『ならら』最新号の特集は大神神社
昨日、『ならら』4月号が届きました。今回は早めです。
特集は卯年ゆかりの大神神社です。
「うさぎにちなんだ授与品紹介」というページがあります。
あれこれのうさぎに心惹かれます。
私が持っているのは左上のだけです。
また大神神社にお参りしたいです。
昨日、『ならら』4月号が届きました。今回は早めです。
特集は卯年ゆかりの大神神社です。
「うさぎにちなんだ授与品紹介」というページがあります。
あれこれのうさぎに心惹かれます。
私が持っているのは左上のだけです。
また大神神社にお参りしたいです。
今日は月に1度の前橋での仕事でした。
またまた東急線の外に出るのは1ヶ月ぶりでした。ほんと動きません。(^_^;
恒例により、県庁2階の県民センターに立ち寄りました。
「ぐんま広報」の3月号の表紙は丸ごとぐんまちゃん。
4月8日から毎週日曜日にテレビでぐんまちゃんのアニメが放送されるそうです。
ぐんまちゃんは人間の言葉を発しないはずだったんですけどねぇ。
必要なときには、おねえさんがそばにいてぐんまちゃんの言葉(無声です)を通訳していました。
それなのに、ぐんまちゃんが話すというのが納得できません。帽子も従来の緑色が赤に変わってしまったし。
この広報の中に群馬弁を取り上げたページがありました。
中央部の表のアップ。
語彙は除き、音声、アクセント、文法のみを表にまとめたものです。
これ以外に、「行く(いく)」が「いぐ」になったりしているように思います。
今回は天候のことなどもあり、日帰りにしました。
そうしたら、前橋は日も射していました。ただ、もの凄い強風でしたので、自転車を漕ぐのはさぞ大変だったろうと思います。
もっと積極的に渋川に行かねば。
昨日取り上げた『テレビメイト』の大忠臣蔵特集はあれで終わりにするつもりでしたが、もう1回取り上げます。
と言いますのは、昨日の記事について、イラストレーターのもりいくすお氏から、お軽の吉永小百合は実際には山本陽子が演じた旨、ご教示頂きました。
また、Mock_Hatter氏からは、垣見五郎兵衛は実際には立花左近であるとのご教示をいただきました。
びっくりしました。
「大忠臣蔵」が始まったのは昭和46年の1月からですけど、この雑誌はそれに先立つ前年の12月に発行されたものです。
雑誌の編集時点でもう既に番組の撮影は進んでいたことでしょうけれども、出番が先の役については配役の変更などもあり得たのでしょう。
これは大変です。全部確認しなくては。
配役ページは全部で6ページありますが、昨日はそのうちの3ページを載せました。今日は残りの3ページを載せます。
その結果、雑誌掲載の配役表と実際のドラマとには以下の変更がありました。
【配役交代】
お軽 :吉永小百合→山本陽子
毛利小平太:平幹二朗→高橋悦史
【役名変更】
松本幸四郎:垣見五郎兵衛→立花左近
池内淳子 :浮橋大夫→夕霧太夫
危ないです。なかなか油断ができません。
今日は3月14日、松の廊下の刃傷の日ですので、忠臣蔵ネタで。
『テレビメイト』の昭和45年12月号は「大忠臣蔵」特集号でした。
これまたネットオークションの獲物なのですが、この雑誌は今まで知りませんでした。
「大忠臣蔵」というのは、昭和46年にNET(今のテレビ朝日)で放送された連続時代劇で、主演は三船敏郎です。
3月14日の刃傷の場面。
浅野内匠頭は尾上菊之助(今の菊之助のお父さん)、吉良上野介は市川中車です。
配役の一部。
三船はやはりかっこいいです。市川中車は途中(もう終盤でした)で亡くなったために、あとは弟の市川小太夫が引き継ぎました。
お軽・勘平が吉永小百合と石坂浩二、俵星玄蕃は勝新太郎、豪華です。
垣見五郎兵衛は松本幸四郎。この松本幸四郎は、松たか子基準で松たか子のお祖父さんですね。
田村正和が矢頭右衛門七ですから、田村正和、まだ随分若かったのですね。
これ以外に、
瑶泉院 :佐久間良子
間十次郎 :蜷川幸雄
堀部安兵衛 :渡哲也
小林平八郎 :芦田伸介
鳥居理右衛門:大友柳太朗
脇坂淡路守 :中村錦之助
といった面々が出演していました。
蜷川幸雄はあの蜷川幸雄です。
豪華絢爛です。
今日、『ならら』の2023年3月号が届きました。
特集は天誅組です。
目次はこのようになっています。
天誅組の乱の年表が載っていました。一部だけ示します。
天誅組については詳しく知らなかったのですが、時期は新選組が結成されてから池田屋事件までの間に相当していますね。
主な隊士達の結末も一覧表になっていました。これも一部だけ示します。
多くが戦死したり、斬首になったりした中で、下から6番目の伊藤三彌や1番下の平岡鳩平は維新後に裁判官になったり、県令や衆議院議員になったりしています。
生き残ったかどうかが大きな差になっています。
『ならら』の内容は、歴史、考古、行事、風俗などが多いのですが、今号には珍しく国語学の論考が載っていました。
土居美幸氏の論考で、古事記や万葉集の「参」がテーマです。
古事記や万葉集に見える「参入」「参来」「参上」「参向」などは漢語ではなく、和語で「まゐ~」などと訓読すべきものということです。
後世、これらが音読されるようになれば、和製漢語ということになりましょう。
逆に、「朝参」は漢語で、万葉集の巻18の4121番歌(大伴家持)の「朝参」は「テウサン」と訓むべきものとの説です。
大変に分かりやすく、説得力のある論と思います。
『ならら』の2023年2月号の特集は東大寺二月堂の修二会です。
