飛鳥・奈良

2017年9月19日 (火)

鹿瓦ばん2017秋冬

 奈良の鹿愛護会から、年2回発行されている「鹿瓦ばん」の最新号が届きました。1枚の表裏2ページです。
Shika201709a
 1ページ目で面白かったのは下の記事です。
Shika201709c
 鹿は好きですけど、雄の鹿とライバル関係になろうとは思いません。(^_^; 鹿せんべいをやるときには気をつけます。

 2ページ目です。
Shika201709b
 こちらでは、冒頭にある「しかっぴ」ですね。鹿のフンと残餌とを原材料に作った完熟堆肥です。5kg100円、10kg200円という低価格です。今度奈良に行ったら買って帰ろうと思います。重いので、宅配ですね。(^_^)

 同じ封筒に鹿の角きりの案内も入っていました。
Shikatsuno2017
 6月の鹿の赤ちゃん大公開は是非行きたいですけど、鹿の角きりはあまり心が動きません。伝統行事ではありますし、人間の安全のために必要なことでもあるのでしょうけど。

2017年9月13日 (水)

『西国巡礼 細見之絵図』

 このようなものを入手しました。
Saigoku01
 折りたたまれていたのを開くと、全体像はこんなです。
Saigoku02
 凡例と、巡礼の全行程はこのようです。
Saigoku03
 凡例にもあるように、地図上では巡礼の道は太く彩色されています。一番の「なちさん」から三十三番の「たにぐみ」まで、相当に長い道のりですね。和歌山県、大阪府、奈良県、京都府、滋賀県、兵庫県、岐阜県に亙ります。

 版元は南都大仏前絵図屋庄八です。
Saigoku04
 この版元、以前ご紹介した「奈良名所絵図」の版元でもあります。下の図の左下欄外に版元名が書いてあります。
Naraezu01
 巡礼絵図の方、宝暦四年(1754)の版を嘉永二年(1849)に改版したようです。100年近く経っていますね。わずかな改訂なのか、大改訂なのかは分かりません。

 この巡礼道、一番は那智山ですが、その前に伊勢神宮からの道が描かれています。お伊勢参りを済ませてから西国巡礼に回るとしたら、さらなる大遠征ですね。
Saigoku05
 奈良付近。
Saigoku06
 六番壺阪寺、七番岡寺、八番長谷寺、九番(興福寺)南円堂などが見えています。

 以前見た別の絵図に記されていた、橘寺、飛鳥、阿倍、多武峰、桜井、三輪、丹波市、帯解、田原本、八木などのおなじみの地名(実際にはひらがなですが)も見えています。

 知った地名を見ると、なんか嬉しい。(^_^)

 紀伊半島の南に「たごノ浦」という地名がありました。現代の地図を見ても、「田子」という地名や紀勢本線の駅名があります。和歌山県東牟婁郡串本町です。
Saigoku07
 「たごのうら」って、富士山の近くにも、越中にもありますよね。地形由来の地名でしょうかね。関係が気になります。

 群馬の、多胡碑のある多胡郡も関係があるのか、あるいはこちらは全く無関係なのか。海と山ですからねぇ。でも、あれこれ気になります。

2017年9月12日 (火)

「朱雀門ひろば」来年3月オープン

 平城宮跡の復元朱雀門の南に、観光拠点「朱雀門ひろば」が来年3月24日にオープンするという記事を、5日ほど前に新聞のネット版で読みました。

 朱雀門前の朱雀大路西側が県営区域で、
  観光案内・物販施設「天平みつき館」
  飲食・交流施設「天平うまし館」
  団体集合施設「天平つどい館」
を新たに建設するとのことです。

 天平うまし館のそばには池を設け、先年復元された遣唐使船を展示し、同館から橋を渡って船に乗れるようにするそうです。

 また、現在閉館中の「平城京歴史館」は、休憩と宮跡展望のための施設「天平みはらし館」にリニューアルし、ここにはレンタサイクル貸出所などもできるとのことです。

 一方、朱雀大路の東側は国営区域で、こちらは平城宮跡展示館「平城宮いざない館」の整備が続いているそうです。

 私のHDDに10年前の写真がありました。南側から朱雀門を臨んでいます。この向かって左側が西側、右側が東側になります。ここに上記の諸施設ができるのですね。
Suzaku200703
 朱雀門の北は、なるべく奈良時代の姿に近づけていって欲しいです。朱雀門の南には、こういう施設群ができても良いのかなぁと思います。活性化にも繋がりましょう。

 奈良県各地は、今日は大変な大雨だったようですね。お見舞い申し上げます。

2017年9月 7日 (木)

