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2025年3月

2025年3月31日 (月)

東京弁当

 また渋川の家に来ました。
 今度こそ梱包を終えたいです。

 夕飯は東京駅で買った「東京弁当」です。
Tokyobento
 東京の老舗の味が詰っています。
 これ、昔はよく買っていたのですが、東京駅の駅弁屋「祭」があまりにも混んでいるために、近年はその店に寄るのを敬遠していました。
 ところが、今日は新幹線のホームにある駅弁屋で見かけ、買ってしまいました。
 幸いでした。

 渋川の家には昨日行くつもりでしたが、起きるのが遅かったために1日遅れになりました。
 昨日とかわって、今日は寒いです。
 でも、1日遅らせたお蔭で、昨日は「べらぼう」を見ることができました。
 今回も面白かったです。
 あ、渋川の家のテレビ、壊れていて見ることができません。
 それで、見たい番組は留守録して置いて、東京の家に帰ってから見ます。
 東京に帰ってきた時は留守録をたくさん見ることになり、大変です。(^_^)

2025年3月30日 (日)

明治9年の『小学綴字初歩』

 明治9年発行の『小学綴字初歩』を入手しました。
M09tuzuriji01
 表紙には題簽の貼り跡が残るのみで題簽はありません。

 見返し。
M09tuzuriji02
 こちらも表紙裏は下半分が失われていて、書名は途中までしか分かりません。
 編者名も分かりません。
 明治9年8月版権免許ということは分かります。
 左側が第一丁のオモテで、序文が書かれています。

 次のページはその続きです。
M09tuzuriji03
 序文に拠れば、この本は、仮名遣いについて文部省が編纂した教科書が配当年次である小学八級の生徒には習得が困難であるために、小林某が抜粋編纂したものであるということです。

 次の見開き。
M09tuzuriji04
 左側のページによって、この本の書名は『小学綴字初歩』、編者は武生伝習所校長の小林翼であることが知られます。
 語の排列は五十音順です。
 筆頭の「あか」は別として、次の「あを」以下はすべて2字目以降の仮名遣いに関する書き方が示されています。

 次の見開き。
M09tuzuriji05
 「いの部」については、第1字目を(「ゐ」ではなくて)「い」と書くもの、そして2字目以降の仮名遣いについて示しています。

 次に示すのはうしろの1つ前の見開きです。
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 「ゐの部」には、第1字を(「い」ではなくて)「ゐ」と書くものを挙げています。

 当時の小学生にとって、実際の発音の別とは異なる歴史的仮名遣いを憶えることは大変だったことでしょう。
 文部省の教科書にはもっと多くの語が挙がっていたのではないでしょうか。
 そんなに多くては負担が大きすぎると考えた小林翼がその抜粋本としてこの本を編纂したものと思われます。

 この本は武生伝習所校長が編纂し、敦賀県権大属が序文を寄せていますね。
 今の福井県の小学児童に使わせることを目的に編纂されたものでしょう。
 教育に関して、各県ごとの裁量が認められていたのでしょうかね。
 あれこれ面白いです。

2025年3月29日 (土)

『ならら』最新号の特集は天理大学

 昨日か一昨日、『ならら』の最新号が届きました。
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 今回の特集は天理大学創立百周年記念です。
 天理大学の前身は大正14年発足で、大学の設置は昭和24年だそうです。

 前号の特集は奈良大学創立100周年でしたので、2号続けて大学創立100周年特集号になりました。

 目次は以下の通りです。
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Narara202504cNarara202504d

 特集ページには、天理大学の学長と天理市長の対談があります。
 そして、附属施設の紹介。ここには天理図書館と天理参考館が取り上げられています。
 天理図書館には150万冊以上の蔵書があり、その中には国宝6点、重要文化財87点、重要美術品66点が含まれるそうです。
 途方もないことと思います。

2025年3月28日 (金)

南部せんべいの包み紙

 昨日は菩提寺にお彼岸のお塔婆を頂きに参りました。
 ご住職はねこのゴハンを温めていらしたそうです。手厚いです。

 お供物に南部せんべいを頂きました。その包み紙です。
Iwateya01
 絵は漫画家のおおば比呂司氏の手になるものです。
 特徴のある絵柄ですね。懐かしい思いがします。

 囲炉裏のすぐそばの座布団には猫が寝ています。
Iwateya02
 気持ちよさそうです。

 左側の壁には馬の絵の落書きが描かれています。
Iwateya03
 子供の落書きの体ですが、やはりうまさは隠せませんね。ウマだけに。←余計なことは言わないで良い。

 おおば比呂司氏の絵は線にも特徴がありますね。
 画材はクレヨンのようなものでしょうか。

 ご住職様ご夫妻は私のブログをご覧くださっています。
 私の入院のこともブログでお知りになって、お見舞いのメールを頂きました。
 そのようなこともありましたので、傷をお目に掛けました。
 もう傷をブログに載せても大丈夫かどうか伺ったら、奥さまからまだ早そうと言われました。
 私は見慣れたせいかもう良いかと思ったのですが、もう少し傷の様子が落ち着いてからにします。

2025年3月27日 (木)

烏谷知子氏『上代文学の基層表現』(花鳥社)

