました。質問も活溌に出て、次回の私の宿題は3つになりました。(^_^;

 新町駅のホームに長い横断幕があります。東京方面に向かう列車のホームから見えます。
 写真を撮るにも、長すぎて1枚に収まりきれないので、分割しました。

 向かって左端。
Shinmachi_gunma01
 SLとリゾートやまどりがJR東日本高崎支社のお宝で、基本的に毎週土日に運行しています。

 中央部。
Shinmachi_gunma02
 日本語の他に、米中韓3ヶ国語でアピールしています。

 そして右端。
Shinmachi_gunma03
 「群馬の玄関」とあります。
 東京方面から高崎線を北上して行くと、新町駅の1つ手前の神保原駅までが埼玉県、新町駅からが群馬県になりますので、新町駅は確かに群馬の玄関口になります。群馬県最南端の駅です。

2019年9月28日 (土)

山上碑・金井沢碑を愛する会で講演

 今日は高崎市山名町で講演をしてきました。
 主催は「山上碑・金井沢碑を愛する会」です。
 上野三碑のうち、山上碑と金井沢碑は山名町にあります。
 多胡碑だけは吉井町ですので、多胡碑は置いといて、他の二碑を愛する会なのだと思います。

 会場は南八幡公民館です。最寄り駅は山名駅。ホームにこんなベンチがありました。
Minamiyahata01
 これだけでぐんまちゃんと分かりますね。(^_^)

 会場の玄関脇に二碑のレプリカが鎮座していました。
Minamiyahata02
 この公民館が二碑を愛する会の拠点のようです。

 控室で出されたお茶請け。
Minamiyahata03
 高崎名物のみそまんは知りませんでした。群馬には、みそパンや焼き饅頭などもあり、味噌が人気です。
 ぐんまちゃん最中は嬉しいお菓子です。

 講演のタイトルは「万葉集 東歌の世界-石碑の路を中心に」でした。
 レジュメはこちら。他にスクリーンで30枚近くの写真や地図を見て頂きました。
 久し振りに「令和」絡みでない講演でした。(^_^)

2019年9月24日 (火)

奈良シニア大学in東京で講座

 今日は、奈良シニア大学in東京で講座をしてきました。
 会場は昨日と同じ奈良まほろば館です。演題は「「令和」と梅花宴の歌」。
 会場も演題も昨日と同じようで……。(^_^;
 昨日は梅花宴序のあとは古代の元号の話をしました。今日は梅花宴序の後は梅花宴の歌をよみました。その点が相違です。
 レジュメはこちら

 奈良シニア大学というのは、55歳以上の方を対象とした生涯学習の場です。「大学」ではありません。
 これまで、奈良校と橿原校とがあったようですが、この9月から東京にも進出しました。なぜか「東京校」ではなく、「in東京」を名乗っています。
Narasenior

 午前中は単発の講座、午後は連続講座です。私は午前の単発の講座でした。
 皆さん、とても熱心に聴いてくださり、やりやすかったです。

 昨日、せんとくんが手にしていた金魚の水槽、今日はありませんでした。
 昨日までだったようです。昨日見られて幸いでした。(^_^)

2019年9月23日 (月)

奈良まほろば館で講座

 今日はお彼岸の中日で、午前中はお寺の法要に参加してきました。
 午後は日本橋の奈良まほろば館で講座でした。
 お寺で頂いた卒塔婆を持って行くのもナンですので、お塔婆はお寺で預かって頂いて、明日受け取りに行きます。

 午後の講座は、奈良まほろば館と東京都中央区との連携講座で、テーマは「新元号「令和」と『万葉集』」。全4回です。

 第1回 令和元年9月23日(月・祝)
     北川 和秀 「令和」と古代日本の元号
 第2回 令和元年10月22日(火・祝)
     鈴木 道代 梅花の歌と中国文学
 第3回 令和元年11月3日(日)
     市瀬 雅之 旅人から家持へー「令和」のまなざしー
 第4回 令和元年11月24日(日)
     井上 さやか 『万葉集』巻五と大伴旅人

