古代群馬

2020年4月 4日 (土)

「上野三碑かるた」完成

 昨年の6月~9月に、「上野三碑かるた」の読み札を公募していました。
 主催は上野三碑普及推進会議で、事務局は高崎市教育委員会文化財保護課でした。
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 私も応募すべく頑張ろうと思いました。
 できれば44枚全部。日本語にはら行音で始まる語が少ない(大和言葉にはない)ので、ら行の札が狙い目となりましょう。
 公募を知った最初の日に3つか4つ作ってしまいました。
 その後も折に触れて考えてはいたのですが、いつの間にか日が経ってしまい、結局、締切前日に3点送ったのみでした。
 私にはとてもありがちなパターンです。ら行の札はなし。(^_^;
 その後、このかるたのことはあまり思い出すこともありませんでした。

 それが、4月2日にこのかるたが完成した旨、昨日の上毛新聞のネット版に載っていました。
 私の応募した3点はいかに。

 ネット上を探すと、高崎商科大学附属高校のHPにこんな記事が載っていました。2019.12.03付けです。
 >ユネスコ「世界の記憶」に登録された上野三碑を多くの人たちに知ってもらう目的で行われた「上野三碑かるた」の読み札募集に、本校から3作品が読み札として採用されることになりました。
 >
 >1.「空にそびえる 国分寺 七重塔」
 >2.「ユネスコの 世界の記憶 上野三碑」
 >3.「母父へ 想いを刻む 山上碑」

 去年の12月3日時点で、採用者にはすでに連絡が行っていたということになりましょう。
 私のところには何も来ていません。

 という次第で、私の応募した珠玉の3点は、残念ながら全て落選だったようです。(^_^;
 プロが高校生に負けた……。

 ま、若者がこういうことに関心を持ってくれたこと、よい作品を作ってくれたことが何よりです。

 このかるたは、5000部を群馬県内の小中高校、特別支援学校などに配布する他、県内書店での販売(880円)も予定しているとのことです。時々県内の書店を覗いて、見かけたら購入することにします。楽しみです。

2020年3月27日 (金)

綿貫観音山古墳の出土品が国宝に

 今日は前橋で仕事の日でした。東京都知事からは、土日は不要不急の外出は自粛するように、この木金も仕事はできるだけ在宅で、というお達しが出ていましたので、さてどうしたものかと思いましたが、行ってきました。(^_^;
 新型コロナウイルスの感染者が日本一多い東京都からの移動でしたのに、何ごともなく受け入れて頂きました。

 恒例により、県庁に立ち寄ったら、吹き抜けを利用してこのような懸垂幕が下がっていました。
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 高崎市東部にある綿貫観音山古墳からの出土品が国宝に指定されることになったというお知らせでした。
 このニュースは1週間ほど前に見ました。まだ答申段階だったと思いますが、間違いなく指定されそうです。

 長い間、群馬県には国宝が1件もありませんでした。特別史跡の上野三碑をはじめ、国指定の史跡はたくさんあるんですけどね。
 群馬県の古墳から出土した武人埴輪が国宝ですけど、東京国立博物館にあるので、群馬の国宝にはカウントされません。
 そんな中、世界遺産に登録された富岡製糸場の中の3つの建物が、つい先年国宝に指定され、群馬の国宝第1号になりました。
 今回の指定は群馬の国宝第2号ということになります。

 以下、平成17年(2005年)6月に撮影した綿貫観音山古墳です。
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 石室への入口。
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 格子の隙間から撮った石室。
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 石室からは多数の副葬品が発掘されたそうです。盗掘されていない古墳ということで、そのあたりも貴重なのでしょう。

 群馬県立女子大学からは自転車で行ける距離にあります。(^_^)
 上の写真は、6月という時期から考えるに、たぶん教育実習の巡回指導に行った帰りの撮影ではないかと思います。
 教育実習の巡回も、可能な距離の所には自転車で行っていました。

