万葉集

2025年12月19日 (金)

『万葉集略解』は耕書堂&スーパー、リニューアルオープン

 毎週楽しみにしていたNHK大河「べらぼう」が最終回を迎えました。
 渋川の家のテレビは壊れているので見ることができません。
 最終回は昨夜やっと見ることができました。
 おもしろかったです。
 宣長が登場した後、「もののあはれ」ということばが何度も登場しましたが、あれは昨年の「光る君へ」との繋がりを意識したものでしょうかね。来年の「豊臣兄弟」への繋がりは見当たりませんでした。
 蔦重が松坂への旅の帰りに、その土地の書店で尾張弁が出てきたのは違いますかね。

 終わりの5回ほどは、個人的には大河の一線を越えているように思いましたが、面白かったので良いです。
 全48回、良いドラマでした。

 わが蔵書にも耕書堂の本がないかと探したら『万葉集略解』がありました。
Ryakuge01

 刊記にこうあります。
Ryakuge04

 末尾に「製本所」として「耕書堂 蔦屋重三郎」とあります。
 版元ではないのでしょうかね。
 寛政八年というと、蔦重が亡くなる前年ですね。


 話変わって、私の食生活を支えてくれている近所のスーパー、改装のため休業中でしたが、本日めでたくリニューアルオープンしました。
 良かったです。
 ただ、売り場が大きく変わってしまった部分があって、慣れるまでちょっと大変です。
 新たにセルフレジもできました。
 よく分からないので、私は有人レジを使います。
 セルフレジに並んでいる人も結構いました。現代人です。

2025年12月 7日 (日)

『日本語学』最新号&集中講義無事終了

 季刊『日本語学』最新号の特集は「声から考える日本語」と「フィラーの働き」です。
Nihongogaku202504a

 この号のことは、Twitter(現X)上の近藤泰弘先生のポストで知りました。
 私、音声・音韻は苦手なので、この雑誌で勉強することにしました。

 目次は以下の通りです。
Nihongogaku202504b
Nihongogaku202504c
Nihongogaku202504d

 難しそうです。
 理解できるでしょうか。

 話変わって。
 放送大学の学生さん達は、基本的にはテレビ等で放送されている放送大学の授業を聴いて単位を取りますが、卒業要件124単位のうちの何単位か(12単位か20単位だった気がします)は、各都道府県に置かれている放送大学の学習センターに出向いて授業を受ける必要があります。スクーリング(面接授業)ですね。
 この面接授業は、原則1日4コマ×2日間の集中講義で行われます。これで1単位です。

 私は平成26年から毎年、前橋市内にある群馬学習センターで1科目担当してきました。
 今年も、昨日・今日の2日間授業を行い、無事に済んだところです。
 ただ、以前は教室で授業をしたのですが、ここ数年は自宅からZoomで行っています。
 Zoomの場合、直接学生さん達と触れあうことはできませんが、遠くの都道府県に住んでいる学生さんも受講できるという利点もあります。今年は北海道から鹿児島までの学生さんが受講してくれました。
 質問も多く、しかも意表を突くような質問も出て、楽しかったし勉強にもなりました。

 先日セットアップとソフトのインストールが済んだばかりのノートパソコンを使いました。
 ギリギリ間に合って良かったです。

 内容は万葉集の作者不明の歌です。
 いつもながら歌をたくさん拾いすぎたために、全部は終わらず、途中からは配付資料から歌を選んで読みました。
 飛ばしてしまった歌の中には、飛ばすには惜しい歌も多くあり、それが心残りでした。
 取り上げなかった歌も注釈等を参考に銘々読んでもらえたら幸いです。

2025年12月 3日 (水)

新町公民館で講座&ぐんまちゃんショップ

 今日は、高崎市新町公民館で今年度4回目の講座をしてきました。
 最終回になります。
 今回は、前回の最後に飛鳥寺の広さについての質問を頂きましたので、前半はそのことを。
 そして、後日、受講生の方から公民館を通して質問を頂いたことで、後半はそのことを載せました。
 レジュメは以下の通りです。
https://kitagawa.la.coocan.jp/koza/r07shinmachi04.pdf

