群馬学

2019年2月19日 (火)

群馬の土木遺産の魅力

 3月3日(日)に群馬学連続シンポジウムが開催されます。タイトルは「群馬の土木遺産の魅力」です。
Gunmagaku36
 趣旨は以下の通りです。
-----------------------------
 平成2(1990)年、日本全国の近代の建造物や構造物の調査と保存を目指した「近代化遺産総合調査」が群馬県と秋田県で初めて実施されました。その結果、本県の特徴は絹産業や交通、電力関係の土木に関する優れた近代化遺産が豊富に残っていることでした。その後、絹産業は世界遺産の登録などで広く知られるようになりましたが、交通や電力の遺産はあまり知られることがありませんでした。

 しかし近年、全国各地でダムや橋などの土木遺産への関心が高まり、県内の土木遺産も各種の報道や特集番組などで紹介されるようになってきました。また、四半世紀継続してきた近代化遺産総合調査が遂に完了し、わが国の近代化の全体像が遺産から明らかになってきました。そこで、この調査の総括、そして日本全体の視点から見た群馬県の土木遺産とその魅力について土木工学史、鉄道技術史の専門家に語っていただくシンポジウムを開催します。
----------------------------

 最近、ダムがブームだそうですね。

 今回は私は行くかどうか分かりません。(^_^;

 そろそろ、また古代や文学や言語を取り上げて欲しい気がします。

2019年2月 2日 (土)

萩原文庫シンポジウム「西上州・東上州の誕生」

 今日は、群馬県立女子大学で開催された、第6回群馬学センター萩原文庫シンポジウムを聴きに行きました。テーマは、「西上州・東上州の誕生-交感する中世の神話と歴史-」です。
Hagiwara06a
 学長挨拶 群馬県立女子大学 小林良江学長
Hagiwara06c
 趣旨説明 群馬学センター副センター長 簗瀬大輔准教授
Hagiwara06d
 簗瀬氏が手に持っている本は、萩原進氏の著書です。萩原氏が上州を東西に分けて考えていらしたので、それで、今回のテーマに繋がったものと思われます。
Hagiwara06e
 講演「『神道集』にみる信仰圏の東西-編者の視座を探る-」
  群馬工業高等専門学校 大島由紀夫教授
Hagiwara06f
 講演「上野神話の空間認識-西七郡の謎と幻の上野国について-」
  育英短期大学 佐藤喜久一郎講師
Hagiwara06g
 パネルディスカッション。
Hagiwara06h
 東西の境は利根川だそうです。南北朝時代には東西に分ける考え方が存在したということで、その時代に成立した『神道集』が取り上げられました。今回は専ら『神道集』でしたが、今後、様々な観点から上州の東西を考えてゆくそうです。

 正直、『神道集』だけでは、あまりピンときませんでした。今後、回数を重ねて、多角的に考えてゆくことで何か見えてくるのではないかと思います。

 200名入る教室がほぼ埋っていましたので、来聴者は170~180名くらいあったのではないかと思います。大盛況です。ただ、あらかた中高年。若い人にももっと来て貰いたいです。そんな中、私の演習を履修している学生が2名来ていました。このシンポジウムのことは、私は全く宣伝も勧誘もしていません。完全に自由意志での来聴です。立派です。(^_^)

2019年1月 7日 (月)

第6回萩原文庫シンポジウム

 2月2日(土)に、群馬県立女子大学で、第6回群馬学センター萩原文庫シンポジウムが開催されます。
Hagiwara06a
 テーマは、「西上州・東上州の誕生」で、趣旨は以下の通りです。

 萩原進はその著作『西上州・東上州』(上毛新聞社、1978年)において、様々な角度から上州の東西の地域性とその差違を論じている。つまり、「西上州・東上州」(あるいは西毛・東毛)は群馬県の地域区分の基本構造と理解できるのだが、上州を西と東で区分するという観念は南北朝時代の成立とされる『神道集』にすでに読み取ることができる。では、中世の人びとはなぜ上野国に、西という地域と東という地域があると認識するようになったのだろうか。そして、そのときの西と東とはどこで、何がそれを画したのだろうか。さらに、上州の東西意識がなぜ南北朝時代に顕著になったのだろうか。中世という時代にプログラムされた上州人の地域観を神話と歴史の双方の世界から解析してみる。

