忠臣蔵

2019年8月31日 (土)

昭和17年「元禄忠臣蔵」の試写会パンフ

 このようなものを入手しました。
S17genrokushisha01

 昭和17年の2月に催された「元禄忠臣蔵」(後篇)試写会のパンフレットです。
 表紙の写真は高峰三枝子。右下の「2602」という数字は神武紀元2602年です。
 前年の12月に太平洋戦争が始まっています。

 試写会の招待状。会場は名古屋市内です。
S17genrokushisha02

 最後の行に「靴又は草履でおいで下さい」とあります。何を排除しているのでしょう。下駄はダメということでしょうかね。

 小袋が付いていました。開封済みです。下はその中身。こちらは未開封で白粉のようです。80年近く前。ちょっと開けたくありません。(^_^;
S17genrokushisha03

 しかしまぁ、よくぞ、パンフレット、招待状、おまけの小袋と、3点セットで保管されていたものです。

 最初のページ。
S17genrokushisha04

 高峰三枝子は当時大人気だったのでしょうね。この作品が時代劇初出演ということです。
S17genrokushisha05

 キャスト前半。
S17genrokushisha07
 キャスト後半。
S17genrokushisha08

 徳川綱豊を市川右太衛門が演じていますが、私の知った人は少ないです。
 大石内蔵助を河原崎長十郎、おみの(高峰三枝子)の恋人磯貝十郎左衛門を河原崎国太郎が演じているなど、前進座の俳優が中心のようです。前進座の創設者中村翫右衛門も富森助右衛門役で出ています。

 後半の7人目、武林唯七役の市川莚司は加東大介。うしろから4人目の大石吉千代役には中村梅之助がいます。梅雀のお父さんですね。当時12歳。

2019年5月 2日 (木)

令和最初の買い物は

 一昨日のブログで、平成最後の買い物は近所のスーパーで、令和最初の買い物も同じスーパーでということになろう、と書きました。
 ところが、昨日、スーパーに行く前に、レターパックと宅配便が届き、そちらが令和最初の買い物となりました。
 ま、支払いは平成の内に済んでいるものと、これから振り込むものとがありますので、なかなか微妙ではあるのですが。(^_^;

 八木書店に直接注文していた本。
Reiwahatsu01
 ネットオークションで落札した品。
Reiwahatsu03
 同じく。
Reiwahatsu02
 ということで、キーワードは、飛鳥、奈良、木簡、古地図、忠臣蔵、ですね。
 全く期せずして、これらが令和最初の買い物となりましたが、今後もこれらの路線の買い物が続くことでしょう。なかなか象徴的な3点でした。(^_^)

 「奈良名勝案内図」は昭和3年の発行です。同じ地図で大正14年のをすでに持っていますが、わずかに違いがあるようです。3年のうちに変化した部分が早速反映されたのか、あるいは旧版の誤りを新版で訂正したのかは分かりません。じっくりと比べてみるのも楽しそうです。

 「義士始末記」という作品は知りませんでした。島田正吾が内蔵助なのかと思いましたが、ググってみたら、荻生徂徠でした。以下、ググって知った結果です。

 この作品は昭和37年大曾根辰夫監督作品です。入手したポスターには「後篇」とありますが、「義士始末記」に前後篇があるのではなく、昭和32年に同監督が製作した「大忠臣蔵」を短縮再編集して「仮名手本忠臣蔵」と改題したものを「前篇」とし、それに対しての「後篇」だそうです。

 内容は、討ち入りのあと、浪士達の処分を巡って将軍綱吉は苦慮します。荻生徂徠は、世間の浪士達に対する賞賛・同情の思いに背を向け、情よりも法を重んじて切腹を主張します。

 この徂徠の周囲に、徂徠が貧しかった頃に面倒を見てくれたおかつ(岡田茉莉子)や、関係性はよく分かりませんがおしま(岩下志麻)がいます。おかつは浪士の1人である間新六の姉、おしまは同じく浪士の1人中村勘助の恋人という設定です。おかつもおしまも、浪士の切腹を主張する徂徠をさぞ恨んだことでしょう。さんざん悪態をついているかもしれません。岡田茉莉子や岩下志麻からなじられたらどんなにか怖いことでしょう。(^_^;