 私の話はもう「毎度おなじみの」という感じになってしまいました。(^_^;
 レジュメはこちら
 先日の赤堀町のとほぼ同様なのですが、その折の反省を活かして改訂しました。

 お寺の法事では、ご住職の方針で、参列者全員にお経本が配られて、全員でお経を読みます。
 今日も大きな声でお経を読んできましたので、午後は声がよく出ました。(^_^)

 奈良まほろば館では、万葉文化館の井上先生、大谷先生達が定期的に講座をなさっていますので、今日の受講者の中にはその常連さんもいるはずです。それがちょっとプレッシャーでしたが、皆さんの反応は良く、大変にやりやすかったです。

 会場の奈良まほろば館は、奈良県のアンテナショップで、群馬で言えばちょうどぐんまちゃん家に当たります。担当職員の方は奈良県の職員さんで、先年の大古事記展でもスタッフの一員でいらしたとのことでした。

 奈良まほろば館にはかねてから関心があったのですが、まだ行ったことがなく、今日が最初ということになりました。

 入口。せんとくんがいます。
Naramahoroba01

 そして、せんとくんの手には。
Naramahoroba02

 大和郡山の金魚ですね。金魚を見ると嬉しくなります。(^_^)

2019年9月18日 (水)

新町で公開講座&おもちゃかぼちゃ

 今日は高崎市新町公民館で公開講座をしてきました。全5回のうちの2回目です。
 前回の第1回目は「令和」と梅花の宴の歌をとりあげました。
 第2回目は、その繋がりで大伴坂上郎女の話をする予定でしたが、前回の講座が終わった後、講座の担当者の方からメールを頂きました。
 今回の受講生のなかに「万葉集」が初めてのかたが数名いらして、万葉集の「巻」等について、少し話が聴きたいとの要望をいただいたとのことでした。
 そういうことなら、と思い、急遽予定を変更して、万葉集の概説をすることにしました。柔軟です。(^_^)
 レジュメはこちら

 受講生の方からこういうものを頂きました。
Omochakabocha01

 下から。
Omochakabocha02

 上から。
Omochakabocha03

 何の実か聞きそびれました。帰宅してググってみたら、おもちゃかぼちゃのようです。初めて見ました。

 交配の結果、こういう実が成ったようです。種を蒔いても同じ実が成るかどうか分かりませんね。
 種を取って蒔いてみようかしら。(^_^)

2019年9月 8日 (日)

赤堀町歴史民俗資料館で公開講座

 今日は、群馬県伊勢崎市の赤堀町歴史民俗資料館で公開講座をしてきました。
 全4人のリレー講座です。
Akabori11
 私はトップバッターということになります。
 他の講師の方々は、歴史学、考古学がご専門ですので、多少とも関連付けられるように、前半はいつものように梅花宴序の話をしましたが、後半は飛鳥・奈良時代の元号について話しました。レジュメはこちら

 皆さん、とても熱心に聴いてくださいました。やりやすかったです。
 ただ、最後の質問コーナーで、持統天皇の「春過ぎて夏来たるらし」の歌の解釈について質問されました。今日の話と関係ないんですけどね。(^_^;
 どうも、公開講座では講座の内容と全く関係ない質問をされる方が多いです。かねがね疑問に思っていたことを、この機会に、ということなのでしょうかね。

 電車の時間の関係で、だいぶ早く会場に着きましたので、今回の講座でお世話になった職員の方が、館内を案内してくださいました。館内撮影可でした。ありがたいことです。

 常設展。縄文土器。
Akabori01

 同じく、埴輪の馬。
Akabori02

 この地域の旧石器時代から中世くらいまでの出土品がたくさん展示されていて、充実した内容でした。

 2階には古民具や、私が子供だった頃の電化製品などが展示されていて、懐かしかったです。

 資料館情報紙の最新号。
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 ここに書いてありますように、「お月見展」が始まったところです。