 なんか面白そうです。

 群馬県の最東部、館林のあたりは、隣県栃木県の足利・佐野あたりとの交流が深いということは承知していましたが、今回の話は群馬県をもっと大きく東西に分けて考えようということのようです。

 パネリストは次の方々です。
Hagiwara06b

 大島先生には非常勤講師としてご出講頂いている他、たびたびお世話になっています。ありがたいことです。

 私、多分出席すると思います。

2018年11月14日 (水)

シンポジウム「近世草津再考」

 群馬県立女子大学で次のようなシンポジウムが開催されます。
Kinseikusatsu01
 チラシの裏です。
Kinseikusatsu02
 シンポジウムの趣旨はこうあります。
Kinseikusatsu03
 字が小さいですね。

 「草津温泉の歴史を、病者の慈悲の薬湯、庶民の湯治の実態、旅館業者の競争、江戸との関係など社会史的な視点から再考察を試みる。」とのことです。

 なかなか興味深いです。

 とはいいながら、行かないかもしれません。日曜日なので。(^_^;

2018年6月16日 (土)

第35回群馬学連続シンポジウム

 今日は、群馬県立女子大学で開催された群馬学連続シンポジウムに行ってきました。テーマは「本能寺の変と地域学」です。
Gunmagaku35
 本能寺の変は、上野国から遠く離れた京で起こった事件でしたが、関東にも大きな影響を及ぼすことになり、のちの秀吉による小田原征伐へと繋がってゆくことになります。

 今回のシンポジウムは、群馬の地域史を日本史との関係性の中で捉えることを目的としているとのことです。

 今年の3月から5月にかけて、群馬県立歴史博物館では「織田信長と上野国」という企画展を開催していました。今回のシンポジウムのテーマは、その二番煎じのような印象があったのですが、どうもそうではなく、大学と博物館とが連動して情報発信すべくわざとこういうテーマにしたようです。

 この企画展、行きそびれてしまったのですが、今日の会場で図録を販売していました。思いがけず入手できて幸いでした。

 雨模様の中でしたが、参加者は600人に達したそうです。たくさんの人が来てくれました。

 でも、中高年の男性が多かったです。多かったというか、あらかたそういう方々。←あ、私もだ。(^_^;

 公式ポスターは冒頭に示したとおりですが、受付担当の事務職員の人が「こういうのもあります」といって、こんなのを見せてくれました。
Gunmagaku35a
 左下が違います。

 その部分のアップです。
Gunmagaku35b
 3人とも群馬県立女子大学の事務職員さんだそうです。3人というのは、ぐんまちゃんの中の人も含めて。(^_^)

 ちょっと羨ましい。

 プログラムは以下の通りです。

 基調講演「本能寺の変から清洲会議まで」金子 拓(東京大学史料編纂所・准教授)

 個別報告
  ・「本能寺の変はどう知らされたか」青木 裕美(群馬県立歴史博物館・主幹(学芸員))
  ・「神流川の戦いを空から見る」中島 直樹(玉村町教育委員会社会教育課文化財保護係長)
  ・「1582年の上信地域―沼田紛争への道―」久保田 順一(群馬県文化財保護審議会委員)
  ・「1582年の北東関東―沼尻合戦への道―」江田 郁夫(栃木県立博物館学芸部長)

 討論 「1582年の歴史的インパクト―国家の目、地域の目―」
 ・パネリスト  金子 拓、青木 裕美、中島 直樹、久保田 順一、江田 郁夫
 ・コーディネーター 簗瀬 大輔(群馬県立女子大学群馬学センター准教授)

