飛鳥・奈良

2017年8月20日 (日)

『ヤマト歴史読本』

 こういう雑誌を買いました。
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 5月22日発行とあります。雑誌ですので、実際にはもう少し早く発行されていたのかもしれません。こういう雑誌が出ていたことは今まで気付きませんでした。

 「ヤマト」というのがちょっと分かりにくいですが、表紙の右上にありますように、対象は天理市・桜井市と、川西・三宅・田原本の各町です。纏向遺跡を中心とした地域ですかね。奈良市や大和三山は含まれません。

 中身をご紹介してはまずいでしょうから、目次だけ。目次は5ページあります。
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 次の見開き。
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 その次。左ページは既刊の『奈良歴史読本』の広告です。
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 『奈良歴史読本』の方は、表紙を見る限りでは、奈良市を中心に奈良県全体が対象になっているようですね。こちらも買っていたような気がします。

 中身をご披露してはまずかろうと思いつつ、見開きを1つだけ。
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 『ヤマト歴史読本』の収録範囲の立体地図です。

2017年8月17日 (木)

「天理図書館 古典の至宝」展

 9月から11月に掛けて、天理参考館でこのような特別展が開催されます。
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 天理参考館のHPによれば、詳細は以下の通りです。

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特別展「天理図書館 古典の至宝 ―新善本叢書刊行記念―」

2015年4月から刊行が始まった新天理図書館善本叢書に収録される中から、重要文化財『古事記』(道果本)や国宝『日本書紀』(乾元本)などの国史古記録、国宝『類聚名義抄』(観智院本)などの古辞書、『源氏物語』(池田本)や室町時代末から江戸初期にかけての奈良絵本、西鶴・芭蕉・蕪村の自筆資料など、国宝3点・重要文化財10点を含む古典籍70余点を三期に分けて展示いたします。

◆会期:2017(平成29)年9月16日(土)~11月27日(月)
 一期:9月16日(土)~10月9日(月)
 二期:10月11日(水)~11月6日(月)
 三期:11月8日(水)~11月27日(月)

◆会場:当館3階企画展示室1・2

[出品予定資料]
一期:重要文化財『古事記』道果本、国宝『日本書紀』乾元本(上)、『源氏物語』池田本、奈良絵本、連歌俳諧ほか
二期:国宝『播磨國風土記』、国宝『類聚名義抄』、重要文化財『古語拾遺』嘉禄本、『源氏物語』池田本、奈良絵本、連歌俳諧ほか
三期:国宝『日本書紀』乾元本(下)、重要文化財『明月記』安貞元年8・9月、『源氏物語』池田本、奈良絵本、連歌俳諧ほか
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 出品リストは以下の通りです。
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 字が小さくてよく見えませんね。特に関心のある部分を拡大します。
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 全三期は無理でも、第一期は見に行きたい気がします。

 関連して、次のような催しもあります。
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 これも、主要部分を拡大します。
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 大いに関心がありますけど、先着20名なら、もう満員かもしれませんね。あと、日程的にもこの日は岡山で萬葉学会です。残念。

2017年8月 3日 (木)

『「うましうるわし奈良」の10年』

 こういう本を買いました。
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 これまた、アマゾンで何かを買ったときに(先日の鹿の本かもしれません)、こんな本もありますぜ、と紹介されて買ってしまったものです。(^_^;
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 JR東海の「うましうるわし奈良」キャンペーンに使われたポスターの写真やコピーを抜粋して1冊にしたものです。

 地域は、「奈良公園周辺」「斑鳩・西ノ京」「飛鳥・桜井・吉野」の3分類がなされています。

 「奈良公園周辺」が26ページ、「斑鳩・西ノ京」が38ページ、「飛鳥・桜井・吉野」(当麻寺や二上山も含みます)が28ページです。すべて見開き単位で1枚の写真が掲載されていますので、全部で46点の写真が収録されています。

