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2026年4月

2026年4月30日 (木)

『前賢故実』(10)奈良後期から平安初期

 何度か載せている『前賢故実』も10回目になりました。今回は奈良時代後期から平安時代初期です。

 石上宅嗣。
Zenken45yakatsugu
 石上宅嗣は、淡海三船と並んで、文人の筆頭と称されました。
 わが国最初の図書館である芸亭を作って公開しています。

 菅原古人。
Zenken46furuhito
 菅原古人の本姓は土師宿祢でしたが、居住地の名にちなんで菅原宿祢への改姓を願い出て許されます。
 菅原道真は曽孫に当たります。

 良峰安世。
Zenken47yasuyo
 良峰安世は桓武天皇の皇子。臣籍に降下して良峰朝臣の姓を賜わります。
 『日本後紀』や『経国集』を編纂しました。

 藤原継縄。
Zenken48tsugunawa
 藤原継縄は『続日本紀』の巻21~巻40を編纂しました。

 藤原葛野麻呂。
Zenken49kadono
 藤原葛野麻呂は、最澄・空海らが渡唐した折の遣唐大使で、「藤賀能」という唐風の名を名告りました。
 『弘仁格式』の編纂にも関わっています。

 というわけで、今回は文人達を多く取り上げました。

2026年4月29日 (水)

天保江戸図(複製)

 天保江戸図の複製を入手しました。
Tenpoedozu01
 古地図も好きなもので。
 今の地図とは異なり、上が西です。

 細かくてよく分かりませんが、御三家と前田家の屋敷が目立って大きいです。
 江戸城の西に尾張家と紀伊家の屋敷があります。
Tenpoedozu02

 江戸城の北には水戸家と前田家の屋敷があります。
Tenpoedozu03

 この四家の屋敷が群を抜いて広いです。

 地図の左下には、日本橋から諸方への道のりが書かれています。
Tenpoedozu04
 どこが要地なのかが分かります。
 上段の最後に関所が3つ並んでいます。恥ずかしながら、これらの関は知りませんでした。中川は水運の関でしょうかね。
 下段には名所が多く並んでいるようです。
 そこに興味をもってこの地図を入手しました。

2026年4月28日 (火)

「雨ニモマケズ」の影印

 「雨ニモマケズ」の影印を入手しました。
Amenimo01

 また例によってネットオークションです。
 興味深いものがあるとつい手を出してしまいます。

 「雨ニモマケズ」の原本は手帳に書かれていたと思いますが、これはそれを1本に繋げて巻物のようになっています。
 宮沢賢治記念館が作成したもののようです。

 字が細かくてよく読めませんね。
 冒頭部のアップです。
Amenimo02
 「モ」はなぜ小さいのでしょうね。
 文章的に、あとから補ったものとは思えませんので、宣命書きのようなものでしょうかね。

 その次の部分。
Amenimo03
 最初「ヨクワカリ」と書いたのが、「ヨクミキキシ ワカリ」と訂正されています。

 カラーも再現されています。
Amenimo04
 「シズカニ」を消して「行ッテ」と訂正してありますが、その上さらに赤で「行ッテ」と書いています。
 なんでしょね。念のためにでしょうか。

 などなど、素人の私があれこれ書かなくても、宮沢賢治の研究者が散々考えていることでしょうけど。
 それでもやはり、作者自筆本はあれこれ興味深いです。

2026年4月27日 (月)

『ならら』最新号の特集は「熊野信仰と神武東征」

 今日、『ならら』の最新号が届きました。
Narara202605a
 特集は「熊野信仰と神武東征」です。

 目次は以下の通りです。
Narara202605b
Narara202605cNarara202605d

 特集のうちの「特集1」の冒頭にはこのような図が載っていました。
Narara202605e
 RPGや聖地巡礼というのは『ならら』には珍しい切り口で、ちょっと違和感がありました。
 *意見には個人差があります。

2026年4月26日 (日)

久しぶりの有田焼カレー

 昨日、いつものスーパーにありました。
Aritacurry26
 有田駅の有田焼カレーです。

 このスーパーには、たまに駅弁が並びます。
 でも最近は以前に比べて頻度は下がりました。

 この駅弁は「九州の駅弁」ランキング第1位を獲得しているそうです。
Aritacurry27

 中身は昨日美味しく頂きましたが、このような有田焼の容器に入っていました。
Aritacurry28
Aritacurry29
 梅の花でしょうか。

 この駅弁は、このスーパーで何度か買っています。
 その記録は以下の通りです。
https://kitagawa.la.coocan.jp/ekiben/aritacurry.html