 徂徠を主人公にした忠臣蔵外伝ということで、ユニークですね。興味深く、ぜひ見てみたいものです。

2019年3月15日 (金)

義士ようかん全揃

 昨年10月に、切腹最中と義士ようかんの詰め合わせを頂きました。忠臣蔵ファンには嬉しいお品です。おいしく頂きました。

 義士ようかんは8本入っていました。味は本煉、黒糖、塩、抹茶、さくらという全5種類が揃っていて、ちゃんと配慮されていました。塩は赤穂塩、さくらは浅野内匠頭切腹にまつわるものです。

 大満足ではあったのですが、義士ようかん、四十七士の分が全部あるなら入手したいものと思いました。思うだけで、具体的な動きはしないままでいたところ、全点セットが通販で買えるということが分かり、注文してしまいました。(^_^)

 何も考えずに飛びついたわけではありません。食べきれるかなぁとは考えました。そうしたところ、このようかんの賞味期限は1年間と書いてありました。1年は52週なので、1週間に1つのペースで食べれば十分です。週に1本と言わず、週に2~3本くらい悠々食べられます。(^_^)

 という計算の元に注文しました。

 来ました。
Gishiyokan01
 写真では一見ノートパソコンのようです。

 裏返すと、各辺数ヶ所にこういうシールが貼ってあって、蓋が外れないように止めてあります。
Gishiyokan02
 中身です。
Gishiyokan03
 四十七士全揃+「義」の合計48本です。壮観です。

 47は素数なので、47では縦横にうまく収まらないために1本増やしたのですね。あ、素数などという語を使うのは数十年振りです。半世紀ぶりくらいかも。(^_^)

 有名どころを4本アップで示します。
Gishiyokan04
 絵師は、忠臣蔵に大変お詳しいイラストレーターのもりいくすお氏です。歌川国芳の絵を下敷きにしながら、年齢等を史実に合わせているそうです。また、国芳の絵では、義士の名は大星由良之助のように仮名手本忠臣蔵のものになっていますが、もりい氏の絵では実際の四十七士の名前になっています。

2019年1月26日 (土)

昭和33年大映「忠臣蔵」の台本

 昭和33年の大映「忠臣蔵」の台本を入手しました。
S33chuhon01
 この作品、忠臣蔵の映画やTVドラマの中ではお気に入りの作品なので、嬉しいです。
 中村鴈治郎のものですね。この台本を鴈治郎が実際に手にしたかと思うと、それまた感慨深いものがあります。

 この作品で、鴈治郎は大石東下りの際の垣見五郎兵衛を演じています。大石は長谷川一夫、浅野は市川雷蔵、吉良は滝沢修、瑶泉院は山本富士子、りくは淡島千景、岡野は鶴田浩二、赤垣は勝新太郎、岡野の恋人は若尾文子、などなど豪華な俳優陣です。

 大石と垣見との場面。
S33chuhon02
 垣見のセリフに1ヶ所、変更があります。

 この作品、いろいろと好きな場面がありますが、1つは、討入り前に暇乞いに来た大石の真意に気づかなかった瑶泉院が、夜半過ぎにそれを知って後悔する場面です。
S33chuhon03
 改めて台本を読んで、また泣きそうになりました。(^_^)

 そして、ラストシーン。本懐を果たした浪士達が泉岳寺に引き上げる途中、両国橋に瑶泉院が駕籠で乗り付け、駕籠から降りて、浪士達を出迎えます。
S33chuhon05
 浪士達は瑶泉院に黙礼しながら、その前を通り過ぎて行きます。それを見送った瑶泉院は最後には手を合わせつつ、くずおれてしまいます。
S33chuhon06
 身分ある瑶泉院がここまでするというのは、数ある忠臣蔵作品の中で、稀有なことと思います。大石の暇乞いへの自分の対応を心から後悔した瑶泉院が、その後悔と浪士達への感謝の思いとで、このような行動に出たのでしょう。感動的な終わり方です。また泣きます。(^_^;

