映画・テレビ

2024年3月14日 (木)

昭和30年代前半の忠臣蔵映画

 今日は3月14日。殿中松の廊下刃傷の日です。
 そこで、最近入手した昭和33年・34年の忠臣蔵のチラシをご披露します。

 昭和33年大映の「忠臣蔵」です。
S33chuchirashi01
 「日本映画界未曽有の豪華配役で放つ忠臣蔵!」とあります。

 確かに配役がたくさん列挙されています。
 字が小さいので、その一部を切り貼りします。
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 豪華な面々がたくさんです。

 次に、昭和33年松竹京都の「暁の陣太鼓」です。
S33akatsukinochirashi01

 これも主な配役を切り貼りします。
S33akatsukinochirashi02
 主人公は中山安兵衛です。

 最後に、昭和34年東映の「忠臣蔵」です。
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 こちらも、「日本映画の代表作!」「これが大東映の「忠臣蔵」映画だ!」と煽っています。
 一番下に、配役がずらーっと並んでいます。

 これも主な配役を切り貼りします。
S34chuchirashi02
 こちらも豪華です。
 北大路欣也が主税です。美空ひばりも出ています。

 日本映画の全盛期ですね。

2023年11月 6日 (月)

阪妻の「雄呂血」の台本

 無声映画「雄呂血」の台本を入手しました。
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 ググってみましたら、今泉伍朗というのは弁士でした。

 冒頭はこのような内容です。
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 この冒頭部分にはなんか憶えがあります。

 「雄呂血」はテレビで一部だけ見たことがあります。
 激しい立ち回りのあったことが記憶に残っています。
 それ以上のことはありませんでしたが、この台本を入手したことで、DVDを買ってしまいました。
 今度ちゃんと見てみます。

 無声映画の台本って、どういう仕組みなのでしょうかね。
 製作会社から映画館に台本が配付されるのでしょうか。
 映画を見て弁士が勝手に語っているわけではないでしょうし、それは無理な話でしょう。
 この台本はガリ版刷りですので、複数冊を刷ったわけでしょうね。

2023年4月12日 (水)

『龍之介抄』

 『龍之介抄』という冊子を入手しました。
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 芥川ではなく、映画俳優の月形龍之介です。

 奥付。
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 表紙にも奥付にもある様に、この冊子は月形龍之介の全作品目録です。

 月形龍之介は当時存命ですので、目録の他に、インタビュー記事もあります。
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 この記事の中で、このような問答に目が留まりました。
Ryunosukesho04
 忠臣蔵関係のチラシなどを見ていると、月形の名は「龍之介」と「龍之助」と両方出てくるので、どこかの時期に改名したのかと思っていました。これですっきりしました。

 目録です。
Ryunosukesho05
 上欄は月形の年表になっています。

 上欄の年表が終わった後は、上欄には舞台とテレビの目録が載っています。
 テレビの中では、以下の番組が懐かしいです。
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 月形龍之介を初めて見たのは、多分この「水戸黄門」です。
 中学生の頃。
 長寿番組のナショナル劇場「水戸黄門」が始まる前のことです。

 この目録は、私のライフワーク(あれこれあります)の1つである忠臣蔵配役表の参考にもなりそうです。
 良いものが手に入りました。

2023年1月13日 (金)

釣り落としたサイン帖

 ネットオークションに、著名な映画俳優等のサイン帖が出品されていました。
 全部で143名のサインが集められています。
Sign

 こういった面々です。
 大河内傳次郎、長谷川一夫、片岡千恵蔵、月形龍之介、阪東妻三郎、嵐寛寿郎、志村喬、黒川弥太郎、三船敏郎、田崎潤、藤原釜足、池部良、堀雄二、榎本健一、水島道太郎、柳家金語楼、古川緑波、中村是好、
 原節子、田中絹代、入江たか子、霧立のぼる、轟夕起子、高峰秀子、清川虹子、美空ひばり、杉葉子、香川京子、夏川静江、並木路子、飯田蝶子、水谷八重子

 綺羅星のごとき面々です。
 (ヤケ 傷み 鉛筆書込 汚れ)という注記がありましたが、どうということはありません。
 スタート価格は6万円。さすがに迷いましたが、入札してしまいました。
 それから数日。誰も入札しません。嬉しいような、困ったような。
 ところが、終了時刻の直前になって、数件の入札が。
 困ったような、ほっとしたような。
 結局私は追随せずに7万4000円で終了しました。
 豪華なメンバーですからねぇ。これでも安いかもしれませんが、自分が出すとなると、ちょっとね。