 烏谷知子氏から近著『上代文学の基層表現』(花鳥社)を頂きました。
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 表紙はヤマトタケル像です。この3月15日の刊行です。
 帯にありますように、叙情的表現はどのように叙事的表現と共存し発展していったのかを、記紀万葉に亙って考察していらっしゃいます。

 目次は以下の通りです。切り貼りして載せます。
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 烏谷氏はこの3月で定年退職だそうです。
 益々のご活躍を祈念致します。

2025年3月26日 (水)

駅も卒業を祝福

 今日はまた病院に行ってきました。退院後2回目の診療になります。
 これがあったので、渋川からは昨日帰ってきました。
 傷は順調に回復しているようで、次回の診療は1ヶ月後になりました。
 毎週の病院行きがなくなると、渋川行きの日程の自由度が上がります。

 病院のあと、目白の床屋に行くことにしました。
 その道中の東急大岡山駅の電光表示です。
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 3行目に、卒業生に向けてのお祝いメッセージが書かれています。
 大岡山の駅前に東京工業大学(合併によって、今は東京科学大学)のキャンパスがあり、今日は東工大の卒業式ですので、直接的には東工大の卒業生に向けてのメッセージです。

 最寄り駅がこういう表示をするケースは増えているようですね。

2025年3月25日 (火)

『古事記年報』創刊号&無事帰宅

 本日無事に帰宅しました。
 今回は先週金曜日からの4泊5日でした。
 暖かくて、過ごしやすかったです。

 帰宅してすぐに金魚の様子を見に行きました。
 水温は20度ありました。
 私の姿を見るなり、「ゴハン、ゴハン」と寄ってきました。
 動きも活溌です。
 水温が10度以下ならばあまりゴハンも食べないので、留守にしても心は痛まないのですが、こんなに食欲旺盛だと、心が痛みます。
 ま、苔とか水草とか、食べていてほしいです。

 今回の渋川の家の片づけで、『古事記年報』の創刊号が見つかりました。
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 裏表紙の内側には日本書房のシールが貼ってありました。
 もうすっかり忘れていましたが、日本書房で買ったのですね。

 目次は以下の通りです。
Kojikinenpo01b
 執筆者もタイトルも多彩です。
 そして、研究年表も創刊号から掲載されているのですね。
 作成してくださった歴代の方々には本当に感謝しています。

 『古事記年報』もいつか電子化されることでしょうが、それはそれとして、紙も良いです。

2025年3月24日 (月)

「よくわかる奈良県地図」

 ネットでこのような奈良県地図に出会いました。
Narachizu01
 URLは、https://x.com/ibrn_/status/427828513920413696 です。

 こういう地図では、奈良県の南半分は「秘境」とされていそうです。
 この地図でも南の方には秘境がありますけど、さらにその南が「TOTSUKAWA」となっています。
 十津川村は別世界のようです。

 あとは、北東部の名張市は三重県のはずですが、さりげなく奈良県に組み込まれています。

 情報がぎっしり詰まっているのは北西部ですね。ここに人口の多くが集中していることでしょう。
 その部分を拡大します。
Narachizu02b
 西側は、北部は「生駒山の壁」、南部は「葛城・二上山の壁」で、大阪府と隔てられています。
 そのような中で、生駒山の北部は大阪府とされ、王寺付近は「大阪府王寺市」とされています。

 奈良市の場所には、大仏さん。その左下にせんとくん。
 そして周囲を囲むたくさんの鹿。
 鹿がたくさんいて御機嫌です。

 大仏さんのすぐ左の細長いのは何でしょうね。
 仏像の立像のように見えます。近鉄奈良駅前の行基さんでしょうか。

 大和郡山市のあたりには金魚がいます。
 全体地図では柿かと思ったのですが、拡大したら金魚でした。これも御機嫌です。
 そして、金魚の下にはもう既に「リニア」。(^_^)

 大和三山は「大和トライアングル」とあって、なんだかオサレです。
 その左下には柿の葉寿司が描かれています。

 天理教の領分は広いですね。
 桜井市にはしっかりと「邪馬台国」と書かれています。
 その下のお寺の記号はどこでしょうか。
 神社マークならば大神神社でしょうけど、夥しく存在する奈良県のお寺の中で、ここだけに寺院マークです。
 安倍文殊院ですかね。
 あるいは、仏教伝来の地に敬意を表しての寺院マークかなとも思いました。

 楽しい地図です。

2025年3月23日 (日)

ポケさぽ

 今日の夕方、入院していた病院からLINEのメッセージが届きました。
Pokesapo01
 「ポケさぽ」というシステムです。

 入院が決まって、書類をいろいろともらってきた中に、「ポケさぽ」へのQRコードが載っていましたので、アクセスしました。
 そうしたら、次のような返信が来ました。
Pokesapo02
Pokesapo03

 全身麻酔についての解説動画もありました。
 長期入院は初めてのことで、いろいろと参考になりました。

 その翌日と、入院予定日の3日前には次のようなメッセージも。
Pokesapo04
 入院に際して持って行くものの確認もありがたかったです。

 そして、入院前日にも。
Pokesapo05
 至れり尽くせりです。

 この「ポケさぽ」ですが、「さぽ」はサポートだとして、「ポケ」がわかりません。ポケット?
 ググってみたところ、相変わらず、「ポケ」の意味は判明しませんでしたが、これは私が入院した病院独自のシステムではなくて、これを作成・運営している会社があるのでした。
 その会社が大枠を作っていて、細部についてはそれぞれの病院に合わせた調整をしているようです。
 1月末現在、このシステムを利用している医療機関は80だそうです。
 まだまだ拡大して行くことでしょうね。