シンポジウム「万葉集の中の漢籍・仏典を考える」

 9月16日(土)に万葉文化館でこのようなシンポジウムがあります。
Manyokansekibutten
 なんか面白そう。大いに心惹かれます。また、この日は例の天理の至宝展の開始日でもあります。
Kotenshiho01
 兼ねて行けば一石二鳥ですが、あいにくこの日は自分の講座(「トンボの眼」)があります。8月・9月はあまり予定がないのに、よりによってぶつかってしまいました。

 残念です。(^_^;

2017年9月 3日 (日)

「奈良名所細見図」

 ネットオークションで入手しました。明治23年発行です。
Narameishosai01
 左上に東大寺、下に興福寺、右上に春日大社が描かれています。

 ちゃんと鹿も描かれていて、嬉しいです。人力車が描かれている点に明治を感じます。
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 江戸時代に出版された「奈良名所絵図」というものもあります。
Narameishosai03
 こちらは、左に興福寺、右下に春日大社、上に東大寺が描かれています。この3つが不動の名所なのですね。

 両方を比べると、さすがに「細見図」というだけあって、「奈良名所細見図」の方がかなり細かく詳しいです。

 「名所絵図」には、猿沢の池に魚が描かれていました。
Narameishosai05
 「細見図」の猿沢の池にも何か描かれています。波か魚か微妙ですが、魚のように思えます。
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 どちらにも杖をついた人が描かれています。当時、珍しくなかったのでしょうか。あるいは、水戸黄門のように、旅をする高齢者の必需品だったか。

2017年8月20日 (日)

『ヤマト歴史読本』

 こういう雑誌を買いました。
Yamatorekidoku01
 5月22日発行とあります。雑誌ですので、実際にはもう少し早く発行されていたのかもしれません。こういう雑誌が出ていたことは今まで気付きませんでした。

 「ヤマト」というのがちょっと分かりにくいですが、表紙の右上にありますように、対象は天理市・桜井市と、川西・三宅・田原本の各町です。纏向遺跡を中心とした地域ですかね。奈良市や大和三山は含まれません。

 中身をご紹介してはまずいでしょうから、目次だけ。目次は5ページあります。
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 次の見開き。
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 その次。左ページは既刊の『奈良歴史読本』の広告です。
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 『奈良歴史読本』の方は、表紙を見る限りでは、奈良市を中心に奈良県全体が対象になっているようですね。こちらも買っていたような気がします。

 中身をご披露してはまずかろうと思いつつ、見開きを1つだけ。
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 『ヤマト歴史読本』の収録範囲の立体地図です。

2017年8月17日 (木)

「天理図書館 古典の至宝」展

 9月から11月に掛けて、天理参考館でこのような特別展が開催されます。
Kotenshiho01
 天理参考館のHPによれば、詳細は以下の通りです。

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特別展「天理図書館 古典の至宝 ―新善本叢書刊行記念―」

2015年4月から刊行が始まった新天理図書館善本叢書に収録される中から、重要文化財『古事記』(道果本)や国宝『日本書紀』(乾元本)などの国史古記録、国宝『類聚名義抄』(観智院本)などの古辞書、『源氏物語』(池田本)や室町時代末から江戸初期にかけての奈良絵本、西鶴・芭蕉・蕪村の自筆資料など、国宝3点・重要文化財10点を含む古典籍70余点を三期に分けて展示いたします。

◆会期:2017(平成29)年9月16日(土)~11月27日(月)
 一期:9月16日(土)~10月9日(月)
 二期:10月11日(水)~11月6日(月)
 三期:11月8日(水)~11月27日(月)

◆会場:当館3階企画展示室1・2

[出品予定資料]
一期:重要文化財『古事記』道果本、国宝『日本書紀』乾元本(上)、『源氏物語』池田本、奈良絵本、連歌俳諧ほか
二期:国宝『播磨國風土記』、国宝『類聚名義抄』、重要文化財『古語拾遺』嘉禄本、『源氏物語』池田本、奈良絵本、連歌俳諧ほか
三期:国宝『日本書紀』乾元本(下)、重要文化財『明月記』安貞元年8・9月、『源氏物語』池田本、奈良絵本、連歌俳諧ほか
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 出品リストは以下の通りです。
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 字が小さくてよく見えませんね。特に関心のある部分を拡大します。
Kotenshiho03
 全三期は無理でも、第一期は見に行きたい気がします。

 関連して、次のような催しもあります。
Kotenshiho04
 これも、主要部分を拡大します。
Kotenshiho05
 大いに関心がありますけど、先着20名なら、もう満員かもしれませんね。あと、日程的にもこの日は岡山で萬葉学会です。残念。

2017年8月 3日 (木)

