ゲーム

2024年5月 6日 (月)

「広重おじさんトランプ」

 「広重おじさんトランプ 東海道五十三次」を購入しました。
 ちょっと不思議なタイトルです。
 どういうことかというと、広重の東海道五十三次に登場しているおじさんを描いたトランプです。

 例えばこんな感じです。
Hiroshigecard01
Hiroshigecard02
 丸子はとろろ汁ですね。

 楽しいトランプです。
 おねえさんトランプもあったら良いです。

 ジョーカーは、おじさんではなくて、おねえさんでした。
Hiroshigecard03

 解説。
Hiroshigecard04

 岐阜県恵那市にある中山道広重美術館のトランプで、制作はフェリシモミュージアム部です。
 フェリシモミュージアム部では、蘭奢待のクッションや、火焔型土器の物入れなども作っています。
 私は恰好のお客さんになっています。(^_^)

2023年10月 8日 (日)

チコちゃんに叱られるトランプ

 NHKの「チコちゃんに叱られる」を毎週楽しみに見ています。
 ただ、専門家による解説が終わった後、「諸説あります」というテロップが出るのは頂けません。
 諸説ある事柄なのに、それで、「ぼーっと生きてんじゃねーよ」と言われるのは納得できません。

 さて、そのチコちゃんのトランプを入手しました。
Chikocard01

 各マークのエースはこんなです。
Chikocard02
 おなじみのセリフなどが書かれています。

 JQKの絵札はこんな感じです。
Chikocard03

 それ以外の2~10の数字札には問題が書かれています。
Chikocard04
 いずれも番組で出題された問題と思います。
 カードの下方には正解が上下反対向きに印刷されています。
 ただ、短答なので、詳細の分かりにくいものは多いです。

 ジョーカーはキョエちゃんです。
Chikocard05

 楽しいトランプです。

2023年9月 4日 (月)

こんにゃくとぐんまちゃん&ぐんまのやぼう

 ストラップ「こんにゃくとぐんまちゃん」を入手しました。
Gunmac_konnyaku01

 中身です。
Gunmac_konnyaku02
Gunmac_konnyaku03

 こんにゃくがぷるぷるだと良いなと思ったのですが、残念ながらそうではありませんでした。
 ぷるぷるだと強度が足りないのかもしれません。

 こんにゃくは群馬の名産です。他にはネギとキャベツ。
 毎日楽しんでいるスマホゲームに「ぐんまのやぼう」というのがあります。
Gunmanoyabo01

 群馬県から、ネギ、こんにゃく、キャベツを収穫してGを稼ぎ、これを元手に、日本、世界、太陽系、宇宙を群馬県にするという壮大なゲームです。

 世界を制圧したところ。
Gunmanoyabo02
 地球は全て群馬です。

 太陽系を制圧したところ。
Gunmanoyabo03
 太陽系は群馬系という名前になります。

 楽しいですよ。

2023年6月27日 (火)

川上澄生とらむぷ絵

 川上澄生のトランプを入手しました。
Kawakamicard01

 クラブは日本風、スペードは中国風、ダイヤは中東風、ハートは南蛮風です。

 絵札。
Kawakamicard02
Kawakamicard03
 日本は確かにそうですね。
 他もそんな風に感じます。

 上のように、絵札は人物ですが、10以下の数字の札も、同じ数字は同じジャンルの絵です。
Kawakamicard04
 5は花、10は船です。

 楽しいトランプです。

2023年5月 9日 (火)

明治19年の『西洋遊戯 かるた使用法』

 『西洋遊戯 かるた使用法』という本を入手しました。
M19trump01
 文庫本をひとまわり小さくしたような大きさです。

 奥付。
M19trump02
 明治19年の刊行です。

 このような「緒言」があります。
M19trump03
M19trump04
 2ページ目には、わが国のかるたや花札は「無稽」「卑賤」なのに対し、西洋のトランプは「優長」「高尚」であると言っています。
 わが国のゲームをそんなに卑下することはないと思うんですけどね。

 ルビとしては「無稽」に「むちゃくちゃ」とあるのが新鮮でした。
 「優長」に「しとやか」です。
 こういうルビも楽しいです。

 目次は次のようになっています。
M19trump05
 ルビがなかなか特殊です。
 第三章に「混錯法」とあり、そのルビは「まぜかた」となっています。
 初めから「混ぜ方」と書く方が分かりやすいと思います。

 目次の中に「占絵(えとり)」という語があり、この本のかなりの分量を占めています。
 トランプゲームなのですが、どんな遊び方か、説明はあるもののさっぱり理解できません。
 そこで、ググってみたところ、ウィキペディアに「絵取り」が項目として立っていました。
 その、「概要」の冒頭は以下の通りです。
---------------------------------------
絵取りが見える最も古い文献は、1885年の桜城酔士『西洋遊戯 かるた使用法(かるたのとりかた)』である。ここで「占絵(えとり)」と呼んでいるゲームでは、4人が2つのチームに分かれて、絵札の枚数を競う。このほかに、チームに分かれずに、手札を4枚または5枚にして、1トリックごとに山札から手札を補充していくものを「占絵別法」、占絵別法と同じだが絵札の枚数ではなく、ランクごとに異なる点数があるものを「占点(てんとり)」、占絵と同じだがビッドがあり、取る枚数を一番多く宣言した競技者が宣言と同じ枚数を取ると勝つ「ナポレオン」を紹介している。
---------------------------------------