 「うましうるわし奈良」のキャンペーン、10年でずいぶん多くの場所を紹介してきたことになりますね。

 素敵な写真が多いです。土門拳や飛鳥園の写真も含まれています。

2017年8月 1日 (火)

鹿本3冊

 しばらく前、アサヒコムに奈良の鹿の写真集の記事がありました。欲しくなってアマゾンのサイトに行きました。

 アサヒコムで紹介されていたのは1冊だけでしたが、アマゾンでそれを買おうとしたら、こんなのもありますぜ、と他の鹿本も紹介されました。あ、これもいいかも、と思い、結局3冊大人買いしてしまいました。

 全くちょろい客です。アマゾンの思う壺。(^_^;
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 上が『奈良-鹿のいる風景』(山口勇 日本図書刊行会 2013年4月1日)
 下左が『Dear deer 鹿たちの楽園』(佐藤和斗 青菁社 2017年5月15日)
 下右が『しかしか』(石井陽子 リトルモア 2015年12月17日)です。

 三者三様。『奈良-鹿のいる風景』は、四季の自然の風景の中の鹿が多いです。自然といっても、東大寺や若草山なども多いですけど。

 『Dear deer 鹿たちの楽園』は、子鹿や親子鹿のかわいい写真が多く、好みです。(^_^)

 『しかしか』は、街中の鹿が多いです。人間はあまり写ってはいないのですが、土産店を覗いている鹿がいたりして、人間の暮らしの中にとけ込んだ鹿、という趣です。これも好きです。

 しかしまぁ、研究室から東京の家に運んだ30箱の段ボールがまだ玄関先に山積みで、渋川の家の荷物をどうしようかと苦慮している一方で、平気で新しく本を買ってしまうのですから、訳が分かりません。何を考えているのか、何も考えていないのか。(^_^;

2017年7月28日 (金)

しかまろくんうちわ

 奈良在住のかるべさんから暑中見舞が届きました。しかまろくんのうちわです。(^_^) 素敵なお品をありがとうございました。♪
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 上空には花火、足もとには燈花会のともしびですね。自分の姿が燈花会のデザインに使われたら、しかまろくんも嬉しいでしょう。(^_^) 

 ご機嫌な顔をしていますね。ま、しかまろくんはいつもご機嫌のようですけど。(^_^)

 しかまろくんの色が濃いので、日焼けをしたのかと思いましたが、そうではなく、夜だからでしょうね。

 奈良の燈花会にはまだ行ったことがありません。8月のお盆の頃でしたか。

 10年ほど前の9月に、飛鳥でこういう光景を見ました。伝飛鳥板蓋宮跡です。これも同趣旨のものでしょうか。
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 うちわの反対側です。
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 何を食べているのでしょうか。まずは鹿せんべいが思い浮かびますが、周りがギザギザなので、違うのかなぁとも思います。あるいは、先に周りを囓ってしまったとか。(^_^)

 しかまろくん、屈託がなくて本当にかわいいです。

 鹿にしては顔が丸く、鹿にしては足が短いです。そういえば、ぐんまちゃんも、馬にしては顔が丸く、馬にしては足が短いのでした。(^_^) 似たものコンビかもしれません。

 このうちわ、ビニールの手提げに入っていました。
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 1枚目の画像とこの画像、どちらにも後ろに同じ建物が2つ建っています。しかまろくんのお気に入りの場所なのでしょう。

 左側は大極殿ではないかと思います。
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 右側は三重塔ですけど、奈良市を代表するような三重塔が思い浮かびません。五重塔の下層部分が森に隠れていると考えても良いのかもしれません。だとしたら、興福寺の五重塔でしょうか。

 下の写真は薬師寺の西塔です。あるいはこの裳階を大胆にカットしてしまったのかとも考えました。
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 どうも、すぐ考証に走るあたり、折角しかまろくんはかわいいのに、私は可愛げがありません。ま、サガのようなものです。(^_^;

