書籍・雑誌

2024年12月13日 (金)

『光る君へメモリアルブック』

 買っちゃいました。
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 『光る君へメモリアルブック』(東京ニュース通信社)。奥付によれば、2024年12月9日発行です。

 この本の存在は、川村裕子先生のTwitter(現X)のポストで知りました。
 すぐにAmazonに行ったのですが、品切れでした。
 それでも諦めずに覗いていたら、数日後に無事に注文できました。

 NHK大河のメモリアルブックって、あまり見ないような気がします。
 一昨年の「鎌倉殿の13人」にはありました。
 それも買っていました。
 ミーハーです。(^_^;

2024年12月 6日 (金)

『奈良旅手帖』2025

 平成27年(2015)から毎年購入している『奈良旅手帖』が昨日届きました。
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 表紙は複数あるものから選べます。
 私の選ぶのは、当然、鹿の描かれているものとなります。

 裏表紙。
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 この表紙のタイトルは「鹿と奈良公園の花々」です。

 しおり。
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 『奈良旅手帖』の名の通り、奈良を旅するには便利な手帳と思います。

2024年11月30日 (土)

『ならら』最新号の特集は「春日若宮おん祭」

 『ならら』の最新号が届きました。
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 特集は「荘重典雅の舞-社伝神楽と春日若宮おん祭-」です。

 目次は以下の通りです。
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 春日大社の大鎧展もあります。
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 大鎧はかっけーので大好きですけど、さぞ重かったことと思います。
 着ている人も、その人を騎せている馬も。

 『ならら』は、最新号もバックナンバーもAmazonでもお求めになれます。

2024年11月29日 (金)

パソコン普及開始期の『特選街』

 昨日、雑誌等を縛っているときに、32年前の『特選街』が混ざっているのを見つけました。
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 平成4年(1992)4月号です。
 表紙を見ると、「初めてのパソコン完璧購入ガイド」「ソフト選び目的別ベストはこれ」「パソコン通信魅力探索講座」「激論!「ワープロvsパソコン」どっちだ?」などの文字が見えます。
 ワープロ専用機も広く使われていました。
 また、Windows95が発売されたのはこの3年後ですから、まだパソコン通信の全盛期でした。

 目次から。
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 ここに挙がっているものの中では、「一太郎」「アシストカルク」「カード3+」「まいとーく」を使っていました。

 もう1つ。
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 パソコンならばいろいろなことができるということで、結局ワープロ専用機はパソコンに負けてしまいましたが、文章の印刷に特化したワープロ専用機はそれなりに便利だったと思います。短命に終わってしまいましたね。
 レーザーディスクが使われたのも短期間でした。

 記事とは関係ありませんが、三菱の留守録電話機の広告は西田ひかる。
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 ダイハツ自動車の広告は宮沢りえです。
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 あれこれ懐かしくもあり、資料的価値もありそうに思いましたので、この雑誌は縛らずに残しておくことにしました。

2024年11月20日 (水)

『歴史人』11月号の特集は「空白の4世紀」

 雑誌『歴史人』11月号の特集は「空白の4世紀」です。
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 「8つの謎に迫る!」というサブタイトルが付いています。

 その8つの謎は、以下の通りです。
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 例の富雄丸山古墳の出土物にまつわる特集です。
 邪馬台国や卑弥呼の3世紀、倭の五王の5世紀に挟まれた4世紀は、確かに謎の時代ですね。
 何かまとまった文字のある4世紀の遺物の出土が待たれます。

2024年11月16日 (土)

三舟隆之氏・馬場基氏『古代の食を再現する』(吉川弘文館)

 三舟隆之氏・馬場基氏『古代の食を再現する』(吉川弘文館)を購入しました。
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 令和3年6月10日刊です。3年前です。

 カバーの裏側。
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 右側にこうあります。
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 タイトルにもありますように、古代の食の復元が主な内容です。
 正倉院文書や延喜式を利用するあたりは文献歴史学ですが、土器などの出土品の利用は考古学で、実際の復元は理系というように、学際的な研究成果です。

 目次は以下の通りです。
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 この本と同じ編者による『古代寺院の食を再現する』という本の存在をFacebook(あるいはTwitterだったかも)で、木下信一氏から教えていただきました。その本に興味を持った過程で、こちらの本にも関心が湧いて購入したという次第です。

 古代の文献の記述をもとにして、実際に古代の食を復元するという過程がとても興味深いです。

2024年11月15日 (金)

鈴木靖民氏・佐藤長門氏『翻刻・影印天平諸国正税帳』(八木書店)

 鈴木靖民氏・佐藤長門氏『翻刻・影印天平諸国正税帳』(八木書店)を購入しました。
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 これは外箱です。
 中身は、縦長の翻刻編、横長の影印編の2分冊で、令和6年11月1日刊。

 翻刻編。
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 このような感じで、下には注が付いています。

 影印編。
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 写真は、八木書店刊の『正倉院古文書影印集成』と同じ印画紙の提供を宮内庁正倉院事務所から受けたとのことです。

 翻刻編と影印編とが別冊になっていることで、両者を容易に対照させながら読むことができます。
 ありがたい工夫です。

2024年11月13日 (水)