2026年4月25日 (土)

東博クラウドファンディングの返礼品

 先日、東博のクラウドファンディングに参加しました。
 「東京国立博物館|価値ある文化財を救い出す。源氏物語図屏風、修理へ」という長い名前のクラファンです。
 その返礼品が届きました。

 挨拶状。
Tohakucrofun01

 字が小さいので、拡大します。
Tohakucrofun02

 一筆箋。
Tohakucrofun03
 全部で18枚です。

 裏面はこの様になっています。
Tohakucrofun04
 ここには3枚だけ乗せましたが、裏面はこのように源氏物語の屏風絵のすべて異なった部分が印刷されています。

 そして、東博コレクション展の入場券です。
Tohakucrofun05

 源氏物語に詳しい方ならば、これらの屏風絵の部分を見ただけで、どの巻のどの部分ということが分かるのでしょうけど、私はさっぱりです。

2026年4月24日 (金)

ゆるキャラオールスターズ

 ネットオークションで入手しました。
 ガチャではないようですが、どういうものか不明です。
 知っているものと知らないものとがあります。

 よく知っている皆さん。
Yuruchara01
 右から、くまモン、ぐんまちゃん、レルヒさん。

 知っている皆さん。
Yuruchara02
 右から、しまねっこ、ふっかちゃん、さのまる、ばりいさん。

 なんとなく分かる皆さん。
Yuruchara03
 右から、キビタン、あゆコロちゃん、ハッスル黄門、出世大名家康くん、与一くん。

 知らない皆さん。
Yuruchara04

 全部で何体あるのか不明です。
 せんとくんとひこにゃんという2大巨頭がいませんが、ひょっとすると権利的な問題で初めからいないのかもしれません。

2026年4月23日 (木)

怪しいメール

 しばらく前にこのようなメールが届きました。

----------------------------------------------------------------------

本メールは、統計法(平成19年法律第53号)に基づき実施される国家的に極めて重要な
調査において、現時点で回答が確認できていない世帯に対して自動送信されています。

本調査は、単なるアンケートではなく、統計法第13条(報告義務)に基づき、国民に回
答の義務が課せられている「基幹統計調査」です。正当な理由なく回答を拒否、または
虚偽の報告を行った場合、同法第61条に基づき罰則(過料)の対象となる可能性があり
ます。

現時点での未回答は「調査拒否」とみなされる恐れがあり、このまま放置されますと、
以下の督促プロセスに移行いたします。

■今後の流れ
1. 督促状の送付:書面による最終警告を郵送いたします。
2. 訪問調査員の派遣:居住地へ直接調査員を派遣し、対面での聞き取り調査を実施し
ます。
3. 行政上の照会:税制・社会保障制度の策定において、対象世帯の現状把握が困難と
なり、将来的な不利益が生じる可能性があります。

行政手続きの遅滞を防ぐため、本メール受信後、直ちに以下の「オンライン回答システ
ム」より手続きを完了させてください。

▼統計法に基づくオンライン回答(総務省統計局専用ポータル)
https://*****************

※既にお手続き済みの方、または行き違いで本メールがお手元に届いた場合は、何卒ご
容赦ください。ただし、回答が不完全な場合は再度連絡させていただくことがございま
す。

--------------------------------------------------
総務省 統計局 統計調査部
国民生活実態調査 実施事務局
〒162-8668 東京都新宿区若松町19-1
電話:03-5273-2020(代表)
受付時間:午前9時~午後5時(土日祝日を除く)
--------------------------------------------------
----------------------------------------------------------------------

 何のことでしょうね?
 国勢調査のような気もしますけど、あれはもう半年前に終わっていますし。
 怪しいです。

 このメールの発信時刻は午前4時47分です。
 怪しいです。

 総務省統計局がどうして私のメールアドレスを知っているのでしょうね。
 怪しいです。

 オンライン回答の宛先のURLが全く国家機関っぽくないです。
 怪しいです。

 油断のならない世の中です。
 気を付けましょう。

 今日、税務署から還付金の通知が来ました。
 ATMを操作して受け取るように……ということではなく、銀行の口座に振り込んだという通知です。
 還付金詐欺ではありません。

 還付金という言葉を聞くと、パンプキンパイを思い出します。
 似てます。

Gunmac_kinyu03_20260423230801

2026年4月22日 (水)