2020年1月11日 (土)

石碑の路ハイキングガイドブック

 高崎商科大学の地域連携センターがこのようなガイドブックを発行しました。
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 このガイドブックの冒頭に広域地図が載っています。
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 中央やや下に高崎商科大学があります。
 そして、その西から南西にかけて上野三碑が位置しています。
 高崎商科大学はこういう場所に立地しています。
 そして、山名八幡宮から山上碑を経て金井沢碑に至るまでの間に30基ほどの万葉歌碑が建てられています。

 その歌碑マップもこのガイドブックに載っています。
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 これらの歌碑は、信沢克己氏という方が昭和50年代に私財を投じて建てたもので、この冊子は、その歌碑廻りのガイドブックです。

 毎ページ、以下のような構成になっています。
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 1ページに2首ずつ。それぞれ、歌、現代語訳、英訳、歌碑の写真が載っています。
 そして、QRコードが1首に3つずつ印刷してあります。
 これをスマホで読み込むと、現代語訳、英訳、歌を聴くことができます。
 歌は、万葉歌に曲を付けたもので、1首ずつ、その歌のイメージに合わせた違うメロディーになっています。

2019年11月26日 (火)

よろいを着たぐんまちゃん

 このようなクリアファイルを入手しました。
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 古墳時代のよろいを着たぐんまちゃん。

 変身を特技とするぐんまちゃんは、さまざまな格好をしますので、これも単にその1つと思いました。
 ところが、絵の下にこういった記述がありました。
Gunmac_kofunjin03

 さすが教育委員会。金井東裏遺跡のよろい人骨の甲胄がモデルなのでした。
 なかなか手が込んでいます。

 こういうのは嬉しいです。(^_^)

2019年8月 9日 (金)

「上野三碑かるた」の読み札募集中

 今日は前橋で仕事の日でしたので、また県庁の県民センターに行ってみました。
 そうしたら、こういうチラシがありました。
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 主催は上野三碑普及推進会議で、事務局は高崎市教育委員会の文化財保護課です。

 チラシの裏面に募集要項が載っています。
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 裏面の右上に応募用紙があります。
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 「上毛かるた」で、上野三碑関係の札は「昔を語る多胡の古碑」の1枚のみですが、今度作られる「上野三碑かるた」は44枚(「を」「ん」は除く)全部が上野三碑関係ということになりましょう。

 私、これ、本気で応募しようと思います。(^_^)

 ぐんまちゃんの衣装のデザインなどは、絵が下手だし、デザインの才能もなさそうなので、応募は無理ですけど、上野三碑なら行けそうです。♪

 1つでも採用されると良いです。

 しかし、上野三碑だけで44枚というのはなかなか大変そう。
 「山上碑は 母の墓誌」「建郡記念碑 多胡の古碑」あたりはたくさん応募が来るでしょうから、マニアックな線を狙ってみます。(^_^)

2019年6月 7日 (金)

群馬の万葉歌碑特集&水草を食べる金魚

 群馬県には、朝日新聞の姉妹紙「朝日ぐんま」という新聞があります。毎週金曜日の発行です。
 その今日発行号の特集が「ぐんまの万葉歌碑へ」です。これまた令和効果ですね。
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 上の画像、縦横の比率がミョーですね。下の方にあった広告部分をカットしました。
 これが表紙で、表紙とも4ページが特集です。
 この中に、先日、群馬県立女子大学で開催された私の公開講座のことも触れてくれています。
 当日、記者さんが取材に来てくれました。
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 「ぐんまちゃん 大好き 万葉集研究者」とあります。「万葉集研究者」と名乗ることには、ちょっとはばかりもありますが、「ぐんまちゃん 大好き」は何の問題もなく、ありがたいキャッチコピーです。(^_^)