『「うましうるわし奈良」の10年』

 こういう本を買いました。
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 これまた、アマゾンで何かを買ったときに(先日の鹿の本かもしれません)、こんな本もありますぜ、と紹介されて買ってしまったものです。(^_^;
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 JR東海の「うましうるわし奈良」キャンペーンに使われたポスターの写真やコピーを抜粋して1冊にしたものです。

 地域は、「奈良公園周辺」「斑鳩・西ノ京」「飛鳥・桜井・吉野」の3分類がなされています。

 「奈良公園周辺」が26ページ、「斑鳩・西ノ京」が38ページ、「飛鳥・桜井・吉野」(当麻寺や二上山も含みます)が28ページです。すべて見開き単位で1枚の写真が掲載されていますので、全部で46点の写真が収録されています。

 「うましうるわし奈良」のキャンペーン、10年でずいぶん多くの場所を紹介してきたことになりますね。

 素敵な写真が多いです。土門拳や飛鳥園の写真も含まれています。

2017年8月 1日 (火)

鹿本3冊

 しばらく前、アサヒコムに奈良の鹿の写真集の記事がありました。欲しくなってアマゾンのサイトに行きました。

 アサヒコムで紹介されていたのは1冊だけでしたが、アマゾンでそれを買おうとしたら、こんなのもありますぜ、と他の鹿本も紹介されました。あ、これもいいかも、と思い、結局3冊大人買いしてしまいました。

 全くちょろい客です。アマゾンの思う壺。(^_^;
Shikabon
 上が『奈良-鹿のいる風景』(山口勇 日本図書刊行会 2013年4月1日)
 下左が『Dear deer 鹿たちの楽園』(佐藤和斗 青菁社 2017年5月15日)
 下右が『しかしか』(石井陽子 リトルモア 2015年12月17日)です。

 三者三様。『奈良-鹿のいる風景』は、四季の自然の風景の中の鹿が多いです。自然といっても、東大寺や若草山なども多いですけど。

 『Dear deer 鹿たちの楽園』は、子鹿や親子鹿のかわいい写真が多く、好みです。(^_^)

 『しかしか』は、街中の鹿が多いです。人間はあまり写ってはいないのですが、土産店を覗いている鹿がいたりして、人間の暮らしの中にとけ込んだ鹿、という趣です。これも好きです。

 しかしまぁ、研究室から東京の家に運んだ30箱の段ボールがまだ玄関先に山積みで、渋川の家の荷物をどうしようかと苦慮している一方で、平気で新しく本を買ってしまうのですから、訳が分かりません。何を考えているのか、何も考えていないのか。(^_^;

2017年7月28日 (金)

しかまろくんうちわ

 奈良在住のかるべさんから暑中見舞が届きました。しかまろくんのうちわです。(^_^) 素敵なお品をありがとうございました。♪
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 上空には花火、足もとには燈花会のともしびですね。自分の姿が燈花会のデザインに使われたら、しかまろくんも嬉しいでしょう。(^_^) 

 ご機嫌な顔をしていますね。ま、しかまろくんはいつもご機嫌のようですけど。(^_^)

 しかまろくんの色が濃いので、日焼けをしたのかと思いましたが、そうではなく、夜だからでしょうね。

 奈良の燈花会にはまだ行ったことがありません。8月のお盆の頃でしたか。

 10年ほど前の9月に、飛鳥でこういう光景を見ました。伝飛鳥板蓋宮跡です。これも同趣旨のものでしょうか。
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 うちわの反対側です。
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 何を食べているのでしょうか。まずは鹿せんべいが思い浮かびますが、周りがギザギザなので、違うのかなぁとも思います。あるいは、先に周りを囓ってしまったとか。(^_^)

 しかまろくん、屈託がなくて本当にかわいいです。

 鹿にしては顔が丸く、鹿にしては足が短いです。そういえば、ぐんまちゃんも、馬にしては顔が丸く、馬にしては足が短いのでした。(^_^) 似たものコンビかもしれません。

 このうちわ、ビニールの手提げに入っていました。
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 1枚目の画像とこの画像、どちらにも後ろに同じ建物が2つ建っています。しかまろくんのお気に入りの場所なのでしょう。

 左側は大極殿ではないかと思います。
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 右側は三重塔ですけど、奈良市を代表するような三重塔が思い浮かびません。五重塔の下層部分が森に隠れていると考えても良いのかもしれません。だとしたら、興福寺の五重塔でしょうか。

 下の写真は薬師寺の西塔です。あるいはこの裳階を大胆にカットしてしまったのかとも考えました。
Shikamaro15
 どうも、すぐ考証に走るあたり、折角しかまろくんはかわいいのに、私は可愛げがありません。ま、サガのようなものです。(^_^;

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