天明3年の浅間山噴火&前橋大空襲
今日8月5日は、天明3年(1783)の浅間山大噴火の日です。
写真は、平成19年に群馬県立女子大学で開催された公開講座の写真です。
講師は松島榮治氏(群馬県文化財保護審議会長)で、テーマは「天明の浅間焼けとその社会的影響について」でした。
バックのスクリーンに映っているのは、浅間山麓にあった鎌原村(現・嬬恋村鎌原地区)の観音堂への石段から発掘された被災者です。
この画像では分かりにくいですが、ふたりの女性の人骨です。
若い女性が高齢の女性を背負ったまま亡くなっています。
ひとりで逃げれば助かったかもしれないのに、高齢女性を背負って逃げたためにふたりとも亡くなったのです。
この噴火の被害は多岐に亘り、主なものだけでも、
1.火山弾・火山灰等による中山道や宿場等への交通・家屋・人的被害
2.火山灰による関東地方への農業被害
3.大規模な岩屑なだれによる鎌原村の壊滅的被害
4.岩屑なだれが吾妻川に入って泥流となり、吾妻川・利根川流域の村にもたらした被害
などです。
この泥流は東京の両国や千葉県の銚子にまで流れ下ったそうです。
当時の目撃談に、利根川の増水が進み、泥水に溶岩と家・諸道具・馬が一緒くたになって流れ、その中から助けを求めて泣き叫ぶ人の声が聞こえた、というのがあるそうです。
この噴火のことは、NHK大河「べらぼう」にも最近登場しました。
今日8月5日は前橋市の大空襲の日でもあります。
市内広瀬川に架かる比刀根橋のほとりに戦災慰霊碑があります。
母子像ですね。
そばに慰霊碑も建っています。
8月5日というと、終戦の10日前ですね。戦争があと10日早く終わっていれば、犠牲にならなくて済んだ方々です。
文中8行目にある「不生不滅」は般若心経の一節ですね。難しい仏教概念です。
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