全身麻酔のこと
もう退院したのに入院中のことを書くのもナンですが、未体験の方のご参考になればと思いまして。
手術は全身麻酔で行われました。
足首の手術なので局所麻酔かと思いましたが、事前の説明で全身麻酔と言われ、ちょっと意外な気がしました。
全身麻酔になったのは、切開箇所が大きかったことによるのではないかと思います。
前日に入院し、夜9時以降は絶食です。
夜中の0時から朝6時半までに500ccの水を飲むように言われました。脱水を防ぐためだそうですが、その時間に水を飲めと言われても。
うまい具合に2回トイレで目が覚めましたので、起きるたびに無理なく水を飲むことができましたが、そうでなければちょっと実現困難な要求でした。
そんな風にして開けた手術当日は、朝6時半に採血。朝食は抜きです。
朝9時に、病室から手術室まで、看護師さんに先導されて歩いて行きました。
手術台に横になり、口には酸素マスク、腕には点滴の針が刺されました。
麻酔は点滴によるものだったようです。
麻酔から覚めたのは、手術が終わって病室まで乗せられて行くベッド上でした。
病室に着いたのは11時半頃でした。
事前に全身麻酔のリスクについても説明を受けました。
全身麻酔によって自発呼吸にも支障を来すので、気管挿管で酸素を供給することがあるが、その際、歯が欠ける可能性のあることや、麻酔から覚めたあと、のどに痛みが残っている可能性のあることが説明されました。
麻酔が覚めた後、吐き気や頭痛がすることがあるそうで、ごく稀には脳出血が起きる可能性も。
私の場合は、さわやかに目覚め、頭痛や吐き気も全く出ませんでした。
今話題になっているせん妄も全くなし。
のどの違和感も全くありませんでした。
あまりにも違和感なさ過ぎなので、私の場合は気管挿管はせずに、酸素マスクだけで酸素を供給したのかもしれません。そのことは主治医に伺おうと思いつつ、まだ伺っていません。
【追記】
この記事は実はFacebookにも二重投稿したのですが、それをご覧くださった野口方子さんから以下のようなコメントを頂きました。
経験者として申し上げると、挿管はしているはずです。全身麻酔ということは自力で呼吸もできなくなるということなので
麻酔も点滴とマスクの両方からで、点滴だけの場合は鎮静ですね(検査入院でこれも経験あり)。
ということで、挿管はしたようです。それにしてはのどには全く違和感がありませんでした。幸いでした。
« 塩沢一平氏『大伴家持』(花鳥社) | トップページ | 松の廊下の襖絵 »
「健康・病気」カテゴリの記事
- 手術から1ヶ月(2025.04.03)
- 体重変化(R5.9~R7.3)(2025.04.01)
- ポケさぽ(2025.03.23)
- リハビリのこと(2025.03.20)
- 水濡れ解禁(2025.03.18)
コメント