2025年3月22日 (土)

ぐんまちゃんラスクの個包装

 先月、講座でお世話になった新町公民館からハラダのぐんまちゃんラスクを頂いたことを書きました。
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 その時は、包装紙と缶だけのご披露でしたが、中身のラスクの個包装もぐんまちゃんでした。
 遅ればせながら、それもご披露します。
 全部で4種類です。

 まず3種類。
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 「アイラブ・ユー」「アイラブ・だるま」「アイラブ・群馬」です。
 群馬県の形は「鶴舞う形」と言われています。「アイラブ・群馬」のぐんまちゃん、鶴の頸のところを持っていますね。
 頸、折れるってば。
 これらの図柄は他でも見たように思います。

 そしてもう1つ。
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 「アイラブ・ハラダ」ですねぇ。
 絵柄もオリジナルです。

 ぐんまちゃん尽くしのラスク、気に入っています。
 今や全国区になったハラダのラスクですが、会社は新町にあるのでした。

2025年3月21日 (金)

3週間ぶりの渋川

 今日、久しぶりに渋川の家に来ました。
 前回は、3月1日に渋川の家から東京の家に帰りましたので、渋川の家はそれ以来で、3週間ぶりになります。
 本当は昨日渋川に行く予定だったのですが、20日よりも21日の方が気温が高くなる予報でしたので、今日にしました。
 今後さらに暖かくなり、初夏の気温にまでなるのだとか。

 最寄り駅から渋川の家までは自転車ですが、何の支障もなくこげました。
 ただ患部は触れると痛いです。
 手術後ずっと痛くなかったのは、傷の上に脱脂綿を載せ、その上から頑丈なテープを貼り、それから包帯を巻くなど、患部がしっかりと覆われていたせいでしょう。
 傷の上からいきなり靴下では、刺激が直接過ぎて痛いのかもしれません。

 渋川の家では、2年前の2月に蛇口の中が凍って、水が出っぱなしになるという事故がありました。
 今回、一抹の不安がありましたが、何ごともなく無事で、ほっとしました。

 来週また病院に行きますので、今回はあまり長くはこちらにいませんが、片づけに精を出します。
 第4次最終決戦です。
 いや、最終決戦がそう何回もあるものかは。(^_^;

2025年3月20日 (木)

リハビリのこと

 11日(火)に退院してからもう9日も経つのに、まだ振り返りです。

 先日書きましたように、3日(月)に手術を受けたときには導尿カテーテルが入っていて、ベッドから降りられない状態でしたが、5日(水)の昼にそれが取れて、午後から早速リハビリが始まりました。
 といっても、この日は病室で血圧を測ったり、住まいの段差や階段のことを聴かれたりなどの聴き取りが主でした。
 実際に動いたのは、歩行器に摑まって廊下を歩くくらいでした。

 足首の手術でしたので、ちゃんと歩けるようになるまでどれくらい掛かるんだろうかと、手術前には心配でしたが、不思議に痛みもなく歩けました。
 何の支障もなく歩けたので、翌日はリハビリ室まで歩行器で歩いて行くことになりました。
Nyuin11

 リハビリ室でのリハビリは、6日(木)、7日(金)、10日(月)の3日間受けました。
 平行棒に手をつきながらのもも上げや、横歩きなど何種類かして、あとは歩行器なしで200mほど歩きました。
 最後の日には階段の上り下りもしました。
 入院以来、階段を歩くのは初めてです。
 これまた不思議に痛みもなく無事にクリアできました。

 という次第で、この翌日の11日(火)に退院しました。
 多分、血液検査の結果、傷の状態、リハビリの様子などを総合して退院が決まったのではなかったかと思います。

 あまりご参考にはならないと思われるリハビリ情報でした。

2025年3月19日 (水)

新しい水草

 金魚、5匹とも元気です。
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 水温10度くらいが境目で、それよりも低いとあまり食欲もなく、動きも鈍いです。
 それ以上だと食欲が湧き、運動も活溌です。
 水温と金魚の動きとをよく観察して、ゴハンの回数と量とを調節しています。

 最近、水草を5株買いました。それぞれが小さな鉢に植わっています。
 重みのある鉢ですので、底砂の中に埋め込めば浮いてきません。

 蛸壺の左側に植えた2鉢。
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 右側に植えた3鉢。
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 金魚は特別出演です。

 5株それぞれ別々の水草らしく、付属の紙には5種類の水草名が書いてあったのですが、どれがどれという対応が書かれていませんでしたので、紙は捨ててしまいました。ちょっと後悔しています。

 大きく育つと良いです。

2025年3月18日 (火)

水濡れ解禁

 今日、退院後初めて病院に行きました。手術からは15日後になります。
 手術の傷の上には、まずテープが貼ってあり、その上に脱脂綿を重ね、太いテープで固定して、その上から包帯が巻かれていました。
 入院中の数日ごとの処置では、脱脂綿とテープと包帯の交換にとどまり、傷の上に直接貼られたテープは手つかずでした。
 今日、ついにそのテープが剥がされました。
 主治医は、傷を仔細に観察し、今後は入浴中にお湯がかかっても良いと仰いました。
 めでたいです。順調に治っています。
 傷の治りが順調なのは私が若いせいでしょう。(^_^)