 こういった万葉集絡みの特集によって、万葉集に興味を持ってくれる人が少しでも増えたら良いなぁと思います。

 話は全く違いますが、昨日密談(?)をしていた金魚たち。今日、ちょくちょく観察していたのですが、今日は昨日のようなことはありませんでした。

 水槽は金魚部屋の一番奥にあります。私が近づくと金魚たちはすぐに寄ってきますが、近眼なのかどうか、部屋の出入口付近でじっとしていると、私の存在には気づかないようです。昨日の写真もそのようにして撮りました。

 今日、観察していると、水草を食べている様子を目撃できました。
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 水草を口にくわえ、頭をブンと動かして食いちぎっていました。
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 今の水草も早晩食べ尽されてしまうことでしょう。

2019年5月11日 (土)

高崎商科大学でセミナー

 今日は高崎商科大学で、新元号「令和」記念特別セミナー「万葉東歌を巡る石碑の路」に参加してきました。
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 同大学の地域連携センター主催です。

 高崎商科大学はこのような場所にあります。
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 上野三碑と同じ上信電鉄の沿線ですし、三碑のうち山上碑、金井沢碑はほど遠からぬ所にあります。地図上、赤い点線で示したのが「石碑の路」で、この路沿いに30数基の万葉歌碑が建っています。高崎商科大学の地域連携センターでは、これらの歌碑の紹介に力を入れています。

 このようなパンフレットも作っています。
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 「令和」記念というのはやや便乗気味ではありますけれども、「令和」で万葉集ブームが起きているので、このタイミングで多くの人に石碑の路を知ってもらおうという趣旨で今日のセミナーになったものと思います。

 内容は以下の通りです。
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 字が小さくて済みません。

 私のお役目は、石碑の路の万葉歌碑のうち、東歌・防人歌の解説です。レジュメはこちら

 対象となる歌は21首あるのですが、持ち時間40分では足りないので、そのうちの10首ほどを解説しました。そのうち特に、地元と関係があるかもしれない「佐野山に打つや斧(をの)音(と)の遠かども寝(ね)もとか子ろが面(おも)に見えつる」(三四七三)について時間を使いました。

 この歌は未勘国歌です。上野国の歌ではないかもしれません。
 もしも上野国の歌とすれば、佐野山というのは下の地図の右上にある「佐野」にある山の可能性が高いでしょう。佐野の舟橋や、謡曲鉢の木の佐野です。
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 現在、上佐野町・下佐野町・佐野窪町という地名が残っています。ところが、地図の色分けから分かるように、この地には「山」と呼べるような高地はありません。佐野の範囲が川を越えてもっと南西にまで及んでいたとすれば、そこには山名丘陵があります。
 そして、金井沢碑には「上野国群馬郡下賛郷高田里」の文字があります。「下賛」は「しもさの」と読めます。「下佐野」と書かずに「下賛」と書いたのは地名二字の制約によるものでしょう。
 とすると、金井沢碑のある場所は群馬郡の下佐野郷と考えて良いのか。ただ、そうなるとまた別の問題が生じてしまいます。
 それは、多胡郡は、甘楽郡、緑野郡、片岡郡からそれぞれ郷を抽出して成立した郡ですけれども、甘楽郡から削った郷(上の地図で赤字で示した郷)と緑野郡から削った郷(緑字で示した郷)は問題ないとしても、片岡郡から削った郷が一体どこなのかが全く分からなくなってしまうという点です。
 すなわち、佐野のことを考えなければ、片岡郡から削ったのは山上碑や金井沢碑を含む地域と考えられますが、そうなると、金井沢碑に群馬郡とあることが不審です。この問題、まだ結論が出ません。さらに考えてみます。
 そういう結論に至らない話をしてしまいました。(^_^;

 今日は120名ほどの参加者があったとのことです。地元の方も多かったと思いますので、関心を持って聴いて貰えたのではないかと思います。

 午前10時から12時半までの会でした。お客さんの中に知った顔がちらほら。群馬県立女子大学の公開講座や群馬学連続シンポジウムの常連の方々です。ほんと熱心です。

 今日は13時から群馬県立女子大学で群馬学連続シンポジウムがあります。掛け持ちでそちらに移動された方もいらしたと思います。クルマならば、ギリギリ間に合うか、やや遅刻くらいで行けそうです。