 この話が済んだ後、まだ終わっていなかった第1回と第2回のレジュメの話をしました。
 ということで、今年度はもうボロボロと言いますか、万葉集の概説と、受講生の方々から頂いた質問に答えることで終わってしまいました。


 講座の前、高崎駅構内のぐんまちゃんショップを覗きました。
 ぐんまちゃんは予想通りクリスマスバーションになっていました。
Gunmac_202512a

 売り場にもこうした飾りがありました。
Gunmac_202512b

2025年10月15日 (水)

新町公民館で講座&桜開花

 今日は高崎市新町公民館で万葉集講座をしてきました。
 新町公民館には毎年呼んで頂いて講座をしています。
 今年は作者不明の歌を読む予定です。
 ただ、毎年参加してくださっている方から万葉集の解説をしてほしいというリクエストがあったことと、今年は新しい参加者も多かったことで、第1回の今日は万葉集概説をすることにしました。
 また、昨年度の講座の折に、表記について質問を受けていましたので、それも解説することにしました。
 レジュメは以下の通りです。
https://kitagawa.la.coocan.jp/koza/r07shinmachi01.pdf

 全く終わりませんでした。(^_^;
 次回に続きます。

 新町公民館の庭の桜の木に花が咲いていました。
 季節外れです。狂い咲きですね。
R07shinmachi01

 この木、かなり傷んで、洞ができています。
R07shinmachi02

 別の角度から。
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 新町公民館は優良公民館として表彰されたことがあったようで、その記念碑が建っています。

2025年10月 3日 (金)

「小泉八雲と万葉集」展(万葉歴史館)

 先日、群馬県立女子大学の上代文学研究会に参加した折に、鈴木崇大先生からこのようなチラシを頂きました。
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 高岡市万葉歴史館で開催中の特別企画展のチラシです。
 NHKの朝ドラ「ばけばけ」で小泉八雲夫妻のことが描かれることにちなむ展示ですね。

 このような記念講演も開催されます。
Yakumotomanyo03

 チラシの裏面です。
Yakumotomanyo02

 八雲と万葉集との関係は全く知りませんでした。
 それについては裏面にこのような記載があります。
Yakumotomanyo04
 文字が小さくて済みません。
 確かにちょっと関係がありますね。

 このような関連イベントもあります。
Yakumotomanyo05

2025年9月26日 (金)

群馬県立女子大学上代文学研究会

 今日は、群馬県立女子大学で、鈴木崇大先生が主催する上代文学研究会が開催されましたので、聴きに行ってきました。
Karube2025a

 今日の回は都留文科大学専任講師の軽部利恵さんの講演でした。
Karube2025b
 講演題目は「ことばの文字化と万葉仮名」です。
 論旨明快、言語明瞭で、大変にわかりやすく、示唆に富む内容でした。

 軽部さんは私の最後の教え子で、かつ唯一の研究者です。

 上代専攻の院生3人と、2年生が1人、1年生が2人、皆さん大変熱心に講演に聴き入り、終了後のお茶会でも鋭い質問が出ていました。
 末頼もしい学生さん達で、今後が楽しみです。
 講演は、群馬県立女子大学の権田先生、新井先生も熱心に聴いていらっしゃいました。

 私も大いに刺激を受け、良いひとときを過ごすことができました。勉強になりました。

【追記】
 研究会の後のお茶会の写真を追加します。
Karube2025c
Karube2025d

2025年9月 2日 (火)

上越新幹線E4系Maxのキーホルダー

 上越新幹線E4系Max、ラストラン記念のキーホルダーがネットオークションに出ていましたので、落札しました。
E4max01
E4max02

 この新幹線は2階建てで、高いところが好きな私にはお気に入りの列車でした。
 もう走っていないのは何とも残念です。

 高いところが好きというだけではなく、新幹線の車中から下界を撮影するのにも役立ってくれました。

 甲波宿祢神社旧社地
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 甲波宿祢神社はもとはこの吾妻川にほど近い場所に鎮座していましたが、天明3年の浅間山の大噴火による土石流が吾妻川を流れ下ったことにより、流されてしまいました。
 その後、神社は吾妻川から離れた高台に再建されましたが、旧社地もこのように祀られています。