ツツジ、桑、ベニカナメモチ開花

 先日からつつじが咲き始め、今朝あたり満開でした。
Tsutsuji20260422b
 このツツジ、一時は花の付きが悪くなり、どうなることかと思いましたが、無事に復活しました。

 ツツジのすぐ側に植わっている桑の木にも花が付きました。
Kuwa20260422
 これ、今までは実だと思っていたのですが、花のようです。
 やがて実になるのですが、どうも花と実との差がよく分かりません。

 ベニカナメモチにも何か付きました。
Benikanamemochi20260422
 これも花のようです。

 なんか一斉に花が咲きました。
 そこでよめる歌。

  春されば つつじ花咲き 桑の木に べにかなめもち 花咲きにけり

2026年4月21日 (火)

兼岡理恵氏『風土記の歴史』(吉川弘文館)

 兼岡理恵氏の『風土記の歴史』(吉川弘文館)が刊行されました。
 奥付によれば今年の5月1日の刊行です。ほやほや。
R08fudokirekishi01

 目次は以下の通りです。切り貼りして載せます。
 先ずはプロローグ。それに続いて古代、風土記の成立についてです。
R08fudokirekishi02

 中世は風土記をつかう。歌の世界と、日本書紀や万葉集の注釈に引用された風土記です。
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 近世は風土記の研究と出版です。
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 近現代は風土記の研究の広がりと利用。そして、あとがき、参考文献、年表と続きます。
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 風土記の成立から研究史までが学べます。
 勉強いたします。

2026年4月20日 (月)

パンチくんとオランママ

 大きな地震が起きましたね。
 東京でも揺れました。
 津波の怖れもあるということで、NHKではずっとニュースになっています。

 そんな中、まことにのんきな話題で気が引けますが、大分前にアマゾンに注文していたパンチくんが届きました。
Panchi01
 これ、ぬいぐるみか、あるいはアクリル製の板のようなものかと思っていました。

 側面から。
Panchi02
 立体でした。
 そして、素材は固くて重い石のようなものです。
 想像とかなり違っていました。

 頭のてっぺんには環が着いていますけど、鎖などは付いていません。
Panchi03
 カバンに付けようと思ったら、何か買わないと。

 そういえば、最近パンチくんのことをネットで見なくなりました。
 もう完全に群に溶け込んでしまったのかもしれません。
 それはパンチくんにとっては幸せなことです。

 しかし、どうしてこういうものを買うかなぁ。
 ミーハーです。

群馬県立女子大学上代の院生さん達の論文

 群馬県立女子大学の大学院文学研究科には『大学院諸究』という名の雑誌があり、院生さん達の研究発表の場になっています。
 誌名はこの雑誌を発行することになった当時の日本文学専攻主任の発案によります。

 この雑誌の最新号には上代文学専攻の院生さん達の論文が3本載っています。
 その抜刷を指導教授の鈴木崇大先生からお送り頂きました。
 ブログ掲載OKとのことですので、載せます。
Shokyu2026

 三人三様のテーマで、読んでいて楽しかったです。

 それぞれ、大変興味深く読みました。
 3人とも、テーマを絞って、それを深く追求するという共通点があります。
 そして、いずれも実証的で堅実な論文です。それを好ましく感じました。

 牛込さんの論文は、大伴坂上郎女の祭神歌の中にある「生来」の訓詁という、ワンポイントに絞ったものですが、そのテーマを実証的に追求しています。
 訓に関しては「アレキタル」という多くの諸本や諸注釈と同じになってしまいましたが、それは結果ですので問題ありません。
 自分なりに力を尽くして検討した結果、諸注釈の訓みは妥当だということが分かったわけですから、意義のある論文と思います。

 小菅さんの論文は、中大兄皇子が亡母の斉明天皇を偲んだ歌をテーマに考察したものです。
 内容は、「目を欲る」という表現と、繰り返し表現と、その2つに分けて考察しています。
 繰り返し表現については、歌の成立や、歌謡から和歌への変遷といったように、当該歌を離れて、かなり面白い方向に展開可能な問題のように感じました。

 園田さんの論文は、飛鳥の神なびがどの山を指すのかについての考察です。
 文献の博捜ぶりに驚きました。大変だったことと思います。
 実地踏査も行い、さらには飛鳥坐神社の宮司さんからもお話を伺っています。
 結論は岸俊男説のミハ山説が有力というものです。

 3人とも現在修士課程の2年生ですので、(2年で修士を修了するとすれば)修論締切まであと8ヶ月ほど。
 楽しみにしています。

2026年4月18日 (土)

