愛用の「万葉巾着」
東京の家と渋川の家との間の移動を含め、旅行に行く時には常にこのような袋をリュックに入れています。
裏側です。
「え? これ、袋ですか?」と言われそう。
袋です。袋の口を締めるための紐もちゃんと付いているし。
あ、「ちゃんと」ではありませんね。だいぶ傷んでいます。
この袋は、20年以上前でしょうか、明日香村の万葉文化館で買いました。
袋の中には、両方の家の予備カギや、自転車のカギ、めがね拭き、薬、USBメモリなどが入っています。
家のカギや自転車のカギを使おうとして、万が一見つからないような場合は、「もし、にはかごとあらば、この嚢の口を解きたまへ」と言われしことのごとく、この袋の口を開いて窮地を脱したことが数回ありました。
ま、「袋の口を解く」もなにも、袋の口、もう締らないのですけど。
お気に入りの袋でしたので、袋が傷み始めたとき、同じものを万葉文化館で買ってありました。
ところが、この袋がどこかに行ってしまっていて、見つかりません。
また万葉文化館に行った時に、ちょうど井上さやかさんがいらしたので、所管違いとは思いながら、伺ってみたら、この袋はもう扱っていないとのことでした。
そんなことで、しぶとく使い続けていました。
それが、片付けの過程で無事に発掘されました。めでたいです。
あると思った場所とは全く別のところから見つかりました。
私の記憶はいいかげんです。
それがこれです。
新品同様。というか、全く使っていない新品です。
絵柄は葛ですね。
このようなしおりが入っていました。
中身です。
1本1本紡いだ手織りの麻の袋だったのです。
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