 ここに、「絵取り」が見える最も古い文献として紹介されているのが、私の入手したこの本です。
 自覚せずに貴重なものが手に入りました。

 当時、多くの日本人はトランプを知らなかったことでしょうから、この本では初歩的なことから解説されています。
 トランプの4種の札について。
M19trump06
 ここにはマークが図示されていますが、本全体では挿絵は少ないです。

 トランプの混ぜ方の図は載っています。
M19trump07
 これは分かりやすいです。
 こういう「混錯法」は日本人にとって初めて見るものだったことでしょう。

 やはり同時代資料は面白いです。

2023年3月 1日 (水)

体重変化(R3.8~R5.2)&PV推移

 月が変わりましたので、どなたも関心のないと思われる私の体重変化グラフを載せます。
Taiju202108_202302
 順調に減少していましたが、2月後半に微増しました。
 このまま増加に転じないように気を付けます。

 もう1つ、当ブログの2月のPVの推移グラフを載せます。
202302pv
 PVは毎日平均200台くらいで推移していますが、2月14日に1800程に激増しました。
 グラフを見ると、この日だけ突出しています。
 バレンタインデーですねぇ。

 原因はスマホのゲームアプリ「ねこあつめ」です。
 このゲームでは、毎日その日にちなんだ「今日のあいことば」が示されるのですが、ここ数年、2月14日には毎年「サコイチ」というあいことばが示されています。
 サコイチというのはチョコレートのことです。
 よく知られた語ではありませんので、「サコイチって何だろう?」と思ってネット上で検索された方が、2年前の私のブログの「「サコイチ」って」というページをご覧くださった結果です。

 2月14日の突出は年中行事です。

2023年2月12日 (日)

玉村町パズル

 このようなものを購入しました。
Tamamurapuzzle01
 玉村町パズルです。
 それぞれのピースには地名が記入してありますが、これは玉村町内の大字(おおあざ)です。
 これらの大字は、それぞれの名も範囲も江戸時代の村にほぼ相当します。
 地名は文化財と言えましょう。

 玉村町は、北は昨日のブラタモリに登場した前橋市、東は伊勢崎市、西は高崎市と接しています。
 南にも高崎市がありますが、ここは新町です。以前は独立した地方自治体でしたが、平成の合併で高崎市新町になりました。
 新町の東の上里町は埼玉県です。

 中央部です。
Tamamurapuzzle02
 下新田に町役場があります。
 私が30年以上にわたって勤めていた元の職場はその南の上之手にあります。
 就職以来7年ちょっと住んでいた住宅は、下新田の西の上新田にあります。
 下新田の斜め左上(北西)に上新田の飛地がありますね。これは知りませんでした。
 失くしてしまいそうな小さなピースですが、きちんと作ってあります。

 バラすとこうなります。
Tamamurapuzzle03
 多分復元できると思います。(^_^)

 このパズルは、群馬県立女子大学群馬学センターのツイートによって知りました。
 知ってすぐに注文してしまいました。
https://twitter.com/GunmaStudies/status/1622927499352248326

 この作家さんはたくさんの地図パズルを作っています。
 その中には、大宝元年の日本の各国をピースにしたパズルなどというマニアックなものもあります。
 買ってしまうかもしれません。

2022年11月30日 (水)

明治31年の武者メンコ

 このようなものを入手しました。
M31musha01
 明治31年に発行された武者メンコです。
 薄い紙に印刷されていますので、購入者が厚紙に貼りつけて、切り離して使ったのでしょう。
 全部で36人の武者が描かれています。
 時代は八幡太郎義家から徳川家康の家臣達に及びます。
 そして、隣り合う者同士がライバルであったり親子であったりと関連付けられています。
 それぞれのペアは顔を向かい合わせています。

 バラバラに切り離されてしまえば、隣同士のペアを作っても意味ありませんね。
 あるいは切り離さずにこのまま眺めて楽しんだりもしたのかもしれません。

 ペアを何組かご披露します。

 八幡太郎義家と安倍貞任
M31musha02

 平将門と藤原秀郷
M31musha03

 木曽義仲と源義経
M31musha04
 義経の相手は平家の武将ではなくて木曽義仲になっています。
 平宗盛や源頼朝なども候補になりそうですが、しっくりこないかもしれませんね。
 敵同士でなくても良いので、弁慶という手もありそうです。
 弁慶は伊勢三郎と並んでいます。

