かるた

2024年4月13日 (土)

昭和3年の「教育偉人かるた」(6)

 何度にも分けて載せている昭和3年「教育偉人かるた」。
 今回の第6弾は、日本の学者、文化人です。
 生年順に載せます。

 中江藤樹(1608年生)。
S03kyoikuijin29

 新井白石(1657年生)。
S03kyoikuijin30

 頼山陽(1781年生)。
S03kyoikuijin31

 二宮尊徳(1787年生)。
S03kyoikuijin32

 渡辺崋山(1793年生)。
S03kyoikuijin33

 多くは少年時代のエピソードが描かれています。あとは、親孝行。
 「教育偉人」とあることから、やはりそういう点が選ばれているのでしょう。
 新井白石が4歳(数え年でしょうね)で太平記を解したというのは、ただ事ではありません。

2024年4月 9日 (火)

昭和3年の「教育偉人かるた」(5)

 断続的に載せている昭和3年「教育偉人かるた」の第5弾です。
 今回は外国の軍人です。

 アレキサンダー大王。
S03kyoikuijin24
 解説の3行目、「欧亜弗」の「欧亜」は欧州とアジアで良いとして、「弗」が分かりません。
 意味的にはアフリカでしょうねぇ。アフリカは「阿弗利加 」と漢字表記するので、それで良いように思います。

 ハンニバル。
S03kyoikuijin25

 カエサル。
S03kyoikuijin26
 カエサルの表記は「ケーザル」になっています。

 ナポレオン。
S03kyoikuijin27
 「山又山」や「突進又突進」など、口調が良いです。講釈師のような弁士のような。

 ネルソン。
S03kyoikuijin28

 このかるたで外国人は20名ですので、そのうち5名が軍人(政治家でもある人物もいます)というのは、やや多いかもしれません。
 いずれも、解説は勇ましい表現になっています。

2024年4月 5日 (金)

昭和3年の「教育偉人かるた」(4)

 連日のかるたになりますが、先日の昭和3年「教育偉人かるた」の続きです。
 今回は宗教家。

 釈迦。
S03kyoikuijin19

 キリスト。
S03kyoikuijin20

 マホメッド。
S03kyoikuijin21

 公平に3宗教の教祖が取り上げられています。

 日本は2人だけです。

 親鸞。
S03kyoikuijin22

 日蓮。
S03kyoikuijin23

 他に、最澄、空海、栄西、道元なども候補になったことでしょう。
 2人に絞るのは難しかったのではないかと思います。

2024年4月 4日 (木)

鎌倉かるた(2)

 「鎌倉かるた」を入手しました。
Kamakuracard01

 絵札から4枚。
Kamakuracard02

 それぞれの読み札は以下の通りです。

 ろ:露座の大仏みんな大好き人気もの
 は:春になれば桜満開段葛
 つ:土牢に無念を偲ぶ護良親王
 な:滑川青砥藤綱銭活かす

 このかるたは、鎌倉ペンクラブが編集したものです。
 鎌倉ペンクラブの会長のメッセージが載っています。
Kamakuracard03

 ここにありますように、読み札は一般公募、絵札と解説は鎌倉ペンクラブの会員の手になります。

 絵札と解説を担当したのは次のような方々です。
Kamakuracard04

 絵札制作者の中には画家ではない方も含まれています。多才です。
 読み札の作者の名前と年齢も書いてありました。
 上は97歳、81歳、74歳から、下は9歳、11歳、12歳まで幅広いです。
 中学生がかなりいて、鎌倉女子大学中等部、栄光学園中学校、鎌倉学園中学校、鎌倉市立大船中学校、鎌倉女学院中学校、北鎌倉女子学園中学校などからはそれぞれ複数人が入選していました。
 鎌倉の中学校から広く募集したのでしょうかね。
 それ以外の方々は、鎌倉に限らず全国各地から採られています。
 「い」の札は「稲村ヶ崎剣投ぜし新田義貞」で、作者は群馬県新田郡の56歳の方です。新田義貞の地元ですね。

 上に挙げた4枚の読み札作者の年齢はお分かりになりましょうか。
 上の2枚、大仏と段葛はどちらも中学生です。
 下の2枚、護良親王と青砥藤綱はどちらも70代の方です。
 中学生は、護良親王や青砥藤綱は知らないでしょう。