 この場面、台本では次のようになっていました。
S33chuhon04
 瑶泉院は、戸を閉めた駕籠の中にいるのですね。大石達は、駕籠脇に戸田の局がいるのを見て、駕籠の主が瑶泉院であると知り、駕籠に向かって黙礼してゆきます。そして、隊列が通り過ぎたあとで、駕籠の戸が開いて、瑶泉院の姿が見えるという形になっています。

 こちらの方がまだしもあり得る設定(いや、こちらもないか)ですし、これはこれで感動的なシーンになると思いますが、実際の映画では、瑶泉院は初めから駕籠から降りて、大石達を出迎える形に変更したのですね。撮影時の判断でしょうか。

 結果的に、変更後の方が良かったと思います。

 台本と実際の作品とを比べるのは楽しいです。

2018年12月20日 (木)

鑑定団に堀部安兵衛の遺書

 「開運! なんでも鑑定団」、毎週楽しみに見ています。(^_^)
 ただ、リアルタイムではなくて、いつも録画しておいて、夜中や翌日以降にじっくり見ます。

 18日(火)の放送を昨日見ていたら、最後に堀部安兵衛の書き置き等3通が出ていました。

 依頼人は福井県小浜市の男性です。飼い猫のハチも登場しました。ハチワレ猫なので、ハチなのでしょうね。
Horibeisho01
 依頼品は以下の3点です。
Horibeisho02
 偽物だろうと思って見ていました。

 中段は堀部安兵衛が堀部文五郎(弥兵衛の甥であり、また養子)に宛てた書き置き。日付は討入りを間近に控えた12月10日。
Horibeisho03
 下段は安兵衛が養母(弥兵衛の妻)に宛てた書き置き。日付は討入り当日の12月14日。
Horibeisho04
 上段は弥兵衛が家族に残した書き置きで、日付はなし。
Horibeisho05
 鑑定の結果は、上段と中段は当人による真筆、下段は同時代の透き写し、ということで、鑑定額は総額950万円でした。本物という鑑定です。

 いやぁ、出てくるものですね。

 この3点は、依頼人の奥さんの実家に代々伝えられたもので、奥さんの家は堀部家の子孫だそうです。安兵衛の書き置きの宛先である堀部文五郎の家に伝来したということであれば、あり得ることと、納得できます。

 依頼人夫妻は売る気満々で、高校生の孫娘が引き留めているとのことでした。誰が所持していても良いのですが、影印と翻刻が公開されると良いです。

2018年12月14日 (金)

昭和29年の忠臣蔵パンフレット2種

 今日は12月14日、討ち入りの日です。泉岳寺で義士祭ですが、前橋で仕事の日でしたので、行きませんでした。

 下は、最近入手したパンフレットで、昭和29年のものです。
S29chu_kan01
 大石は先代の松本幸四郎。風格のある内蔵助です。実際の内蔵助は「元禄繚乱」の中村勘九郎(のちの勘三郎)に近かったような気もしますけど。

 上の表紙には内蔵助の幸四郎と内匠頭の高田浩吉が描かれています。何の違和感もありません。ところが、このパンフレットに載っている配役表にはこうあります。
S29chu_kan05
 高田浩吉がトップで、幸四郎は3番目ですね。主役の幸四郎を差し置いて、これはあり得ないことです。

 この忠臣蔵のパンフレット、実はもう1つ持っています。以下です。
S29chushingura01
 こちらには、高田浩吉の代わりに浮橋太夫の淡島千景が載っています。

 このパンフレットにおける配役表は次の通りです。
S29chu_hai
 こちらは順当に幸四郎がトップです。

 2つのパンフレット、何が違うかというと、前者は大阪版、後者は東京版です。

 大阪版は、表紙に高田浩吉の写真が使われていることも併せて、どうやら高田浩吉をアピールしようとしているようです。

 高田浩吉は兵庫県出身で、ずっと京都在住だったようですので、高田浩吉を前面に出す方が関西ではお客さんが呼べると考えたのでしょうかね。

 あるいは、単に大阪支店の担当者が高田浩吉ファンだっただけかもしれませんけど。

 比較するのは楽しいです。

2018年11月21日 (水)