水草を食いちぎる金魚

 昨年の初めには5匹いた金魚でしたが、夏に相次いで虹の橋を渡ってしまい、8月末には1匹だけになってしまいました。
 その金魚は、元気いっぱいに水草を食いちぎっています。

 一昨日、久し振りに水替えをしました。
 ずっと気にはなっていたのですが、なんやかんやで先送りになってしまい、1ヶ月半ぶりの水替えでした。
 ダメですね。いくら1匹だけでそんなに水は汚れないとはいえ、せめて2~3週間に1度くらいは水替えしないと。

 底砂を掃除しつつ汲み出した水です。
Mizukusa20260416a
 底砂の中に汚れが溜まってしまい、水が茶色く汚れています。
 それ以上に、水面に何かが夥しく浮いています。

 拡大します。
Mizukusa20260416b
 水草の切れ端です。
 まさかこれ程あるとは思いませんでした。
 水上や水中に浮いていたものを、網で掬って回収しました。

 金魚がこんな風に水草を食いちぎっています。
 なぜこんなことをするのか。
  ①お腹が空いて、水草を食べようとした。
  ②暇すぎて、水草を食いちぎって遊んでいた。
  ③孤独に耐えかねて、ストレスが溜まった。

 真相や如何に。
 長年金魚を飼っていますけど、なかなか金魚心を理解できるようになりません。

 仲間を増やしたい気がしますが、うまく折り合えるのかという気がかりもあります。

2026年4月17日 (金)

額に残る居眠りの証

 老人力が付いてきて、しばしば居眠りをするようになりました。
 本人にその自覚がないままに居眠りをしていることもありますが、おでこに証拠が残っていることも。

 これは今朝のおでこです。
Odeko02
 何の跡でしょうね。
 まわりを見回しても、こういった丸いものは見当たりません。
 マグカップのようにも見えますが、なんぼなんでもマグカップの上におでこを乗せて居眠りをするはずもなし。
 原因不明です。

 以前、こんな跡が付いていたこともありました。
Odeko03
 今年の2月24日に付いたものですが、これまた不明です。
 梵字のようでもありますけど、梵字の焼きごても見当たりません。

 我ながら不安になります。

2026年4月16日 (木)

昭和29年「赤穂義士」のプレス

 この様なものを入手しました。
S29akogishi01
 昭和29年の大映作品「赤穂義士」の印刷物です。
 赤穂事件を扱った映画のタイトルは、「忠臣蔵」か「赤穂浪士」が一般的で、「赤穂義士」は少ないです。
 「赤穂城断絶」などという変わり種もありました。お城は断絶しませんね。変なタイトルです。中身は悪くなかったですけど。

 さてこの「赤穂義士」は残念ながら見たことはありません。
 この印刷物によれば、4人の浪曲師の出演がウリのようです。

 裏面はこの様になっています。
S29akogishi02
 字が小さすぎて、読めませんね。
 部分的に拡大します。

 配役。
S29akogishi03
 知っている人、少ないです。
 こう言ってはナンですけど、ちょっと地味です。

 「売り方に就いて」という項目があります。
S29akogishi04
 末尾の文を見ると、この印刷物は映画館向けに作成されたもののようです。

 「文案」があります。
S29akogishi05
 煽りますね。(^_^)
 「聞いて泣ける! 見て泣ける!」とか、「聞いて満足、見て満足、何回見ても涙がにじむ」とか。

 事前の予告用の放送原稿も載っています。
S29akogishi06

 映画館の裏側をチラと見ることができました。

2026年4月15日 (水)

「奈良」の方向指示幕

 この様なものを入手しました。
Naramaku
 JR西日本の列車用の方向指示幕です。
 「奈良」なので、しかまろくんに手伝ってもらいました。

 入手先は例によってネットオークションです。
 テツでもないのに、なぜこのようなものを入手したかと言えば、「奈良」だからです。
 部屋の中に、こんなに大きく「奈良」と書いたものがあるのは幸せです。

2026年4月14日 (火)

水栽培のオリヅルランを鉢植えに

 だいぶ暖かくなりましたので、冬の間屋内に取り込んでいた鉢植えをそろそろ外に出そうと思います。
 気温的には全く問題なさそうです。
 いきなり強い日光に曝したくないので、曇りや雨が続くようなタイミングが良いです。
 ちょうど良い感じになってきました。

