公開講座等

2019年6月10日 (月)

群馬県立女子大学公開講座2019

 6月から11月に掛けて(8月は除く)群馬県立女子大学で毎年恒例の公開講座が開催されます。
Koukai2019
 毎年、美学美術史学科の絵画実技担当者がポスターを制作してくれています。

 今回はビートルズ来日のシーンですね。飛行機から降りてくる面々と、テレビに映っている面々は、この公開講座の講師の似顔絵です。
 以前、私が講師になった時も、絵柄は全く異なりますが、やはり同様の似顔絵ポスターでした。
 似顔絵は、写真よりも恥ずかしい思いがしました。(^_^;

 各回のリストです。

平成31年度公開講座概要

泉鏡花の「夜叉ヶ池」
開講日時 6月10日(月) 10時40分~12時10分
担当教員 文学部国文学科教授 市川 祥子

強制移民としてのアフリカ系アメリカ人
開講日時 6月10日(月)13時00分~14時30分
担当教員 文学部英米文化学科准教授 笠井 俊和

The Relationship between English Spelling and Pronunication
開講日時 6月10日(月)14時40分~16時10分
担当教員 国際コミュニケーション学部教授 N.スネイプ

古代ローマ邸宅の美術と教養
開講日時 7月8日(月)10時40分~12時10分
担当教員 文学部美学美術史学科教授 藤沢 桜子

テレビCMを考える
開講日時 7月8日(月)13時00分~14時30分
担当教員 文学部総合学科准教授  山崎 隆広

方言の地図を読む
開講日時 7月8日(月)14時40分~16時10分
担当教員 文学部国文学科教授 新井 小枝子

高校英文法をもう一度~実例をもとにイメージで捉える~
開講日時 9月9日(月)10時40分~12時10分
担当教員 文学部英米文化学科講師 小林 隆

Starting to learn the pronounciation of sounds in American English!アメリカ英語特有の音で発音してみよう!
開講日時 9月9日(月)13時00分~14時40分
担当教員 国際コミュニケーション学部教授 M.R.フライヤーミュース

気軽にアートワーク~色を楽しむ~
開講日時 9月9日(月)14時40分~16時10分
担当教員 文学部美学美術史学科准教授 奥西 麻由子

Listening to English : Understanding the stream of Speech
開講日時 10月7日(月)10時40分~12時10分
担当教員 外国語教育研究所研究員 T.ウィザロウ

佐羽淡斎と桐生
開講日時 10月7日(月)13時00分~14時30分
担当教員 文学部国文学科教授 井上 一之

世界の英語を巡る
開講日時 10月7日(月)14時40分~16時10分
担当教員 国際コミュニケーション学部教授 深谷 晃彦

柏木義円という人がいた
開講日時 11月11日(月)10時40分~12時10分
担当教員 文学部総合学科教授 市川 浩史

「あつめる」ことからみた美術
開講日時 11月11日(月)13時00分~14時30分
担当教員 文学部美学美術史学科教授 山崎 真一

学習者要因から見る外国語学習
開講日時 11月11日(月)14時40分~16時10分
担当教員 文学部英米文化学科准教授 飯村 英樹

 すみません。私がボーッとしていたので、第1回は今日でした。もう終わってしまいました。

 内容の紹介はこちら

2019年5月30日 (木)

「トンボの眼」で柿本人麻呂(2)

 今日は、「トンボの眼」の連続講座で柿本人麻呂の話をしてきました。先月、人麻呂の第1回目として歌集歌と雑歌をよみました。今日は相聞と挽歌をよみました。内容は石見相聞歌と泣血哀慟歌です。扱ったのは、それぞれの第1長歌反歌、第2長歌反歌です。レジュメはこちら

 晴南さんの訃報に接したばかりでしたので、泣血哀慟歌を読みながら、あれこれの思いがありました。
Hagainoyama

 

2019年5月28日 (火)