2022年11月20日 (日)

昭和6年の「名流花形大写真帖」(4)

 昭和6年の「名流花形大写真帖」の第4弾です。
 右ページは高津愛子、左ページは山田五十鈴。
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 右ページは早川雪洲、左ページは上山草人。
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 この見開きページは、海外の映画界で活躍した2人です。
 早川雪洲は、緒形拳が秀吉、高橋幸治が信長を演じたNHK大河「太閤記」で武田信玄を演じています。

 右ページはゲイリー・クーパー、左ページはモーリス・シュバアリエ。
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 この見開きの間に本来はもう1枚あったのが破り取られています。
 索引によれば、そのページのオモテにはハロルド・ロイド、裏にはクライブ・ブルックがありました。
 ハロルド・ロイド目的に破り取ったのでしょうかね。

 右ページはジョン・クローフォード、左ページはグレタ・ガルボ。
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 ということで、4回に分けてご披露してきた「名流花形大写真帖」、一応今回で終わりにします。
 昭和6年頃に活躍していた舞台俳優、映画俳優でどなたかリクエストがあれば載せます。

2022年11月19日 (土)

昭和6年の「名流花形大写真帖」(3)

 一昨日、昨日に続き、昭和6年の「名流花形大写真帖」の第3弾です。

 右ページは田中絹代です。
 左ページは千代田ポマードの広告ですが、左右のページでリンクはしていないようです。
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 田中絹代の解説。
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 末尾に体重が九貫七百目とあります。
 尺貫法には馴染みがないですが、この冊子の中で体重が1ケタ貫というのはあまり記憶がありませんので、思わずメートル法に換算してしまいました。
 一貫=3.75kgですから、九貫七百目は、9.7×3.75=36.375kgとなります。
 田中絹代、軽すぎ。

 右ページは林長二郎、左ページは坂東壽之助です。
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 林長二郎はのちに長谷川一夫と改名します。
 というか、長谷川一夫が本名だそうです。

 右ページは月形龍之助、左ページは千早晶子です。
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 月形の名は龍之介で親しんできましたが、この冊子では龍之助となっています。
 この当時はそう表記していたのか、あるいは誤植か不明です。
 この左右のページは本来は見開きではなく、中間の1枚が破り取られています。
 両ページの中間下方に破り取られたページの残骸が見えます。
 索引によれば、破り取られたページの表側は市川右太衛門、裏側は明石潮です。
 破り取ったのは市川右太衛門のファンでしょうかね。
 それにしては破り取り方が乱暴ですけど。(^_^;

 右ページは片岡千恵蔵、左ページは酒井米子です。
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 酒井米子は「元録快挙 大忠臣蔵」(昭和5年、日活)、「忠臣蔵」(昭和13年、日活京都)で大石の妻りくを演じています。

 まだ続きます。

2022年11月18日 (金)

昭和6年の「名流花形大写真帖」(2)

 昨日の昭和6年の「名流花形大写真帖」の続きです。

 右ページは水谷八重子です。左ページはウテナクリームの広告ページで、水谷八重子が登場しています。
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 これは、水谷八重子を特別扱いしているのか、あるいはスポンサーのウテナを特別扱いしているのか。

 右ページは木村光子、左ページは山本安英です。
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 2人の解説は以下の通りです。
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 右ページは伊井蓉峰、左ページは喜多村緑郎です。
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 2人の解説は以下の通りです。
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 伊井蓉峰は昭和3年の「実録忠臣蔵」(マキノプロ)で大石を演じています。

 右ページは柳さく子、左ページは飯田蝶子です。
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 2人の解説は以下の通りです。
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 飯田蝶子は、私が子供の頃、いろいろなドラマにお婆さんの役で出演していました。
 映画俳優には、このように身長と体重が載っています。
 尺貫法です。貫で言われると、なんか重く感じてしまいます。(^_^)

2022年11月17日 (木)

昭和6年の「名流花形大写真帖」(1)

 このようなものを入手しました。
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 表紙にハトロン紙が掛かっていて、折角のをきれいに剥がせそうもなかったので、そのままにしました。
 「芝居と映画 名流花形大写真帖」とあります。

 最後のページと裏表紙。
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 奥付により、講談社の雑誌『富士』昭和6年新年号の附録であることが知られます。
 右ページに懸賞募集が載っています。
 この冊子には340人もの俳優が掲載されています。その中から外国人を除き、男女1名ずつの人気投票を行い、一番多くの票を獲得した男女の俳優に銀製の大カップを贈呈するとともに、その俳優に投票した読者の中から抽選で賞品を贈るという企画です。