 傷の写真を貼りたいところですが、まだまだグロいので、やめておきます。
 もう少し状態が落ち着きましたら。

 代わりにまたぐんまちゃんの写真を貼っておきます。
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 あ、ぐんまちゃんといえば、めでたい結果でしたので、夕飯にまたぐんまちゃんのゆず酒を飲みました。祝杯です。

2025年3月17日 (月)

入院中の排泄事情

 ちょっと尾籠な話題ですが、入院中の排泄のことを。

 手術を受けて病室に帰ってきたとき、膀胱に導尿カテーテルが入っていました。
 尿を溜める蓄尿バッグはベッドに止められています。
 ということで、この状態ではベッドから動けません。

 「大」の方は紙おむつです。
 これまた手術室から病室に帰ってきたとき、すでに装着済みでした。
 紙おむつをするのは初めてでした。

 3月3日(月)に手術を受けて、5日(水)の昼に導尿カテーテルを抜いて貰えました。
 これで、ベッドから降りて自由に動けます。
 この時点で「大」はまだ出ていませんでした。

 もう紙おむつは不要ですけど、トイレが少し遠かったので、大も小も問題ないように、しばらく紙おむつをしていることにしました。
 なんか、紙おむつ、気に入っています。

 結局、退院するまで紙おむつをしていました。
 帰宅するとき、もしも紙おむつの上からズボンを穿けるなら、そのままズボンを穿いて帰るつもりでした。
 穿いてみたら、何の問題もなくズボンを穿けます。
 紙おむつ、良くできていますね。

 といった排泄事情でした。
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2025年3月16日 (日)

「図書館の本の一生」

 届いたばかりの区の広報紙の表紙に書かれた「図書館の本の一生」というショッキングな特集名に反応してしまいました。
 「一生」というからには最期も書かれているのでしょう。
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 サブタイトルにも「本が届いてから役目を終えるまで」とあります。
 正直、この区報はあまり見ていないのですが、今号には関心を持ちました。

 表紙をめくるとすぐの見開きページがその特集でした。
 左ページ。
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 「1選定」→「2受け入れ」→「3装備」→「4配架」まで。
 図書館の本の幸せな前半生です。
 「装備」というのは、本にラベルを貼ったり、保護のためのフィルムカバーを掛けたりすることだそうです。
 装備というと武器を思い浮かべてしまいましたが、ここでは図書館用語なのかもしれませんね。

 右ページ。
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 「5保存庫入れ」→「6修理」→「7除籍」まで。
 図書館の本の後半生です。

 「7除籍」を拡大します。
Meguro2205d
 ちょっとショッキングでしたが、書庫のスペースにも限りがありますので、除籍もやむを得ないのでしょう。
 除籍対象となる条件に「利用のない本」というのがあります。
 図書館には、20年に1度、30年に1度くらいしか利用されない本でも、所蔵すべきものはあると思います。
 ま、考えてみれば、区立図書館の本の多くは発行部数の多いものが主流でしょうから、除籍することで稀覯書が失われてしまう訳ではないのでしょう。
 稀覯本はこの限りではないと思います。

2025年3月15日 (土)

入浴前に足のカバー

 3月11日(火)に無事に退院したものの、足はこんなです。
Ashi01
 次回は18日(火)に病院に行きますので、それまでこの状態をキープせねばなりません。
 ま、包帯がほどけてしまえば自分で巻き直してもOKですが、濡らすと細菌感染の怖れが生ずるので、濡らすのはNGです。

 それで、入浴するときには、右足をポリ袋で包みます。
Ashi02
 ポリ袋の口の部分にはしっかりとガムテープを巻きます。

 念のため、その上からもう1枚。
Ashi03
 こちらも袋の入口にはしっかりとガムテープ。
 これで完璧です。

 入浴といっても湯船には浸からず、シャワーのみです。
 手術箇所を温めるのは良くないようで、入院中は、手術箇所に保冷剤を当てていました。
 足を冷して大丈夫かいなと思いましたが、幸いおなかを壊したりはしませんでした。

 風呂から上がってポリ袋を取り除きますが、ガムテープを剥がす時に超痛かったです。
 毛がたくさん抜けました。
 全部抜けてしまえば、痛みもそうないかもしれません。
 ポリ袋の中にはお湯は全く入っていませんでした。
 2枚重ねましたけど、外側のポリ袋を突破したお湯もありませんでした。
 でも念のため、今後も2枚重ねます。

2025年3月14日 (金)

松の廊下の襖絵

 本日3月14日は江戸城松の廊下の刃傷の日でござる。
 どのくらい前だったでしょうか、江戸城松の廊下の襖絵の下絵が発見されました。
 こういうのです。
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 上下に金の雲が描かれています。
 そして、松はあまり太くないのが多数。
 海とおぼしき水が見えます。そして、白い千鳥が飛んでいます。