 梁瀬氏
Gunmagaku35c
 金子氏
Gunmagaku35d
 青木氏
Gunmagaku35e
 中島氏
Gunmagaku35f
 久保田氏
Gunmagaku35g
 江田氏
Gunmagaku35h
 いつもは13時から16時まで開催される群馬学シンポジウム。今回は12時半から16時までと、いつもよりも30分長かったのですが、それでも個別報告は1人20分でしたし、討論の時間は30分しかありませんでした。
Gunmagaku35i
 興味深い内容ではあったのですが、あまり深い所には行けなかったように思います。ちょっと盛り込みすぎの感があります。シンポジウムの企画はなかなか難しいものです。

2018年6月 5日 (火)

第35回 群馬学連続シンポジウムのお知らせ

 来週の土曜日に群馬学連続シンポジウムが開催されます。
Gunmagaku35
 内容は以下の通りです。

 開催日時:平成30年6月16日(土)12時30分~16時
 会場:群馬県立女子大学 講堂

 次第
  主催者挨拶 群馬県立女子大学学長 小林 良江

  基調講演「本能寺の変から清洲会議まで」金子 拓(東京大学史料編纂所・准教授)

  個別報告
  ・「「本能寺の変」はどう知らされたか」青木 裕美(群馬県立歴史博物館・主幹(学芸員))
  ・「神流川の戦いを空から見る」中島 直樹(玉村町教育委員会社会教育課文化財保護係長)
  ・「1582年の上信地域―沼田紛争への道―」久保田 順一(群馬県文化財保護審議会委員)
  ・「1582年の両毛地域―沼尻合戦への道―」江田 郁夫(栃木県立博物館学芸部長)

  討論 「1582年の歴史的インパクト―国家の目、地域の目―」
  ・パネリスト  金子 拓、青木 裕美、中島 直樹、久保田 順一、江田 郁夫
  ・コーディネーター 簗瀬 大輔(群馬県立女子大学群馬学センター教員)

 群馬学シンポジウムのテーマとして本能寺の変というのはやや唐突に思われるかもしれません。

 織田信長が本能寺で討たれたとき、上野国には信長の部将である滝川一益がいました。やがて信長の死を知った北条が攻め寄せてきて、滝川軍との間に合戦が行われました。

 滝川が本陣を置いたという軍配山古墳が玉村町にあります。
Gunpaiyama
 また、両軍が戦った神流川合戦の碑がお隣の新町にあります。
Kannagawahi01
 そんなことで、本能寺の変は群馬とも(特に玉村や新町とも)深く関係します。

 このあたりのこと、一昨年のNHK大河「真田丸」でも描かれていましたね。滝川一益は段田安則。

 群馬学シンポジウム、いつもは13時からですけど、今回は30分早いですね。終了時刻は同じなので、内容豊富なのでしょう。楽しみです。

2018年1月15日 (月)

ぐんま郷土史の黎明

 このようなシンポジウムが開催されます。
Hagiwara04a
 今週の土曜日ですので、あまり日はありません。
Hagiwara04b
 年に2~3回開催している「群馬学連続シンポジウム」とは別の催しです。群馬県立女子大学に、郷土史家の萩原進氏の蔵書が寄贈されたことにちなむシンポジウムで、こちらは第4回目となります。

 今回のシンポジウムの趣旨は以下の通りです。
Hagiwara04c
 行きたい気はしますが、ちょっと仕事が立て込んでいるので、行けるかどうかはっきりしません。

 定年退職したのに仕事が立て込んでいるって、いかがなものかと思います。(^_^;

2017年12月 9日 (土)