2017年7月 5日 (水)

戦前の『奈良市全図』

 昨日に続き、また奈良の地図の話題です。

 上部に右横書きで『奈良市全図』とあります。年号は全くなく、いつのものか不明です。
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 興福寺を中心とした部分。
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 上部中央に奈良県庁と裁判所が並んでいます。このへんは今も同じですね。登大路を挟んだ南側には県立図書館があります。これは今はもうこの場所にはありませんね。餅飯殿町など、町名は変わっていないようです。

 1枚目の図にあるように、地図の上部にある「奈良市全図」という標題は右横書きですけど、地図の中の横書きの文字は左横書きですね。結構新しいのかもしれません。

 地図の西端付近に大極殿跡があります。平城宮跡の発掘が進んでいない時代だと、ここまでの範囲は収めていないと思います。
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 年代推定の上限を考える上で参考となる部分。
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 図の右下に奈良女子高等師範学校があります。現在の奈良女子大学です。その左上に育英高等女学校があります。奈良育英高等女学校の設立は大正12年だそうで、現在、この地には奈良育英高校があります。

 そのさらに左上には奈良中学があります。奈良県立奈良中学校の設立は大正13年だそうです。この中学校は現在は奈良県立奈良高等学校となって、この地図よりも北西に移転しています。

 ということで、この地図は大正13年以降のものと推定できます。

 下の図の左上隅、1字目の文字が折り目に当たっていて欠けてしまっていますが、近鉄線は「大軌電車線」とあります。
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 大軌(大阪電気軌道)という名称は明治43年の成立だそうですが、この会社は昭和16年3月に参宮急行電鉄との合併により、関西急行鉄道(関急)に改組されたとのことですので、この地図は昭和16年以前のものと推定できます。

 以上から、この地図が発行された時期は、大正13年(1924)から昭和16年(1941)までの間の17年間のどこかと推定できます。私の力ではここまでです。見る人が見ればもっと絞り込めるかもしれません。

 地図の北東部、奈良坂付近。
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 「国道第十五号」とあります。この道、現在は県道754号線になっているようです。明治18年に定められた国道表では、国道十五号は東京から仙台までの道です。そして、現在の国道十五号は、東京から横浜市神奈川区までの第一京浜だそうです。この国道番号も手がかりになりそうですけど、これ以上は進めませんでした。

2017年7月 4日 (火)

奈良名所絵図(3)

 2013年に『奈良名所絵図』という1枚物の木版刷りの絵図を入手し、当ブログに載せました。
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 去年、同じ絵図の異版を入手しましたので、また載せて、前回のものと部分的に比較しました。
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 先日、また同じ絵図を入手しましたので、またご披露します。
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 最初の絵図を持っていることをうっかりして2回目の絵図を購入してしまったのですが、その際、最初の絵図と2回目の絵図とが微妙に異なっていることに興味を覚え、今回はあえてまた入手しました。諸本間の異同に興味があるようです。(^_^;

 2回目で比較した「ゆきげのさわ」の部分。初回入手分。
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 2回目。
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 今回。
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 ゆきげのさわの中の横線の数が、版を重ねるほど減って行くそうなのですが、3枚とも違いますね。2回目入手分の横線が一番多くて、隙間なく描かれているのに対して、初回のは3ブロックになっていて、横線の数は上から4・5・5です。今回のは3・4・5ですかね。

 転害門附近。初回。
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 2回目。
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 今回。
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 こちらは、門の1番上の部分が段々に簡略になっているように見えます。また、門の正面の石段の数が今回のは一段少ないですかね。「是よりてがい丁はたごや」の文字も3者異なるように思います。

 4点目が欲しくなってきました。(^_^;

2017年6月26日 (月)

『おさんぽ万葉集』

 村田右富実氏の『おさんぽ万葉集』を買いました。
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 本書の「はじめに」は、「本書は「線」の本である。八本の線(コース)を歩く本である。」という文で始まります。