 この松の廊下の襖絵が、過去の映画やテレビドラマでどのように描かれているか、見てみました。( )のあとの人名は浅野内匠頭を演じた俳優です。

 「大忠臣蔵」(昭和32年、松竹)北上弥太郎
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 「忠臣蔵」(昭和33年、大映)市川雷蔵
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 「赤穂浪士」(昭和36年、東映)大川橋蔵
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 このころまでの松の木は太いのがどーんと描かれています。

 「忠臣蔵」(昭和37年、東宝)加山雄三
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 「元禄太平記」(昭和50年、NHK)片岡孝夫
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 「赤穂城断絶」(昭和53年、東映)西郷輝彦
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 「元禄繚乱」(平成11年、NHK)東山紀之
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 「忠臣蔵1/47」(平成13年、フジTV)堤真一
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 「忠臣蔵」(平成16年、TV朝日)沢村一樹
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 いかがでしょうか。
 「元禄繚乱」(平成11年、NHK)の襖絵が下絵に最も近いように思います。
 近いといいますか、下絵を踏まえて襖絵が作られているのではないでしょうか。
 さすがNHK。しっかり下絵を踏まえています。
 下絵が見つかった時期を忘れてしまいましたが、平成1ケタの頃だったのではないかと思います。

 キムタクが堀部安兵衛を演じた「忠臣蔵1/47」(平成13年、フジTV)も下絵によく似ているように思います。

2025年3月13日 (木)

全身麻酔のこと

 もう退院したのに入院中のことを書くのもナンですが、未体験の方のご参考になればと思いまして。

 手術は全身麻酔で行われました。
 足首の手術なので局所麻酔かと思いましたが、事前の説明で全身麻酔と言われ、ちょっと意外な気がしました。
 全身麻酔になったのは、切開箇所が大きかったことによるのではないかと思います。

 前日に入院し、夜9時以降は絶食です。
 夜中の0時から朝6時半までに500ccの水を飲むように言われました。脱水を防ぐためだそうですが、その時間に水を飲めと言われても。
 うまい具合に2回トイレで目が覚めましたので、起きるたびに無理なく水を飲むことができましたが、そうでなければちょっと実現困難な要求でした。
 そんな風にして開けた手術当日は、朝6時半に採血。朝食は抜きです。
 朝9時に、病室から手術室まで、看護師さんに先導されて歩いて行きました。

 手術台に横になり、口には酸素マスク、腕には点滴の針が刺されました。
 麻酔は点滴によるものだったようです。
 麻酔から覚めたのは、手術が終わって病室まで乗せられて行くベッド上でした。
 病室に着いたのは11時半頃でした。

 事前に全身麻酔のリスクについても説明を受けました。
 全身麻酔によって自発呼吸にも支障を来すので、気管挿管で酸素を供給することがあるが、その際、歯が欠ける可能性のあることや、麻酔から覚めたあと、のどに痛みが残っている可能性のあることが説明されました。
 麻酔が覚めた後、吐き気や頭痛がすることがあるそうで、ごく稀には脳出血が起きる可能性も。

 私の場合は、さわやかに目覚め、頭痛や吐き気も全く出ませんでした。
 今話題になっているせん妄も全くなし。
 のどの違和感も全くありませんでした。
 あまりにも違和感なさ過ぎなので、私の場合は気管挿管はせずに、酸素マスクだけで酸素を供給したのかもしれません。そのことは主治医に伺おうと思いつつ、まだ伺っていません。
Gunmac_doc

【追記】
 この記事は実はFacebookにも二重投稿したのですが、それをご覧くださった野口方子さんから以下のようなコメントを頂きました。

  経験者として申し上げると、挿管はしているはずです。全身麻酔ということは自力で呼吸もできなくなるということなので🤔
  麻酔も点滴とマスクの両方からで、点滴だけの場合は鎮静ですね(検査入院でこれも経験あり😅)。


 ということで、挿管はしたようです。それにしてはのどには全く違和感がありませんでした。幸いでした。

2025年3月12日 (水)

塩沢一平氏『大伴家持』(花鳥社)

 塩沢一平氏から『大伴家持 都と越中でひらく歌学』(花鳥社)を拝受致しました。
 令和7年2月28日刊行です。
R07yakamochi

 3月1日に群馬から帰宅したときに届いていたのですが、翌2日に入院してしまいましたので、ご紹介が遅くなりました。

 目次は以下の通りです。

凡例

序章 本書の構成と概要
 一 はじめに
 二 本書の構成と概要

第一章 巻八の夏雑歌群
 一 はじめに―特異な題詞
 二 「石竹花歌」
 三 「晩蝉歌」
 四 微妙な暦日への感興
 五 むすび

第二章 大伴書持と大伴家持との贈報歌群
 一 はじめに
 二 パラテクストが描き出す世界
 三 パラテクスト「四月二日」に枠取られる世界
 四 パラテクスト「霍公鳥を詠める歌二首」に枠取られる世界
 五 書持「贈」歌の意味
 六 家持「報送」が創り出す世界
 七 家持の序文的題詞
 八 欝結の緒を散らさまくのみ
 九 むすび

第三章 安積皇子挽歌論
 一 はじめに
 二 安積皇子挽歌と石見相聞歌・高市皇子挽歌
 三 安積皇子挽歌と日並皇子挽歌
 四 安積皇子挽歌の構成
 五 安積皇子挽歌と久邇京讃歌
 六 むすび

