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2024年9月

2024年9月30日 (月)

SO905i

 渋川の家の片づけ、地味に進んでいます。
 地味になどと言わずに、派手に進めたいものです。
 片づけの最中に古い携帯電話が出てきました。
So905i01
 機種は、SO905iです。

 私が買ったケータイの2代目と思います。
 初代は二つ折りではない機種でしたので、上着のポケットに入れていると、意図せずに誰かに電話が掛かってしまうということが何回かありました。短縮番号で掛かってしまったのでしょう。
 二つ折りだとそういうことはなくて安心です。

 二つ折りにしたところ。
So905i02
 2階建て新幹線Maxのシールが貼ってあります。
 どうしてこういうものを貼るかなぁ。子供じゃあるまいし。(^_^;
 Maxの2階席に乗ると、見晴らしが良くて御機嫌でした。♪
 今はもう運行していません。残念です。

2024年9月29日 (日)

招き猫の日2024

 今日は「招き猫の日」です。

 招き猫をこよなく愛する人たちの団体、「日本招猫倶楽部」が平成7年(1995)に制定し、後に(いつか分かりませんでした)、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録さました。
 「いつも手を挙げて、私たち人間に福を招いてくれる『招き猫』に一年に一度くらいは感謝する日があってもいいのではないか」という思いから、制定されたとのことです。
 日付は、「くる(9)ふ(2)く(9)」(来る福)と読む語呂合わせから。招き猫の魅力をアピールし、多くの人に福を招いてもらうことが目的だそうです。

 私が日々楽しんでいるスマホソフトの「ねこあつめ」にも「こいこいさん」というねこがいます。
Koikoi1
 左下は小判の上に座っています。
 他は「おさかなはうす」の入口で福を招いています。

 ベストショット。
Koikoi2

 これはしばらく前に載せましたが、招き疲れた招き猫のカプセルトイです。
Manekitukare01
 目がうつろです。
 1年中招いていますからねぇ。
 招き猫の日は、こんな感じでゆっくりと休んでください。

2024年9月28日 (土)

ご当地キャラカーニバル in ぐんま2024

 私が講師を務めていたNHKカルチャーセンター前橋教室は、群馬県昭和庁舎の3階にあります。
 昭和庁舎は、先代の群馬県庁舎で、現在の県庁舎のお隣にあります。
 それで、講座のある日には、ほぼ毎回県庁舎を覗いていました。主な立ち回り先は2階の県民センターです。
 ここに行けば、ぐんまちゃんグッズの新製品をゲットできたり、広報紙や県立博物館の展示情報を入手できたりします。
 また、群馬県史や各市町村市なども揃っているので、それらを閲覧することもできます。

 昨日も県庁舎を覗いたら、吹き抜けにこのような懸垂幕が架かっていました。
Gotochi2024

 今日明日ですね。
 県庁前の県民広場には、たくさんのテントが急ピッチで設置されていました。

 このイベントのことは、上毛新聞のサイトにも載っています。
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/539298

 これによれば、「ご当地キャラカーニバルin群馬2024」には、ぐんまちゃんをはじめ、くまもん、ひこにゃん、さのまるなど、全国各地の100以上のキャラクターが集まるそうです。壮観でしょうね。

 なお、群馬テレビはイベント初日の様子を6時間の生中継で伝えているとのことです。
 いや、地元のテレビ局としては、そういうのも悪いとは言いませんけど、6時間の生中継ですか。

2024年9月27日 (金)

NHKカルチャーセンター前橋教室

 今日は前橋で仕事の日でした。
 大分涼しくなりましたので、終わった後、渋川の家に来ています。

 毎月第4金曜日は、NHKカルチャーセンター前橋教室で万葉集の講座をしていました。
Nhkculture01

 この教室はこの9月を以て閉室となりますので、私の講座も今日が最後でした。
 ここで講師を務めるようになったのは平成24年(2012)4月からでしたから、12年半の長きにわたってお世話になったことになります。
 なかなか感慨深いものがあります。
 その間、無遅刻・無欠勤でした。立派です。