第34回群馬学連続シンポジウム

 今日は、群馬県立女子大学で第34回の群馬学連続シンポジウムがあり、行ってきました。

 テーマは「三国路がつなぐ共生の道-みなかみユネスコエコパーク登録記念-」です。

 司会の群馬学センター教授熊倉浩靖氏。
34gunmagaku01
 学長挨拶。濱口学長は9月末日をもって任期満了により、学長の職を退き、10月1日に小林良江氏が学長に就任しました。
34gunmagaku02
 みなかみ町町長の前田善成氏の挨拶。今回はみなかみ町も共催です。
34gunmagaku03
 基調講演の持谷靖子氏(三国路与謝野晶子紀行文学館館長)。
34gunmagaku04
 休憩を挟んでシンポジウムになりました。
34gunmagaku05
 パネリストは、左から持谷靖子氏、林泉氏(赤谷プロジェクト地域協議会会長)、安齋徹氏(群馬県立女子大学国際コミュニケーション学部教授)。
34gunmagaku06
 同じく、右から前田善成氏、司会の熊倉浩靖氏。
34gunmagaku07
 今回は全体的に散漫な感じがしました。サブタイトルに「みなかみユネスコエコパーク登録記念」とあり、林氏、前田氏のお二人はエコパークの話が中心でした。全体的にこのテーマに沿った形で、広げ、深めた方が良かったと思います。

2017年11月29日 (水)

第34回群馬学連続シンポジウム(予告)

 昨日ご紹介した上野三碑の国際シンポジウムとしっかり日程がぶつかっていますが、12月9日(土)には群馬県立女子大学で群馬学連続シンポジウムがあります。
Gunmagaku34a
 今回のテーマは「三国路がつなぐ共生の道-みなかみユネスコエコパーク登録記念-」です。
Gunmagaku34b
 上野三碑の「世界の記憶」登録ばかり気に掛かっていましたが、みなかみは今年の6月にユネスコのエコパーク(生物圏保存地域)に指定されていたのでした。日本ではまだ9件しか指定されていないそうです。

 今回のシンポジウムはその登録記念であるとともに、新潟へ行く北の道という意味もあります。

 ここ数年、群馬学シンポジウムは道と温泉をテーマにしてきました。道シリーズは以下の通りです。

 第26回 平成26年 6月 『日本のシルクロード・高崎線開業130年』
 第28回 平成27年 6月 『例幣使道と両毛線-家康400回遠忌にあたり、来し方行く末を考える-』
 第32回 平成28年12月 『長野とつなぐ3つの道 ―真田道・中山道・姫街道―』
 第34回 平成29年12月 『三国路がつなぐ共生の道-みなかみユネスコエコパーク登録記念-』

 高崎線は南への道、例幣使道と両毛線は東への道、真田道・中山道は西への道、そして今回の三国路は北への道です。

 基調講演の持谷靖子氏(三国路与謝野晶子紀行文学館館長)は、地元に伝わる民話を採集され、ご自身が経営している猿ヶ京温泉で宿泊客に民話を語っていらっしゃいます。群馬県立女子大学大学院の第1期の修了生でもあります。

2017年7月24日 (月)

ぐんま近代史事始め

 7月29日(土)に群馬県立女子大学で「ぐんま近代史事始め」というシンポジウムが開催されます。
Hagiwara03a
 群馬学センター萩原文庫シンポジウムの第3回目です。

 群馬県立女子大学では、平成16年以来、「群馬学連続シンポジウム」を開催し、今までに33回を数えています。

 一方、「萩原文庫シンポジウム」の趣旨は以下の通りです。

 萩原進氏(大正2年~平成9年)は、戦後の群馬県の歴史研究を牽引し、文化財や民俗調査、文学、ジャーナリズムまで幅広い分野で活躍されました。逝去後、膨大な資料や原稿がご遺族から群馬県立女子大学の群馬学センターに寄贈され、整理分析が続けられています。萩原文庫シンポジウムは、この分析・研究の成果を広く県民の皆様に知っていただくことを目的としたシンポジウムです。
Hagiwara03b
 前回までは、「群馬学センターシンポジウム」と呼んでいたのですが、この名称では「群馬学連続シンポジウム」と紛らわしいこともあり、今回から、「群馬学センター萩原文庫シンポジウム」と呼ぶことになりました。ちと長いですけど。

 今回のシンポジウムの趣旨は以下の通りです。
Hagiwara03c

2019年2月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
無料ブログはココログ

ウェブページ