文化・芸術

2024年4月13日 (土)

昭和3年の「教育偉人かるた」(6)

 何度にも分けて載せている昭和3年「教育偉人かるた」。
 今回の第6弾は、日本の学者、文化人です。
 生年順に載せます。

 中江藤樹(1608年生)。
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 新井白石(1657年生)。
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 頼山陽(1781年生)。
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 二宮尊徳(1787年生)。
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 渡辺崋山(1793年生)。
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 多くは少年時代のエピソードが描かれています。あとは、親孝行。
 「教育偉人」とあることから、やはりそういう点が選ばれているのでしょう。
 新井白石が4歳(数え年でしょうね)で太平記を解したというのは、ただ事ではありません。

2024年4月12日 (金)

『万城目学さんと読む ビジュアル竹取物語』

 『万城目学さんと読む ビジュアル竹取物語』(ポプラ社、2024年4月刊)を購入しました。
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 この本のことは、監修者でいらっしゃる福田智子先生がFacebookで紹介されているのを見て知りました。

 中身を載せることはできませんが、最小限だけ。
 「この本の使いかた」です。
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 全体はおおよそこのような構成になっています。

 単語の解説は、表紙から一部を拡大します。
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 大変に分かりやすく、そして竹取物語について詳しく正確に知ることのできる本です。
 竹取物語だけではなく、平安時代の制度や文化についても知ることができます。

 対象学年はどれくらいでしょうね。
 総ルビですので、絵本として読むには小学生でも可能です。
 学習段階に応じて、中学生から大学生まで対象になります。
 変体仮名まで学べます。
 対象範囲の大変に広い本です。

 「監修のことば」を載せます。
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 全部で100ページ近い大冊です。
 裏表紙に「図書館用特別堅牢製本図書」とあるように、とても頑丈にできています。
 4000円という価格ですが、たくさんの図書館、学校図書館に備えていただければと思います。

2024年4月11日 (木)

『日本書学大系』から5冊入手

 ネットオークションで、『日本書学大系』(同朋社出版。1988年)を5冊入手しました。
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 それぞれの巻次は以下の通りです。
   2:日本の金石
   3:日本の木簡
   5:光明皇后 聖武天皇
  10:万葉仮名
  31:藍紙本万葉集

 目次は以下の通りです。
  「日本の金石」
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  上「日本の木簡」、下「光明皇后 聖武天皇」
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  上「万葉仮名」、下「藍紙本万葉集」
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 それぞれの冊の内容は、鮮明なモノクロ写真と釈文・読み下し・現代語訳、そして文献解説、書法解説、さらに臨書と創作への展開です。
 国語学の分野の本ではなく、書道の分野の本ですね。

 恥ずかしながら、このシリーズの存在は全く知りませんでした。不勉強です。
 書法解説が興味深いです。良く読みます。

2024年4月 4日 (木)

鎌倉かるた(2)

 「鎌倉かるた」を入手しました。
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 絵札から4枚。
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 それぞれの読み札は以下の通りです。

 ろ:露座の大仏みんな大好き人気もの
 は:春になれば桜満開段葛
 つ:土牢に無念を偲ぶ護良親王
 な:滑川青砥藤綱銭活かす

 このかるたは、鎌倉ペンクラブが編集したものです。
 鎌倉ペンクラブの会長のメッセージが載っています。
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 ここにありますように、読み札は一般公募、絵札と解説は鎌倉ペンクラブの会員の手になります。

 絵札と解説を担当したのは次のような方々です。
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 絵札制作者の中には画家ではない方も含まれています。多才です。
 読み札の作者の名前と年齢も書いてありました。
 上は97歳、81歳、74歳から、下は9歳、11歳、12歳まで幅広いです。
 中学生がかなりいて、鎌倉女子大学中等部、栄光学園中学校、鎌倉学園中学校、鎌倉市立大船中学校、鎌倉女学院中学校、北鎌倉女子学園中学校などからはそれぞれ複数人が入選していました。
 鎌倉の中学校から広く募集したのでしょうかね。
 それ以外の方々は、鎌倉に限らず全国各地から採られています。
 「い」の札は「稲村ヶ崎剣投ぜし新田義貞」で、作者は群馬県新田郡の56歳の方です。新田義貞の地元ですね。

 上に挙げた4枚の読み札作者の年齢はお分かりになりましょうか。
 上の2枚、大仏と段葛はどちらも中学生です。
 下の2枚、護良親王と青砥藤綱はどちらも70代の方です。
 中学生は、護良親王や青砥藤綱は知らないでしょう。

 いろいろな年代の方が読み札を作っているのでおもしろいです。
 絵札は画風がバラバラですから、こちらはかるたを取るときに目が疲れるかもしれません。(^_^;