群馬県立女子大学で特別公開講座

 今日は、元勤務先で公開講座をしてきました。演題は「『万葉集』の魅力~「令和」にちなんで~」です。
R01gpwu
 上の画像はチラシですが、これと同じ作りで、下部の申し込み部分がないものがポスターとして数週間前から学内に貼られていました。顔写真入りなので、目にする度に、なんとなく落ち着きませんでした。(^_^;

 幸い、たくさんの方が聴きに来てくださいました。学科学部を越えて、元同僚の先生方も。
 ありがたいことでしたが、これが教員同士の授業参観のように思えて、ちょっと緊張しました。
 レジュメはこちら

 「令和」絡みの講演は今回が初めてでした。他にも同様の依頼を頂いていますので、今回の内容をベースに、改良して行こうと思います。

 ちょっと緊張していたはずなのですが、会場は慣れた教室でもありますし、段々緊張が解けて行き、そればかりか当初の緊張の反動もあって、途中からリラックスしすぎて、余計な雑談に時間を使ってしまいました。公開講座で雑談をする講師というのもいかがなものかと思われます。反省しています。

 何十年やっていても満足な講演はできません。

 昨年亡くなった石川先生の後任の先生にもお目にかかれました。講演を聴きに来てくださっていたのでした。ありがたいことでした。鈍蛾さんをはじめ、聴きに来てくださった先生方にも大感謝です。

2019年5月11日 (土)

高崎商科大学でセミナー

 今日は高崎商科大学で、新元号「令和」記念特別セミナー「万葉東歌を巡る石碑の路」に参加してきました。
R01takasho02
 同大学の地域連携センター主催です。

 高崎商科大学はこのような場所にあります。
R01takasho03
 上野三碑と同じ上信電鉄の沿線ですし、三碑のうち山上碑、金井沢碑はほど遠からぬ所にあります。地図上、赤い点線で示したのが「石碑の路」で、この路沿いに30数基の万葉歌碑が建っています。高崎商科大学の地域連携センターでは、これらの歌碑の紹介に力を入れています。

 このようなパンフレットも作っています。
R01takasho04
 「令和」記念というのはやや便乗気味ではありますけれども、「令和」で万葉集ブームが起きているので、このタイミングで多くの人に石碑の路を知ってもらおうという趣旨で今日のセミナーになったものと思います。

 内容は以下の通りです。
R01takasho01
 字が小さくて済みません。

 私のお役目は、石碑の路の万葉歌碑のうち、東歌・防人歌の解説です。レジュメはこちら

 対象となる歌は21首あるのですが、持ち時間40分では足りないので、そのうちの10首ほどを解説しました。そのうち特に、地元と関係があるかもしれない「佐野山に打つや斧(をの)音(と)の遠かども寝(ね)もとか子ろが面(おも)に見えつる」(三四七三)について時間を使いました。

 この歌は未勘国歌です。上野国の歌ではないかもしれません。
 もしも上野国の歌とすれば、佐野山というのは下の地図の右上にある「佐野」にある山の可能性が高いでしょう。佐野の舟橋や、謡曲鉢の木の佐野です。
R01takasho05
 現在、上佐野町・下佐野町・佐野窪町という地名が残っています。ところが、地図の色分けから分かるように、この地には「山」と呼べるような高地はありません。佐野の範囲が川を越えてもっと南西にまで及んでいたとすれば、そこには山名丘陵があります。
 そして、金井沢碑には「上野国群馬郡下賛郷高田里」の文字があります。「下賛」は「しもさの」と読めます。「下佐野」と書かずに「下賛」と書いたのは地名二字の制約によるものでしょう。
 とすると、金井沢碑のある場所は群馬郡の下佐野郷と考えて良いのか。ただ、そうなるとまた別の問題が生じてしまいます。
 それは、多胡郡は、甘楽郡、緑野郡、片岡郡からそれぞれ郷を抽出して成立した郡ですけれども、甘楽郡から削った郷(上の地図で赤字で示した郷)と緑野郡から削った郷(緑字で示した郷)は問題ないとしても、片岡郡から削った郷が一体どこなのかが全く分からなくなってしまうという点です。
 すなわち、佐野のことを考えなければ、片岡郡から削ったのは山上碑や金井沢碑を含む地域と考えられますが、そうなると、金井沢碑に群馬郡とあることが不審です。この問題、まだ結論が出ません。さらに考えてみます。
 そういう結論に至らない話をしてしまいました。(^_^;