 十五夜のお供え物。
Akabori03
 様々なお供え物が箕に盛られています。農具としての箕は身近な存在だったのでしょうね。
 それから、お団子のように見えるのは饅頭です。これは珍しいかもしれませんね。

 ススキは糸枠に挿してあります。糸枠もまた養蚕と深い繋がりがありますね。
Akabori05

 昭和52年の写真と解説。
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 同じく。
Akabori07

 十三夜のお供え物。
Akabori08

 同じくアップ。
Akabori09

 これらも興味深い展示でした。

2019年9月 4日 (水)

新町で公開講座。「令和」と梅花宴

 今日は新町公民館で公開講座をしてきました。「万葉集をよむ~令和にちなんで~」という5回の講座です。
 新町公民館でお世話になるのは、一昨年から3年目です。

 第1回目の今日は「「令和」と梅花宴」です。
 梅花宴序の解説をした他、梅花の歌32首から何首かよみ、梅花宴歌に追和した歌をよみました。
 レジュメはこちら

 皆さん、大変熱心に聴いてくださって、やりやすかったです。
 見知った顔がたくさん。去年一昨年と引き続いて来てくださった方が多かったように思います。

 さて、今回5回の講座のうち、第1回目は令和と梅花宴でしたが、第2回目以降をどうするか。
 梅花宴に関連する旅人と憶良は去年やってしまいました。(^_^;
 以前、家持のリクエストもありましたので、第2回~第4回は坂上郎女と家持をよむことにしました。
 第5回は、去年、上野国東歌・防人歌をよんだ時の積み残し分を扱います。
Kanbarahakubai

  今日は9月になって初電車でした。駅にも車内にも子供や中(ちゅうっ)子供はほとんど見かけませんでした。夏休みが終わったのですね。
 電車派の私としては、子供たちにも大いに電車に乗って貰いたいところですが、その一方で、夏休み中はどうも電車が混んでいけません。
 などと勝手なことを思っています。(^_^;

2019年8月13日 (火)

代表的な万葉歌(3)

 今日は、昨日の続きのような内容ですが。(^_^;
Ueno_hajimete  
 上野先生の本に採られた歌を加えたことで、私の「代表的な万葉歌」の順位が変わりました。30位以内は以下の通りです。

 01.田子の浦ゆうち出でて見れば真白にぞ富士の高嶺に雪は降りける(3・318)山部赤人
○02.銀も金も玉も何せむにまされる宝子にしかめやも(5・803)山上憶良
 03.天地の 分れし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 布士の高嶺を ~(3・317)山部赤人
 04.瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ いづくより 来りしものそ ~(5・802)山上憶良
○05.石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも(8・1418)志貴皇子
 06.東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ(1・48)柿本人麻呂
 07.我が宿のいささ群竹吹く風の音のかそけきこの夕かも(19・4291)大伴家持
 08.うらうらに照れる春日にひばり上がり心悲しも独し思へば(19・4292)大伴家持
 09.近江の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ(3・266)柿本人麻呂
 10.あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(1・20)額田王
○11.憶良らは今は罷らむ子泣くらむそれその母も我を待つらむぞ(3・337)山上憶良
○12.熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな(1・8)額田王
 13.若の浦に潮満ち来れば潟をなみ葦辺をさして鶴鳴き渡る(6・919)山部赤人
 14.多摩川に曝す手作さらさらに何そこの児のここだ愛しき(14・3373)東歌(武蔵)
 15.ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く(6・925)山部赤人
 16.楽浪の志賀の辛崎幸くあれど大宮人の舟待ちかねつ(1・30)柿本人麻呂
 17.紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも(1・21)天武天皇
 18.春の野に霞たなびきうら悲しこの夕影に鴬鳴くも(19・4292)大伴家持
 19.み吉野の象山の際の木末にはここだも騒く鳥の声かも(6・924)山部赤人
○20.あをによし奈良の都は咲く花のにほふがごとく今盛りなり(3・328)小野老
 21.玉たすき 畝傍の山の 橿原の ひじりの御代ゆ 生れましし 神のことごと ~(1・29)柿本人麻呂
 22.笹の葉はみ山もさやにさやげども我れは妹思ふ別れ来ぬれば(2・133)柿本人麻呂
○23.春過ぎて夏来るらし白栲の衣干したり天の香具山(1・28)持統天皇
 24.春の園紅にほふ桃の花下照る道に出で立つ娘子(19・4139)大伴家持
 25.わたつみの豊旗雲に入り日差し今夜の月夜清く照りこそ(1・15)天智天皇
○26.験なきものを思はずは一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし(3・338)大伴旅人
 27.家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る(2・142)有間皇子
 28.春の野にすみれ採みにと来しわれそ野をなつかしみ一夜寝にける(8・1424)山部赤人
 29.士やも空しくあるべき万代に語り継ぐべき名は立てずして(6・978)山上憶良
 30.我が背子を大和へ遣るとさ夜更けて暁露に我れ立ち濡れし(2・105)大伯皇女

