公開講座等

2023年11月29日 (水)

新町で公開講座&ぐんまちゃんグッズ2

 今日は高崎市新町公民館で公開講座でした。
 「植物をよんだ万葉歌」の3回目、最終回です。
 第3回の今日は、「春」「夏」につづき「秋」です。レジュメはこちら

 前回、配付資料が全ては終わらず2枚半枚残ってしまいましたので、今回はその持ち越し分から始めました。
 そして、今回の分の資料は5枚のうち1枚半しか進めませんでした。
 今日で終わりなので、もう次回に持ち越すことはできません。
 来年度でしょうか。(^_^;
 新ネタだったもので、見当が付かず、このようなことになってしまいました。
 30年以上も教員を続けながら、面目ないことです。

 新町公民館の館長さんから、再びぐんまちゃんグッズを頂きました。
 ありがたいことです。
 今回のも昭和58年のあかぎ国体の品です。
Akagiemblem
 スタッフの名札のようです。
 上の「風に向かって走ろう」の部分に、名前を書いた紙を挿入することができます。
 初代ぐんまちゃんですし、レアものです。
 大切に致します。

 講座が終わって、東京の家に帰りました。
 金曜日に、前橋の講座のために群馬に来て以来の、久しぶりの東京です。
 帰宅したら、第1に金魚のゴハン。
 ひもじい思いをさせてしまいましたけど、元気でした。

2023年11月15日 (水)

新町で公開講座&ぐんまちゃんグッズ

 今日は高崎市新町公民館で公開講座でした。
 「植物をよんだ万葉歌」というテーマの隔週3回の講座の2回目です。
 先々週の前回は「総記・春」でした。
 第2回の今日は「夏」です。レジュメはこちら

 前回、配付資料が全ては終わらず3枚残ってしまいましたので、今回はその持ち越し分から始め、今回の分の資料は4枚のうち1枚半しか進めませんでした。
 残りの2枚半は次回に持ち越しです。
 あと1回で最後ですが、終わる気がしません。(^_^;
 できる限り頑張ります。

 今日は、新町公民館の館長さんから、ぐんまちゃんグッズの詰め合わせを頂きました。
 ありがたいことです。

 ぐんまちゃんのクリアファイル。
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 ぐんまちゃんのシール、その1。
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 ぐんまちゃんのシール、その2。
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 ぐんまちゃんのマスキングテープ。
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 文鎮。
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 何も描いていない文鎮のようですが、お気に入りの真っ黒な布「太黒門」を下に敷くと、あら不思議。
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 これ、昭和58年に群馬県で開催されたあかぎ国体で、新町がなぎなた競技の会場になった記念品です。
 初代ぐんまちゃんが描かれています。
 レアものと思います。
 貴重なものを頂きました。

2023年11月 1日 (水)

新町で公開講座&無事帰宅

 今日は高崎市新町公民館で公開講座でした。
 新町公民館での講座はコロナ禍でお休みになり、今回は3年振りの講座でした。
 現役の頃は通勤のたびに利用していた新町駅に降り立ったのも3年振りになります。
 懐かしかったです。
 今回の講座は隔週3回で、テーマは「植物をよんだ万葉歌」です。
 前期の朝ドラの主人公が牧野富太郎であったことを意識してこのテーマにしました。ミーハーです。

 第1回の今日は「総記・春」です。レジュメはこちら
 レジュメは、本体が7枚とカラーの別紙が2枚でしたが、本体のうち4枚しか進みませんでした。
 残りは次回に持ち越しです。
 何回か扱っているテーマだと、回を重ねる毎に改訂できますけれども、今回のような新ネタだと、見通しが難しく、つい多めに作ってしまいます。何とかします。

 新町での講座が終わって、東京の家に帰りました。金曜日から5泊6日になります。
 帰宅してすぐに金魚の水槽のところに行きました。
 全員元気でほっとしました。
 不思議なのは、1匹が結構長くて立派なフンをぶら下げていたことです。
 いったい何を食べていたのか。コケだとは思いますが、何か食べていたのならば安心です。
 郵便受けも辛うじて満員になっていなくて良かったです。
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2023年7月19日 (水)

