ゲーム

2023年3月 1日 (水)

体重変化(R3.8~R5.2)&PV推移

 月が変わりましたので、どなたも関心のないと思われる私の体重変化グラフを載せます。
Taiju202108_202302
 順調に減少していましたが、2月後半に微増しました。
 このまま増加に転じないように気を付けます。

 もう1つ、当ブログの2月のPVの推移グラフを載せます。
202302pv
 PVは毎日平均200台くらいで推移していますが、2月14日に1800程に激増しました。
 グラフを見ると、この日だけ突出しています。
 バレンタインデーですねぇ。

 原因はスマホのゲームアプリ「ねこあつめ」です。
 このゲームでは、毎日その日にちなんだ「今日のあいことば」が示されるのですが、ここ数年、2月14日には毎年「サコイチ」というあいことばが示されています。
 サコイチというのはチョコレートのことです。
 よく知られた語ではありませんので、「サコイチって何だろう?」と思ってネット上で検索された方が、2年前の私のブログの「「サコイチ」って」というページをご覧くださった結果です。

 2月14日の突出は年中行事です。

2023年2月12日 (日)

玉村町パズル

 このようなものを購入しました。
Tamamurapuzzle01
 玉村町パズルです。
 それぞれのピースには地名が記入してありますが、これは玉村町内の大字(おおあざ)です。
 これらの大字は、それぞれの名も範囲も江戸時代の村にほぼ相当します。
 地名は文化財と言えましょう。

 玉村町は、北は昨日のブラタモリに登場した前橋市、東は伊勢崎市、西は高崎市と接しています。
 南にも高崎市がありますが、ここは新町です。以前は独立した地方自治体でしたが、平成の合併で高崎市新町になりました。
 新町の東の上里町は埼玉県です。

 中央部です。
Tamamurapuzzle02
 下新田に町役場があります。
 私が30年以上にわたって勤めていた元の職場はその南の上之手にあります。
 就職以来7年ちょっと住んでいた住宅は、下新田の西の上新田にあります。
 下新田の斜め左上(北西)に上新田の飛地がありますね。これは知りませんでした。
 失くしてしまいそうな小さなピースですが、きちんと作ってあります。

 バラすとこうなります。
Tamamurapuzzle03
 多分復元できると思います。(^_^)

 このパズルは、群馬県立女子大学群馬学センターのツイートによって知りました。
 知ってすぐに注文してしまいました。
https://twitter.com/GunmaStudies/status/1622927499352248326

 この作家さんはたくさんの地図パズルを作っています。
 その中には、大宝元年の日本の各国をピースにしたパズルなどというマニアックなものもあります。
 買ってしまうかもしれません。

2022年11月30日 (水)

明治31年の武者メンコ

 このようなものを入手しました。
M31musha01
 明治31年に発行された武者メンコです。
 薄い紙に印刷されていますので、購入者が厚紙に貼りつけて、切り離して使ったのでしょう。
 全部で36人の武者が描かれています。
 時代は八幡太郎義家から徳川家康の家臣達に及びます。
 そして、隣り合う者同士がライバルであったり親子であったりと関連付けられています。
 それぞれのペアは顔を向かい合わせています。

 バラバラに切り離されてしまえば、隣同士のペアを作っても意味ありませんね。
 あるいは切り離さずにこのまま眺めて楽しんだりもしたのかもしれません。

 ペアを何組かご披露します。

 八幡太郎義家と安倍貞任
M31musha02

 平将門と藤原秀郷
M31musha03

 木曽義仲と源義経
M31musha04
 義経の相手は平家の武将ではなくて木曽義仲になっています。
 平宗盛や源頼朝なども候補になりそうですが、しっくりこないかもしれませんね。
 敵同士でなくても良いので、弁慶という手もありそうです。
 弁慶は伊勢三郎と並んでいます。

 巴御前と和田義盛
M31musha05
 大河ドラマの2人の顔が思い浮かびます。
 木曽義仲の立場は……。

 平敦盛と熊谷直実
M31musha06
 フルネームでなく、「敦盛」と「熊谷」とだけあります。これで十分なのでしょうね。

 楠木正成と足利尊氏
M31musha07

 武田信玄と上杉謙信
M31musha08
 この2人は例外的に顔を向き合わせていません。

 山本勘助と直江兼続
M31musha09
 軍師同士という位置づけと思われますが、直江兼続は立場と時代がズレるように思います。
 直江兼続も単に「山城守」で十分なのでしょうね。

 真田幸村と真田大助
M31musha10
 親子ですね。

 最下段には徳川家康とその家臣達が並んでいます。

2022年9月 5日 (月)

