公開講座等

2019年7月26日 (金)

シンポジウム「文学全集の世界」にちょっとだけ

 今日は、群馬県立女子大学でシンポジウムがありました。
 これは、先日、当ブログでもご紹介しました。
Bungakuzenshuno01  
 講師の田坂憲二先生は、平成24年まで群馬県立女子大学の同僚でした。
 先生とは歳も1つ違いでしたので、昔のテレビ番組の話題などでとても話が合い、親しくして頂きました。

 今日は是非伺いたかったところですが、あいにく15時まで前橋で仕事がありました。
 シンポジウムは16時10分までですので、仕事を終えてすぐに駆け付けたのですが、参加できたのは終わりの20分ほどでした。

 講師の田坂先生。
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 もうお一人の講師、山崎隆広先生(群馬県立女子大学文学部総合教養学科)。
Bungakuzenshuno05
 学科長の市川祥子先生を加えたシンポジウム。
Bungakuzenshuno06
 この国文学科主催のシンポジウムは、学生のみならず、高校生や地域の方々もターゲットにしています。
 今週はオープンキャンパス週間で、授業も公開していますので、高校生の参加も期待できます。
 参加者の内訳は分かりませんが、広い教室がほぼ一杯でした。嬉しいことです。

 大学院で田坂先生のゼミ生だった元院生も来ていました。そのうちの一人は、先日の私の公開講座にも来てくれていたそうです。こういう折に卒業生が母校に顔を出してくれるのもありがたいことです。

2019年7月18日 (木)

シンポジウム「文学全集の世界」

 来週の金曜日、群馬県立女子大学でこのようなシンポジウムが開催されます。
 主催は同大学国文学科です。
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 趣旨は次の通りです。
Bungakuzenshuno02
 講師等。字が小さくて済みません。
Bungakuzenshuno03
 講師のおひとりでいらっしゃる田坂憲二先生は、国文学科のもと同僚です。
 次のような著書を出されていて、昨年、当ブログでもご紹介しました。
Nichibuntasaka01
 参加したく思いますが、当日はあいにく15時まで前橋で仕事があります。
 終わってすぐに駆け付ければ、終わりの20分くらいは参加できるかもしれませんが、どうなるか未定です。
 この教室は、幸い部屋の後ろにも出入口があります。前だけにしか出入口がないと途中からは極めて入りにくいです。(^_^;

2019年7月13日 (土)

ぐんま男女共同参画センターで講演

 今日は、ぐんま男女共同参画センターで講演をしてきました。
 新元号「令和」記念セミナー「『万葉集』をよむ~「令和」を入口に~」です。
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 ぐんま男女共同参画センターは群馬県庁の部局です。
 群馬県のHPにもこの募集が載っていて、そこには、「性別や身分にかかわらず収められた『万葉集』は、男女共同参画の先駆けとも言えます。」とありました。
 なるほどです。(^_^)

 私の話の内容は、令和について半分、残りの時間では、男女共同参画に関わる事柄として、万葉集に見る女性の役割といった話をしました。
 具体的には、大伴旅人の妹である坂上郎女の家刀自としての働き、それから、万葉集における「母」について述べました。レジュメはこちら

 50名の募集でしたが、令和絡みの万葉集人気で100人まで受け入れたものの、まだたくさんの申込を断ったそうです。会場の広さの関係でやむを得ないことと思います。

 申込者が多いということは聞いていましたので、私の体調不良や鉄道のトラブルなどで行けないことを怖れましたが、幸いにして無事に終えることができました。ほっとしています。

 話を5分ほど残して終わり、質問を受けました。熱心な方がいて、同じ人から4つくらい質問を受けました。
 その1つに、前橋市の紅雲町に人麻呂神社があり、その境内に万葉歌碑があるが、その歌が万葉集に見あたらない。これはどういうことか、というのがありました。
 こういう講演では、その日の講演内容と全く関係ない質問を受けることがあります。(^_^;
 これもそうですし、いきなりこんな質問をされても答えられないのが普通です。

 でも、答えてしまいました。
 その歌碑は、神社の解説板によれば万葉歌碑とありますが、刻まれている歌は万葉歌ではなく、拾遺集に載っている歌です。神社の解説板は間違っています、と。
 この神社には3年前に行ったことがあり、その時にあれこれ調べてそのことが分かりました。ブログにも載せました。