 いろいろな年代の方が読み札を作っているのでおもしろいです。
 絵札は画風がバラバラですから、こちらはかるたを取るときに目が疲れるかもしれません。(^_^;

 タイトルに(2)を付けたのは、10年前に同じかるたを取り上げていたからです。
 同じかるたを2つ買ってしまいました。
 既に取り上げていたことは後から気付いたのですが、観点が違っていましたので、また載せました。

2024年3月30日 (土)

昭和3年の「教育偉人かるた」(3)

 先日、昭和3年の「教育偉人かるた」を載せてからしばらく経ってしまいましたが、また続きです。
 今回は、西洋の文化人達。

 ニュートン。
S03kyoikuijin12
 ニュートンとりんごのエピソードは有名ですね。

 フランクリン。
S03kyoikuijin13
 フランクリンと雷の中での凧上げも有名なエピソードです。
 危ないですけどね。(^_^;
 この話は、学校で習った憶えはありませんが、子供の頃に本かテレビで知りました。
 今の子供たちも、何かで知る機会はありましょうか?

 ダーウィン。
S03kyoikuijin14
 進化論のダーウィンですね。

 エジソン。
S03kyoikuijin15
 発明王エジソン。

 以上は科学者ですが、ベートーベンが音楽家としては唯一採られています。
S03kyoikuijin16
 「大楽聖」という評価です。これは今も変わらないかもしれませんね。

2024年3月21日 (木)

昭和3年の「教育偉人かるた」(2)

 先日載せた昭和3年の「教育偉人かるた」から、独断と偏見であと5枚載せます。

 楠木正成。
S03kyoikuijin04
 楠公さん、好きなもので。♪

 楠木正行。
S03kyoikuijin10
 楠公さんの遺児正行も好きです。
 前回は、「大楠公、小楠公が両方入っています。ちょっと偏り。」と書きましたが、私も偏っています。(^_^;

 大石内蔵助。
S03kyoikuijin05
 忠臣蔵も大好きです。
 しかし、この絵札の解説、講談調ですね。

 西郷隆盛。
S03kyoikuijin11
 この解説文は西郷さんをずいぶん高く評価しています。
 西南の役では賊軍となったわけですが、そのことは完全に不問に付されているようです。

 ワシントン。
S03kyoikuijin09
 何の説明もなく、「桜樹を切った少年は、終身正直で通した。」とあります。
 少年時代のワシントンが、桜を伐ったことを正直に申し出たというエピソードは、周知のこととされていたのでしょうね。

2024年3月18日 (月)

昭和3年の「教育偉人かるた」

 この様なものを入手しました。
S03kyoikuijin01
 『少年倶楽部』昭和3年新年号の附録、「教育偉人かるた」です。
 日本と世界の人物が対象になっています。

 例えば藤原鎌足。
S03kyoikuijin02
 鞠が随分派手です。

 菅原道真。
S03kyoikuijin03
 末尾、「東風吹かずとも、梅花よ、香れ!」と力が入っています。

 孟子。
S03kyoikuijin06
 孟母三遷の教えですね。

 リンカーン。
S03kyoikuijin07

 日本は28名で、以下の面々です。大体時代順に並べてみました。江戸時代はややあやふやです。
  日本武尊、聖徳太子、藤原鎌足、和気清麻呂、坂上田村麻呂、菅原道真、親鸞、平重盛、日蓮、北条時宗
  楠木正成、楠木正行、上杉謙信、豊臣秀吉、徳川家康、加藤清正、徳川光圀、新井白石、大石良雄
  頼山陽、中江藤樹、二宮金次郎、渡辺崋山、吉田松陰、西郷隆盛、伊藤博文、東郷平八郎、乃木希典

 天皇は1人もいません。あえて外したのでしょう。武将が目立ちますが、文化人も拾っています。
 大楠公、小楠公が両方入っています。ちょっと偏り。最後は東郷元帥、乃木大将です。

 外国は20名です。こちらもちゃんと分類排列すればいいのですが、私は未熟者のため手間が掛かるので、東西に分けたのみで、あとは順不同です。
  孔子、孟子、諸葛孔明、釈迦
  ベートーベン、リンカーン、ニュートン、カエサル、ワシントン、フランクリン、アレキサンダー、ネルソン
  ハンニバル、コロンブス、ナポレオン、エヂソン、マホメッド、キリスト、ダーウヰン、ソクラテス