 タイトルに(2)を付けたのは、10年前に同じかるたを取り上げていたからです。
 同じかるたを2つ買ってしまいました。
 既に取り上げていたことは後から気付いたのですが、観点が違っていましたので、また載せました。

2024年3月31日 (日)

絵はがき「大和と萬葉集」4

 10年前に「大和と萬葉集 第二輯」という絵はがきを入手し、ブログに載せました。
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 選者は佐佐木信綱博士です。
 いつのものか分かりませんが、紀元二千六百年の紀元節の日に記したという佐佐木博士の識語がありますので、昭和15年の発行と思われます。

 袋の中には6枚の絵はがきが入っています。
 例えばこのようなものです。
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 絵は高橋史光画伯です。
 その後、なんと高橋史光画伯のお孫さんからブログにコメントを戴くというサプライズがありました。
 高橋史光画伯は、京都で活動した日本画家(四条派)で、菊池契月のお弟子さんということです。

 それぞれの表側(切手を貼る側)には1首ずつ万葉歌が書いてあります。

 昨年の11月に、同じ高橋史光画伯の手になる、同様の仕様の絵はがきを6枚入手しました。
 6枚のうち5枚は以前入手したものと重複し、宇陀高城の絵はがきのみが新しいものでした。
 歌は「菟田の高城に鴫罠はる……」という日本書紀歌謡でした。萬葉集ではありません。

 さてこの度、同じく高橋史光氏の手になる同様の仕様の絵はがきを8枚入手しました。
 入手済みのものとの重複は1枚だけでした。ラッキーです。

 以下の7枚です。

 橿原神宮:……あきつ島 大和国の 橿原の 畝傍の宮に……(巻20大伴家持)と、
 飛鳥(雷丘):……飛鳥の 旧き都は 山高み 河とほしろし……(巻3山部赤人)
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 安騎野の冬:ひむかしの野にかぎろひの立つ見えてかへりみすれば月かたぶきぬ(巻1柿本人麻呂)と、
 奈良の都:青丹よし寧楽の都は咲く花のにほふが如く今さかりなり(巻3小野老)
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 藤原宮跡:藤原の大宮づかへあれつぐや処女がともは羨しきろかも(巻1作者不明)と、
 吉野宮滝:よき人のよしとよく見てよしと言ひし吉野よく見よよき人よく見つ(巻1天武天皇)
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 孔舎衛:日下江の入江の蓮はなばちすみの盛人羨しきろかも(古事記 引田部赤猪子)
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 今回の中では、これのみ萬葉集ではなく古事記歌謡です。

 ということで、このシリーズの絵はがきを、重複を除き合計14枚入手したことになります。
 全部で何枚あるのでしょうか。
 今回のは袋に入っていませんでしたが、あるいは「第一輯」なのかもしれません。

2024年3月30日 (土)

昭和3年の「教育偉人かるた」(3)

 先日、昭和3年の「教育偉人かるた」を載せてからしばらく経ってしまいましたが、また続きです。
 今回は、西洋の文化人達。

 ニュートン。
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 ニュートンとりんごのエピソードは有名ですね。

 フランクリン。
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 フランクリンと雷の中での凧上げも有名なエピソードです。
 危ないですけどね。(^_^;
 この話は、学校で習った憶えはありませんが、子供の頃に本かテレビで知りました。
 今の子供たちも、何かで知る機会はありましょうか?

 ダーウィン。
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 進化論のダーウィンですね。

 エジソン。
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 発明王エジソン。

 以上は科学者ですが、ベートーベンが音楽家としては唯一採られています。
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 「大楽聖」という評価です。これは今も変わらないかもしれませんね。

2024年3月 2日 (土)

今日の「ブラタモリ」は「正倉院」

 今日の「ブラタモリ」は「正倉院」でした。
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 テーマは、「なぜ1,300年もお宝を守れた?」です。
 正倉院の建物の構造のうち木材の厚さ、高床式、免震構造のこと、宝物を収める木箱のこと、勅封のこと、消防団のこと、正倉の中のものは全て保存の対象になっていること、などが取り上げられました。

 正倉の中に置かれた木箱の防湿効果は目を見張るものがありました。
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 蘭奢待の写真も出ました。
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 私も持っています。
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 大体一緒。♪

 うちに、ネットオークションで入手した『正倉院宝物』全三巻があります。
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 この本、大きくて嵩張るので、処分するつもりで玄関に出したのですが、取っておこうかと思いました。
 先日渋川の家を点検したときに、渋川の家にもこの本がありました。
 すっかり忘れていましたが、そちらは新本で購入したはずです。
 取っておくとしたら、そちらですね。渋川の家の本を東京の家に運び、東京の家のを処分です。

