書籍・雑誌

2026年3月16日 (月)

第21回奈良女子大学若手研究者支援プログラム

 奈良女子大学から届きました。
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 奈良女では、毎年夏に「若手研究者支援プログラム」の研究発表会が開催されています。
 これは去年の8月に開催された研究発表会の報告書です。

 以前、1回か2回、若手研究者支援プログラムの研究発表会に参加させて頂いて以来、毎年報告書をお送りくださっています。

 今回の目次は以下の通りです。
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 取り急ぎ目を通してみましたが、1本目と2本目は私には難解でした。
 3本目と4本目は理解可能で、興味深い内容です。
 じっくり拝読して勉強します。

 学問の道は遠く厳しい。
 頑張ります。

2026年3月 6日 (金)

『トランヴェール』最新号の特集は「日本を動かした三英傑、秋田を歩く」

 今回の群馬への新幹線の中でゲットしました。
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 表紙は秋田犬ですね。
 柴犬が好きですが、秋田犬も好きです。

 特集ページの冒頭。
Trainvert202603b
 特集は「日本を動かした三英傑、秋田を歩く」です。
 三英傑といえば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康を指しますけど、3人とも秋田には行っていないはずだし、はて? です。

 白っぽい誌面に白い文字で読みづらいのですが、左ページに何か書いてあります。
 その最初の3行を載せます。
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 三英傑というのは、松尾芭蕉、伊能忠敬、吉田松陰なのでした。
 3人の共通点は、東北地方を歩いたということです。
 いや、ちょっと。
 この3人を「三英傑」ということがあるのかどうか、ググってみましたが、ヒットしないので、この括りは多分この雑誌のみのものと思います。

 江戸時代の旅人は1日に長い距離を歩いたようですね。このようにあります。
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 1日に34km歩くというのはすごいことですが、これが1日だけではなくて、毎日毎日歩いた平均距離なのですから、驚きです。

 次の表は『おくのほそ道』の旅で芭蕉が歩いた1日当たりの平均距離です。
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 『おくのほそ道』にはフィクションが多いということで、データは随行した曽良の記録に依るそうです。
 芭蕉は途中逗留して移動しなかった日も多いようですが、その日も含むのか、その日は除いてあるのか不明です。
 芭蕉もよく歩いていますね。
 驚異的な健脚ぶりです。

 今号では、秋田県内を歩いた3人それぞれの旅の特徴などが書かれていて面白かったです。

 さて、私はこの雑誌が好きで、いつも楽しみにしてきましたが、渋川の家の撤収が済んでしまうと、4月号以降は手に取る機会も大幅に減ってしまうことでしょう。
 定期購読もできるそうです。検討してみます。

2026年3月 2日 (月)

『萬葉集研究 第四十五集』(塙書房)

 『萬葉集研究 第四十五集』(塙書房)を購入しました。
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 この画像は扉です。
 題字は、小島憲之先生とともに初代の編者でいらした恩師五味智英先生の筆になります。
 特徴のあるこの筆跡を目にすると、先生のお顔やお声が浮かんできます。

 目次は以下の通りです。

 ・石川女郎・大伴田主の贈答歌の左注について
    ―典故としての『雑宝蔵経』「鹿女夫人縁」と「已」字の誤った処理―(石井公成)
 ・『万葉集』の「賦」の周辺(釜谷武志)
 ・「去留」考―萬葉集歌表記の一側面―(山﨑福之)
 ・『万葉集』における「作者」と「編纂者」(鉄野昌弘)
 ・天地の開闢神話をめぐるダイナミズム(榎本福寿)
 ・豊後国・肥前国風土記の史実性―景行天皇巡幸伝承を中心に―(荊木美行)
 ・宣命における「拙劣」「拙弱」―漢籍詔勅類からの翻案と熟字―(根来麻子)
 ・副助詞「ばかり」「より」の形成―「り」を持つ形―(小柳智一)
 ・失われた『玉篇』と『新字』―漢字字体史からの再検討―(池田証寿)

 根来先生の宣命の御論文と、荊木先生の西海道風土記の御論文を目当てに買いました。
 今年の2月20日刊行です。ほやほや。

 漢籍や仏典に関わる論文が多い印象を持ちました。
 なかなか難解です。

2026年2月27日 (金)

『ならら』最新号の特集は「豊臣兄弟と奈良」

 今日、『ならら』の最新号が届きました。
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 特集は「豊臣兄弟と奈良」です。
 NHK大河の「豊臣兄弟!」がらみですね。
 秀長は大和郡山城の城主として奈良を統治しましたので、奈良との縁は深いです。

 今年の大河も楽しく見ています。
 大筋では史実を踏まえながら、多くの創作を盛り込んで、波瀾万丈の展開になっています。
 現代の「太閤記」といった趣です。
 いや、タイトルは「豊臣兄弟!」でも、主人公は小一郎ですから、現代の「大和大納言記」でしょうか。

 目次を載せます。
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 9ページの「有能家臣団」の中には藤堂高虎などが含まれています。
 恒例の大河ドラマ館は、やまと郡山城ホール内に開設されるとのことです。