サブタイトルにありますように、特に修二会の清浄を保つことに焦点が置かれています。
目次です。
各項目の分量は、特集が10ページである他は、大体見開き2ページなのですが、その中で終わりから3つ目にある奈良県立万葉文化館は6ページを占めていて異例です。←嬉しい。
今号もまた充実した1冊でした。
北陸新幹線には、私が毎月愛読している『トランヴェール』の他にJR西の『西NAVI』も置いてあります。
昨日乗った新幹線の『西NAVI』の特集は「言葉でめぐる加賀温泉郷」でした。
「はて?」と思いましたが、最初は山代温泉です。
記事を切り貼りします。
ということで、この地の寺院の住職だった明覚上人が現存最古の五十音図を作ったということです。
そこで、「五十音図発祥の地」を売り物にして、「あいうえおの郷」を名乗っています。
加賀温泉郷は松尾芭蕉ゆかりの地ということで、芭蕉堂や芭蕉の像などがあるそうです。
また、木曽義仲が恩人の斎藤別当実盛の死を悼んだことに心を動かした与謝野晶子のことも取り上げられています。
向かって右端は巴でしょうか。
この特集とは全く別に、因幡の白うさぎ関係の鳥取のことも記事になっていました。
今月の『西NAVI』はあちこち楽しく読みました。
先週の金曜日に群馬に行ったときに、県庁2階の県民センターで見つけて買いました。
県民センターにはぐんまちゃんグッズの他に、群馬関係の書籍も置いてあります。
帯の裏表紙側。
ということで、榛名山の噴火による火砕流に埋まった状態で発見されたよろい人骨、及び当時の東国の人々の暮らしを考察した本です。
表紙の絵といい、タイトルといい、映画の大魔神を思い浮かべそうになりますが、群馬県埋蔵文化財調査事業団という公的な機関が編纂した至ってアカデミックな内容なのでした。200ページもあります。
広く大勢の人に知ってもらおうという工夫は必要ですね。
全ページカラーで、写真や地図も豊富です。
目次はこのようになっています。切り貼りして載せます。
最近刊行されたのかと思いましたが、奥付に拠れば、2019年3月発行、2021年8月第2刷発行でした。
気付くのが遅かったです。
昨日、『ならら』の来年1月号が届きました。
特集は「本能寺の変「神君伊賀越え」の真相」です。
来年のNHK大河「どうする家康」を意識した特集と思われます。
それ以下の目次はこのようになっています。
今号にも奈良をめぐる興味深い記事があれこれあります。
特集は、信長が本能寺で討たれたとき、堺に滞在していた徳川家康が、どの様なルートで三河に帰ったのかという内容です。
通説は、上図①のように堺から北上して、山城、近江の南部を通って、伊賀の柘植から伊勢の加太越えです。
しかし、このルートは、最短ルートとはいえ、堺から京都方面に向かうことになります。
明智の軍勢がいる方に向かうのは危険です。
一方、②③のルートは、河内から大和に向かう竹の内峠越えです。
②は八木から山辺道を北上して、笠置から近江南部に向かいます。
③は八木から芋峠を越えて名張から柘植に向かいます。
②③は遠回りになるとはいえ、京都から遠い点では①よりも安全性は高いでしょう。
また、①のルートは信長方の史料である『信長公記』に拠るものであるのに対し、②③は家康の家臣の語ったものなどの記録であるということです。
②③の説があるということも、その根拠になる徳川方の史料のあることも全く知りませんでした。
確かに、家康はわずかな供回りのみで三河に帰ろうとしていたわけですから、①のルートはいかにも危険という気がします。
おもしろいですねぇ。
定説のようなものも、それで良いかどうか。上代にも定説の見直しを要することも多々あることでしょう。
とんでも説にならないように、しっかりした史料に基づいて、しっかりした論証をすることが必要ですね。
このような本を買いました。
『今昔奈良物語集』。著者はあをにまる氏。版元は角川書店です。
つい先日刊行されたばかりのほやほやです。
帯に書いてある「世界よ、奈良色に染まれ。」が良いですね。
全部で11話から成る短編集で、すべて原作といいますか、関連する作品があります。
これまた帯にある「名作文学×現代奈良エンタメ」の通りです。
名作文学が全て奈良を舞台に描かれています。
それぞれの短編と、それぞれに関連する作品は次の通りです。
①走れ黒須 (←『走れメロス』太宰治)
②奈良島太郎 (←『浦島太郎』作者不明)
③二十歳 (←『形』菊池寛)
④ファンキー竹取物語(←『竹取物語』作者不明)
⑤大和の桜の満開の下(←『桜の森の満開の下』坂口安吾)
⑥古都路 (←『こころ』夏目漱石)
⑦三文の徳 (←『藪の中』芥川龍之介)
⑧若草山月記 (←『山月記』中島敦)
⑨どん銀行員 (←『ごんぎつね』新美南吉)
⑩うみなし (←『やまなし』宮沢賢治)
⑪耳成浩一の話 (←「耳無芳一の話」〈『怪談』〉小泉八雲)
タイトルも、関連する作品を踏まえたものと、全く無関係なものとがあります。
③などは、katachi→hatachi と、よく似た音になっています。⑪もそうですね。
中身をお見せしてはいけませんが、⑤の冒頭だけちょっと。
こんな感じで、奈良県の地名が満載です。
「某きな粉団子」も。
⑨の最後には予想を裏切らないフレーズが書いてあります。(^_^)
奈良県民の皆さん、奈良好きの皆さんには特に読んで楽しい本かと思います。
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