 ○を付けた歌が上野先生の本に採られた歌で、いずれも前回よりも順位が上がっています。
 僅差で歌が並んでいますので、新しい材料が加わると、すぐに順位が変動します。

 このうち、23位「春過ぎて」と26位「験なき」の歌は、前回は31位以下でした。
 この2首が30位以内に入ったことで、割を食って31位以下に落ちてしまったのは次の2首です。

  吉野なる菜摘の川の川淀に鴨ぞ鳴くなる山蔭にして(3・375)湯原王
  楽浪の志賀の大わだ淀むとも昔の人にまたも逢はめやも(1・31)柿本人麻呂

 どちらも良い歌とは思いますが、「春過ぎて」「験なき」との入れ替えならば、やむを得ないかと思います。

 材料を増やすことで、より妥当な「代表的な万葉歌」を目指したく思います。

 順位が下の方の歌を、キリの良いところで拾ってみると、たとえば次のようになります。

  50位 一つ松幾代か経ぬる吹く風の声の清きは年深みかも(市原王)
  60位 わが妻はいたく恋ひらし飲む水に影さへ見えて世に忘られず(若倭部身麻呂/遠江防人)
  70位 白玉は人に知らえず知らずともよし 知らずとも我し知れらば知らずともよし(元興寺の僧)
  80位 信濃なる筑摩の川の細石も君し踏みてば玉と拾はむ(信濃国東歌)
  90位 唐衣裾に取りつき泣く子らを置きてそ来ぬや母なしにして(他田舎人大島/信濃防人)

 万葉集って、一体どれだけ名歌が多いのかとつくづく思います。

2019年8月12日 (月)

『はじめて楽しむ万葉集』(上野誠)のデータを追加

 私の「代表的な万葉歌」を充実させるためのデータ収集、鋭意継続中です。

 この度、上野誠氏の『はじめて楽しむ万葉集』(角川ソフィア文庫)の歌を追加しました。
Ueno_hajimete
 この本に収録されている歌は84首。これまで「代表的な万葉歌」作成のために使用した文献の中で収録歌数は最少です。

 そのわずか84首の中で、これまで「代表的な万葉歌」の資料として用いてきた『万葉秀歌(茂吉)』(364首)、『万葉百歌(山本・池田)』(109首)、『万葉集講義(五味)』(418首)、『万葉の秀歌(中西)』(252首)、『私の万葉集(大岡)』(811首)、『日めくり万葉集(NHK)』(のべ480首)などなどのいずれにも採られていない歌が17首もありました。以下の通りです。

