『前賢故実』(1)
『前賢故実』の版本を入手しました。
江戸時代に作られた伝記兼肖像画集です。
収録されている人物の時代は、神話時代から南北朝時代に及びます。
全10巻20冊です。
近代の歴史画家に多大な影響を与えました。
この本のことは、大分前に「開運 なんでも鑑定団」で知りました。
いくつか載せます。
柿本人麻呂。
太安万侶。
大伴旅人。
こんな感じで、見開きの右側に伝記、左側に肖像画が描かれています。
旅人の場合は、酒を讃むる歌13首の中から5首載っています。
以下の5首です。
酒の名を聖とおほせし~
いはむすべせむすべ知らず~
なかなかに人とあらずは~
価なき宝といふとも~
ただにゐてさかしらするは~
このうち5番目の歌の初句は、今は「もだをりて」が定訓ですが、この本では「ただにゐて」とあります。
寛永版本が「タヽニヰテ」ですので、寛永版本に拠ったものかと思われます。
今や、国会図書館のデジタルコレクションで中身を見ることができるのですから、紙の本を買わなくても済むんですけどね。
さはさりながら、です。
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文の横に添えられている絵はよく見るものですね。
どこに書いてある絵かなとは思っていたんですが、おかげでその出典?を知ることができました。
投稿: 三友亭主人 | 2026年1月17日 (土) 10時07分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
この本は、当時としては多くの文献を基にしっかり調べて書かれたもので、多くの画家に影響を与えたそうですので、それでお目に止まることも多かったのでしょうね。
お役に立てて良かったです。
また続きを載せますね。
投稿: 玉村の源さん | 2026年1月17日 (土) 10時23分