昭和23年の『トランプの遊び方』

 このようなものを入手しました。
S23trump01

 奥付。
S23trump02
 昭和23年に刊行された『トランプの遊び方』で、これは昭和25年の第5刷です。

 内容は、トランプ概説、トランプの遊び方、トランプを使った手品、トランプ占い、そして、おまけのような形で花札のことも載っています。

 「やさしいトランプの遊び」の冒頭。
S23trump03
 「お婆さん抜き」という名前が衝撃的でした。
 これ、明らかに「ババ抜き」ですよね。
 当時はそう呼んでいたのでしょうか?
 私が初めてババ抜きをしたのは小学校低学年の頃だったと思います。昭和30年代の半ば。当時はババ抜きと呼んでいました。
 大正生まれの亡母もそう呼んでいました。

 「お婆さん抜き」の6番の「注意」が親切です。♪

 「お婆さん抜き」の次には「お爺さん抜き」があります。
 私の子供の頃には「ジジ抜き」という遊び方があり、ジョーカーはあらかじめ抜いておいて、1枚カードを抜いてそれは封じてババ抜き形式でゲームを進めます。封じておいた札が1枚ありますので、最終的に誰かの手元に1枚残ります。それを持っている者が負けになります。
 この本の「お爺さん抜き」とはちょっと違いますね。

 ポーカーの一部を切り貼りします。
S23trump04
 ワンペア、ツーペアが、ワンペーア、ツウ・ペーアとなっています。
 また、我々が、スリーカード、フォーカードと呼んでいた組合せが、スリー・カインド、フォアーカインドとなっています。

 同時代資料はあれこれ面白いです。
 「お婆さん抜き」のナゾは残ります。

2022年7月19日 (火)

昭和23年の「文化家族合せ」

 つい先日、「正統派家族合わせ」と題して、戦前の家族合わせをご紹介しました。
 今回は、昭和23年の「文化家族合せ」です。
S23bunkakazoku01
 明治維新後には「文明」という語を冠することが増え、戦後は「文化」という語を冠することが多いような気がします。

 前回の家族合わせでは、総理大臣の名前が「くにのいしづい」、巡査が「たみをまもる」でした。
 今回のではこのようになっています。
S23bunkakazoku02
 総理大臣ではなく政治家で、名前は「くにをおさむ」、巡査ではなく警察官ですが、こちらの名前は前回と同じく「たみをまもる」です。
 家族の種類は、前回のが、主人、妻、息子、娘、下女でしたが、今回のでは、下女の代わりに飼い犬になっています。
 明らかに時代は変わりました。

 家族の種類は次の通りです。
S23bunkakazoku03
S23bunkakazoku04
 前回の家族の種類は、総理大臣、巡査、医士、代議士、易者、大学教授、金満家、番頭、陸軍大将、海軍大将の10種でした。
 今回のでは、政治家、警察官、医者、画家、俳優、アナウンサー、農家、漁師、銀行家、金満家の10種です。
 大学教授が消えてしまいました。
 また、画家、俳優、アナウンサーが加わっているあたりにも「文化」が感じられます。
 農家、漁師が加わっているのは、第1次産業の重視ですね。食べ物は大事です。

 医士が「藪井竹庵」という古典的な名であったものが、今回のでは「やまいなおすけ」になっていて、好意的です。
 それぞれの名の意味はよく分かる中で、俳優の名の「よこやまたつのすけ」はなんでしょうか?
 横山エンタツの名が頭をよぎりましたが、俳優ではないし。

 この家族合わせには解説書が付いています。
S23bunkakazoku05
 これで遊び方がよく分かり、ありがたいです。
 この解説書の末尾の記載から、昭和23年11月1日発行、昭和28年11月1日再版ということが分かります。
 昭和28年というと、戦後もう8年経っていますが、この解説書も家族合わせ本体も紙質は悪いです。まだまだ物のない時代だったのですね。

 遊び方の説明にこんな部分がありました。
S23bunkakazoku06
 ゲームの途中で「プリース」「アイムソリー」「サンクユー」と言わないといけないのでした。
 昭和23年という時代の世相を垣間見る思いがします。
 昭和28年の再版時にはもう連合軍の占領は終わっているのですから、直したって良さそうなものですけど。

 本当に同時代資料は面白いです。←といういつも同じ感想。(^_^)

2022年7月15日 (金)

正統派家族合わせ

 先月、「お店やさん家族合わせ」という記事を書きました。
 『少女倶楽部』の付録で、こういうのです。
Misekazoku02
 これ、家族合わせといっても、主人の他はそれぞれのお店で扱っている商品を1グループにしているものですので、家族合わせの応用版ということになります。