 閉室の理由は、この教室に限らず、受講者の減少ということでした。
 受講者の高齢化が進む一方で、若い人が参加しなくなったということです。
 そして、コロナ禍によって減少した受講者数が回復しなかったのだそうです。
 朝日カルチャーセンターなどはどうか分かりませんが、カルチャーセンター文化は岐路に立たされているのではないかと思います。

 私の講座も最後の受講者は4人でした。
 そのうちの女性陣から、記念品を頂きました。
Nhkculture02
 ありがたいことです。
 バックがわけ判らなくて済みません。引っ越し荷物だらけで、どこで撮影したら良いやらでした。
 「はて? なぜうさぎ?」と思いますが、結構雑談をしていたことが偲ばれます。(^_^;

2024年9月26日 (木)

お寺のねこ(令和6年秋彼岸)

 今日は、菩提寺にお彼岸のお塔婆を頂きに参りました。
 少し遅くなりましたので、ご住職ご夫妻をお待たせしてしまいました。
 申し訳ありません。
 そして、ねこも。
 ねこのゴハンをやるのを、私の到着まで待ってくださったので、ねこもゴハンをもらうのが遅くなってしまいました。
 ねこゴメン。

 ご住職は大変に手厚く、ねこのゴハンは3種特盛りです。
 一所懸命に食べていました。
Myokenjineko47

 これは、落としたのを食べているのでしょうか。
Myokenjineko48

 時折、あたりを見回しています。
Myokenjineko49

 このねこはいつも車の下にいるようですが、最近、他のねこも来るそうです。
 ご住職の朝のお勤めに合わせるように、朝の5時から。♪
 お寺の朝は早いです。

2024年9月25日 (水)

都知事選掲示板の再利用

 昨日のNHK「首都圏ネットワーク」で、今年の東京都知事選で使われた掲示板の一部が学校の文化祭で再利用されているというニュースがありました。
Tochijisenk

 掲示板はベニヤ板でできているとばかり思っていましたが、そうではなくて、特殊な紙を加工したものだそうです。
 それで、選挙のあと、多くは段ボールなどに加工されたそうですが、一部は学校の文化祭などで再利用されているとのことです。

 生徒さんのインタビュー画面では、ベニヤ板よりもしっかりしていて、塗りやすく運びやすいと言っていました。
 廃物利用、素敵です。勿体ないですものね。

 今回の都知事選には56人の立候補者がいましたので、多くの掲示板を要しました。
 立候補者が多いこと自体は悪いことではありませんが、今回は、売名のためや、SNSのアクセス数を上げるため、党の宣伝のため、などと思われるような候補者が多かったです。
 だから、一層掲示板の再利用を嬉しく思います。

2024年9月24日 (火)

鹿瓦ばん2024秋冬

 奈良の鹿愛護会から郵便が届きました。
Narashika2024d

 中身は「鹿瓦ばん」の秋冬号です。
Narashika2024e

 中に、奈良公園内の鹿の頭数調査報告の結果が載っていました。
Narashika2024f
 鹿の数は去年よりも増えているとのことです。

 グラフが載っています。
Narashika2024g
 子鹿も、メス鹿も、オス鹿も増えています。
 めでたいです。
 オス鹿よりもメス鹿の方がこんなに多いのですね。
 これはケンカになりますね。
 奈良鹿に害をなすものは、牡鹿同士のケンカに巻き込まれて、角で突かれてしまえばいいです。

2024年9月23日 (月)

明治34年の「一新講社」引き札付き

 久し振りに道中記(定宿帳)の話題です。
M34isshin01
 これが表紙です。表紙の左側に3枚の引き札が重ねて綴じてあるのをめくりました。

 引き札を元に戻してみます。
M34isshin02
 奈良のいんばんや庄右衛門で、右に「さる沢池西かど樽井町」、左に「興福寺南円堂下」とあります。
 鹿の絵が描いてあるのが嬉しいです。明治時代も奈良は鹿。

 2枚目の引き札。
M34isshin03
 こちらは大阪の大こくや音治郎の引き札です。

 3枚目の引き札。
M34isshin04
 こちらは京都の扇屋正七の引き札です。
 左側に「停車場及途中宿引車夫ノ奸策御注意ヲ乞」とあります。
 悪質な客引きや車夫がいたのでしょうね。
 「奸策」というのが物々しい言い方です。

