群馬県立女子大学の上代文学研究会で講演
群馬県立女子大学の鈴木崇大先生(高岡の万葉歴史館の先代いけぬしくんで、群馬県立女子大学では私の後任に当たります)からお招きを戴き、鈴木先生が主催している群馬県立女子大学の上代文学研究会で講演をしてきました。
鈴木先生には何から何までひとかたならぬお世話になりました。御礼申し上げます。
講演の最中に、鈴木先生はたくさんの写真を撮ってくださり、早速それを送ってくださいました。
その中から何枚か載せます。
講演の情景。
私は遠目に。
背中が丸い写真が多かったです。それだけリラックスしていたともいえますが、もっと背筋を伸ばさないといけません。反省しました。
ちょっとアップに。髪白いです。
講演後のお茶会風景。
鈴木先生の研究室ですが、元の私の研究室でもあります。懐かしかったです。
ゼミ机の上がとてもきれいです。私の時はぐちゃぐちゃだったのに。(^_^;
集合写真。
目のところに黒い線を入れなくても良いと言われたので、そのまま載せます。
大学院に行く人も3人いるそうで、楽しみです。
飛鳥・奈良が大好きで年に3回くらい行くという学生さんもいました。すばらしいです。
鹿も好きと言っていました。
卒論のテーマは、天智天皇、持統天皇、上代文学における「恥」など。楽しみです。
おかげ様でとても素敵な1日を過ごすことができました。
鈴木先生と学生さん達に厚く御礼申し上げます。
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北川先生
ご無事に帰れて何よりでした。
こちらこそ、本日はお世話になりました。どうもありがとうございました。
ご講演の内容、実に興味深く、研究とはこうあるべきものと思わされました。
論証の過程が美しかったことが特に印象的でした。
私はいつも要領を得ないことばかり話しておりますので、
むしろ学生たちの方が刺激を受けたのではないかと思っています。
貴重なお時間をありがとうございました。
しかし、先生は、腰の具合が芳しくないとはいえ、
声にハリがあり、話し方も明瞭で、若々しいと感じました。
(学生たちもそのように思ったのではないでしょうか)
お写真も、白髪が風格があっていかにも国文学者然としており、実に好ましいと存じます。
私もそのようになりたいのですが、白髪の家系ではない上に、
父が禿げておりますものですから、結構高い育毛剤を使い続けています。
お茶の時間では紹介しそびれてしまったのですが、
先生の隣にいた学生(先生とツーショットを撮りました)も上代で卒論を書いています。
テーマは丈部龍麻呂挽歌です。
投稿: 鈴木崇大 | 2024年9月13日 (金) 23時22分
鈴木先生
早速にコメントをありがとうございます。
今日は本当にお世話になりまして、ありがとうございました。
おかげ様で、すばらしい1日を過ごすことができました。
講演内容につきまして、暖かいご評価をありがとうございます。
実際の研究過程はあれとは異なったものでしたが、あれこれ考えたり、調べたりしているうちに、数年がかりであのようにまとまりました。試行錯誤の結果です。大体良いのではないかと思います。←自分に甘い。
今後は、記紀万葉や、風土記、続日本紀のような編纂物における表記についてまとめてゆきたいと考えています。まとまりましたらまた呼んでください。
声に張りがあり、話し方も明瞭であったとのこと、ありがとうございます。安心しました。
途中で言葉が出てこなくなってしまうようなこともなく、幸いでした。
髪の毛はだいぶ薄くなってしまいました。進行は緩やかと思いますが、なかなか厳しいです。
私の隣に座っていた学生さんは丈部龍麻呂の挽歌ですか。大伴三中のですね。
なかなかおもしろいテーマと思います。
楽しみですね。
投稿: 玉村の源さん | 2024年9月13日 (金) 23時54分
昨日は遠くからお越しいただき、ありがとうございました。以前女学生という名前でコメントしましたが、少しオリジナリティーに欠けるので、「さ根延ふ女学生」とします。
まず、ご講演について、複雑な内容にもかかわらず、すっと頭に入ってきて、不思議なほど心地良いお話でした。中でも「好字」と「嘉名」は異なる意味なのではないか、というお話が印象に残りました。「好」という漢字は「よい」と読むので何の疑問も持たずに「めでたい字」と捉えていました。「好字」が今まで自分が思っていたのとは異なる、ということで心に残ったのもそうですが、漢字の他の用例を全て見て、そこからどのような意味でその漢字が用いられているのかを推測する、という手法がたいへん勉強になりました。
お茶会も楽しかったです。去年お目にかかった時にはゆっくりお話ができなかったので、様々なお話を伺って楽しい時間を過ごすことができて嬉しかったです。お香もご覧いただけて良かったです(物に埋もれさせていたので箱が潰れていましたが……)。
またお会いする折があればと思います。
投稿: さ根延ふ女学生 | 2024年9月14日 (土) 00時51分
さ根延ふ女学生さん
コメントをありがとうございます。
昨日は講演を聴いてくださり、ありがとうございました。
また、昨年に続き、当ブログにコメント戴き、ありがとうございます。
講演内容について、温かいお言葉をありがとうございます。
心地よい話と言って頂ければもう本望です。
時間、足りなくなってしまいましたねぇ。余談が多すぎました。
なかなか兼ね合いが難しいものです。
現代のことならば実験やアンケートなどを使うこともできますが、古典の場合には用例を重視するしかありませんよね。真摯に用例に向き合うことが肝要と思います。
お香、珍しいですね。
ブログのネタにさせてもらうかもしれません。
また会う機会があればと思います。
投稿: 玉村の源さん | 2024年9月14日 (土) 01時04分
北川先生
昨日は講演会をありがとうございました。
色んな博物館や埋蔵文化財センターなどで木簡は沢山見てきましたが、北川先生のお話を聞いて勉強できたので、木簡をより面白く見ることができそうです。
また、日本全国を旅する中で(まだ47都道府県全ては行けていませんが)、「一文字シリーズ」と称して、信号機についている地名が一文字の地名の写真を撮って集めています。同様に珍しい信号機の地名も撮るなどしましたが、一文字の信号機は、他の都道府県と比べても奈良がとても多いように思えます。唐古・鍵遺跡の「鍵」や安倍文殊院の近くの「谷」、岡寺へ行くY字の道の「岡」などです。そのため、一文字を二文字にするといったことが行われていたことにとても驚きました。
奈良は何度行っても楽しいです。卒論が書き上がる頃に、持統天皇と天武天皇のお墓参りに行けたらいいなと思っています。奈良の鹿がとても好きな北川先生とお話できて、楽しい時間を過ごすことができました。
貴重なお時間をありがとうございました。
投稿: もはや奈良に住みたい人 | 2024年9月14日 (土) 09時14分
もはや奈良に住みたい人さん
コメントをありがとうございます。
昨日はありがとうございました。
木簡、たくさんご覧になっていらしたのですね。
それでは、昨日の木簡概説は不要でしたね。失礼しました。
1文字シリーズ、楽しそうですね。
素敵な趣味です。
雷岳附近の信号機にも「雷」とありましたね。
地名は楽しいです。
奈良鹿、本当にかわいいです。
投稿: 玉村の源さん | 2024年9月14日 (土) 09時44分