 今日は120名ほどの参加者があったとのことです。地元の方も多かったと思いますので、関心を持って聴いて貰えたのではないかと思います。

 午前10時から12時半までの会でした。お客さんの中に知った顔がちらほら。群馬県立女子大学の公開講座や群馬学連続シンポジウムの常連の方々です。ほんと熱心です。

 今日は13時から群馬県立女子大学で群馬学連続シンポジウムがあります。掛け持ちでそちらに移動された方もいらしたと思います。クルマならば、ギリギリ間に合うか、やや遅刻くらいで行けそうです。

 電車で高崎駅経由だと、とても間に合いません。私は高崎駅に着いたのが13時前で、新町方面に行く次の電車が13時14分発でした。新町駅から自転車で玉村町文化センターに行くと、着くのは14時近くになってしまいますので、行くのをやめました。群馬学は16時までですから、14時頃に着けば2/3は聴けるんですけどね。ちょっと疲れてしまったので。(^_^;

2019年4月11日 (木)

「トンボの眼」で柿本人麻呂(1)

 今日は、「トンボの眼」の連続講座で柿本人麻呂の話をしてきました。人麻呂の第1回目として歌集歌と雑歌をよみました。来月は相聞と挽歌を予定しています。

 レジュメはこちら

 下の画像は、金井沢碑への入口付近にある柿本人麻呂の歌碑です。
Hitomarokahi
 柿本人麻呂の「やすみしし わご大君 神ながら 神さびせすと 吉野川 激つ河内に……」(巻1-38)の歌が彫られています。この歌、今日は扱わなかったのですが、他に相応しい画像が見つかりませんでした。安騎野の写真でもあればバッチリだったのですけど……。恥ずかしながら、まだ安騎野に行ったことがありません。(^_^; いつか行かねば。

2018年12月22日 (土)

放送大学群馬学習センターで講演

 今日は、前橋で講演をしてきました。放送大学群馬学習センターの土曜フォーラムで、タイトルは「上野三碑をよむ」です。上野三碑が「世界の記憶」に登録されてから1年ちょっとになります。レジュメはこちら
3pimap
 そういうこともあって、皆さん熱心に聴いてくださいました。会の終了後、1時間ほど茶話会が催されましたが、そこでも多くのご質問を頂きました。ありがたいことです。

 金井沢碑にある「しもさの」という地名の表記が素直な「下佐野」ではなく「下賛」と書かれていますので、その説明のために地名二字化の話もしました。これが意外と新鮮な話題だったようで、茶話会でもご質問を頂いたり、おもしろかったという感想を頂いたりもしました。取り上げて良かったです。

 上野三碑にはまだまだ不明な部分があります。それらが何とか明らかにできると良いです。

2018年10月15日 (月)

新町で公開講座、上野国東歌

 今日は、新町公民館で公開講座をしてきました。テーマは「上野国東歌」です。→レジュメはこちら。

 連続5回なので今回が最終回です。いろいろと撮りためた写真などもありますので、プロジェクターでそれらも見て頂きました。

 それで時間が掛かったせいか、終わりませんでした。(^_^;

 もしも来年も依頼されれば、来年の第1回目は「上野国東歌2」となりそうです。
Sanohi06_2
 上の写真は佐野の舟橋の万葉歌碑です。江戸時代に建てられたもので、群馬県内の万葉歌碑としては最古級のものです。

 背後に新幹線が見えています。歌碑から新幹線が見えるのなら、新幹線からも歌碑が見えるはずだと思い、一時、新幹線からの撮影に凝っていました。今はもうしていません。(^_^) 2階建ての新幹線Maxの2階からだと良く撮れます。

 新町公民館の担当の方々には、昨年も今年も大変にお世話になりました。厚く御礼申し上げます。

2018年10月 1日 (月)