 裏側。
M34isshin05
 伊勢山田外宮前の高千穂館北村屋甚蔵とあります。
 3枚の引き札にもこの宿の印が捺してあります。

 外宮のページ。
M34isshin06
 ここにもこの宿が載っていて、同じ印が捺してあります。

 奈良のページ。
M34isshin07
 奈良には、いんばんや庄右衛門と、うをや佐兵衛が載っています。
 いんばんやは、表紙に引き札が綴じてある宿です。
 もう1軒のうをや佐兵衛は、かつて存在した魚佐旅館の前身です。

 奈良の名所。
M34isshin08
 法華寺が「法花寺」、唐招提寺が「せうたつ寺」とあります。これは「せうたい寺」の誤植でしょうか。
 下の解説には「唐松堤寺」とあります。
 法隆寺は「法流寺」とあります。
 あれこれ自由な表記で、楽しいです。

 表紙に綴じてある引き札はどういう性格のものでしょうね。
 全部に伊勢の外宮前の高千穂館の印が捺してあるということは、3枚の引き札は高千穂館でもらったのでしょうか。
 どういう仕組みになっているのか、頭をひねったのですが、筋が読めませんでした。

2024年9月22日 (日)

源氏物語の成立年は?

 源氏物語の成立年は不明ながら、1008年には成立していたという認識をしていました。
 しかし、不勉強のため、この1008年の根拠は知らず、調べようともしませんでした。

 そうしたところ、今日のNHK「光る君へ」で、寛弘五年(1008)の親王様五十日の儀が催され、藤原公任が「このあたりに若紫はおいでかな」という言葉を発したことが描かれました。

 「あ、これか!」と思いました。「若紫」ですからね。この時点で完成はしていなくても、若紫のあたりまでは完成していたのでしょう。
 念のため調べてみましたら、紫式部日記に「あなかしこ、このわたりに若紫やさぶらふ」という発言の記事があるのですね。
 テレビドラマに教えられました。
 不勉強を恥じるばかりです。

 絵がないと寂しいので、「近江歴史」という絵はがきから紫式部のを貼っておきます。
Oumireki09
 下には「紫式部上東門院の命を受け石山寺に参籠して源氏物語を著し之を上つる文辞絶妙今に至り範を垂る」とあります。
 石山寺ですねぇ。
 上東門院って誰じゃ、と思って調べたら彰子さまでした。
 ほんと何も知りません。
 いや、わざわざ恥をさらすことはないのですが。(^_^;

 ドラマの方は、終わりの5分、10分くらいで、怖ろしいことになってきました。

2024年9月21日 (土)

宮川禎一氏『鳥獣戯画のヒミツ』(淡交社)

 鳥獣戯画が好きなもので、こういう本が刊行されていることを知って、購入しました。
Chojuhimitsu01
 令和3年2月22日の出版ですので、3年半ほど経っています。

 目次は以下の通りです。
Chojuhimitsu02
Chojuhimitsu03
Chojuhimitsu04
Chojuhimitsu05

 今日届いたばかりで、ちゃんと読んでいませんが、どうも鳥獣戯画の絵は仏典の内容を描いたものという内容のようです。
 そんな中途半端な紹介じゃなくて、ちゃんと読んでから取り上げればいいようなものですけど。

 楽しみに読むことにします。

2024年9月20日 (金)

大人の図鑑シール(仏像)

 昨日の記事と同じシリーズの仏像編です。
Sealbutsuzo01

 これも上中下3段に分割して載せます。
 仏様なので、ヘンな箇所で分割するのには抵抗がありますが、ある程度で妥協しました。

 上。
Sealbutsuzo02
 八部衆のうち、阿修羅と迦楼羅。迦楼羅はガルーダですね。
 弥勒菩薩の半跏思惟像。阿吽の金剛力士像。
 平等院の雲中供養菩薩。
 甘茶を掛ける誕生仏。空也上人像。
 仏頭があります。興福寺のというか、旧山田寺のというか。
 この仏頭の写真が、高校の日本史教科書の1ページ大の口絵として載っていました。それを見て以来、今に至るまで大好きな仏像です。