 ついでに、去年の11月20日から水栽培していたオリヅルランを鉢植えにすることにしました。
 ま、鉢植えにしても、しばらくは日に当てない方が良いのでしょうね。

 今日はこんな感じです。
Orizuru20260414a

 しかしまぁ、去年の11月からって、もう5ヶ月も水だけで生きてきたのですねぇ。
 それでも元気です。

 鉢植えにしました。
Orizuru20260414b
 ピンボケです。
 植え方もあまりうまくありません。
 無事に根付いてくれますように。

2026年4月13日 (月)

『前賢故実』(9)奈良時代2

 また『前賢故実』。奈良時代の続きです。

 淡海三船
Zenken40mifune
 大友皇子の曽孫で、神武天皇から持統天皇(あるいは元正天皇)までの歴代天皇の漢風諡号を一括撰進したとされます。
 また『懐風藻』の編者とする説もあります。

 藤原豊成
Zenken41toyonari
 藤原武智麻呂の長男。
 弟の仲麻呂の台頭によって不遇の時期を過ごしましたが、仲麻呂の失脚によって返り咲きました。

 川部酒麻呂
Zenken42sakamaro
 遣唐使船の楫取り。
 天平勝宝6年、遣唐使の帰路、船から出火しましたが、酒麻呂の巧みな操船によって火を消すことができ、乗員や積荷は無事でした。
 この功により位階10階の昇進が与えられました。
 身分の低い楫取りながら、このように見開きに亙る大きな画像で描かれています。

 大中臣清麻呂
Zenken43oonakatomi
 公卿であり歌人でもあります。87歳という長寿を保ちました。
 万葉集にも歌を残し、絵に書かれているのは「天雲に 雁そ鳴くなる 高円の 萩の下葉は もみちあへむかも」という万葉歌(巻20・4296)です。

 和気清麻呂
Zenken44wakekiyo
 道鏡を皇位に就けよとの宇佐八幡宮の託宣の真偽を確かめるために宇佐八幡宮に詣り、その偽りであることを知って称徳天皇に報告したため左遷されますが、道鏡の失脚によって都に呼び戻されました。

2026年4月12日 (日)

『風土記研究』バックナンバー&初メルカリ

 『風土記研究』の創刊号から第34号までのバックナンバーを入手しました。
Fudokikenkyu0
 私、風土記研究会には入っていなかったもので。

 創刊号。
Fudokikenkyu01
 昭和60年の創刊ですね。私が群馬に勤め始めた年です。

 第34号。
Fudokikenkyu34

 第34号は平成22年の発行ですね。
 それ以後、昨年までに15号ほど発行されているはずです。
 最近の号は、会員でなくても版元から購入できますけど、それ以前の号を集めねば。

 と、思ったのですが、今どきなので、この雑誌、ネット上でも公開されているか、あるいは公開されるようになるかもしれませんね。

 さて、このバックナンバーはネットオークションで購入したつもりでしたが、そうではなくてメルカリでした。
 最近、ヤフオクの中にメルカリ出品のものが混ざるようになって、気づきませんでした。

 品物が手もとに届くと、ヤフオクだと受け取り連絡をして、評価をして終了という運びになりますが、メルカリは初めてでしたので、どうしていいか分かりません。
 放置していたら、運営から取引を完了させるようにとのお達しメールが2回ほど来ました。
 取引サイトを何度か見て、やっとやり方が分かって、無事に取引を完了させることができました。
 初めてのせいかもしれませんが、ヤフオクに比べて分かりにくいように思いました。

2026年4月11日 (土)

「上信電気鉄道 沿線名所案内」

 この様なものを入手しました。
S54joshin01
 文字が右横書きですので、古そうなものです。

 これ実は、昭和54年に上信電鉄が電化55周年を迎えたことを記念して復刻した、大正13年の沿線名所案内です。
S54joshin02
 記念乗車券が3枚付いています。

 復刻地図の全体像です。
S54joshin03
 だいぶ横長の鳥瞰図で、絵師は金子常光です。
 裏面には名所の解説が書かれていますが、そちらは割愛します。

 この地図、細かすぎますので、部分的に拡大します。

 左端付近。
S54joshin04
 上野三碑と山名八幡宮が載っています。
 馬庭は、剣術馬庭念流の発祥の地で、今でも道場があって活動しています。

 その少し右。
S54joshin05
 こちらには富岡製糸場が載っていますが、名称は「原製糸所」とあります。
 上信電鉄ってあまり有名ではないローカル鉄道と思いますが、その路線には、上野三碑と富岡製糸場という世界遺産が2つもあるのでした。