 今日の講演が3年以上前ならば、私はその神社のことも歌碑のことも知らず、何も答えられなかったところでした。
 年の功ってありますね。(^_^)

 みなさん、とても熱心に聴いてくださって、やりやすかったです。

2019年6月28日 (金)

前橋で「令和」と万葉集の講座

 今日は前橋のNHK文化センターで「「令和」と『万葉集』」というタイトルで講座をしてきました。
 これまで、公民館や地方自治体などが主催の講座は、当ブログにもHPにも載せてきましたが、こうした営利団体の講座のレジュメを載せて良いものやら迷うところがあり、載せませんでした。
 今回は「令和」と万葉集関係の内容ですので、ブログにだけ載せることにしました。HPには載せません。

ダウンロード - e3808ce4bba4e5928ce3808de381a8e3808ee4b887e89189e99b86e3808f.pdf

 5月下旬に群馬県立女子大学では、「令和」の話の他に、万葉集の中からあまり有名ではないながら魅力的な歌をいくつか採り上げて話しました。今回は、その折の「令和」の部分をコンパクトにし、それに梅花の歌32首と、この宴会に影響を受けた歌を採り上げました。

 県庁に勤務している昔の卒業生が半休を取って聴きに来てくれました。(^_^)

 梅花の歌32首全部を採り上げることは時間的に無理ですので、冒頭の8首(大伴旅人の歌まで)を説明し、他はプリントのみにしました。口語訳は全歌に付けました。

 冒頭8首は関連していますね。それぞれ前の歌を受けて作っていそうです。連句に近い感覚かもしれません。

 梅花の宴に影響を受けた歌には、740年に書持の追和した歌、750年に家持の追和した歌があります。梅花の宴が730年ですので、それぞれ10年後、20年後に当たります。10年目を意識して追和していそうに思いました。
 これまた既にどなたかが指摘していそうです。ほんと、先行文献読んでいません。いかんです。(^_^;
Kanbarahakubai

2019年6月10日 (月)

群馬県立女子大学公開講座2019

 6月から11月に掛けて(8月は除く)群馬県立女子大学で毎年恒例の公開講座が開催されます。
Koukai2019
 毎年、美学美術史学科の絵画実技担当者がポスターを制作してくれています。

 今回はビートルズ来日のシーンですね。飛行機から降りてくる面々と、テレビに映っている面々は、この公開講座の講師の似顔絵です。
 以前、私が講師になった時も、絵柄は全く異なりますが、やはり同様の似顔絵ポスターでした。
 似顔絵は、写真よりも恥ずかしい思いがしました。(^_^;

 各回のリストです。

平成31年度公開講座概要

泉鏡花の「夜叉ヶ池」
開講日時 6月10日(月) 10時40分~12時10分
担当教員 文学部国文学科教授 市川 祥子

強制移民としてのアフリカ系アメリカ人
開講日時 6月10日(月)13時00分~14時30分
担当教員 文学部英米文化学科准教授 笠井 俊和

The Relationship between English Spelling and Pronunication
開講日時 6月10日(月)14時40分~16時10分
担当教員 国際コミュニケーション学部教授 N.スネイプ

古代ローマ邸宅の美術と教養
開講日時 7月8日(月)10時40分~12時10分
担当教員 文学部美学美術史学科教授 藤沢 桜子

テレビCMを考える
開講日時 7月8日(月)13時00分~14時30分
担当教員 文学部総合学科准教授  山崎 隆広

方言の地図を読む
開講日時 7月8日(月)14時40分~16時10分
担当教員 文学部国文学科教授 新井 小枝子

高校英文法をもう一度~実例をもとにイメージで捉える~
開講日時 9月9日(月)10時40分~12時10分
担当教員 文学部英米文化学科講師 小林 隆

Starting to learn the pronounciation of sounds in American English!アメリカ英語特有の音で発音してみよう!
開講日時 9月9日(月)13時00分~14時40分
担当教員 国際コミュニケーション学部教授 M.R.フライヤーミュース

気軽にアートワーク~色を楽しむ~
開講日時 9月9日(月)14時40分~16時10分
担当教員 文学部美学美術史学科准教授 奥西 麻由子

Listening to English : Understanding the stream of Speech
開講日時 10月7日(月)10時40分~12時10分
担当教員 外国語教育研究所研究員 T.ウィザロウ