 中。
Sealbutsuzo03
 東大寺の大仏。阿弥陀如来像。梵天・帝釈像。

 下。
Sealbutsuzo04
 こちらにも雲中供養菩薩が載っています。
 吉祥天。普賢菩薩像。
 薬師如来。釈迦如来。
 四天王。これは東大寺のですね。

 仏像の名品はたくさんあって、とても選びきれないでしょうが、この狭い範囲に主な仏像を網羅しているように思います。

2024年9月19日 (木)

大人の図鑑シール(縄文~古墳時代)

 Twitterで埴輪のシールの存在を知り、アマゾンで探してみました。
 埴輪のシールは見つかりませんでしたが、そのシールは「大人の図鑑シール」の1つであることが分かりました。
 で、そのシリーズから「縄文~古墳時代編」を買いました。
Sealjomon01
 ぱっと見るだに、わくわくします。
 小さいので上中下に3分割して載せます。中段は上下とだいぶ被ります。

 上。
Sealjomon02
 「踊る埴輪」には馬引き説のあることも書かれています。
 日本の古墳で一番多い形状が円墳ということは知りませんでした。確かに一番自然な形状と思います。

 中。
Sealjomon03
 「漢委奴国王」の金印ありますね。
 三角縁神獣鏡も、石舞台古墳も。

 下。
Sealjomon04
 高床式倉庫も、火焔型土器も、遮光器土偶も。
 高床式倉庫というと登呂遺跡を思い出します。登呂以外にもたくさん出土しているのでしょうけど。
 火焔型土器は新潟ですね。
 遮光器土偶は青森県など東北地方のイメージです。

 楽しいシールです。何に貼ろう。

2024年9月18日 (水)

明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(5)

 日が空いてしまいましたが、明治3年『絵入智慧の環 二編上』の続きです。
 この本には世界地図だけではなく、国旗も掲載されています。
 明治3年といえば、今から154年前。変わらない国旗もあれば、変わってしまった国旗もあります。

 アジア。
M03chienowa21o
 アジアはこれだけです。この中で、今も変わらないのは日本だけですね。
 他は国自体が変わってしまいました。

 ヨーロッパ。
M03chienowa21p
 イギリスの国旗は、今はこの絵の国旗の左上の部分が全体像になっています。
 イギリスについては、他に赤・青・白の各艦隊の旗が載っています。
 フランス国旗は変わりません。
 イスパニアはスペインとなり、国旗も変わっています。

 つづき。
M03chienowa21q
 この中で国旗は左下の「すいつゝる」(スイス)だけで、これは今と変わりません。ただ、今のスイスの国旗は正方形ですね。
 他の4つは軍艦旗、1つは商船旗です。
 イタリアの軍艦旗は、真ん中の絵を削除すれば今の国旗になります。
 ギリシャの軍艦旗は、左上の部分中央の絵を削除すれば今の国旗になります。
 トルコの軍艦旗は、今の国旗とよく似ています。

 つづき。
M03chienowa21r
 この中で今と同じなのはオランダ国旗のみです。
 オーストリアの軍艦旗と商船旗の中の絵を削除すれば今のオーストリア国旗になります。

 つづき。
M03chienowa21s
 この中では、一番下のでんまるく商船旗と、ろしや商船旗が、それぞれ今のデンマーク国旗、ロシア国旗と同じです。
 左上のすゐでん商船旗の左上の部分を削除して、黄色の十字を左にずらすと今のスェーデン国旗になります。

 こんな感じです。
 あれこれおもしろいです。
 国旗よりも軍艦旗や商船旗が多いですね。

2024年9月17日 (火)

令和6年中秋の名月

 天文学上の満月は明日だそうですが、暦の上での中秋の満月は本日ということで、先ほど撮影しました。
Tsuki20240917
 またいつものように、三脚は使わず、脇を締めて。
 三脚買ってあるんですけどね。無精者で。

 おまけに、カプセルトイのうさぎの餅つきんにくも。
Mochitsukinniku02
 力強いです。

2024年9月16日 (月)