高田衛氏ご逝去

 近世文学研究者の高田衛氏が亡くなられたことを今朝知りました。
 7月5日ご逝去。享年93とのことです。

 高田先生には、平成19年に勤務先で開講されたリレー講座でお世話になりました。
Takadamamoru01
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 演題は「『里見八犬伝』の文章」でした。
 手に持っていらっしゃる八犬伝のc見開きはどういう場面でしょうね。
 詳しい方ならばお分かりかもしれません。
 朝ドラ「らんまん」の寿恵子さんが知ったら、聴きたかったでしょうね。

 お目に掛かったのはその時の1回きりでしたが、私がその講座の担当でしたので、講演をお願いしたり、日程を調整したり、当日は高崎駅までの送迎をしたりなどしました。
 講演をご快諾くださったことをはじめ、ありがたいことでした。

 その年度の講師と演題は以下の通りです。

 平成19年度 公開授業「美しい日本語」
  高田 衛「『里見八犬伝』の文章」
  中村 明「日本語の芸―ことばの粋とユーモア」
  瀬戸賢一「日本語の味ことば」
  城生佰太郎「美しい日本語」
  葛西聖司「歌舞伎―名セリフの口承」
  浅田次郎「小説とは何か 小説家とは何か」
  北川和秀「語源の話」
  長谷川宏「日本文化と外来文化」
  国広哲弥「日本語表現の諸問題」
  飛田良文「理想の国語辞典とは何か」

 錚々たるメンバーでした。
 あらかたは国語学者ですが、小説家の浅田次郎氏もいらっしゃいますし、NHKアナウンサーの葛西聖司氏もいらっしゃいます。
 そんな中に私が紛れ込んでいるのは、いかにも場違いです。
 畏れ多いことながら、ご病気でおいでくだされなくなった講師の方のピンチヒッターでした。

2023年1月29日 (日)

宇都宮でしもつかれ博

 元同僚の新井先生がFacebookに書き込まれた情報で知ったのですが、2月4日(土)に宇都宮市内で「しもつかれ博」が開催されます。
Shimotsukarehaku01
 「しもつかれ」ってご存知でしょうか。
 栃木県に大昔から伝わる郷土料理です。
 私も、勤め始めて程なく、栃木県出身の学生から、「先生、しもつかれってご存知ですか?」と聞かれたのが、「しもつかれ」という言葉を耳にした最初でした。
 鮭と酒粕を使う料理だそうです。

 今回の「しもつかれ博」は、
 栃木県教育委員会主催の「しもつかれ博-探る”千年フード”-」と、
 しもつかれブランド会議主催の「しもつかれ博-繋ぐ”千年フード”-」との同時開催です。
 それで、上のポスターも、左右に分かれています。

 パネルディスカッションの第1部は「探る」方です。
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 メンバーの専攻を拝見すると、多角的な考察が期待できます。

 第2部は「繋ぐ」方。
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 「繋ぐ」方は、パネルディスカッションと同時開催で、飲食ブースも設けてあります。
Shimotsukarehaku04
 他に、ライブや展示などもあります。

 詳細はこちらから。
https://www.shimotsukare.jpn.com/shimotsukarehaku-tsunagu/?fbclid=IwAR0-0SyzceTFMmed3bACo8bOalh2YhZ3lQIXLuk0Qzvh9Ee4styjbgj4-LI

 あ、昨日の「ブラタモリ」で森高千里の「渡瀬橋」が登場しましたけど、森高千里の「ロックンロール県庁所在地」に「しもつかれ」が登場しているそうですね。
 そして、次回の「ブラタモリ」は前橋。楽しみです。



2022年2月18日 (金)

雪の中、前橋で講演

 今日は、前橋市内の前橋テルサというホテル内のホールで講演をしてきました。
 主催は「みくの会」という市民グループで、テーマは「日本誕生物語」です。
 よく分からない大きなテーマです。(^_^;
 レジュメは以下の通りです。
http://kitagawa.la.coocan.jp/koza/r04miku.pdf

 実は、主催者からの依頼は、「日本書紀の成立についてお話し頂けませんか」ということでした。
 快諾して、そのつもりでいたら、できあがってきたチラシには「日本誕生物語」とありました。
 どこかで行き違いがあったようです。
 もうレジュメはできていたのですが、急遽、タイトルに寄せてレジュメを少し手直しして、国号「日本」について少し触れ、「日本最古の正史『日本書紀』から探る」というサブタイトルをつけましたが、内容はやはり日本書紀の成立についてです。
 あと、地元であることを考慮して、上毛野氏のことも加えました。