 ・君により言の繁きを故郷の明日香の川にみそぎしに行く(4・626)八代女王
 ・世間も常にしあらねばやどにある桜の花の散れるころかも(8・1459)久米女郎
 ・夕されば小倉の山に伏す鹿の今夜は鳴かず寐ねにけらしも(9・1664)雄略天皇
 ・石上布留の早稲田の穂には出でず心のうちに恋ふるこのころ(9・1768)抜気大首
 ・我が背子に我が恋ふらくは奥山の馬酔木の花の今盛りなり(10・1903)作者不明
 ・黙もあらむ時も鳴かなむひぐらしの物思ふ時に鳴きつつもとな(10・1964)作者不明
 ・人言は夏野の草の繁くとも妹と我れとし携はり寝ば(10・1983)作者不明
 ・遠妻と手枕交へてさ寝る夜は鶏はな鳴きそ明けば明けぬとも(10・2021)柿本人麻呂歌集
 ・我が宿に植ゑ生ほしたる秋萩を誰れか標刺す我れに知らえず(10・2114)作者不明
 ・物思ふと隠らひ居りて今日見れば春日の山は色づきにけり(10・2199)作者不明
 ・よしゑやし恋ひじとすれど秋風の寒く吹く夜は君をしぞ思ふ(10・2301)作者不明
 ・我が背子が言うるはしみ出でて行かば裳引きしるけむ雪な降りそね(10・2343)作者不明
 ・日並べば人知りぬべし今日の日は千年のごともありこせぬかも(11・2387)柿本人麻呂歌集
 ・ひとり寝と薦朽ちめやも綾席緒になるまでに君をし待たむ(11・2538)作者不明
 ・色に出でて恋ひば人見て知りぬべし心のうちの隠り妻はも(11・2566)作者不明
 ・笠なしと人には言ひて雨障み留まりし君が姿し思ほゆ(11・2684)作者不明
 ・かにかくに物は思はじ朝露の我が身ひとつは君がまにまに(11・2691)作者不明

 上野先生、知られざる名歌を意欲的に収集なさっていますね。作者不明歌が目立ちます。
 これらの歌、じっくり読んで、参考にさせて頂きます。

 こういった著書の選歌に当たって、落とせない著名な歌がある一方で、著者としては、知られざる名歌をどれくらい拾い上げられるかというのも大きなポイントでしょうね。

 そういった歌に新たに光が当たるのはすばらしいことと思います。

2019年8月 3日 (土)

「英雄たちの選択」に万葉集

 7月31日(水)にBSプレミアムで放送された「英雄たちの選択」は2時間スペシャルで、タイトルは「そして万葉集が生まれた~大伴家持が残した日本人の心」でした。長いので、リアルタイムでは見ずに、2日後の昨夜、録っていたビデオを見ました。
Eiyu_manyo
 出演は、上の画像で向かって左から、澤田瞳子(小説家)、いとうせいこう(作家)、司会の杉浦友紀、磯田道史、里中満智子(漫画家)、馬場基(歴史家)の諸氏で、会場は平城宮跡の東院庭園です。

 他に、ビデオで上野誠、木本好信、新谷秀夫、中西進、鉄野昌弘の諸氏(登場順)のコメントがありました。

 番組の初めの方で、大宰府や梅花の宴の解説があり、その宴の当時はまだ13歳くらいだった大伴家持の生涯を辿り、万葉集の成立を絡めるという内容でした。

 「英雄たちの選択」という番組名に対応する出来事としては、橘奈良麻呂の変の際に、家持が変には加担せずに静観したことが万葉集の成立に繋がった(加担していたら万葉集は成立しなかったかも)ことが取り上げられていました。

 里中満智子氏の万葉仮名に関する発言が「え?」でしたが、全体としては、分かり易く、納得できる内容で面白かったです。東院庭園の池の岸が、建造当初は大陸風に直線だったのが、徐々にデコボコに変えられていったという馬場氏のお話は興味深かったです。

 この番組、通常は翌週の水曜日朝に再放送をしているようなのですが、あいにく今回はスペシャルで時間が長いせいか、来週の水曜日は別の回の再放送です。

 いずれ再放送があると思いますので、興味のある方は、その折にでも是非。

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