 昭和3年の時点で、どういう人物が「教育偉人」と考えられていたのかの1つの例として、なかなか興味深い資料です。

 同時代資料は面白いです。←結論は大体いつも同じ。(^_^)

2024年2月19日 (月)

無裁断「おとぎかるた」(2)

 昨日の「無裁断「おとぎかるた」」の続きです。

 このかるたは「ゐ」「ゑ」「を」「京」の札を含んで、全部で48枚からなります。
 物語別の内訳は以下の通りです。

  一寸法師:6
  桃太郎:6
  猿蟹合戦:6
  舌切雀:4
  花咲か爺:3
  浦島太郎:3
  金太郎:3
  かちかち山:3
  こぶ取り爺:2
  かぐや姫:2
  俵藤太のムカデ退治:2
  牛若丸:2
  鉢かづき姫:1
  いなばのしろうさぎ:1
  文福茶釜:1
  ねずみの嫁入り:1
  うさぎとかめ:1
  クラゲの骨なし:1

 今までに入手し、集計が済んだものと合わせ、一覧表にします。
Otogicardrank03
 今回のかるたの名称「おとぎかるた3」としました。
 桃太郎は不動のトップですね。
 今回のかるたでは、「俵藤太のムカデ退治」「鉢かづき姫」「ねずみの嫁入り」「クラゲの骨なし」が独自です。

 さらに多くのおとぎかるたを集めたいと思っています。

2024年2月18日 (日)

無裁断「おとぎかるた」

 「おとぎかるた」を入手しました。
Mu_otogi01
 箱の絵は一寸法師ですね。
 ちょっとケチを付ければ、お椀の舟に箸の櫂にしては、鯛が異様に小さいです。まぁ。

 絵札と読み札は次の通りです。
Mu_otogi02
 ご覧の通り、それぞれ4枚分が無裁断です。
 版元かどこかの段階でのデッドストックだったか、購入したものの、切るのが面倒で遊ばなかったのでしょう。

 いろは順で最後の部分。
Mu_otogi03
 色ズレが目立ちます。
 「わ」の札、ワニではなく、ワニザメですね。いなばのしろうさぎのワニをワニザメとするのは結構古くからのことのようです。
 「も」の札は、不滅の「ももから うまれた ももたろう」です。
 「京」の札で京に上るのは一寸法師が多いのですが、このかるたでは金太郎になっています。
 ああ、おとぎかるたの比較をやりたい。(^_^)

 奥付は全くなく、版元も出版年も分かりません。
 ただ、紙質は悪いです。かるたにしては薄く、再生紙です。
 物のない時代のものでしょう。

 仮名遣いは基本的に「現代かなづかい」準拠ですが、助詞の「へ」を「え」と書いたところがあり、四つ仮名の乱れも少しあります。
 ということで、戦後あまり年を経ていない頃のものと思います。

 (2)に続けます。

2024年2月13日 (火)

昔ばなしかるた

 「昔ばなしかるた」を入手しました。
Mukashibanashi01
 奥付などがなく、いつのものか分かりません。
 箱の絵を見ると、戦後のものであることは確実ですね。
 それも戦後すぐではなく、大分経っていそうです。
 なぜか、ローマ字があちこちに。

 昔話かるたやおとぎかるたというと、桃太郎、舌切雀、猿蟹合戦、一寸法師、浦島太郎などが思い浮かびます。
 このかるたもそういうつもりで蓋を開けたらびっくり。
 いろは順で帯封付き。冒頭の「い」の札がいきなり洋物でした。
 外国の題材から4つ載せます。
Mukashibanashi02
 「い」の札は「わんわん物語」ですね。犬種はコッカースパニエル。
 「そ」の札は「西遊記」あるいは「孫悟空」。
 「し」の札は「不思議の国のアリス」。
 「す」の札は「くまのプーさん」ですね。
 あとはイソップもあります。幅広く外国の物語が取り上げられています。

 和物もあります。
Mukashibanashi03
 「と」の札は「一休さん」。私の集めたこの種のかるたに一休さんはありませんでした。
 「れ」の札は「いなばのしろうさぎ」。うさぎがだましたのは、ワニではなくてワニザメになっています。
 「う」の札は「うさぎとかめ」。もとはイソップですが、今までのおとぎかるたにもよく採られていました。
 「も」の札は「桃太郎」。他のおとぎかるたでも「も」の札は桃太郎が定番です。

 昔話やおとぎ話は楽しいです。

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