テレビ

2024年12月27日 (金)

『矢部太郎の光る君絵』(東京ニュース通信社)

 NHK大河「光る君へ」の関連本をまた買ってしまいました。
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 『矢部太郎の光る君絵』です。発行は東京ニュース通信社、発売は講談社。
 2024年12月21日刊。
 番組で乙丸を演じた矢部太郎氏の描いた作品「光る君絵」を1冊にまとめたものです。

 中身を載せることは不適切ですが、ほんの一部だけ。
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 こんなタッチの、優しく詩情に溢れた絵です。

2024年12月16日 (月)

『光る君へ ART BOOK』

 買っちゃいました。
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 『光る君へ ART BOOK』(東京ニュース通信社)。奥付によれば、2024年11月29日発行です。

 「えー! 同じような本、数日前のブログにも載せていませんでした?」と言われそう。
 いえ、数日前のは、登場人物の写真とインタビューが中心でした。
 今回のは、表題に「ART BOOK」とありますように、NHKの美術担当スタッフが、専門の研究者の指導・考証のもと精魂込めて再現した建築と装束等を中心に構成した本です。

 帯にはこうあります。
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 この本の存在も、川村裕子先生のTwitter(現X)のポストで知りました。
 ありがたいことと存じています。

 「光る君へ」は動く国語便覧のような要素もあったと思いますが、この本は、その書籍化と言えましょう。
 あくまで創作ではありますが、建築、装束図鑑に近いものと言って良いと思います。

2024年12月13日 (金)

『光る君へメモリアルブック』

 買っちゃいました。
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 『光る君へメモリアルブック』(東京ニュース通信社)。奥付によれば、2024年12月9日発行です。

 この本の存在は、川村裕子先生のTwitter(現X)のポストで知りました。
 すぐにAmazonに行ったのですが、品切れでした。
 それでも諦めずに覗いていたら、数日後に無事に注文できました。

 NHK大河のメモリアルブックって、あまり見ないような気がします。
 一昨年の「鎌倉殿の13人」にはありました。
 それも買っていました。
 ミーハーです。(^_^;

2024年12月 2日 (月)

大河「光る君へ」の大野山

 昨日のNHK大河「光る君へ」では刀伊の入寇が描かれました。
 テレビドラマに刀伊の入寇が登場するのは稀有なことと思われます。

 さて、昨日の回には大宰府の政庁が出てきました。
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 この建物は岩手県奥州市のえさし藤原の郷で撮影されたものと思われますが、背後の山が大宰府の大野山とよく似ているように思いました。

 そこで、平成14年(2002年)に私が撮影した大野山です。
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 これですねぇ。

 建物の映像に実際の大野山の映像を合成したのでしょう。
 さすがNHK。手を抜いていません。

 こういうのを発見すると嬉しいです。

2024年11月25日 (月)

認知機能は改善する!?

 今夜のNHK「クローズアップ現代」のテーマは、「認知機能は改善する!? 最新研究 カギは“4つ同時”」でした。
 大いに関心があります。
 兵庫県丹波市における調査に基づいて今年発表された最新研究だそうです。

 「4つ」というのは次の4項目です。
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 この4つの対策を組み合わせて行うことが大事だそうです。

 「運動」については、頭を働かせながら同時に運動することが有効とのことです。

 「食生活の改善」については、以下の10種類の分野から毎日7種類以上を摂取することが必要だそうです。
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 「脳を鍛えるゲーム」は、私、そういうことを謳っているスマホゲーム3種を毎日やっとります。(^_^)

 関心のある方は、1週間以内にNHKプラスで。

2024年11月 2日 (土)

今日の「ブラタモリ」は東海道五十七次

 今日、久しぶりに「ブラタモリ」がありました。
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 待ってました。
 スタートは京の三条大橋です。

 テーマは「東海道"五十七次"の旅」です。
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 スペシャルで、今日から3夜連続です。
 ナレーターが草彅さんからあいみょんに変わりました。
 ちょっと寂しい気もしますが、あいみょんも好きです。

 江戸と京とを繋ぐ東海道は五十三次ですが、その東海道は、大津で分岐して大坂に向かいます。その道が五十七次です。
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 大津では、大津絵の製作所に行きました。
 型紙も使って描くのですね。

 その分岐点。
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 タモリさんはその三差路が気に入って、大興奮でした。

 三差路にある道標。
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 「みぎは京みち」「ひだりはふしみゝち」とあります。

 番組ではこのあと伏見に行きました。
 練り羊羹の発祥の地は伏見だそうで、実際にそのお店に行きました。

 明日は淀だそうです。

2024年10月18日 (金)