明治26年の『赤穂義士真筆帖』(2)

 先日の明治26年の『赤穂義士真筆帖』の続きです。

 吉田忠左衛門。
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 奥田孫太夫。
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 堀部弥兵衛。
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 堀部安兵衛。
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 やはり読めません。修行します。
 この中では堀部安兵衛の手紙が一番読みやすいように思います。

2024年9月15日 (日)

今日は関ヶ原合戦の日

 今日は、新暦・旧暦の違いはありますが、関ヶ原合戦の日です。
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 大谷刑部と、彼に最後まで付き従った湯浅五助の墓の写真を貼っておきます。
Sekigahara02_20240915195201

 以前、関ヶ原戦国甲胄館で建物の増改築のためにクラウドファンディングを行いました。
 それに応募したときの返礼品の一部です。
 東軍武将の旗指物のキーホルダー。
Sekigaharahenrei02
 右から本多忠勝、徳川家康、井伊直政です。

 西軍武将の旗指物のキーホルダー。
Sekigaharahenrei04
 右から島左近、島津義弘、島津豊久です。
 残念ながら大谷刑部のはありませんでした。
 大谷刑部の欲しかったです。

2024年9月14日 (土)

マスカットティー&大化改新のお香

 昨日の講演の後のお茶会で頂きました。
Muscattea
 左は冷たいマスカットティーです。生まれて初めて飲みました。
 確かにぶどうの香りと味がしました。
 右のお菓子はピンクのハート型です。さすが女子大という感じです。←偏見か(^_^;
 おいしゅうございました。

 鈴木先生の研究室にはお菓子が絶えることはないそうです。
 素敵です。

 学生さんのひとりが持ってきたお香です。
Naniwaincense01
 大化改新関係のお香ということです。

 字が小さいので2つに分けてアップにします。
Naniwaincense02
Naniwaincense03
 左から順に、運命の出会い、藤の花に隠れた密談、雨降りしきる乙巳の変、難波宮への遷都です。

 「難波宮への遷都」の裏側はこうなっています。
Naniwaincense04
 他の箱は見ませんでしたが、それぞれ違う香りのお香で、解説も異なりそうですね。
 大阪歴史博物館のショップで売っているのでしょう。
 香りで歴史を学ぶことができる、というのはなかなかです。

2024年9月13日 (金)

群馬県立女子大学の上代文学研究会で講演

 群馬県立女子大学の鈴木崇大先生(高岡の万葉歴史館の先代いけぬしくんで、群馬県立女子大学では私の後任に当たります)からお招きを戴き、鈴木先生が主催している群馬県立女子大学の上代文学研究会で講演をしてきました。
 鈴木先生には何から何までひとかたならぬお世話になりました。御礼申し上げます。
 講演の最中に、鈴木先生はたくさんの写真を撮ってくださり、早速それを送ってくださいました。
 その中から何枚か載せます。

 講演の情景。
Suzukijodai01
 私は遠目に。
 背中が丸い写真が多かったです。それだけリラックスしていたともいえますが、もっと背筋を伸ばさないといけません。反省しました。

 ちょっとアップに。髪白いです。
Suzukijodai02

 講演後のお茶会風景。
Suzukijodai03
 鈴木先生の研究室ですが、元の私の研究室でもあります。懐かしかったです。
 ゼミ机の上がとてもきれいです。私の時はぐちゃぐちゃだったのに。(^_^;

 集合写真。
Suzukijodai04
 目のところに黒い線を入れなくても良いと言われたので、そのまま載せます。
 大学院に行く人も3人いるそうで、楽しみです。
 飛鳥・奈良が大好きで年に3回くらい行くという学生さんもいました。すばらしいです。
 鹿も好きと言っていました。
 卒論のテーマは、天智天皇、持統天皇、上代文学における「恥」など。楽しみです。

 おかげ様でとても素敵な1日を過ごすことができました。
 鈴木先生と学生さん達に厚く御礼申し上げます。

2024年9月12日 (木)

ニセ佐川

 最近、迷惑メールがやけに多くなりました。
 迷惑メールであることが明白なものから、判断の難しいものまで様々です。
 このようなメールが来ました。
Nisesagawa