 前橋で朝10時からということで、前泊することにしました。宿は会場のホテルです。(^_^)
 今まで、会場近くのホテルに前泊したことは何度もありましたが、会場のホテルというのは初めてです。
 理想的です。♪

 11階の部屋に泊まって、今朝、起きて外を見たら、雪が降っていました。結構激しく。
R04miku01

 しばらくして雪は止みましたが、だいぶ積もっているように見えました。
R04miku02

 会場のホテルに泊まって良かったです。

 会場のホールは、最大534名収容できるそうです。みくの会はそんなに大きな組織ではありませんが、コロナ対策のためにこの会場を選んだそうです。
 こういうホールを持っているホテルは珍しいと思いましたが、ホテルでもらった領収書の入った封筒には「公益財団法人 前橋市まちづくり公社 前橋テルサ」とありました。
 そういう公的性格のホテルなのですね。それで分かった気がします。

 講演が終わった頃には日が射していて、雪はあらかた溶けていました。結構水っぽい雪だったのかもしれません。意外でした。

2021年11月17日 (水)

「他者と語り合う-在住外国人の日本語から考える-」

 群馬県立女子大学では、11月26日(金)に国文学科主催のシンポジウムが開催されます。
 テーマは「他者と語り合う-在住外国人の日本語から考える-」です。
Tashato

 開催方法は、会場と遠隔とのハイブリッドです。
 群馬県立女子大学の教職員と学生のみ会場への入場可で、その他の皆さまはZoomによるライブ配信となります。
 一般の方々も参加可能です。
 詳細はこちらから。
https://www.gpwu.ac.jp/dep/lit/nat/info/2021/10/post-4.html

 私は、あいにく前橋での仕事とかぶってしまうため、参加できません。(^_^;

 話は違いますが、一昨日、近所のスーパーのレジの所で他の客を怒鳴りつけるという良からぬ行為をしてしまいました。
 今日、その時のレジの人に会ったので、「一昨日はすみませんでした」と謝りました。
 レジの人からは、「いえいえ、助かりました」という返事をもらいました。
 やはり、あのお客さん、レジの人にとっても迷惑だったのでした。

 調子に乗って、「ああいうお客さん、困りますよね」と言ったら、ほほ笑んだまま一言もなく。
 さすがですね。お客さんのことは悪く言わないし、同意もしません。立派な店員さんです。

2020年10月28日 (水)

新町で連続講座(2020年 第5回)

 きょうは、高崎市新町公民館で講座でした。
 隔週5回の連続講座「万葉集をよむ~関東・信州の歌を中心に~」の第5回目で、「上総国・相模国・武蔵国・信濃国の歌」です。レジュメはこちら。

 5回のうち2回半を上野国に費やしてしまいましたので、全部はとても終わらないだろうと思っていましたが、無事に最後まで行きました。♪

 やはり、途中で病気になったりしないか、電車が止まったりしないか、という不安は常にあります。
 最終回が終わってほっとしています。

 担当の方には大変にお世話になりました。
 おかげさまで無事に終了することができました。

 今日は、最終回ということもあって、ぐんまちゃんグッズをたくさん頂きました。
Gunmac_sakehoka

 他にクリアファイルや靴下も頂きました。

 お心遣い頂き、恐縮です。
 御礼申し上げます。

2020年10月15日 (木)

新町で連続講座(2020年 第4回)

 昨日、前橋で「ばらの会」の講演をしたことを書きましたが、午後は、高崎市新町公民館で講座でした。ダブルヘッダーです。
 同じ日に2つ入れてしまえば群馬に行く回数が1度ですむと思ったわけではなく、今回はたまたまです。

 新町は、隔週5回の連続講座「万葉集をよむ~関東・信州の歌を中心に~」の第4回目で、「常陸国の歌(2)・下総国の歌」です。レジュメはこちら

 上のレジュメは実際のレジュメそのものではなく、実際に進んだ範囲です。

 上野国の歌に関しては、あちこち撮影した写真があるのですが、上野国以外の関東地方の写真はほとんど撮っていません。
 でも、幸い、下総国については、真間の手児名ゆかりの地に14年前と8年前に行ったことがあり、その折に撮った写真があります。