梶川敏夫氏『ビジュアル再現平安京』(吉川弘文館)

 このような本を購入しました。
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 梶川敏夫氏『ビジュアル再現平安京』(吉川弘文館)。令和6年9月1日発行です。

 裏表紙には次のようにあります。
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 ほぼ全ページに写真、地図、イラストが豊富に載っています。
 まさに「ビジュアル再現」です。
 裏表紙の文章に拠れば、イラストは著者ご自身が描かれたのですね。とてもわかりやすいイラストです。

 目次は以下の通りです。切り貼りしました。
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 勉強になりますし、地図好きなので、見ていて楽しいです。
 じっくりと拝読します。

2024年11月 9日 (土)

吉岡眞之氏『日本古代典籍研究』(八木書店)

 このような本を購入しました。
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 奥付に拠れば、令和6年の11月7日刊行です。出たてのほやほや。

 目次は以下の通りです。

序-歴史学研究と史料-
 一 史料研究の意義
 二 古代史料の編纂とその伝来
 三 文献史料群の形成と伝来
 四 写本研究とは
 おわりに

第一部 史  書
 第一章 蓬左文庫本『続日本紀』の伝来とその意義
  はじめに
  一 蓬左文庫本の現状とその形成
  二 蓬左文庫本の伝来-蔵書目録の追跡-
  三 蓬左文庫本の伝来-家康以前-
  四 蓬左文庫本伝来の意義
  おわりに
 第二章 高松宮家伝来禁裏本『続日本紀』の筆跡
  はじめに
  一 グループ筆跡の検討
  二 グループ相互の筆跡の関係
  おわりに
 第三章 東山御文庫本『続日本紀』の周辺
  はじめに
  一 付箋の内容
  二 付箋に見える諸本
  三 付箋の意義
  四 近世初期宮廷の写本作成
  おわりに
 第四章 類聚国史
  一 概要
  二 書名と本書の性質
  三 撰者と本書の成立
  四 体裁
  五 構成
  六 諸本と伝来
 第五章 尊経閣文庫本『類聚国史』
  はじめに
  一 古本
  二 明応本
  三 大永本
  四 『類聚国史』抄出紙片
  五 模写本
  おわりに-『類聚国史』と壬生家・三条西家-

第二部 法制史料
 第一章 尊経閣文庫本『交替式』
  一 概要
  二 書誌
  三『貞観交替式』巻下
  四『延喜交替式』
 第二章 三条西家旧蔵『延喜式』巻五〇の書誌と影印・翻刻
  はじめに
  一 概要
  二 書誌
  三 内容の特徴
  影印・翻刻
 第三章 『延喜式覆奏短尺草写』の研究-翻刻・訓読・影印篇- 付一字索引・主要語句索引
  はじめに
  翻刻
  訓読
  影印
 第四章『延喜式覆奏短尺草写』をめぐって
  はじめに
  一 『短尺草』の〝発見〟
  二 『短尺草』研究の本格化
  三 研究上の困難-その1
  四 研究上の困難-その2
  おわりに
 第五章 尊経閣文庫本『法曹類林』
  一 概要
  二 伝来
  三 本書第一紙について
  四 箱および包紙
  五 本書の体裁等
 第六章 尊経閣文庫本『政事要略』
  一 概要
  二 前田家と『政事要略』
  三 金沢文庫本の書誌

第三部 儀式書
 第一章 尊経閣文庫本『本朝月令要文』
  一 概要
  二 尊経閣文庫本
 第二章 尊経閣文庫本『小野宮故実旧例』
  一 概要
  二 内容・体裁・書名
  三 伝本
  史料対照表
 第三章 尊経閣文庫本『年中行事秘抄』
  はじめに
  一 研究の現状-撰者・成立・伝来-
  二 尊経閣文庫本
  三 尊経閣文庫本の新写『年中行事秘抄』概観

第四部 説  話
 第一章 尊経閣文庫本『日本霊異記』
  一 概要
  二 尊経閣文庫本
 第二章 尊経閣文庫本『江談抄』
  一 概要
  二 尊経閣文庫本
  三 「尊経閣文庫本『江談抄』言談一覧」について

跋/索引

 本の内容の広さ深さにただただ圧倒されるばかりです。

 吉岡先生は日本古代史の研究者で、特に続紀諸本の系統については教えられることが多かったのですが、続日本紀のみならず、これ程までに深く広く論文をお書きになっていらしたのでした。
 ただただわが身の不勉強を恥じ入るばかりです。
 しっかりと学ばせていただきます。

2024年11月 7日 (木)

『トランヴェール』最新号の特集は「筑波山、万葉恋の話」

 先日、群馬に行く時に乗った新幹線で、JR東の新幹線車内誌『トランヴェール』をゲットしました。
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 特集は「筑波山、万葉恋の話」。
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 お話しは上野誠さんです。
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 6ページに亙る講義が載っています。
 第1講は万葉集の簡単な概説です。

 その中に次のような一節がありました。
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 缶詰のたとえ、よく納得できます。
 うまいですねぇ。さすがです。

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