第四章 二上山の賦
 一 はじめに
 二 「二上山の賦」への階梯
 三 パラテクストとしての「賦」
 四 パラテクストとしての「依興」
 五 むすび

第五章 田辺福麻呂の越中家持訪問と福麻呂歌集の追補
       ―家持歌と万葉集編纂にもたらした意味―
 一 はじめに
 二 福麻呂により届けられた資料
 三 巻十九家持歌と福麻呂歌集
 四 処女墓への追同歌
 五 むすび

第六章 大伴家持が幻視したをとめ
 一 はじめに―上代文学と妖怪・幽霊・怪異―
 二 「桃の花」と「堅香子の花」と「嬬」
 三 「娘子に贈れる歌」
 四 井戸に立つ幻想の「をとめ」
 五 むすび

第七章 家持が過ごした久邇京時代の催馬楽「沢田川」
       ―「沢田川 袖つくばかり 浅けれど 恭仁の宮人 高橋わたす」―
 一 はじめに
 二 沢田川=泉川説
 三 沢田川=泉川支流説
 四 「いひなし」説
 五 久邇京に架かる四つ目の橋
 六 むすび―「袖つくばかり 浅けれど」

第八章 家持時代の「書かれる歌」と「詠唱される歌」との〈距離>
 一 はじめに
 二 音読と黙読との関係
 三 万葉官僚歌人達を取り巻く、歌・声が響く環境(1)「宣命」
 四 万葉官僚歌人達を取り巻く、歌・声が響く環境(2)「宣」と「読 申公文」
 五 「書かれる歌」そして「詠唱される歌」
 六 むすび
補論 詠まれる歌・書かれる歌、そして読まれる歌―万葉集から考える―
 一 はじめに
 二 読まれる歌
 三 書かれる歌
 四 詠まれる歌
 五 むすび

第九章 都が讃美される歌―「藤原宮役民作歌論」―
 一 はじめに
 二 巨勢道とは
 三 知らぬ国 寄し巨勢道より
 四 巨勢―序詞と被序詞―
 五 構造と主題
 六 むすび

第十章 『万葉集』と東アジアの恋愛詩
 一 はじめに
 二 『詩経』と『万葉集』の冒頭「雑歌」
 三 『文選』と『万葉集』「相聞」
 四 『玉台新詠』と『万葉集』「相聞」長歌
 五 むすび

終章 本書の成果と課題
 一 はじめに
 二 各章を振り返る

 初出一覧
 あとがき
 事項・人名/万葉集歌番号索引

 不勉強な私ですが、しっかりと拝読し、勉強いたします。

2025年3月11日 (火)

元気に退院しました

 大変にお騒がせし、ご心配いただきましたが、本日無事に退院することができました。
 お見舞いのコメントをくださった皆さまには厚く御礼申し上げます。
 今日の退院は、昨日の血液検査の結果を受けて、昨夕6時半頃に決まりました。
 退院が中止になるといけないので、実際に退院してからご報告することにしました。
 結局、3月2日から本日までの9泊10日の入院生活となりました。

 退院に際して、このような紙をもらいました。
Nyuin09
 退院の手続きを説明したものですが、タイトルが「退院の手続き」などではなく、「退院おめでとうございます」となっているのが嬉しいです。

 末尾にはこうあります。
Nyuin10
 「以上」などでなく、これも嬉しいことです。

 帰宅後、少し休んでから、金魚の水槽の水替えをしました。
 全員元気でした。
 もう1つの心配事だった郵便受けも、結構いっぱいではありましたが、何とか溢れずに済んでいました。
 ただ、回覧板が3つも入っていました。申し訳なかったです。

 夕飯は近所のいつものスーパーでカツ重を買いました。
 病院で出された食事は、栄養価を計算し、心の籠ったものではありましたが、それはそれとして、カツ重、おいしかったです。
 退院祝にぐんまちゃんのゆず酒を飲みました。
Yuzushu01

2025年3月10日 (月)

病院内のコンビニと書店

 病院内には、青いコンビニと小さな書店があります。

 コンビニはどうも24時間営業のようです。
 入院患者さんは早くに寝てしまいますので、夜中の顧客は夜勤の医師や看護師ではないかと思います。そうだとすれば、これは助かりますね。
 品揃えは街のコンビニと同様ですけど、病院内ならではの品として、紙おむつ、室内履き、杖などがあります。
 私も室内履きを買いました。
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 手術をした右足首付近は、患部に脱脂綿を載せ、その上にテープを貼って、さらに包帯を巻いてありますので、結構太くなっています。
 この足が入るサイズの靴は3Lになります。
 一方、何ともない左足は3Lではブカブカになるところですが、マジックテープが付いているので、両足とも脱げたりはしません。まさに病院向けの商品です。

 もう1つ、スマホの充電ケーブルを買いました。
 持って行き忘れです。
 あれこれ持って行くものが多くて、何か忘れた自信がありましたが、忘れ物はどうやらこれだけでした。コンビニがあって助かりました。