 電車で高崎駅経由だと、とても間に合いません。私は高崎駅に着いたのが13時前で、新町方面に行く次の電車が13時14分発でした。新町駅から自転車で玉村町文化センターに行くと、着くのは14時近くになってしまいますので、行くのをやめました。群馬学は16時までですから、14時頃に着けば2/3は聴けるんですけどね。ちょっと疲れてしまったので。(^_^;

2019年1月28日 (月)

宝くじの結果発表

 1月15日 (火)に「上野三碑の宝くじ」という記事を書きました。
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 1等2000万円です。上野三碑が絵柄になっているからという理由で買った宝くじですが、もしも2000万円が当たったらどうするか。賞金と交換してしまったら、せっかくの上野三碑宝くじが手もとに残りません。迷い所ですが、それは2000万円を取ります。(^_^)

 1枚しか買わないからこういう悩みが生じるのでした。

 抽せん日のことはすっかり忘れていましたが、24日(木)でした。早速ネットで見てみました。会場は群馬テレビ第1スタジオだったようです。

 1等2本のうち1本は、01組153000番です。私のとは組が全く異なりますが、番号は1145番違い。組違い賞は10万円、惜しかったです。

 3等1万円は、下4桁が1754番。こちらは101番差でした。もっと惜しい。

 で、結局、6等100円は下1桁が5番で、これが当たっていました。現金化すれば元手が取り戻せますが、この金額ならば、上野三碑の宝くじは手もとに留めることにします。

 そのような顛末でした。

2019年1月15日 (火)

上野三碑の宝くじ

 この度、上野三碑を絵柄にした宝くじが発売されましたので、買ってしまいました。(^_^)
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 関東・中部・東北自治宝くじで、発売されるのは東日本の1道・22県・11指定都市です。そして、なぜか東京都は発売対象になっていません。今日は元の職場で非常勤の日でしたので、出勤途上に玉村町内で買いました。

 絵の部分のアップです。
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 碑文までうっすらと見えます。バックが大仰ですね。(^_^) 東国文化の黎明といったイメージでしょうか。

 宝くじを買うのは50年振りです。50年前というと高校生。(^_^; その頃の一時期、宝くじを買っていました。当たるといいなぁという気持ちはもちろんありましたが、それよりも、絵柄に興味を持って、毎回買っていたという感じです。趣味の切手集めに近い感覚だったように思います。その頃から収集癖があったのでしょう。栴檀は双葉よりです。(^_^;

 今日買った宝くじの番号、こうして広く世間に公開してしまいました。一等2000万円です。当たったらまずいかも。(^_^;

2018年12月23日 (日)

上野三碑「世界の記憶」登録申請書

 昨日の講演が終わった後、聴きに来てくださった方からこのような冊子を頂きました。
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 奥付はこのようになっています。
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 昨年11月末に上野三碑が「世界の記憶」に登録されたのを記念して、具体的にどのような申請書を提出したのか、それを広く知ってもらうために印刷刊行したものと思われます。

 目次です。
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 この下に英文の目次が続きますが、それは省略しました。この冊子には日本語の申請書と英語の申請書とが載っています。申請に当たって実際に提出したのは英語のだけだそうです。

 申請書の目次の冒頭にある「要約」というのは次のような内容です。
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 インドや東アジアとの関係についても言及していますね。

 貴重なものを頂きました。このような貴重なものを頂いて良いものやら迷ったのですが、ご夫妻で参加した集まりで配付され、1冊ずつ貰ったので、とのことでした。ありがたいことです。参考になります。

 また、カンバッジも頂きました。
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 カンバッジの文字を見ますと、3月11日に記念式典が行われたのですね。ご夫妻が参加した集まりというのはこのことかもしれません。

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