壬申の乱の経緯をたどる(18)決戦を前に
日本書紀には7月20日の記事はありません。
倭では相変わらず日付不明ですが、河内から進撃してきた淡海方、山背から進撃してきた淡海方の部隊をともに撃退した大海人皇子方が倭を勢力下に置きます。
置始兎が率いる部隊は北上し、山前に布陣します。
また、大伴吹負は大坂を越えて難波の小郡に駐屯します。
そして、難波以西諸国の国司に命じて、正倉の鍵と駅鈴・伝印を提出させ、西国の財政・軍事権を預かります。
一方、淡海方面では、大海人皇子方は、湖東を栗太まで南下してきた村国男依部隊と、湖西を進軍してきた羽田矢国部隊とが大津京を目指しています。
淡海方も瀬田川を最後の防衛線として、戦備を整えていることでしょう。
決戦間近です。
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