 書店の方は本当に小さなお店ですので、商品は少ないです。
 目に付くところには週刊誌と月刊誌。
 様々な病気に関するムックがいろいろと揃っていました。療養食の本もありました。
 子供向け、大人向けの塗り絵がありました。色鉛筆も。
 絵本がありました。絵本と子供向けの塗り絵は、子供の入院患者さん用ですね。
 宗教の本も少し。
 あとは、文庫本と、マンガの単行本。
 点数は少ないながら、入院患者さんの需要をよく考えていると感じました。

2025年3月 9日 (日)

病院の食事

 病院の食事は三食とも主食は白いご飯でした。
 私、ご飯好きですけど、物心ついた時から朝食はパンでしたので、三食ともご飯を食べていると、やはりパンを食べたくなります。
 ところが、水曜の昼食時に金土の献立表が配られ、それを見ると、朝食と昼食にはそれぞれA・Bの2種類ありました。
 朝食Bの主食はパンです。♪
 そして、昼食Bの主食は焼きうどんだったり、チャーハンだったりします。
 献立表は月・水・金の昼食時に配られているのでした。
 私は月曜の朝に手術を受け、その日の昼食は抜きでしたので、献立表が配られなかったのです。
 献立表に回答しないと自動的にAになるそうです。

 水曜と金曜には献立表が貰えましたので、もう躊躇なく朝食はB、昼食もほぼBを選びました。
 金曜日に久しぶりにパンを食べられたのは嬉しかったです。
 パンも、食パンやブドウパン、黒糖パンとバラエティーがあります。

 食器は一見陶器風のプラスチック製です。
 力の弱い患者さんもいるでしょうから、軽くて割れない容器にしているのでしょうかね。
 その中にうさぎの食器があって、御機嫌です。
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 1つの器に3羽のうさぎが描かれています。それを切り貼りしました。

 手術をしたのは3月3日の雛祭りの日でした。朝昼食は抜きで、夕飯から提供されました。
 そのお盆の半分を載せます。
Nyuin07
 ちらし寿司がメインで、雛あられが付いていました。
 季節にも気を使っているのでした。

2025年3月 8日 (土)

内服薬と点滴

 病室で飲む薬は、前日に自分でこのようなケースに入れて飲んでいます。
Nyuin04
 飲み終わった薬のカラは元の枠に戻し、あとから看護師さんが確認します。
 自分で枠に入れるのが困難な患者さんの場合は薬剤師さんが入れてくれるようです。

 入院中は、名前とバーコードを印刷したリストバンドを着けています。
Nyuin05
 点滴は、針を刺しっぱなしにしたままの状態で、必要な時にその針に点滴バックを繋いでいます。
 点滴の度に針を刺すわけではないので楽です。

 黄緑色のは金庫のカギです。

2025年3月 7日 (金)

入院中なう

 実は3月2日(日)から入院しております。
 2日以後の日々の記事は病室からアップしたものです。
 入院のことは病状が落ち着いてからご報告できればと思っていました。
 もう大分落ち着きましたし、ブログのネタもありません。(^_^;

 右足首にコブのようなものができて、その切除のための入院です。
 引越が終わってからにしようと思って先送りしていたのですが、1月半ば頃でしたでしょうか、引越は2月中には終わると思って、この時期の手術をお願いしました。ところが思うようにはゆかず。
 見通しの悪い人間です。

 部位は、正座した時に座りだこができるような場所です。
 そこに水が溜まりました。
 初めの頃は、注射器で水を吸い出してもらったのですが、そのうち注射器では吸えなくなりました。
 中身が固まってしまったのでしょうかね。
 そこで、手術ということになりました。

 ナマの写真はちょっとグロですので、代わりにX線写真を載せます。
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 大きいですよね。
 でも、痛くはないし、歩行にも支障はありません。
 靴は変形してしまいました。

 2日(日)に入院して、翌日の3日(月)に手術して頂きました。
 朝9時に、手術室まで歩いて行きました。
 初めての手術室、興味深かったです。
 手術台は狭かったです。その方が執刀医は患者により接近できますね。なるほどと思いました。
 生まれて初めての全身麻酔でした。
 手術台に横たわり、酸素マスクをしました。麻酔は点滴によるものだったと思います。
 あっという間に意識が無くなりました。
 気がついたのは、手術室から病室に戻る途中の廊下でした。
 病室に戻ったのは11時半でした。
 その時の写真です。
Nyuin02
 何を撮っているのやら。
 近くに看護師さんがいないスキに撮りました。
 酸素マスクも程なく取れました。
 譫妄もありません。

 手術後の右足はこんなです。
Nyuin03
 コブが取れてスリムになりました。
 不思議なことに全く痛くありません。
 大きく切って縫ったのに。

 また続きます。

2025年3月 6日 (木)

かもめのショコらん

 しばらく前になりますが、いつもの近所のスーパーで買いました。
Kamomechoco01
 有名な「かもめの玉子」の季節バージョンです。

 こんな感じです。
Kamomechoco02
 チョコレートがベースです。

 名称の「かもめのショコらん」のうち「ショコ」はチョコレートですね。
 では最後の「らん」は?
 「卵」の「らん」かとも思いましたが、さて?
 全体的には、「かもめのジョナサン」のもじりかとも思ったのですが、どうでしょ?
 共通しているのは「ョ」と「ん」だけですけど、何となく似ていません?

