テレビ

2023年9月27日 (水)

「水戸黄門」最終回の台本

 TBS「水戸黄門」第43部第21回の台本を入手しました。
Mitokomon4321a

 このシリーズは第43部が最後で、21回が最終回。平成23年(2011)12月12日の放送です。
 レギュラーシリーズの最終回ということになります。
 ただ、ウィキペディアによれば、この1週間後の12月19日に「最終回スペシャル」が放送されていますので、そちらが本当の最終回というべきかもしれません。

 配役は以下の通りです。
Mitokomon4321b

 実際の配役表を切り貼りしました。
 由美かおるはもう登場していません。

 この回では、老中(側用人ではないかと思います)の柳沢吉保と水戸徳川家江戸家老の藤井紋太夫(役者名は配役表に載っていません)とが結託して御老公を亡き者にしようと結託します。
 その2人がいる座敷に御老公が乗り込んできます。
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 いつもと違って、格さんではなくて、御老公本人が印籠を出しています。
 印籠の中に家康の遺骨が入っているなんて、そんな畏れ多いことはないと思います。
 はったりかもしれません。

 私、実際に放送を見ていたはずなのですが、これは記憶にありませんでした。

 台本はなかなかおもしろいです。

2023年9月22日 (金)

世界へ羽ばたくぐんまちゃん

 昨日の午後2時5分からNHK総合で、ぐんまスペシャル「ぐんまちゃん ひと夏の挑戦」という番組が放送されました。29分番組です。
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 もともとは、NHKの前橋局が制作し、今年の8月25日に群馬県内のローカル枠で放送した番組だそうです。
 それを全国放送したものです。

 内容は、7月上旬にロサンゼルスで開催された、大規模なアニメEXPOにぐんまちゃんも参加したドキュメンタリー番組です。
Gunmac_america02
 ここぞという場面には、「プロフェッショナル仕事の流儀」のテーマ曲(スガシカオ)が流れました。
 前橋放送局、力が入っています。

 アメリカではぐんまちゃんはほぼ誰も知らないでしょうから、最初はぐんまちゃんのブースは素通りする人が多かったのですが、
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 次第にぐんまちゃんのかわいさが伝わって、人気が出たようです。
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 最初の素通り状態とは大違いな状態になりました。
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 アメリカのメディア関係者のこんな発言がまとめになりましょうか。
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 ぐんまちゃんは世界にも通用することが証明された思いです。
 NHKプラスでご覧になれますので、ぜひ。

2023年9月16日 (土)

竹脇無我の「鞍馬天狗」最終回の台本

 竹脇無我の「鞍馬天狗」最終回の台本を入手しました。
Kuramatengu04
 第26回で、サブタイトルは「池田屋襲撃」です。

 私、竹脇無我の「鞍馬天狗」は、再放送の時に見ていました。院生の頃でした。

 配役。切り貼りしました。
Kuramatengu05
 古谷一行が沖田総司ですので、古い作品ですね。

 近藤勇(若林豪)が池田屋に斬り込んだ時、鞍馬天狗も池田屋の中にいます。
 そして、新選組の隊士達を斬って行きます。
 放送を見ていた時に、嫌みにも天狗が何人斬るのか数えたのですが、10人くらい斬っていました。
 まだ土方隊は到着していない時点です。近藤は何人率いて斬り込んだのか。

 やがて、天狗は沖田総司(古谷一行)と対峙します。
Kuramatengu06
 ということで、天狗は沖田を見逃します。
 実際の放送では、この時、沖田の傍らに近藤はいなかったと思います。
 確かに、天狗が沖田を斬ってしまっては史実と大きく異なることになります。
 うまいセリフで見逃したものです。

 この天狗のセリフを、私は「あたら若い命を」と記憶していました。
 私の記憶違いだったかもしれません。

 毎年、クリスマスの時に、何も変わったことはしませんが、鶏もも肉だけは食べることにしています。
 「鶏♪、鶏♪」といつものスーパーに買いに行くのですが、帰ってからラベルを見ると、「若鶏」って書いてあるのですよね。
 確かに、若鶏の肉は軟らかいのでしょうが、「若鶏」という文字を見ると、少し心が痛みます。
 その時に、「あたら若い命を」ということばとともに、この鞍馬天狗を思い出していました。
 台本には、「あたら若い命を」なんていうセリフはありませんねぇ。
 いい加減な記憶です。

2023年9月10日 (日)

「破れ傘刀舟」の台本

 「破れ傘刀舟 悪人狩り」第120回の台本を入手しました。
S52yaburegasa120a
 表紙には放送日が記されていませんが、ウィキペディアによれば、昭和52年(1977)1月11日(火)の放送です。
 右上に(カラー)とありますが、当時、あらかたの番組はもうカラー放送になっていたと思います。