 巴御前と和田義盛
M31musha05
 大河ドラマの2人の顔が思い浮かびます。
 木曽義仲の立場は……。

 平敦盛と熊谷直実
M31musha06
 フルネームでなく、「敦盛」と「熊谷」とだけあります。これで十分なのでしょうね。

 楠木正成と足利尊氏
M31musha07

 武田信玄と上杉謙信
M31musha08
 この2人は例外的に顔を向き合わせていません。

 山本勘助と直江兼続
M31musha09
 軍師同士という位置づけと思われますが、直江兼続は立場と時代がズレるように思います。
 直江兼続も単に「山城守」で十分なのでしょうね。

 真田幸村と真田大助
M31musha10
 親子ですね。

 最下段には徳川家康とその家臣達が並んでいます。

2022年9月 5日 (月)

昭和23年の『トランプの遊び方』

 このようなものを入手しました。
S23trump01

 奥付。
S23trump02
 昭和23年に刊行された『トランプの遊び方』で、これは昭和25年の第5刷です。

 内容は、トランプ概説、トランプの遊び方、トランプを使った手品、トランプ占い、そして、おまけのような形で花札のことも載っています。

 「やさしいトランプの遊び」の冒頭。
S23trump03
 「お婆さん抜き」という名前が衝撃的でした。
 これ、明らかに「ババ抜き」ですよね。
 当時はそう呼んでいたのでしょうか?
 私が初めてババ抜きをしたのは小学校低学年の頃だったと思います。昭和30年代の半ば。当時はババ抜きと呼んでいました。
 大正生まれの亡母もそう呼んでいました。

 「お婆さん抜き」の6番の「注意」が親切です。♪

 「お婆さん抜き」の次には「お爺さん抜き」があります。
 私の子供の頃には「ジジ抜き」という遊び方があり、ジョーカーはあらかじめ抜いておいて、1枚カードを抜いてそれは封じてババ抜き形式でゲームを進めます。封じておいた札が1枚ありますので、最終的に誰かの手元に1枚残ります。それを持っている者が負けになります。
 この本の「お爺さん抜き」とはちょっと違いますね。

 ポーカーの一部を切り貼りします。
S23trump04
 ワンペア、ツーペアが、ワンペーア、ツウ・ペーアとなっています。
 また、我々が、スリーカード、フォーカードと呼んでいた組合せが、スリー・カインド、フォアーカインドとなっています。

 同時代資料はあれこれ面白いです。
 「お婆さん抜き」のナゾは残ります。

2022年7月19日 (火)

昭和23年の「文化家族合せ」

 つい先日、「正統派家族合わせ」と題して、戦前の家族合わせをご紹介しました。
 今回は、昭和23年の「文化家族合せ」です。
S23bunkakazoku01
 明治維新後には「文明」という語を冠することが増え、戦後は「文化」という語を冠することが多いような気がします。

 前回の家族合わせでは、総理大臣の名前が「くにのいしづい」、巡査が「たみをまもる」でした。
 今回のではこのようになっています。
S23bunkakazoku02
 総理大臣ではなく政治家で、名前は「くにをおさむ」、巡査ではなく警察官ですが、こちらの名前は前回と同じく「たみをまもる」です。
 家族の種類は、前回のが、主人、妻、息子、娘、下女でしたが、今回のでは、下女の代わりに飼い犬になっています。
 明らかに時代は変わりました。

 家族の種類は次の通りです。
S23bunkakazoku03
S23bunkakazoku04
 前回の家族の種類は、総理大臣、巡査、医士、代議士、易者、大学教授、金満家、番頭、陸軍大将、海軍大将の10種でした。
 今回のでは、政治家、警察官、医者、画家、俳優、アナウンサー、農家、漁師、銀行家、金満家の10種です。
 大学教授が消えてしまいました。
 また、画家、俳優、アナウンサーが加わっているあたりにも「文化」が感じられます。
 農家、漁師が加わっているのは、第1次産業の重視ですね。食べ物は大事です。

 医士が「藪井竹庵」という古典的な名であったものが、今回のでは「やまいなおすけ」になっていて、好意的です。
 それぞれの名の意味はよく分かる中で、俳優の名の「よこやまたつのすけ」はなんでしょうか?
 横山エンタツの名が頭をよぎりましたが、俳優ではないし。

 この家族合わせには解説書が付いています。
S23bunkakazoku05
 これで遊び方がよく分かり、ありがたいです。
 この解説書の末尾の記載から、昭和23年11月1日発行、昭和28年11月1日再版ということが分かります。
 昭和28年というと、戦後もう8年経っていますが、この解説書も家族合わせ本体も紙質は悪いです。まだまだ物のない時代だったのですね。

 遊び方の説明にこんな部分がありました。
S23bunkakazoku06
 ゲームの途中で「プリース」「アイムソリー」「サンクユー」と言わないといけないのでした。
 昭和23年という時代の世相を垣間見る思いがします。
 昭和28年の再版時にはもう連合軍の占領は終わっているのですから、直したって良さそうなものですけど。

 本当に同時代資料は面白いです。←といういつも同じ感想。(^_^)

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