 このほど、正統派の家族合わせを入手しました。
 こんな感じです。
Kazokuawase01
Kazokuawase02
 1家族は、主人、妻、息子、娘、下女の5人から成り立っています。
 そして、主人の名前は、総理大臣が「くにのいしづい」、巡査が「たみをまもる」など、語呂合わせになっています。
 総理大臣の名前は「くにのいしづい」で、末尾に「い」と「え」の混乱が見られます。

 全部で10家族あります。
 残りの8家族の主人は次の通りです。
Kazokuawase03
Kazokuawase04
 医士は「藪井竹庵」ですねぇ。藪医者。「医師」ではなくて「医士」となっているのは興味深いです。
 大学教授は鼻が高いのでしょうか。謙虚でなくてはいけません。

 最後の海軍大将が「東郷武雄」なのは、東郷平八郎と広瀬武夫の合成でしょうか。
 ただ、「武夫」の文字は異なるので、広瀬武夫とは関係なく、単にたけだけしく雄雄しいの意で「武雄」としたのかもしれません。

 その前の陸軍大将は「黒木桃太郎」です。「黒木」は、日露戦争の第1軍司令官黒木為楨から取ったものでしょう。
 「桃太郎」はおとぎ話の桃太郎でしょうか。

 このような箱に入っていました。
Kazokuawase05
 「新案遊戯 日本地理合せ」とあります。
 サイズはぴったりですが、標題と中身とが異なりますので、別の空き箱を利用したものと思います。
 「日本地理合せ」がどのようなものだったのか、気になります。

2022年6月 9日 (木)

お店やさん家族合わせ

 昔から、古いもの、珍しいものが大好きです。
 そんな私にとって、ネットオークションはワンダーランドです。
 古書店では目に入らないようなものが手に入ります。

 今回はお店やさん家族合わせ(仮称)です。
 『少女倶楽部』新年号の附録とありますが、何年のものか分かりません。箱もなく、バラです。
 国会図書館などで、毎年の新年号の目次を見れば分かるかもしれませんが。

 こういうものです。
Misekazoku01
 主人が1枚と、そのお店で扱っている品物が4枚で、計5枚で1家族になるようです。
 このお店は本屋さんですね。
 主人は和服を着ています。
 他の札は、『少女倶楽部』『萬国の王城』『陸奥の嵐』『夾竹桃の花咲けば』です。

 『少女倶楽部』はこの附録の雑誌で、大日本雄弁会講談社(現在の講談社)刊。
 『萬国の王城』は山中峯太郎著で、『少女倶楽部』の昭和6年6月から7年12月まで連載され、昭和8年に大日本雄弁会講談社から刊行。
 『陸奥の嵐』は千葉省三著で昭和8年3月に大日本雄弁会講談社から刊行。
 『夾竹桃の花咲けば』は佐藤紅緑著で、『少女倶楽部』に昭和5年7月から6年6月まで連載され、昭和6年に大日本雄弁会講談社から刊行。

 ということで、全ての商品が大日本雄弁会講談社から刊行されたものという、なかなかちゃっかりした構成になっています。
 まあ、そうなりましょう。

 いつの附録か分からないと書きましたが、これらの札を見る限りでは、3点の刊行書目が揃う昭和9年新年号の可能性が高いと思いますが、刊行前の宣伝を兼ねて昭和8年新年号の可能性もあるかと思います。

 あとの家族は以下の通りです。
Misekazoku02
Misekazoku03
Misekazoku04
 これらの札の商品にも具体的な会社の商品を扱ったものが目立ちますね。
 スポンサーとしてお金を出していたのかもしれません。
 そのことには最初違和感を抱きましたが、考えてみれば、雑誌の誌面には広告は付きものですので、附録もその延長と考えればおかしくはありません。

 5枚揃っていないものに次の3組があります。
Misekazoku05
Misekazoku06
 なくしてしまったのでしょう。残念です。

 魚屋さんの残る1枚はひらめですね。
 魚屋さんでは特定企業の商品は載せにくいでしょうけど、ヤマサ醤油が載っていますね。

 お菓子屋さんの明治チョコレートはデザインが今とそう変わらないように思います。
 残る1枚はドロップです。サクマのドロップだったかもしれません。

 運動具屋さんの他の札は、ラケット、スキー、デッドボールとあります。
 デッドボールというのはドッジボールのことでしょうかね。

 家族合わせって、子供の頃に遊んだことがあったかもしれませんが、もう遊び方も忘れました。

 まとめの感想としては、いつも通り、同時代資料は面白い、ということになります。
 結論はいつも一緒。(^_^)