佐羽淡斎と桐生
開講日時 10月7日(月)13時00分~14時30分
担当教員 文学部国文学科教授 井上 一之

世界の英語を巡る
開講日時 10月7日(月)14時40分~16時10分
担当教員 国際コミュニケーション学部教授 深谷 晃彦

柏木義円という人がいた
開講日時 11月11日(月)10時40分~12時10分
担当教員 文学部総合学科教授 市川 浩史

「あつめる」ことからみた美術
開講日時 11月11日(月)13時00分~14時30分
担当教員 文学部美学美術史学科教授 山崎 真一

学習者要因から見る外国語学習
開講日時 11月11日(月)14時40分~16時10分
担当教員 文学部英米文化学科准教授 飯村 英樹

 すみません。私がボーッとしていたので、第1回は今日でした。もう終わってしまいました。

 内容の紹介はこちら

2019年5月30日 (木)

「トンボの眼」で柿本人麻呂(2)

 今日は、「トンボの眼」の連続講座で柿本人麻呂の話をしてきました。先月、人麻呂の第1回目として歌集歌と雑歌をよみました。今日は相聞と挽歌をよみました。内容は石見相聞歌と泣血哀慟歌です。扱ったのは、それぞれの第1長歌反歌、第2長歌反歌です。レジュメはこちら

 晴南さんの訃報に接したばかりでしたので、泣血哀慟歌を読みながら、あれこれの思いがありました。
Hagainoyama

 

2019年5月28日 (火)

群馬県立女子大学で特別公開講座

 今日は、元勤務先で公開講座をしてきました。演題は「『万葉集』の魅力~「令和」にちなんで~」です。
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 上の画像はチラシですが、これと同じ作りで、下部の申し込み部分がないものがポスターとして数週間前から学内に貼られていました。顔写真入りなので、目にする度に、なんとなく落ち着きませんでした。(^_^;

 幸い、たくさんの方が聴きに来てくださいました。学科学部を越えて、元同僚の先生方も。
 ありがたいことでしたが、これが教員同士の授業参観のように思えて、ちょっと緊張しました。
 レジュメはこちら

 「令和」絡みの講演は今回が初めてでした。他にも同様の依頼を頂いていますので、今回の内容をベースに、改良して行こうと思います。

 ちょっと緊張していたはずなのですが、会場は慣れた教室でもありますし、段々緊張が解けて行き、そればかりか当初の緊張の反動もあって、途中からリラックスしすぎて、余計な雑談に時間を使ってしまいました。公開講座で雑談をする講師というのもいかがなものかと思われます。反省しています。

 何十年やっていても満足な講演はできません。

 昨年亡くなった石川先生の後任の先生にもお目にかかれました。講演を聴きに来てくださっていたのでした。ありがたいことでした。鈍蛾さんをはじめ、聴きに来てくださった先生方にも大感謝です。

2019年5月11日 (土)

高崎商科大学でセミナー

 今日は高崎商科大学で、新元号「令和」記念特別セミナー「万葉東歌を巡る石碑の路」に参加してきました。
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 同大学の地域連携センター主催です。

 高崎商科大学はこのような場所にあります。
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 上野三碑と同じ上信電鉄の沿線ですし、三碑のうち山上碑、金井沢碑はほど遠からぬ所にあります。地図上、赤い点線で示したのが「石碑の路」で、この路沿いに30数基の万葉歌碑が建っています。高崎商科大学の地域連携センターでは、これらの歌碑の紹介に力を入れています。

 このようなパンフレットも作っています。
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 「令和」記念というのはやや便乗気味ではありますけれども、「令和」で万葉集ブームが起きているので、このタイミングで多くの人に石碑の路を知ってもらおうという趣旨で今日のセミナーになったものと思います。

 内容は以下の通りです。
R01takasho01
 字が小さくて済みません。

 私のお役目は、石碑の路の万葉歌碑のうち、東歌・防人歌の解説です。レジュメはこちら

 対象となる歌は21首あるのですが、持ち時間40分では足りないので、そのうちの10首ほどを解説しました。そのうち特に、地元と関係があるかもしれない「佐野山に打つや斧(をの)音(と)の遠かども寝(ね)もとか子ろが面(おも)に見えつる」(三四七三)について時間を使いました。

