奈良県三郷町で萬葉学会(2)
昨日の続きです。
本来は、こちらの方が先でした。
今回の萬葉学会全国大学は、三郷町・三郷町教育委員会・みさと万葉プロジェクトとの共催、
日本遺産「龍田古道・亀の瀬」推進協議会の後援で開催されました。
会場は三郷町文化センター文化ホールです。
大会に先立ち、ウェルカムミニコンサートが開かれました。
歌・演奏:竹中信子氏
朗詠:木村陽子氏のお二方です。
舞台には立派な緞帳がありました。
三郷町は龍田の地です。もみじの名所なので、それにちなんだイメージです。
右下にNationalと書いてあります。スポンサーでしょうね。
学会挨拶。学会代表・東京大学大学院教授 鉄野昌弘氏。
挨拶。三郷町長 森宏範氏。
足には雪駄を履いていらっしゃいました。
三郷町の名産品だそうです。
講演「戦争は知らない―内舎人家持の心の痼り―」
武庫川女子大学教授 影山尚之氏
講演「天平八年夏六月の山部赤人の吉野讃歌をめぐって」
奈良女子大学名誉教授・高岡市万葉歴史館館長 坂本信幸氏
坂本氏の講演の中で、澤瀉先生のお話しが出ました。
『万葉集注釈』の原稿を全て脱稿され、初校が終わった段階で急逝されたと伺っていましたが、注釈完成をテーマにした講演直後の急逝でいらしたのですね。
私の誕生日に近い日付なのも感慨無量です。
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