 賞品は次の通りです。
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 一等は総桐の重ねタンスですねぇ。今ではちょっとありませんね。
 四等の「シャープ鉛筆」というのは今のシャープペンシルでしょうね。

 索引は次のようになっています。
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 いろは順です。この頃はまだいろは順が主流だったのでしょうね。

 本文は次のようになっています。
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 右ページは五代目中村歌右衛門、左ページは十一代目片岡仁左衛門です。
 写真の下に紹介文が書いてあります。仁左衛門の場合は次の通りです。
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 幕末の安政の生まれですねぇ。江戸猿若町というのはいかにも歌舞伎役者という気がします。
 当代は十五代目ですね。

 右ページは十五代目市村羽左衛門、左ページは七代目松本幸四郎。
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 当代は十代目ですね。
 松本幸四郎は3人見て来たので、紛らわしいです。(^_^;
 区別するには、松たか子を基準にするとわかりやすいと聞きました。
 この松本幸四郎は松たか子のひいお祖父さんになりますか。

 この冊子、(2)以下、続きます。

2022年7月28日 (木)

昭和31年「赤穂浪士」のパンフレット

 昭和31年の東映「赤穂浪士」のパンフレットを入手しました。
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 まだ紙質はあまり良くありません。
 映画のパンフレットというと、アート紙(コート紙?)に印刷されたものが思い浮かびますが、この当時はまだそういう時代ではなかったのですね。
 2枚の紙を重ねて2つ折りにしたもので、表紙とも8ページ。サイズはB5です。

 中心部の見開きは配役一覧とあらすじです。
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 小さすぎてよく分かりませんね。
 配役の冒頭部。
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 配役の末尾。
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 びっくりです。
 冒頭は立花左近の片岡千恵蔵、末尾は大石内蔵助の市川右太衛門です。
 普通、大石がトップでしょう。表紙は大石の右太衛門ですし。
 これはアレですね。
 千恵蔵と右太衛門は東映の別格二本柱なので、右太衛門が主役の大石を演ずることで、せめてパンフレットの配役順は千恵蔵をトップに持ってきたのでしょう。
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 事情は察することができますが、立花左近がトップというのはやはり違和感があります。

 裏表紙はアサヒビールの全面広告です。
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 提供していたラジオ東京の番組「チャッカリ夫人とウッカリ夫人」を前面に打ち出しています。
 当時はまだテレビはあまり普及しておらず、ラジオが中心の時代でした。
 顔写真は、右上が淡島千景と本郷秀雄、左下が久慈あさみと佐野周二です。

2022年5月20日 (金)

昭和5年の「元禄快挙 大忠臣蔵」

 このようなものを入手しました。
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 昭和5年4月1日発行の「常盤週報」です。
 三つ折りになっていたものを開きました。
 左端が表紙になります。
 右端の上部は最新封切りの「元禄快挙 大忠臣蔵」で大石内蔵助を演じる大河内伝次郎の写真、下部はその映画の解説です。

 中央部は裏表紙で、「目下撮影中」の作品です。アップにします。
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 それぞれに「時代劇」「現代劇」などの分類が書いてあります。
 最初の「女性讃」は「現代ローマンス」とあります。
 また、この作品の出演者のところには「オールスターカスト」とあります。
 「キャスト」でなくて「カスト」ですね。
 「キャメラ」と「カメラ」の関係に似ていますが、今は「カスト」よりも「キャスト」の方が一般的なのに対し、もう一方は「キャメラ」よりも「カメラ」が一般的ですね。でも業界では「キャメラ」が使われていそうな気もします。

 裏側はこうなっています。
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 丸ごと全部「元禄快挙 大忠臣蔵」の配役です。

 字が小さすぎて読めませんね。
 男女別名簿になっていて、主要なものはそれぞれ冒頭にゴチックで印刷されています。
 男子の部の先頭。
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 片岡千恵蔵が大石ではなくて浅野内匠頭を演じています。
 当時27歳。確かに大石ではなくて浅野ですね。
 「棟梁 藤兵衛」というのは、岡野金右衛門の絵図面取りの大工の棟梁でしょうね。

 女子の部の先頭。
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 ゴチックの部の次に山田五十鈴が載っています。当時13歳。何度も計算し直してしまいました。合っているようです。
 役名「雛菊」ですね。

 常盤週報の「常盤」は映画館の名と思われます。
 ググってみると、千葉県の松戸に常盤館という映画館があって、大正時代には存在していたということですが、これかどうか。

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