 さらに右。
S54joshin06
 こちらには上州一之宮の貫前神社が載っています。
 この神社は、鳥居よりも社殿の方が下にあるという不思議な神社です。

 さらにだいぶ右。
S54joshin07
 下仁田駅が終点です。
 このあたりは下仁田ねぎの産地であり、群馬県の観光大使である井森美幸の出身地です。

2026年4月10日 (金)

『トランヴェール』最新号の特集は「現代美術家と野馬追を見つめる旅」

 『トランヴェール』最新号の特集は「現代美術家と野馬追を見つめる旅」です。
Trainvert202604a
 特集は、「現代美術家と野馬追を見つめる旅」です。

 特集の冒頭です。
Trainvert202604b

 特集の「現代美術家」については、上の画像の左ページの下に紹介してあります。
Trainvert202604c
 天明屋尚という人ですね。
 この人と相馬野馬追ゆかりの施設などを訪ねるという内容になっています。

 この雑誌の最新号を持っているということは、最近また上越新幹線に乗ったのかと思われたかもしれませんが違います。
 渋川の家を撤収したので、もう上越新幹線に乗る機会も激減してしまうことでしょう。
 そうしたらこの雑誌も入手できなくなります。
 それは残念なので、定期購読することにしました。
 どれだけこの雑誌が好きなのやら。(^_^;

2026年4月 9日 (木)

詐欺電話防止ぐんまちゃん

 この様なものを入手しました。
Gunmac_sagi01
 「待って!! その電話 詐欺 だんべぇ!!」というぐんまちゃんのセリフがあります。
 「だんべぇ」って……。
 ぐんまちゃんは群馬生まれですから、上州弁を使ってもおかしくないのですけど、今まで見たことがなかったので、新鮮に感じました。

 あ? 違うかな。
 これはぐんまちゃんのセリフではなくて、ぐんまちゃんがそういう注意を受けているのかもしれませんね。

 ぐんまちゃんを台紙から切り離して電話機に貼ります。
Gunmac_sagi02
 汚れていてお恥ずかしいです。(^_^;
 見えにくいですが、受話器の下にぐんまちゃんが貼ってあります。

 受話器を上げるとぐんまちゃんが立ち上がります。
Gunmac_sagi03
 さて、どうでしょうね。
 効果があると良いです。

平成8年『日本古代印集成』

 平成8年刊行の『日本古代印集成』(国立歴史民俗博物館)を入手しました。
H08kodaiin01
 入手先は例によってネットオークションです。
 ネットオークションの獲物はNゲージの玉電のようなものだけではありません。

 巻頭にカラー口絵が8ページあります。そのうち印の現物の写真から。
H08kodaiin02

 同じく印影のページから。
H08kodaiin03

 日本古代出土・伝世印集成が232ページ。
H08kodaiin04
 項目名は、「資料名抄」「古印の状態」「出土遺跡」「出土遺構」「伝来の経緯」「現所在」「法量」「形状・形態」「参考文献」「備考」「印文」です。

 日本古代出土・伝世印集成図面が71ページ。
H08kodaiin05

 日本古代印文集成一覧表が53ページ。
H08kodaiin06
 項目名は、「印文」「種」「文書名」「文書の年代」「西暦」「文書出典」「現所在」「原所在」「印面」「縦」「横」「印数」「備考」です。

 正倉院文書印影(合成)図版が17ページ。
H08kodaiin07


 展覧会の図録ではなくて、報告書です。
 圧倒される思いがしました。
 研究者って、こういう(良い意味での)マニアックな作業に耐えうる人でないと務まりませんね。
 そんなことを実感しました。

 誠に余計なことながら、「形状・形態」と打とうとしたら、私のATOKは「刑場・継体」と変換しました。
 これはこれで気に入っています。

2026年4月 7日 (火)

たまでんデハ80形の模型

 3日連続で玉電の話題になってしまいます。
 興味のない方、すみません。
 東京のローカル線ですし、昭和44年(1969)に廃止されています。57年前。

 今日は同じくNゲージの80形。箱形の電車です。
Tamaden05
 昨日のいも電と同じくツートンカラーです。

 正面顔。
Tamaden06

 前部のアップ。
Tamaden07
 文字が小さいですが、前部のドアは入口専用で、中央部と後部のドアは出口専用です。
 玉電は路面電車なので、途中駅は駅ではなくて停留所です。
 改札もないので、料金システムはバスと同じです。