 奈良にはたくさんの万葉故地がありますけれども、それらを点で紹介するのではなく、線で紹介しています。

 具体的には以下の8本です。

Route.1 平城
Route.2 春日
Route.3 葛城
Route.4 山辺の道
Route.5 泊瀬
Route.6 忍阪
Route.7 飛鳥
Route.8 飛鳥(自転車)

 各コースごとに分かり易い地図が1つずつ付いています。

 写真もたくさん載っています。各章の扉には大きな写真が載っています。それ以外の写真は脚注欄にありますので、あまり大きくはないものの、良い写真が多いです。

 奥付に、「編集」「デザイン」「地図製作」「イラスト」などと並んで、「撮影 村田明美」とあります。

 「もしや」と思って「おわりに」を読むと、やはり村田明美さんは「吾妹子」だそうです。(^_^) ご夫妻で奈良飛鳥を一緒に回られたようです。♪

 すてきなご夫妻です。

2017年6月12日 (月)

奈良絵図

 昨日アップした天理絵図の記事で、「石原氏の描く鳥瞰図には奈良もありました。それは持っていて、一時期、研究室のドアの内側に貼っていました。それが先日の片づけの折に発見されて、懐かしく思いました。もちろん持ち帰りましたけど、どの段ボール箱にあるか、不明です。(^_^;」と書きました。

 見つかりました。(^_^)

 天理絵図は折りたたんだ形で販売されていましたが、奈良絵図は折らずに筒に入った形でした。そのことをふと思い出しました。長い筒ですので、段ボール箱には入りません。研究室から運んだ長いものグループを探したら見つかりました。
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 結構大きいです。丸まってしまうので、四隅を交換レンズやペットボトルで押さえてあります。(^_^)

 興福寺付近。
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 先月上代文学会が開催された奈良女子大や、近鉄奈良駅、奈良県庁付近。
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 天理絵図よりも建物の数が多いので、これを描くのはさらに大変だったことと思います。天理絵図の翌年、昭和53年のものです。

2017年6月11日 (日)

天理絵図

 「天理絵図」を入手しました。超精密な鳥瞰図で、絵師は石原正氏です。昭和52年のものです。
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 全体像。
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 左下に天理駅があり、右上が石上神宮方面です。北を上にする通常の地図を90度左回転させています。

 一部分を拡大しました。北が上になるように(大体ですが)向きを変えています。
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 左側やや下の方に川原城の交差点があります。右上に天理教本部。右下隅に天理図書館。家1軒1軒が精巧に描かれています。地図全体では何軒の家があるのか、気が遠くなるような作業です。

 天理市については、昭和50年・51年の2回泊まった芳月という旅館を懐かしく感じています。それについては当ブログでも何回か書きました。

 「天理をふらふら」「天理今昔」などです。

 この絵図、昭和52年のなんですよね。私が訪れたときから1~2年しか経っていませんので、多分ほとんど変わっていないのではないかと思います。芳月については、この絵図をじっくりと眺めながら、また考えてみます。

 川原城の交差点付近。
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 野球場と天理図書館。
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 確かに、その昔、野球場のすぐ横を通って天理図書館に行きました。ところが、先年萬葉学会で天理図書館に行った時、近くに野球場がなくて、「???」と思ったのでした。野球場が移転したことは当ブログで三友亭主人さんに教えて頂きました。

 野球場には人がいますね。絵師のコメントに依れば、この野球場の様子は、2アウト・フルベースで、打球が一・二塁間を抜いたところ、だそうです。(^_^)

 石原氏の描く鳥瞰図には奈良もありました。それは持っていて、一時期、研究室のドアの内側に貼っていました。それが先日の片づけの折に発見されて、懐かしく思いました。もちろん持ち帰りましたけど、どの段ボール箱にあるか、不明です。(^_^;

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