昭和36年「赤穂浪士」の台本

 このようなものを入手しました。
S36akodaihon01
 昭和36年東映のものです。この頃の映画はもうあらかたカラーになっていたと思いますが、表紙には「総天然色」とうたっています。持ち主は堺駿二。堺正章のお父さんですね。

 ぶ厚いです。
S36akodaihon02
 配役表の冒頭。
S36akodaihon03
 千恵蔵、右太衛門の両御大を筆頭に、東映オールスターです。次のページの筆頭には「大石主税 松方弘樹」とあります。まだずいぶん若かったのですね。

 本文から1ヶ所だけ。内蔵助が九条家用人立花左近と名乗って、江戸に向かいます。ところが、東海道三島宿で本物の立花左近と遭遇してしまいます。左近は証拠の書き付けを見せろと迫ります。
S36akodaihon04
 立花左近はちょっとだけしか登場しないのに、なかなかおいしい役です。この作品では大河内伝次郎が演じています。

 この作品のDVDは持っていますけど、それはそれとして台本も楽しいです。

2018年10月18日 (木)

切腹最中&義士羊羹

 頂き物です。♪
Seppuku01
 中身は、切腹最中と義士羊羹。
Seppuku02
 忠臣蔵ゆかりのお菓子で、製造販売元は芝田村町(現在の住居表示は港区新橋)の新正堂です。このお店は、浅野内匠頭が切腹した田村右京大夫邸のすぐ近くにあります。そのゆかりでこのような和菓子を売り出したのでしょう。

 義士羊羹はともかく、切腹最中のセンスはやや微妙ですね。くださった方もそのようにお考えのようでした。

 箱を横から。
Seppuku03
 これまた切腹のイメージでしょうか。(^_^;

 義士羊羹。
Seppuku04
 名前の文字はそれぞれ自筆かもしれませんね。

 いろいろな種類があって、楽しみです。
Seppuku05

2018年7月26日 (木)

大映「忠臣蔵」(S33)の配役変更

 大映京都撮影所の宣伝課が発行した「特報」を入手しました。3枚ペラで綴じてありません。昭和33年に封切られた大映の「忠臣蔵」に関する特報です。いつの発行か書いてありませんが、「この「忠臣蔵」は……封切は陽春四月第一週、撮影は新春一月十五日より堂々の火蓋を切られることが決定した」とあります。前年昭和32年の11月、12月くらいの発行でしょうか。
S33chutoku01
 これに、96名に及ぶ配役が載っています。
S33chutoku02
 かなり詳しい配役ですので、台本も決定稿ではないにしても、かなりの程度までできていたものと思われます。
S33chutoku03
 これを見ると、
 大石内蔵助:長谷川一夫
 りく:淡島千景

 浅野内匠頭:市川雷蔵
 瑶泉院:山本富士子

 吉良上野介:滝沢修

 岡野金右衛門:鶴田浩二
 大工の娘お鈴:若尾文子

 赤垣源蔵:勝新太郎

 垣見五郎兵衛:中村鴈治郎
などなど、豪華な面々です。

 私の好きな作品で、終盤の瑶泉院など、何度見ても泣きそうになります。

 さて、上に示した配役は実際の映画と同じですが、これ以外については、実際とは異なる点がいくつかあります。

 この作品で、異例ともいうほどに活躍している多門伝八郎を、映画では黒川弥太郎が演じているのに、この「特報」では多門役は根上淳になっています。

 黒川弥太郎は「特報」では片岡源五右衛門を演ずることになっています。その片岡は、映画では香川良介が演じています。香川は「特報」では赤垣源蔵の兄塩山伊左衛門役です。その塩山は映画では竜崎一郎が演じています。竜崎は「特報」にはキャスティングされていません。また、「特報」で多門を演じることになっていた根上淳は、映画では老中土屋相模守を演じています。土屋相模守は「特報」には役名が載っていません。