 「ブラタモリ」のレギュラー放送は今回で終わりと勘違いしていました。
 そうではなくて、3月いっぱいで終了ですので、あと数回あるようです。

2024年2月17日 (土)

昭和12年の『浦島太郎』(2)

 一昨日「昭和12年の講談社の絵本『浦島太郎』」という記事を載せました。
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 この絵本は全部で見開き27面からなる大作ですが、当ブログにはそのうちの8面しか載せませんでした。
 また、見開きの大きさはほぼB4サイズです。
 これを長辺600ドットの画像にしたため、実物よりもだいぶ小さなサイズになってしまいました。
 そこで、この絵本からちょっとおもしろい部分をアップでご紹介します。

 浦島が竜宮城に接近した場面。
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 虹が架かっています。
 竜宮城は海の底にありますので、その上空に虹が架かるのは不思議なことですが、ま、詩的真実ということで。

 浦島をもてなす竜宮城の女性達。
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 頭の上に魚が乗っています。
 初めはこれを髪飾りと思ったのですが、そうではなくて、この女性達は実は魚なのでしょう。
 頭の上の魚はそれを象徴しているのではないかと思います。

 では、乙姫様の頭の上には何が乗っているのかと思って見てみました。
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 龍ですね。

 浦島を池に浮かべた船に乗せて接待する場面。
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 上の方に、左から右へ進んでくる船の先頭が見えます。浦島と乙姫様はその船に乗っています。
 龍頭の船ですね。風雅です。公任様なんかが乗っていそうです。
 この絵でも、女性達の頭の上には魚が載っています。鯛ですかね。
 ここもまた、海の底にあるはずなのに、そこに池があり、橋も架かっています。
 おかしいのですが、そこをツッコむのは野暮というものでしょう。

2024年2月15日 (木)

昭和12年の講談社の絵本『浦島太郎』

 昭和12年に刊行された講談社の絵本『浦島太郎』を入手しました。
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 浦島さんイケメンです。歌舞伎役者風。

 最初のページは両親と暮らしている場面です。
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 浦島太郎の話というと、助けた亀を助ける場面から始まるような気がしていましたが、この絵本では両親が描かれています。

 海岸で亀がいじめられている場面。
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 亀は踏んづけられていますね。かわいそうです。
 浦島は子供たちに銭をやって、亀を助けてやります。

 4~5日後に、浦島は海で亀に会います。
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 助けてやったときに比べて、亀は随分大きいです。

 浦島は亀の背に乗って竜宮城に行きます。
 亀の背に乗っている絵や、入口で歓迎される絵もありますが省略します。

 浦島は大歓迎されます。
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 そして、乙姫様自らも踊りを披露します。

 3年経ったある日、浦島は両親のことを思い出します。
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 カーテンの絵柄が貝ですね。
 浦島は乙姫様に訳を話して家に帰ることにします。
 虫麻呂の歌では、浦島は両親に訳を話せば、すぐに戻ってくると言ったことになっていますが、この絵本では帰ることになっています。
 乙姫様は引き留めますが、浦島の決意が固いので、玉手箱を渡して浦島を帰します。

 浦島は亀の背に負って帰って行きます。
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 乙姫様自ら門の所まで出てきて浦島を見送っています。

 故郷に戻ってきた浦島ですが、村の様子は変わってしまい、自分の家も見つかりません。
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 出会った人に聞くと、300年前に海に釣りに行ったきり帰ってこなかった人がいたという話をします。

 どうして良いか分からない浦島は乙姫様からもらった玉手箱を開けてしまいます。
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 すると中から煙が出て、浦島はたちまちお爺さんになってしまいました。
 虫麻呂の歌では、それから浦島は死んでしまいますが、この絵本では、お爺さんになったところでおしまいです。

 よく知られた浦島太郎の話そのままと思いますが、他の絵本と比べていないので、何とも言えません。
 次のページには、唱歌の浦島太郎の歌が載っています。

 裏表紙に名前を書く欄があって、そこに名前が書いてあります。
 文字が薄くなってしまっていて、名字はうまく判読できませんが、名前は涼子さんです。
 昭和12年に10歳くらいだとすると、今ご存命ならば96歳とか97歳ですね。
 「子」の付くお名前は当時としてはハイカラだったのではないでしょうか。

2024年1月 5日 (金)

「恐竜人物戯画」手ぬぐい

 楽しい手ぬぐいを頂きました。
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 色合いも好ましいです。

 右下にこのような印が捺してあります。
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 鳥獣戯画のパロディですね。
 2023年に開催された恐竜博のお土産です。

 絵柄は、以下の6つです。
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 「恐竜博2023」をググってみましたら、昨年、東京の国立科学博物館と、大阪の大阪市立自然史博物館で開催された巡回展ということが分かりました。

 すてきな手ぬぐいです。

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