 この歌は未勘国歌です。上野国の歌ではないかもしれません。
 もしも上野国の歌とすれば、佐野山というのは下の地図の右上にある「佐野」にある山の可能性が高いでしょう。佐野の舟橋や、謡曲鉢の木の佐野です。
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 現在、上佐野町・下佐野町・佐野窪町という地名が残っています。ところが、地図の色分けから分かるように、この地には「山」と呼べるような高地はありません。佐野の範囲が川を越えてもっと南西にまで及んでいたとすれば、そこには山名丘陵があります。
 そして、金井沢碑には「上野国群馬郡下賛郷高田里」の文字があります。「下賛」は「しもさの」と読めます。「下佐野」と書かずに「下賛」と書いたのは地名二字の制約によるものでしょう。
 とすると、金井沢碑のある場所は群馬郡の下佐野郷と考えて良いのか。ただ、そうなるとまた別の問題が生じてしまいます。
 それは、多胡郡は、甘楽郡、緑野郡、片岡郡からそれぞれ郷を抽出して成立した郡ですけれども、甘楽郡から削った郷(上の地図で赤字で示した郷)と緑野郡から削った郷(緑字で示した郷)は問題ないとしても、片岡郡から削った郷が一体どこなのかが全く分からなくなってしまうという点です。
 すなわち、佐野のことを考えなければ、片岡郡から削ったのは山上碑や金井沢碑を含む地域と考えられますが、そうなると、金井沢碑に群馬郡とあることが不審です。この問題、まだ結論が出ません。さらに考えてみます。
 そういう結論に至らない話をしてしまいました。(^_^;

 今日は120名ほどの参加者があったとのことです。地元の方も多かったと思いますので、関心を持って聴いて貰えたのではないかと思います。

 午前10時から12時半までの会でした。お客さんの中に知った顔がちらほら。群馬県立女子大学の公開講座や群馬学連続シンポジウムの常連の方々です。ほんと熱心です。

 今日は13時から群馬県立女子大学で群馬学連続シンポジウムがあります。掛け持ちでそちらに移動された方もいらしたと思います。クルマならば、ギリギリ間に合うか、やや遅刻くらいで行けそうです。

 電車で高崎駅経由だと、とても間に合いません。私は高崎駅に着いたのが13時前で、新町方面に行く次の電車が13時14分発でした。新町駅から自転車で玉村町文化センターに行くと、着くのは14時近くになってしまいますので、行くのをやめました。群馬学は16時までですから、14時頃に着けば2/3は聴けるんですけどね。ちょっと疲れてしまったので。(^_^;

2019年4月11日 (木)

「トンボの眼」で柿本人麻呂(1)

 今日は、「トンボの眼」の連続講座で柿本人麻呂の話をしてきました。人麻呂の第1回目として歌集歌と雑歌をよみました。来月は相聞と挽歌を予定しています。

 レジュメはこちら

 下の画像は、金井沢碑への入口付近にある柿本人麻呂の歌碑です。
Hitomarokahi
 柿本人麻呂の「やすみしし わご大君 神ながら 神さびせすと 吉野川 激つ河内に……」(巻1-38)の歌が彫られています。この歌、今日は扱わなかったのですが、他に相応しい画像が見つかりませんでした。安騎野の写真でもあればバッチリだったのですけど……。恥ずかしながら、まだ安騎野に行ったことがありません。(^_^; いつか行かねば。

2018年12月22日 (土)

放送大学群馬学習センターで講演

 今日は、前橋で講演をしてきました。放送大学群馬学習センターの土曜フォーラムで、タイトルは「上野三碑をよむ」です。上野三碑が「世界の記憶」に登録されてから1年ちょっとになります。レジュメはこちら
3pimap
 そういうこともあって、皆さん熱心に聴いてくださいました。会の終了後、1時間ほど茶話会が催されましたが、そこでも多くのご質問を頂きました。ありがたいことです。

 金井沢碑にある「しもさの」という地名の表記が素直な「下佐野」ではなく「下賛」と書かれていますので、その説明のために地名二字化の話もしました。これが意外と新鮮な話題だったようで、茶話会でもご質問を頂いたり、おもしろかったという感想を頂いたりもしました。取り上げて良かったです。

 上野三碑にはまだまだ不明な部分があります。それらが何とか明らかにできると良いです。

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