鳥居強右衛門

 昨日の「紫式部の兄弟」に続いて、また大河と明治の教科書絡みの話題です。
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 明治36年の『高等小学読本 三』に鳥居強右衛門が登場しています。
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 鳥居強右衛門は、昨年のNHK大河「どうする家康」で、岡崎体育が演じていました。
 鳥居強右衛門って、教科書にも載っていないし、あまり知られていない人物なので、大河で知ったという人も多かったのではないでしょうか。
 私も、鳥居強右衛門を知ったのはやはりNHK大河でした。但し、大昔の「太閤記」です。緒形拳が秀吉を、高橋幸治が信長を演じていました。
 鳥居強右衛門は北村和夫です。北村有起哉のお父さんです。
 強右衛門が徳川の陣所に着いてだったか、武田に囚われてだったか、どちらか覚えていませんが、出された食事に長ネギがあって、それをそのままバリバリと食べていた姿が記憶に残っています。ワイルドでした。

 鳥居強右衛門は高等小学読本に載っていたのですから、高等小学校を出た子供はみな知っていたことでしょう。

 国定教科書を話題にするのは昨日が最初だったと思います。
 ネットオークションで入手したものです。
 しばらく前にネットオークションで国定教科書を入手したら、その後、「ダンナ、こんなのもありますぜ」ということで、あれこれ国定教科書を薦められるので、あれこれ買ってしまいました。また登場するかもしれません。

2024年10月16日 (水)

紫式部の兄弟

 先日のNHK大河「光る君へ」で、紫式部の弟の藤原惟規(高杉真宙)が亡くなりました。
 惟規は癒しキャラでしたので、ネット上では惟規の死を悼む発言が見えました。

 惟規は明治43年の国定教科書にも載っています。
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 第五課です。
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 当時の小学生はこういう教科書で学んでいたのですね。なかなか大変です。

 ここでは惟規は兄となっています。

 『紫式部日記』では、これに該当する記事は次のようになっています。

   この式部の丞といふ人の、わらはにて書(ふみ)読み侍りし時、聞きならひつつ、
  かの人はおそう読みとり、忘るるところをも、あやしきまでぞさとく侍りしかば、書
  に心入れたる親は、「口惜しう。男子(をのこご)にてもたらぬこそ、さいはひなか
  りけれ」とぞ、つねになげかれ侍りし。

 兄とも弟とも書いてありません。
 紫式部も惟規も生年には諸説あります。

 紫式部を称えるには、式部は兄以上だったという方が、よりインパクトがありましょうね。
 「光る君へ」では、癒やし系の弟として人物造形していて、それが成功していると思います。

2024年9月25日 (水)

都知事選掲示板の再利用

 昨日のNHK「首都圏ネットワーク」で、今年の東京都知事選で使われた掲示板の一部が学校の文化祭で再利用されているというニュースがありました。
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 掲示板はベニヤ板でできているとばかり思っていましたが、そうではなくて、特殊な紙を加工したものだそうです。
 それで、選挙のあと、多くは段ボールなどに加工されたそうですが、一部は学校の文化祭などで再利用されているとのことです。

 生徒さんのインタビュー画面では、ベニヤ板よりもしっかりしていて、塗りやすく運びやすいと言っていました。
 廃物利用、素敵です。勿体ないですものね。

 今回の都知事選には56人の立候補者がいましたので、多くの掲示板を要しました。
 立候補者が多いこと自体は悪いことではありませんが、今回は、売名のためや、SNSのアクセス数を上げるため、党の宣伝のため、などと思われるような候補者が多かったです。
 だから、一層掲示板の再利用を嬉しく思います。

2024年9月22日 (日)

源氏物語の成立年は?

 源氏物語の成立年は不明ながら、1008年には成立していたという認識をしていました。
 しかし、不勉強のため、この1008年の根拠は知らず、調べようともしませんでした。

 そうしたところ、今日のNHK「光る君へ」で、寛弘五年(1008)の親王様五十日の儀が催され、藤原公任が「このあたりに若紫はおいでかな」という言葉を発したことが描かれました。

 「あ、これか!」と思いました。「若紫」ですからね。この時点で完成はしていなくても、若紫のあたりまでは完成していたのでしょう。
 念のため調べてみましたら、紫式部日記に「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」という発言の記事があるのですね。
 テレビドラマに教えられました。
 不勉強を恥じるばかりです。

 絵がないと寂しいので、「近江歴史」という絵はがきから紫式部のを貼っておきます。
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 下には「紫式部上東門院の命を受け石山寺に参籠して源氏物語を著し之を上つる文辞絶妙今に至り範を垂る」とあります。
 石山寺ですねぇ。
 上東門院って誰じゃ、と思って調べたら彰子さまでした。
 ほんと何も知りません。
 いや、わざわざ恥をさらすことはないのですが。(^_^;

 ドラマの方は、終わりの5分、10分くらいで、怖ろしいことになってきました。

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