 さらに最前部のアップ。
Tamaden08
 20円均一とあります。
 昭和38年頃、子供料金は13円だった記憶があります。
 往復切符を買えば25円。
 1円サービスなんだと思っていましたが、今思えばそうじゃないですね。
 子供料金は大人の半額でしょうから、そうすると大人料金は片道25円なのでしょう。
 子供はその半額で12.5円になるべきところ、0.5は切り上げて13円。
 0.5円余計に取られていたのでしょう。
 20円均一というのは、昭和38年の25円よりも安いですね。
 それ以前の時代の設定なのでしょうかね。

2026年4月 6日 (月)

たまでんデハ200形の模型

 昨日、玉電のシールを載せました。
 そのうち、愛称ペコちゃん、別名いも電の模型を持っています。
Imoden01
 Nゲージ、1/150です。
 2両編成といいますか、2両が一体化しています。
 これをご覧頂ければ、初代の東海道新幹線とそっくりだということがよくお分かりになると思います。←まだ言ってる。

 先頭部のアップ。
Imoden02
 T.K.K.の東急マークも再現されています。

 正面顔。
Imoden03

 カーブでは、こんな風に途中で折れ曲がります。
Imoden04
 ちょっと、どこにピントが合っているのやら分からない写真になりました。(^_^;

2026年4月 5日 (日)

昭和52年の「たまでんシール集」

 今日は大変にローカルな話題です。
 その昔、渋谷から二子玉川までの間を路面電車が走っていました。
 途中の三軒茶屋から分岐して下高井戸までの路線は、いまも世田谷線として現存しています。
 また二子玉川から砧本村までの支線がありました。

 開業当初の玉電は、多摩川の川原のジャリを運搬する用途が大きかったそうです。
 それで、ジャリ電などとも呼ばれていたようです。
 戦後、自動車の運行量が増えると、路面電車は邪魔になるということで、ジャマ電などとも呼ばれて、邪魔者扱いされるようになり、地下鉄新玉川線となりました。

 私は、小学生の頃からこの電車をちょくちょく利用していましたし、中学高校時代は通学に利用していましたので、今でも愛着があります。

 それで、この様なものを入手しました。
S52tamaden01
 左右は同じものの裏表です。
 裏側には「1977.4」とあります。
 1977年(昭和52)4月発行ですね。
 未開封でした。

 50年間も未開封だったのを私が勝手に開けて良いものかと思いましたが、開けなければ中身が分からないので、開けてしまいました。
 中には5枚のシールが入っていました。

 1枚目。
S52tamaden02
 明治40年玉電創業時の単車とあります。

 2枚目。
S52tamaden03
 大正9年玉電1形ですか。

 3枚目。
S52tamaden04
 昭和25年デハ80形。

 4枚目。
S52tamaden05
 昭和30年デハ200形。
 これは良く憶えています。
 よく言えば流線型の車両です。東海道新幹線と同じ。←よく言いすぎ。
 正面顔の形から愛称ペコちゃんだそうですが、我々悪ガキはいも電(イモムシ電車の意)と呼んでいました。

 5枚目。
S52tamaden06
 昭和52年デハ8500形。

 玉電は昭和44年(1969)に廃止されています。
 「はて?」と思って調べてみましたら、廃止された玉電が地下鉄新玉川線となって開業したのが昭和52年(1977)4月だそうです。
 これは新玉川線の車両ですね。
 そう思って見れば、冒頭の画像で、紙の部分の裏側に書かれていた「1977.4」はまさにこれなのでした。
 このシール集は、新玉川線の開業を記念して発売されたのでしょう。
 紙の部分は表が赤地、裏が白地で紅白になっています。めでたいです。

 さて、この新玉川線は地下鉄網の発達に従って、今では半蔵門線(いや田園都市線かも)になっています。

2026年4月 4日 (土)

『前賢故実』(8)奈良時代

 また『前賢故実』。今回は奈良時代の続きです。

 藤原広嗣。
Zenken35hirotsugu
 大宰府で反乱を起こした藤原広嗣です。
 見開きに亙る大きな絵になっています。

 橘諸兄。
Zenken36moroe
 葛城王。姓を賜わって橘諸兄となります。
 藤原4兄弟が疫病のために相次いで薨じたたあとを承けて政権を担います。
 これもまた大画面です。