 配役はこういった面々です。
S52yaburegasa120b
 女性陣はみな「○○の○○」という二つ名ですね。

 昔の時代劇なので、お若い方はタイトルも御存知ないかもしれません。
 主人公は破れ寺に住む蘭方医、叶刀舟です。
 腕は確かなのですが、貧しい人からは治療費をもらわないので、貧乏暮らしをしています。
 毎回、何らかの事件に巻き込まれます。悪徳商人や悪い役人が、賄賂をもらったり、善良な人々をいじめたり殺したりします。
 それを怒った刀舟が悪人を成敗するという勧善懲悪ドラマです。

 この回のクライマックス。
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 毎回、このように刀舟が悪人の罪状をべらんめぇ調で述べ、最後は「てめえらなぁ、人間じゃぁねえや。たたっ斬ってやる!」(台本と微妙に違いますが、実際のセリフはこんな感じです)の決め台詞で大立ち回りをします。
 いや、大立ち回りというより、短時間でバサバサバサッと。
 この台本では、「斬って斬って、斬りまくる」と、すごい書き方です。(^_^;
 最後に斬られた黒木というのは若年寄です。
 若年寄を斬って大丈夫なのかという気もしますが、次週には、何ごともなかったかのように話が展開します。1話完結です。
 視聴者は、悪人に対する怒りの気持ちでこの番組を見ているので、最後に悪人が刀舟に斬られるのを見ることがカタルシスになるのですね。

 昔懐かしい昭和の時代劇です。

2023年9月 7日 (木)

NHK大河「赤穂浪士」の台本と香盤表

 昭和39年のNHK大河「赤穂浪士」第19回の台本を入手しました。
S39akoroshi19a

 中を見ると、大石内蔵助役の長谷川一夫のセリフのみ赤鉛筆でマークされています。
S39akoroshi19b

 そして、中にこういう表が挟まっていました。
S39akoroshi19c
 コピーではなくて、青焼きですね。
 そして、左上に「長谷川様」とあり、「大石」の名前が丸で囲んであります。
 どうやら、この台本も香盤表も長谷川一夫のものと見て良さそうです。

 そして、香盤表の表の部分のみ載せます。あまり大きくなってはいませんけど。
S39akoroshi19d
 一番左側の列は撮影順でしょう。
 2番目の列には「回」とあります。
 これを見ると第十七回の放送がメインで、次いで第十九回。そして、一部第二十回の分もあります。
 俳優のスケジュールや、セットの効率を考えて、数回分に跨がるまとめ撮りをしているのでしょうね。
 俳優さんは、数回分の台本のセリフを並行して憶えなければならず、大変ですね。

 番組製作の裏側をのぞき見るような気がして興味深かったです。

2023年9月 5日 (火)

昭和54年の「欽どこ」の台本

 先日から堆肥作りを始めています。
 開始するに当たって購入したセットの中に「菌床」がありました。
 類友ではありませんが(←強引)、「欽どこ」の台本を入手しました。
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 第156回のです。
 放送日は水曜日ですね。何曜日だったか、すっかり忘れていました。

 ウィキペディアによれば、「欽どこ」の放送は、昭和51年(1976)年10月6日~昭和61年(1986)9月24日だったとのことです。
 私の入手した台本は第156回ですから、放送開始から3年後ということになります。
 昭和54年の日付と曜日を調べてみると、9月26日は確かに水曜日ですので、この台本はその年のものということになります。

 このようなページがあります。
S54kindoko156b
 見栄晴が登場していますが、これもウィキペディアによれば、まだ3歳で子役が演じていたそうです。
 のぞみ、かなえ、たまえの三つ子の3姉妹はもう生まれてはいますが、まだ人形です。

 また次のようなページもあります。
S54kindoko156c
 「推理ドラマ」とありますので、これは食べる順序を当てるクイズですかね。

 どうもあれこれ記憶が定かではありません。
 考えてみれば、これ、今から44年前です。
 昭和54年といえば、1月に太安万侶の墓誌が出土しています。
 前年には稲荷山古墳出土鉄剣銘が発見されています。

 昭和は遠く。

 そもそも「欽どこ」を知っている人は、今50歳以上でしょうか。

 昭和は遠く。

2023年9月 3日 (日)

昨日の「ブラタモリ」は新潟県長岡市

 毎週楽しみに見ているNHK「ブラタモリ」。
 昨日の放送は新潟県長岡市でした。
Buratamonagaoka01
 勤めていた頃、長岡には高校訪問で1回だけ行ったことがあります。
 1回だけですけど、行ったところが取り上げられると嬉しいです。
 行ったことがあるとはいえ、昨日の放送では知らないことだらけで、勉強になりました。

 テーマは「不死鳥の町」といった感じです。
 長岡は、信濃川が流れる舟運の町として栄えたが、戊辰戦争で壊滅的な被害を受けます。
 明治11年、明治天皇の巡幸をきっかけに、道路の整備などが行われます。
 その後、原油が出たことで、多くの石油会社が設立されて、大いに発展しますが、やがて原油は枯渇し、さらに昭和20年8月1日の空襲で、大きな被害を受けます。
 そこからまた復活するものの、平成16年に起きた中越大地震でまた大きな損害が出ます。