2026年2月19日 (木)

『国語と国文学』令和8年3月号は上代文学特集

 『国語と国文学』令和8年3月特集号を買いました。
 今号のテーマは「上代文学を読む」です。
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 目次を切り貼りして載せます。
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 1冊丸ごと全部上代というのは壮観です。

 興味深い論文がたくさんあります。
 ちゃんと読もうと思います。

 『国語と国文学』は、大昔に定期購読していたこともあったのですが、コスパが悪いのでやめてしまいました。
 どういうことかというと、上代関係の論文が1本もないことが珍しくなかったからです。
 上代に限らず、いろいろな時代の論文も読めば良いのですが、どうも守備範囲が狭くて。
 というか、そもそも文学は専門じゃないし。←え? そうなの?

2026年2月18日 (水)

昭和10年の御朱印帳(2)

 昨日載せた昭和10年「「全国神詣譜 上巻」の続きです。
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 熊野速玉神社と熊野那智神社。
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 鎌倉の鶴岡八幡宮と鎌倉宮。
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 建部神社と靖国神社。
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 建部神社は滋賀県の瀬田に鎮座する神社で、祭神は日本武尊です。

 この御朱印帳に朱印の押してある神社は以上ですべてです。
 この御朱印帳を持って神社詣でをする余地はまだまだあります。
 大神神社や石上神宮もまだです。

2026年2月17日 (火)

昭和10年の御朱印帳

 古い御朱印帳を入手しました。またネットオークションです。
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 題簽には「全国神詣譜 上巻」とあります。
 出品されていたのは上巻のみでした。

 冒頭に目次があります。
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 神社のオールスターです。

 奥付。
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 昭和10年の刊行です。

 本体はこの様になっています。
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 見開きの右ページに神社の解説が載っていて、左側に御朱印を頂くようになっています。
 このページは伊勢の皇太神宮です。

 右ページの解説を拡大します。
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 以下、御朱印だけ切り貼りします。
 伊勢の外宮と熱田神宮。
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 春日神社と談山神社。
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 明治神宮と橿原神宮。
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 この御朱印帳の持ち主だった方、有名どころの御朱印はゲットしてありますが、まだまだの神社も結構あります。
 この御朱印帳で御朱印を頂きに回るのも楽しそうです。

2026年1月30日 (金)

『ならら』最新号の特集は「修二会の14日間」

 昨日、『ならら』の最新号が届きました。
 特集は「修二会の14日間」です。
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 目次は以下の通りです。
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 16ページには、奈良国立博物館の特別陳列「お水取り」があります。
 2月はそういう季節ですね。

2026年1月27日 (火)

新大系のオンデマンド版『続日本紀』

 岩波の新大系本『続日本紀』の第1冊が必要になったのですが、見当たりません。
 東京の家のと群馬の家のと2冊あるはずが、どちらもです。
 必要なものが行方不明になることは珍しくないのですが、困りました。
 そして、続日本紀の研究者(←そうなのか?)としては恥ずかしいことです。

 某アマゾンで買おうと思いましたが、品切れ(または絶版)のようです。
 古書なら買えますが、少し時間が掛かります。
 そうしたら、オンデマンド版があるということで、ちょっと高いのですが、これなら一番早く届きます。

 即日届きました。
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 見慣れた新大系本のデザインながら、これ、本来の新大系本だと箱のデザインですね。
 でも、オンデマンド版では表紙のデザインで、箱はありません。ペーパーバックです。
 ぶ厚くてツカがあります。本来のものより紙が厚いです。

 奥付は以下の通りです。
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 2012年までに11刷重ねています。
 『続日本紀』の本文・注釈書として最も信頼できる最高のものですので、需要は高いと思います。
 それでオンデマンド版が売り出されたのでしょう。

 私は、基本的には本に書き込みはしないのですが、この本はペーパーバックなので、本文に気楽にマーキングできます。
 気楽にマーキングできるかどうかは、価格ではなくて、紙質や装丁に影響されそうです。

2026年1月13日 (火)

呉座勇一『平家物語と太平記』(朝日新書)

 呉座勇一氏の『平家物語と太平記 通説の虚像を暴く』(朝日新書)を購入しました。
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 2026年1月30日発行です。
 この本のことはFacebookの相互フォロワーである木下信一氏のポストで知りました。

 目次は項目が多いので、「はじめに」から一部を引用します。
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 岩波の旧大系は、当時としては画期的な注釈書でしたが、あれから時が経ちました。
 書かれていること、まさにその通りと思います。

 本文校訂といっても、特に平家物語や太平記のような軍記物の場合は、本文自体がどんどん変わっていってしまっているので、何を底本に使うかが非常に大きな意味を持ってきます。
 流布本を底本に使うというのも1つの方法ではありますけど、それでは、その作品が生まれた当時の本文からは随分かけ離れたものになってしまう場合がありましょう。
 そんなことを考えさせられる文章です。

 じっくりと読んでみたいです。

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