 吉備真備。
Zenken37makibi
 地方豪族の子として生まれながら、正二位右大臣にまで至ります。
 若い頃に遣唐留学生として、また後には遣唐副使として2度唐に渡っています。
 絵に描かれている石柱(?)には故事があることと思いますが、恥ずかしながら知りません。
 分かったら加筆します。

【追記】
 Twitter(現X)の相互フォロワーである、わこにょさんから以下の様なご教示をいただきました。

>吉備真備の上奏により中壬生門近くに建てられた二柱のうちの一つですね。
>「無実の罪を負うた民はここに申し出なさい」
>もう一つは役人向けのパワハラ陳情受付だったと思います。
>柱の出来上がりを確認するような見上げ具合がほのぼのします(笑)


 早速にありがとうございました。

【さらに追記】
 わこにょさんのポストの「中壬生門」をキーワードに検索したら、続日本紀に以下のような記事が見つかりました。
 大納言正三位吉備朝臣真備奏。樹二柱於中壬生門西。其一題曰。凡被官司抑屈者。宜至此下申訴。其一曰。百姓有冤枉者。宜至此下申訴。並令弾正台受其訴状。(天平神護二・五・四)
 これですね。

 阿倍仲麻呂。
Zenken38nakamaro
 こちらも遣唐使ですね。
 「天の原ふりさけ見れば」という有名は歌を唐で作っています。
 日本に帰れぬまま、唐で亡くなります。

 藤原清河。
Zenken39kiyokawa
 こちらも遣唐使です。
 同じく帰国は叶わず、唐で亡くなります。

2026年4月 3日 (金)

伊勢崎市のマンホールカード

 群馬県伊勢崎市のマンホールカードを入手しました。
Isesakimc01

 裏側です。
Isesakimc02

 少し字が小さいので上下に分けて拡大します。
Isesakimc03
Isesakimc04

 くわまるが地球を抱えているという壮大な絵柄ですねぇ。
 まわりを取り囲む市の花は、平成の合併前の4市町村の花を配したとのことで、市の花も1つではなくて4つなのですね。
 合併以前の旧町村に気を使っています。

 以前、出前講座で伊勢崎駅を通ったときに、駅前にくわまるの石像が安置してあるのを見ました。
Kuwamaru01
 こちらは立ち姿です。
 かわいいです。

2026年4月 2日 (木)

『あすか古京(復刻版)』網干善教氏のサイン入

 かつて「飛鳥古京を守る会」という会がありました。
 文字通り、飛鳥古京を開発から守ろうという会です。

 私の父が、この会の中心メンバーのおひとりだった犬養孝先生の教え子だったご縁で、私も入会しました。
 父が犬養先生にお習いしたのは、犬養先生が横浜の中学の教員だった頃です。
 父は犬養先生が好きで、以来ずっとご交誼いただいていたということでした。

 この会では『あすか古京』という会誌を発行していて、私の元にも届いていました。
 最近、ネットオークションでこの会誌の第1号から第50号までの復刻版を見つけて購入しました。
H03asukakokyo01
 平成3年発行で、保存状態は良好です。

 表紙見開きに網干善教氏の献辞がありました。
H03asukakokyo02
 お名前(苗字だけです)は画面上で消しました。

 巻頭に何ページか口絵がありました。
 そのうちの最初の1枚です。
H03asukakokyo03
 「甘梼岡より北側、大官大寺跡・香具山を望む。(1956年・高橋三知雄撮)」というキャプションがあります。
 今の光景と比べてみたいです。

 第1号の第1ページ。
H03asukakokyo04
 上に会長の末永雅雄氏の文章があります。

 その末尾を載せます。
H03asukakokyo05

 下に明日香村村長の岸下利一氏の文章があります。
 こちらも末尾を載せます。
H03asukakokyo06

 私に届いた会誌も捨ててはいませんが、創刊号からあるわけではないですし、例によって、どこにあるやらです。
 良いものが手に入りました。

2026年4月 1日 (水)

体重変化(R6.9~R8.3)

 月が変わりましたので、恒例の体重グラフです。
Taiju202409_202603

 どうでしょ? 3月前半は微増、3月後半は微減です。
 ま、様子見ですかね。

 今日は調剤薬局に行ったついでに、また血管年齢計で測定してみました。
 結果は、「血管偏差値」51。「年齢にふさわしい」という結果でした。

 年齢相応ならば満足すべきところでしょうが、できれば年齢よりもずっと若い、という結果だと嬉しかったです。
 運動もしていないのに、欲の深いことです。(^_^;

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