 「かもめの玉子」の季節バージョンは、春と秋を購入したことがあります。
 購入先は、どちらもいつもの近所のスーパーです。
Kamomesakura03Kamomebudo01

2025年3月 5日 (水)

群馬県は移住希望地第1位

 少し前ですが、先週このようなニュースがありました。

 東京のNPO法人「ふるさと回帰支援センター」が、移住の窓口相談やセミナーなどに初めて参加した人を対象に行った「移住希望地」のアンケートで、去年、群馬県が第1位になったそうです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20250225/1000114576.html

 県知事も大喜びでした。
Ijukibou1i01
Ijukibou1i02

 群馬県って、都道府県の魅力度ランキングではずっと40位以下ですね。最下位になったこともあったかも。
 魅力度は低いのに、移住したい県であるとは、これいかに?

 群馬の観光って、世界遺産が2つもありますけど、上野三碑と富岡製糸場ではマニアックかもしれません。
 あとは温泉ですかね。草津温泉、伊香保温泉、水上温泉、磯部温泉などがあり、温泉県ですけど、群馬から遠い地域の人にとっては、これらの温泉と群馬県とが必ずしも結びついていないのではないかと思います。

 一方、移住先としては、家賃が安いことの他に、東京に近いということがありそうに思います。

 そんなことで、移住希望地と魅力ある県との間の正反対の結果が現れたのではないかと推測できます。

 数年前に、群馬県が魅力度で40位以下にランキングされたことについて、群馬県知事が激怒し、「法的措置も検討する」「統計的に意味がない誤差の範囲のランキング」と発言したということがありました。
 知事さん、今回の結果は嬉しかったことでしょう。

2025年3月 4日 (火)

『トランヴェール』最新号の特集は「東京山手千景」

 先日、群馬から東京に帰る時に、JR東の新幹線の車内誌『トランヴェール』を頂いてきました。
 この雑誌、お気に入りです。
 ちょうど月の変わり目でしたので、3月号を入手できました。
Trainvert202503a

 特集は「東京山手千景」です。
Trainvert202503b
 これ、広重の「名所江戸百景」と「山手『せん』」とを踏まえたタイトルでしょうね。
 「千景」というと扇千景を思い出してしまいますが。(^_^;
 山手線全てを網羅しているわけではありませんが、昔と今とを写真で対比したりしていて楽しめます。

 高輪付近を少し詳しく取り上げていました。
 その地図です。
Trainvert202503c

 山手線の立体地形図も載っていました。
Trainvert202503d
 神田川、渋谷川、目黒川と、その支流によって作られた谷と、7つの台地の状態が良く分かります。
 山手線はこの地形を通っているのですね。
 「ブラタモリ」の世界です。

2025年3月 3日 (月)

今日はひな祭りでうさぎの日

 今日3月3日はひな祭りですが、うさぎの日でもあるそうです。
 日付が、語呂合わせで「みみの日」になるからなのでしょう。

 今日のネタとして、うさぎのお雛様があればぴったりなのですが、手許にないので、代わりです。
Miffyhuku
 本当は福だるまですが、ま、お雛様と大体一緒です。大体。

 去年の3月3日にはミニチュアのお雛様を載せていました。
 それをまた載せます。
Minihina02

 ガラの悪い随身も。
Minihina04
 この猫2匹は勿論お雛様とセットではありません。
 当然ですね。

2025年3月 2日 (日)

『ならら』最新号の特集は奈良大学

 昨日、帰宅したら『ならら』の3月号が届いていました。
Narara202503a
 特集は「学校法人 奈良大学 創立100周年」です。
 学園の創設は大正14年(1925)で、奈良大学としての発足は昭和44年(1969)だそうです。
 長い歴史がありますね。

 表紙の仏像は、奈良大学が所蔵する四天王像で、12世紀~13世紀のものだそうです。
 広目天・多聞天の像内に「菅原寺」等の墨書があることから、もとは菅原寺(現在の喜光寺)にあったことが知られるということです。

 目次は以下の通りです。
Narara202503b
Narara202503cNarara202503d

 20ページに「酒船石の謎を解く」という論考があります。
 酒船石を元の姿に復元した五分の一サイズの模型を作って、実際に水を流してみるという実験を行い、酒船石は占いに用いたのではないかと推測しています。
 これは先日のNHK「歴史探偵」でも放送されました。
 大変に興味深く見ました。

 なお、次号4月号の特集は「天理大学」です。
 同じ頃に発足したのですね。
 次号も楽しみです。

 『ならら』はアマゾンでもお求めになれます。

2025年3月 1日 (土)

体重変化(R5.8~R7.2)&無事帰京

 月が変わりましたので、また恒例の体重変化グラフです。
Taiju202308_202502
 どこまでも下がってゆきますねぇ。
 片づけダイエットの結果と思われます。
 あとは、寝坊して1食減らすことが何度かあったのも影響していそうです。
 このくらい下がってやっと標準体重です。(^_^)

 今日、無事に群馬から東京に帰ってきました。
 帰宅して、少し休んで、いつものスーパーに買い物に行き、帰ってから金魚の水槽の水替えをしました。
 群馬に行く時の水温は10度でしたが、気温の上昇を反映して、今日の水温は15度でした。
 10度だとあまり食欲もなく動きも悪いですが、15度になると俄然食欲も出て動きもよいです。
 幸いに5匹全員元気です。

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