 ということで、何度も何度も大きな被害を受けながら、その都度、不死鳥のように力強く復活している町、という紹介でした。

 長岡に行った時、長岡城に行ってみようと思って、事前に地図で探したのですが、見つかりませんでした。
 戊辰戦争の折、河井継之助に率いられた長岡藩によって、明治新政府軍は手痛い打撃を受けます。
 その報復なのかどうか、戦後、明治新政府は長岡城を取り壊し、その跡地に駅を造りました。
 そのため、長岡城は残っていないのでした。そんな例はほとんどないのではないでしょうか。

 駅前に本丸跡の石碑が建っています。
 昨日の「ブラタモリ」も駅前から始まりました。
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 昭和20年の空襲は終戦のわずか半月前でした。
 空襲で亡くなった人を追悼するために、毎年空襲の日のその時間に白1色の花火を打ち上げているそうで、コロナの時期に長岡の花火大会が中止になった期間も、その花火だけは打ち上げていたとのことです。
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 駅前の長岡城本丸跡を示す石碑の側面には長岡市の市章が彫ってありますが、そのマークは「長」の1字を不死鳥の形にデザインしたものとのことでした。
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 今回の「ブラタモリ」もとても良かったです。

2023年9月 1日 (金)

体重推移&朝顔の開花時刻

 月が変わりましたので、恒例の体重推移グラフです。
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 なぜか、8月前半に体重が大きく上がりました。原因不明です。
 8月後半にはやや減少しましたが、9月はもう少し下げたく思います。

 これだけではナンなので、最近知った情報を。
 8月30日(水)のNHK「ゆう5時」です。
 朝顔の開花時刻は何によって決まるのかという話題でした。
Asagaokaika
 正解は前日の日没時刻で、日没から10時間後に開花するということです。
 放送日の8月30日の日没は午後6時12分なので、翌朝の朝顔の開花時刻は午前4時12分とのことでした。

 その時は「ほぉー!」という感じでしたが、あとから考えてみると、夏の盛りの日没時刻は今よりももっと遅かったわけですから、そうすると、夏の盛りの頃の朝顔の開花時刻はもっと遅かったことになります。
 日没が午後7時頃ならば、開花時刻は翌朝5時頃ということになります。
 真夏よりも夜明けの遅い今頃の方が、朝顔の開花時刻は逆に早いというのは意外でした。

2023年8月 3日 (木)

岡山の桃太郎どーもくんなど

 昨日夕方のNHK「ゆう5時」の気象コーナーに岡山放送局の桃太郎どーもくんが登場しました。
Okayamadomo01

 このコーナーの最後にもう1回登場した時には抜刀していました。
Okayamadomo02
 よく分かります。刀を持てば抜きたくなるのは人情です。

 以前、岡山どーもくんはこういうデザインでした。
Okayamadomo03
 これでは歩けませんね。
 この岡山どーもくんは、亡き城崎陽子さん(晴南さん)からいただきました。
 ありがたいことでした。
 城崎さんは岡山ご出身ということです。

 話変わって、しばらく前に、ネットオークションで「大石内蔵助?」という駅弁容器を入手しました。
 大石内蔵助だとしたら、赤穂駅の駅弁でしょうか。
 写真を見ると、大石にしては装束が派手だなぁとは思いました。
 現物が届いてよく見たら、大石ちゃう。
Kitty_momotaro
 桃太郎ですね。鉢巻きと胸に燦然と輝く桃マークが何よりの証です。
 岡山駅の駅弁なのでしょう。

 キティちゃんといえば、高崎駅にキティだるま弁当があります。
Kitty_daruma
 サンリオ、積極的に駅弁とタイアップしていますね。

 ということで、今日は連想を重ねてだいぶ展開しました。

2023年7月16日 (日)

昨日の「ブラタモリ」は埼玉県行田市

 昨日のNHK「ブラタモリ」は埼玉県行田市でした。
 稲荷山古墳のある市です。

 番組冒頭は前玉(さきたま)神社から始まりました。
 このあたりの地名は埼玉県行田市埼玉(さきたま)だそうで、音便化していない「さきたま」という地名が残っているそうです。
Buratamogyoda01

 そのあとはさきたま古墳群に移動し、丸墓山古墳に登りました。
 そして、稲荷山古墳出土鉄剣銘の話。
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 レプリカを目の前にしての解説でした。
 タモリさん、この鉄剣銘の内容をよくご存知でした。
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 さすがです。

 この鉄剣はサビに覆われていたのを、奈良の専門機関に持っていって、そこでX線検査をした時に銘文が発見されたのでしたが、持っていった時は竹を二つ割りにしたものに挟んで持っていったのが、
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 銘文が発見されたことで、帰りは厳重な取扱いをされたとのことでした。
Buratamogyoda05
 手のひら返しです。

 その後は中世の難攻不落の忍城のこと、近世以降の行田の足袋のことを取り上げていました。
 いずれもとても面白かったです。

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