2022年4月 2日 (土)

「得鳥羽月」効果再び

 昨日、当ブログのPVがすごい数になりました。1364です。
 毎日数千ものアクセス数を誇るブログからみれば、1364なんてカスみたいなものでしょうけど、零細な当ブログの1日平均のPVは150とかそんなものですので、1000以上なんて途方もない数です。

 原因はまたしても「ねこあつめ」の「今日のあいことば」です。
 昨日のはこれでした。
Etoriha02
 旧暦4月1日の異名だそうです。
 この語、読みが分かりませんよね。読みが分からないと国語辞典では引けません。
 漢和辞典ならば引けますけど、まず立項されていないでしょうね。
 以前だったらお手上げになるところですが、今は便利になって、読みが分からなくても文字列を入力すればググれます。
 去年の4月1日も当ブログのPVは爆上がりしました。
 それは、ググって当ブログに辿りつかれた方が多かったせいでしょう。

 「ねこあつめ」をしている人は意外と多いのでしょう。
 また、あいことばを入力するには文字列さえ入れられれば良いので、意味は関係ありません。
 しかし、読みや意味を調べたくなってググった方が多いのでしょう。

 それで、結論。
 「ねこあつめ」をしている人は、言葉の意味や読みに大きな関心を持っている(こともある)。

2022年2月15日 (火)

「楂古聿(サコイチ)」効果

 当ブログの1日あたりのアクセス数は200に届くか届かないかくらいです。
 何千・何万もあるようなサイトには足もとにも及びませんが、多くの皆さんにアクセスして頂いていることをありがたく思っています。
 ところが、昨日、アクセス数が跳ね上がりました。こんなです。
Sakoichikoka

 その理由については「あ!」と思い当たることがあります。「サコイチ」です。

 昨日はバレンタインデーでした。
 毎日楽しんでいるスマホゲーム「ねこあつめ」には、毎日その日にちなんだ「今日のあいことば」があります。
 この「ねこあつめ」の昨日のあいことばは「サコイチ」でした。
Neko_sakoichi

 「はて? サコイチってなんだろ?」と思った人がググった結果、当ブログの昨日の記事を見つけて、来てくださったのでしょう。
 恐るべき「サコイチ」効果です。

 去年の記事のURLは(http://mahoroba3.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-0197d0.html)です。
 かいつまんでその内容を書けば、以下の通りです。

 ドイツ語でチョコレートを意味する「Schokolate」を独和辞典などで「楂古聿」と漢字表記し、それを「サコイチ」と誤読して定着した、と推定できます。
 例としては、『袖珍獨和新辭林』があります。
 この『袖珍獨和新辭林』は、幸いに国会図書館のデジタルコレクションで閲覧可能です。その533コマ目にあります。
 該当箇所を切り貼りして良いものやら分かりませんが、貼ってしまいます。
Neko_sakoichi2

 この辞書では「楂古聿(チヨコレート)」とありますので、これでは「サコイチ」と誤読するはずもありません。
 読みを示していない別の辞書などを見て誤読したものと思います。

 この語は日国にも載っていない語です。次回の改訂では載せて貰いたいものです。

2022年1月 7日 (金)

竹内街道・横大路すごろく

 お正月だからというわけでもないのですが、また双六です。
 今回は新しい双六で、ツイッターで知った「竹内街道・横大路(大道)すごろく」です。
Takenosugoroku01
 製作は、竹内街道・横大路~難波から飛鳥へ日本最古の官道「大道」~活性化実行委員会です。名前が長い。(^_^)
 http://www.saikonokandou.com/%E8%A1%97%E9%81%93%E3%81%BE%E3%81%A4%E3%82%8A/からダウンロードできます。

 この双六の下部右側を拡大します。
Takenosugoroku02
 「八木札の辻」というのがあります。分岐点なので、要衝ですね。
 このあたりを自転車で通った時に、この立て札は見たものの、よく分からないままにそのまま通過してしまいました。
 この双六で、すぐ上にある芭蕉句碑は写真撮影もしたのですが、「札の辻」については何も知らず、惜しいことをしました。
 同じものを見ても、やはりものを知っているか否かで大きく異なりますね。これ、大事です。

 裏側。
Takenosugoroku03
 こちらは説明地図になっています。

 サイコロとコマ。
Takenosugoroku04

 サイコロの拡大。
Takenosugoroku05
 1は前方後円墳の形になっていて、なかなかオサレです。

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