 佐川急便からです。
 一部を四角く切り抜きました。
 右と下にまだ文字があります。

 まず、「お客様各位」というのがヘンですね。
 ここには具体的な氏名が入るところでしょう。
 そして、「荷物の種類」が「宅急便」となっています。
 「宅急便」は佐川ではなくて、ヤマトに固有の名称ですね。

 拙い偽メールです。
 もう少し勉強しないと。
 こういうのばかりならば簡単ですけど、首をかしげるのもあって、迷ったときにはクリックしないことにしています。

2024年9月11日 (水)

明治26年の『赤穂義士真筆帖』

 この様なものを入手しました。
M26akogishi01
 書名は『赤穂義士真筆帖』。
 折本仕立です。

 奥付は以下の通りです。
M26akogishi02
 明治26年の出版、明治34年の発売とあります。
 明治26年に初版発行、34年に再版(あるいは3版以降)ということでしょうかね。

 大石内蔵助の書。
M26akogishi03

 大石主税の書。
M26akogishi04
 大石主税は16歳で切腹したのですよね。16歳以前でこういう字を書けてしまっているのですね。
 今ならば高校生ですよね。

 翻字は載っていません。
 買ってはみたものの読めません。
 読めるようになりたいです。

2024年9月10日 (火)

なめ猫4体

 なめ猫のフィギュア4体です。

 ドラ吉。
Nameneko03
 かばんがペタンコです。

 又吉。
Nameneko04
 鉢巻きが日の丸ではなく、猫の顔のシルエットです。

 みけ子。
Nameneko05
 スカート、長いですね。

 ヒゲオ。
Nameneko06
 鼻のところが毛色がちょびひげのようです。

 細かく作ってあって、4体とも足の肉球がきちんと描かれています。
Nameneko07

 カプセルフィギュアですので、サイズはカプセル大です。
 発売元は、かのバンダイです。

 なめ猫が流行った頃は全く関心がなかったのですが、なぜか今頃になって興味が湧いてきました。

2024年9月 9日 (月)

飛鳥・藤原の遺跡群が世界遺産の国内候補に

 今日、2026年の世界遺産登録を目指す国内候補として、「飛鳥・藤原の宮都」の推薦を文化審議会が決めましたね。
 政府は今月末までにユネスコに暫定版の推薦書を出し、閣議了解を経て、来年1月末までに正式な推薦書を提出するとのことです。
 世界遺産候補となる暫定リストに載ったのは2007年だそうですので、随分長く掛かりました。
 やっと決まってめでたいです。

 以前、私が撮った写真を載せます。
 たいしたものではありませんけど。

 亀形石造物。
Kamegata
 これはもしかしたら対象外かもしれません。

 飛鳥大仏。
Asukadaibutsu
 自由に撮影できるのはありがたいです。
 ただ、対象となるのは飛鳥寺跡であって、飛鳥大仏は含まれなさそうです。

 石舞台古墳。
Ishibutai
 よく見ると花が供えてありますね。

 高松塚古墳。
Takamatsu
 今は整備されています。

 キトラ古墳。
Kitora
 古墳というか、建物ですね。
 こちらは今どうなっていましょうか。

2024年9月 8日 (日)

五味文彦氏『料理の日本史』(勉誠社)

 五味文彦氏の『料理の日本史』(勉誠社)を購入しました。
R06ryori01
 奥付では、今年の9月20日初版発行です。まだ来ていない。
 この本のことはTwitterで知りました。どなたかフォロワーさんのポストで知ったのかもしれませんが、どなただったか分かりません。
 失礼の段、お詫び申し上げます。

 某アマゾンに注文したところ、版元の勉誠社から届きました。
 そういうルートもあるのですね。

 目次は以下の通りです。
 切り貼りして載せます。
R06ryori02
R06ryori03
R06ryori04
R06ryori05

 古代は第一章だけですね。
 やはり古い時代はあまり史料がないのでしょうね。
 そこはちょっと残念ですが、中世以下の時代も興味深いです。

 楽しく拝読します。

2024年9月 7日 (土)