 佐野の舟橋の碑
Sanohi02
 江戸時代後期に建てられた佐野の舟橋の万葉歌碑です。
 画面中央付近の細長い方が歌碑です。

 佐野のわたし駅
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 左側中央付近から右下隅に向かって伸びているのが上信電鉄の佐野のわたし駅です。
 この駅は2014年の暮に新設されました。

2025年8月20日 (水)

万葉挽歌の人形と大嘗祭木簡のクリアファイル

 標記のクリアファイルを購入しました。
 入手先は、考古学関係の図書等を扱っている六一書房の通販です。

 人形は、平城宮いざない館において開催された、令和6年の奈良文化財研究所の夏期企画展「万葉挽歌(レクイエム)-人形からみる古の奈良-」に展示された永瀬卓氏の作品です。

 有間皇子。
Ningyo_arima

 但馬皇女。
Ningyo_tajima
 裏写りしてしまっていますけど、裏側は穂積皇子です。

 穂積皇子。
Ningyo_hozumi
 クリアファイルになっても、ふたりは裏と表に生き別れですね。
 いや、一心同体として、同じクリアファイルに載っていると考えた方が良いのかもしれません。

 長屋王。
Ningyo_nagaya

 これらのクリアファイルはA5サイズです。

 大嘗祭木簡。
Daijosai01
 右から、濁酒、堅魚、烏賊ですね。
 一番左は「干□」ですね。干したものといえば、干鮑でしょうか?

 裏側。
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 これは出土状況でしょう。
 こんな感じでまとまって出土したのですね。

 このクリアファイルはA4サイズです。

2025年8月13日 (水)

『国語と国文学』最新号に上代2本

 『国語と国文学』の9月号に、日本書紀区分論に関する論文1本と、万葉集に関する書評が1本掲載されています。
Kokugoto202509a

 この号のことは、昨日Twitter(現X)にポストされた根来麻子氏の記事で知りました。
 早速、某アマゾンに注文したところ、今日届きました。速いです。

 文字が小さいので、目次部分を拡大します。
Kokugoto202509b

 日本書紀区分論は木下優友氏の論文で、『漢書』文帝紀の記事を利用した書紀仁徳紀・允恭紀・舒明紀(β群)と、継体紀(α群)との『漢書』利用の違いを具体的に指摘し、書紀の漢籍利用は後事的に一括してなされたものではなく、書紀の叙述段階でなされたのであろうことを指摘しています。
 書紀区分論は森博達氏の一連の論考がほぼ定説のようになってきていますが、近年の葛西太一氏の著書をはじめ、まだまだ修正や深化の余地のあることを考えさせられました。

 書評は、山﨑福之氏『萬葉集漢語考証論』についての根来麻子氏のものです。
 山﨑氏は岩波の新大系本の『萬葉集』と岩波文庫版の『萬葉集』の校注者のおひとりで、そのお仕事を経て著されたご著書です。
 萬葉集に用いられた漢語の本文校訂や訓読について、精確に検討することによって見えてくるものがいろいろとあることが感じられます。
 この本自体は1年前に購入していたのですが、そのままになってしまっていました。
 根来氏の書評に導かれつつ、しっかりと読んでみたいと思いました。

2025年6月23日 (月)

『萬葉集全注』巻第十六(有斐閣)間もなく刊行

 古事記学会の会場で『萬葉集全注』巻第十六のチラシを頂きました。
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 昭和58年(1983)に刊行が始まった全20冊の『萬葉集全注』(有斐閣)は巻第十六の1冊のみが未刊でしたが、この8月末にいよいよ刊行されるということです。
 42年振りにようやく完結します。

 『萬葉集全注』は1人1巻の分担(伊藤博・稲岡耕二の2氏は各2巻)で執筆されましたが、この巻のみは著者の芳賀紀雄氏のご逝去を受けて、内田賢徳氏を中心とした方々が定期的に研究会を開き、そこでの検討を歴て成書化されたとのことです。

 チラシの下方の赤い部分を拡大します。
Zenchu16b

 「本書を手に取らずして萬葉集を語るなかれ。」というキャッチコピーは、こういう学術書には珍しいのではないでしょうか。
 刊行が待たれます。楽しみです。

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