 手児奈霊堂。
Tegona01

 真間の井。
Tegona02

 14年前に真間に行ったときは、霊堂には行ったものの、真間の井については知らなかったので行かず、残念な思いをしました。
 それで、その6年後にリベンジを果たしました。

 今は、井戸の蓋を取ってみなかったことを後悔しています。
 蓋を取って、中を見てみたかったです。いずれまた。(^_^)

2020年10月14日 (水)

前橋で「万葉集入門」の講演

 今日は前橋で講演をしてきました。「ばらの会」という団体で、これは、8月に講演をした「みくの会」の姉妹団体です。どちらの会も、ともに前橋市内でほぼ毎月学習会を開いています。レジュメはこちら

 会長さん等数人の幹部は共通です。そういう関係で、今日の「ばらの会」も8月の「みくの会」と同じ「万葉集入門」というタイトルで、という依頼でした。

 同じ内容で良いというのは楽ですけど、全く同じというのもなんだかなぁと思い、「主な万葉歌」という章を追加しました。これは、時々当ブログでもご披露しているもので、様々な万葉集の解説書、万葉かるた、教科書などに収録されている万葉歌を集計したものです。対象となる材料が加わると微妙に順位が変動します。

 現時点の順位20位以内は以下の通りです。

  1.田児の浦ゆうち出でて見れば真白にそ不尽の高嶺に雪は降りける(三・三一八)山部赤人
  2.銀も金も玉も何せむに勝れる宝子に及かめやも(五・八〇三)山上憶良
  3.天地の 分れし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 布士の高嶺を 天の原 振り放け見れば 渡る日の 影も隠らひ 照る月の 光も見えず 白雲も い行きはばかり 時じくそ 雪は降りける 語り継ぎ 言ひ継ぎ行かむ 不尽の高嶺は(三・三一七)山部赤人
  4.瓜食めば 子ども思ほゆ 栗食めば まして偲はゆ 何処より 来りしものそ 眼交に もとな懸りて 安眠し寝さぬ(五・八〇二)山上憶良
  5.石ばしる垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも(八・一四一八)志貴皇子
  6.東の野に炎の立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ(一・四八)柿本人麻呂
  7.わが屋戸のいささ群竹吹く風の音のかそけきこの夕かも(一九・四二九一)大伴家持
  8.うらうらに照れる春日に雲雀あがり情悲しも独りしおもへば(一九・四二九二)大伴家持
  9.淡海の海夕波千鳥汝が鳴けば情もしのに古思ほゆ(三・二六六)柿本人麻呂
 10.あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る(一・二〇)額田王
 11.憶良らは今は罷らむ子泣くらむそを負ふ母も吾を待つらむそ(三・三三七)山上憶良
 12.熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかなひぬ今は漕ぎ出でな(一・八)額田王
 13.若の浦に潮満ち来れば潟を無み葦辺をさして鶴鳴き渡る(六・九一九)山部赤人
 14.多摩川に曝す手作さらさらに何そこの児のここだ愛しき(一四・三三七四)武蔵国東歌
 15.ぬばたまの夜の更けゆけば久木生ふる清き川原に千鳥しば鳴く(六・九二五)山部赤人
 16.ささなみの志賀の辛崎幸くあれど大宮人の船待ちかねつ(一・三〇)柿本人麻呂
 17.紫草のにほへる妹を憎くあらば人妻ゆゑにわれ恋ひめやも(一・二一)天武天皇
 18.春の野に霞たなびきうら悲しこの夕かげに鴬鳴くも(一九・四二九〇)大伴家持
 19.み吉野の象山の際の木末にはここだもさわく鳥の声かも(六・九二四)山部赤人
 20.あをによし寧楽の京師は咲く花の薫ふがごとく今盛りなり(三・三二八)小野老

 なるほどという歌が並びます。有名な歌なのに20位までのこのランキングに出てこない歌もたくさんあり、万葉集の層の厚さを感じます。

 20位以内には赤人の歌が最も多く、5首も入っているのはちょっと意外でした。トップも赤人の歌です。

 会場は、前橋駅の南にある昌賢学園前橋ホールです。これも8月の「みくの会」と同じでした。
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