新町で公開講座&新町駅の壁画更新

 今日は、新町公民館で公開講座をしてきました。テーマは「山上憶良」です。→レジュメはこちら。

 前回は大伴旅人でした。やはり、旅人と憶良はセットになリます。

 新町駅に飾ってある、学童保育の子供たちの手になる壁画が新しくなっていました。

 過去2回は小品3点だったのですが、今回はまた以前のようにパネル全体を使った大作になりました。
Shinmachi_201810a
 上の画像でも分かりますが、大きな魚は多数の小さな魚から成り立っています。
Shinmachi_201810b
 金魚を飼っているので、赤い魚には親近感が湧きます。(^_^)

 こういうデザインにしたのかと思いましたが、以前見た「ダーウィンが来た!」で、多数の小さな魚たちが密集することで、遠目には大きな魚と見せかけて身を守る、というのを見ましたので、あるいはそれを描いたのかと思いました。どっちでしょうね。

 土台に折り紙を貼っているだけではなく、上から糸で吊してあるものもあって、立体的です。
Shinmachi_201810c
 左上には、クラゲがクラゲなす漂っています。
Shinmachi_201810d
 これはカバーのビニールに描いたのでしょうかね。確かに、折り紙で折ったのではクラゲの透明感が出せないかもしれません。

 左下には珊瑚と熱帯魚。
Shinmachi_201810e

 これも遠近が工夫されていますね。

 いつもながらよくできていると思います。

 今日は東京から群馬に向かいました。電車の中などで小学生くらいの子供連れのお母さんを何組も見ました。夏休みはとっくに終わっているし、平日だし、不思議です。日曜日に開催された運動会の代休かもしれないなと思いましたが、だいぶ時間が経ってから、あ、今日は東京都民の日だ、と気付きました。それで小学校は休みなのでしょう。東京都民じゃなかった期間が随分長かったので、なかなか思い至りませんでした。

2018年9月24日 (月)

「方言研究の魅力」&新町で公開講座、大伴旅人

 今日は、午前中に群馬県立女子大学で開催された国文学科主催のシンポジウム「方言研究の魅力」を聴きに行きました。
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 学科長市川祥子先生の挨拶。
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 司会の新井小枝子先生。
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 発表者の学生さん達。2年生と3年生です。
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 六合地域の方言調査は、「やま・さと応縁隊」から今の「六合(くに)えむプロジェクト」まで毎年継続的に活動しています。本当に継続は力と思います。

 生活と密着した言語活動の報告。興味深かったです。

 午後は新町公民館で公開講座をしてきました。テーマは大伴旅人です。レジュメはこちら

 前回の額田王から一気に時代を降らせてしまいました。次回は山上憶良です。

2018年9月10日 (月)

新町で公開講座、額田王

 今日は新町で公開講座をしてきました。先週の月曜日に続き、第2回目で、テーマは額田王です。レジュメはこちら

 今回5回のうち、1回目の有間皇子と2回目の額田王は決めていたのですが、3回目以降をどうするか迷っていました。それが、今日の講座の休憩時間に受講生の方の質問を受けているときのやりとりで、旅人、憶良、上野国東歌を扱うことに決めました。これで無事に残り3回分確定です。

 1人であれこれ考えても決まらなかったのに、受講生との短いやり取りであっさり決まりました。そういうことが大切なのかもしれませんね。

 額田王の歌は全部で12首と記憶していましたので、講座でそのように話したら、受講生の方から11首ではありませんかという質問を受けました。

 「君待つと我が恋ひをれば我が宿の簾動かし秋の風吹く」という歌が、巻4と巻8とに重出していますので、歌数の差はそのせいかと思い、そのように説明し、私の宿題にしました。

 帰宅してから早速数えてみたら、11首でも12首でもなく、13首ありました。(^_^; しかし、重出の2首を1首と数えれば12首となります。間違ってはいなかったようでほっとしました。(^_^)
Murasaki01
 上の写真は紫草です。4年前の6月7日に春日大社の万葉植物園で撮りました。

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