 ということで、玉突き状態の役替えが行われています。この玉突きは、当初キャスティングされていなかった竜崎一郎を加え、当初は出番がなかった土屋相模守を増やすことで、止めどなく続くことなく収まりました。

 映画では多門伝八郎が異例の活躍をしていますので、この役替えは、黒川弥太郎には幸いですが、根上淳は気の毒なことと思いました。

 役替えは新発見かと思いましたが、そうではなく、『戦後「忠臣蔵」映画の全貌』(谷川建司著、集英社クリエイティブ、2013年11月刊)を見たら、既に書いてありました。(^_^; 新発見はそう簡単にはできません。

 この本では、配役変更の理由は不明としながらも、この作品の渡辺邦男監督が以前から黒川弥太郎を自分の作品に使い続けてきていたので、「贔屓の黒川弥太郎の役を大きくするべく監督特権で調整したのはほぼ間違いないだろう。」とありました。

 役替えだけでなく、台本も変えて、多門の出番を増やしていそうですね。

 これ以外の変更としては、小林平八郎が高松英郎から原聖四郎へ、脇坂淡路守が原聖四郎から菅原謙二へ、関根弥次郎(祇園で大石を罵倒する浪人)が菅原謙二から高松英郎へ、というのがあります。こちらは三角トレードですね。

 また、滝花久子が、堀部弥兵衛の妻から矢頭右衛門七の母へと変わっています。「特報」には矢頭右衛門七の母は登場せず、映画には堀部弥兵衛の妻は登場しません。これは、台本にはなかった矢頭右衛門七の母のエピソードをあとから加えて滝花久子にその役を割り振り、その代わり、滝花久子が演じるはずだった堀部弥兵衛の妻の出番を削ったのでしょう。

 今回入手した「特報」、当初はわがライフワーク(作業はずっと中断していますけど)の忠臣蔵配役表の作成資料にというつもりだったのですが、作成資料にはならず、その代わりもっと面白い資料でした。(^_^)

 1つだけ見ていたのでは分からないことが、2つの資料を比べることで見えてくることってありますよね。古事記と日本書紀もそう思います。比較は面白いです。

2018年6月13日 (水)

大正15年の「忠臣蔵新報」

 このようなパンフレットを入手しました。
T15chushin01
 大正15年4月の発行です。発行元の富士館は浅草六区にあった映画館で、尾上松之助主演映画の上演で人気を博したのだそうです。

 1枚紙の2つ折りで、全4ページです。

 1ページ目に尾上松之助の演説が載っていました。
T15chushin04
 300年の歴史を持つ忠臣蔵も、時代によって描かれ方が変わっていったことが、この文章からも伺えます。

 面白いことが書いてありました。
T15chushin05
 忠臣蔵は雪が降らないと撮れないとあります。今ならば、綿や塩や発泡スチロールを使って雪のシーンを撮影するのでしょうに、この時代は降雪待ちだったのですね。綿や塩だって使えたのでしょうが、予算の関係でしょうかね。

 いつまでも雪が降らない可能性だってあったでしょうに、雪待ちをして、午前3時に総動員しての撮影って、すごすぎます。

 見開きの2~3ページです。
T15chushin02_2
 ここには撮影スケジュールが載っています。

 その冒頭部。
T15chushin06
 末尾。
T15chushin07
 たまたまでしょうけど、撮影日数が47日。ロケもあちこちで行っています。

 最後のページは丸ごと配役表です。
T15chushin03
 さすがに大正15年というと名前を知っている人さえほとんどいません。あと10年くらい後ならば、大河内伝次郎、片岡千恵蔵、阪東妻三郎、月形龍之介、山田五十鈴などなど、知っている人がたくさん並ぶのですけど。

 わがライフワークの「忠臣蔵配役表」(更新はずっと中断していますけど)の貴重な資料になります。

 このパンフレットの発行が大正15年の4月。主演の尾上松之助が亡くなったのはこの年の9月11日だそうです。松之助の最後の作品かもしれませんね。

より以前の記事一覧

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

ウェブページ