「新(しん)じいらんど」

 昨日取り上げた明治3年の『絵入智慧の環 二編上』の大洋州の項では、ニュージーランド、ニューカレドニア、ニューギニアを、それぞれ「新(しん)じいらんど」「新(しん)かりどにや」「新(しん)ぎにや」と表記していて、興味を覚えました。
 それとともに、こういった例は以前何かで見て、まほろばにも載せたような気がしていました。
 探してみましたら、見つかりました。
 平成16年(2004)の4月。
 史料は何と、何のことはない今回と同じく明治3年の『絵入智慧の環 二編上』でした。ただ明治6年の改正再版です。

 今回の『絵入智慧の環 二編上』(初版)。
M03chienowa21a_20240907215001

 前回の『絵入智慧の環 二編上』(改正再版)
Chienowa01

 改正再版の該当箇所。
Chienowa04

 全く迂闊でした。でも、10年前ですからねぇ。
 ちょっと前なら憶えちゃいるが、10年前だとチト判らねぇです。

 うっかり同じ物を買ってしまいましたが、初版と改正再版という相違はあります。
 どこが変わっているのか比較したらおもしろいかもしれません。
 でも、多分やりません。忙しいので。(^_^;

2024年9月 6日 (金)

明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(4)

 少し日が空いてしまいましたが、『絵入智慧の環 二編上』の続きです。
 今回は大洋州。

 大洋州の地図は見開きを使って、南北アメリカ大陸からアジアまでを含む地域が載せられています。
 そのうち関係する地域のみ切り出します。
M03chienowa21n
 上部中央にある「無人島」というのは小笠原諸島と思われます。 

 地図上の文字が小さいので、国名リストのページを載せます。
M03chienowa21m
 「澳大利亜(あうすたらりや)」「たすまにや」「新(しん)じいらんど」「新(しん)かりどにや」「さんどゐち」
 「呂宋(るそん)」「新(しん)ぎにや」「しりべす」「ぼるねお」「爪哇(じやわ)」「すもたら」とあります。

 ニュージーランドやニューカレドニアなどの「ニュー」の部分が「新(しん)」となっています。
 以前もこの頃の史料に同様にあったのを見ました。
 最初はこう読んでいたのですね。それが時代が降って、どこかで現代のような読みに変わったのでしょう。

 「しりべす」というのが分かりません。読みもそれで良いのか?(^_^;
 地図を見つつ、あれこれ考えて、これはセレベスではないかと思い至りました。
 多分合っていると思います。

 右ページの頭注に「呂宋(るそん)と その みなみ の しまじまをなべてひりぴな島(たう)といふ」とあります。
 フィリピンですね。

 左ページの頭注には「爪哇(じやわ)とはじやがたらのことなり」とあります。
 当時の日本人には、ジャガタラの方がなじみがあったのでしょうね。
 ジャガタラ芋ですね。

 ほんと、昔のものは楽しいです。

2024年9月 5日 (木)

見返りの鹿のぬいぐるみ

 ひょんなことから、見返り鹿の埴輪のぬいぐるみが買えるということをFacebookで知りました。
 これはありがたい情報です。
 早速、島根県立八雲立つ風土記の丘にメールで在庫を問い合わせ、通信販売で購入しました。
 迅速に対応して頂き、一昨日、早速届きました。
Mikaerishika01

 うしろから。
Mikaerishika02
 いいですね。素敵です。

 正面顔のアップ。
Mikaerishika03
 愛嬌のある、かわいい顔をしています。

 タグ。
Mikaerishika04
 「見返りの鹿くん」という名前なのですね。

 請求書、振替用紙などが同封されていた封筒の下部。
Mikaerishika05
 八雲立つ風土記の丘では、この埴輪がイチ押しのようですね。

 ぬいぐるみの写真、失敗しました。
 バックが似たような色でした。
 よく考えなければいけませんね。

2024年9月 4日 (水)

渋谷の眺望の変遷

 昨日のお食事会の会場はビルの25階です。
 見晴らしが良いので、毎年写真を撮っています。

 今年の風景。
Shunsai49
 雨がちの日でしたので、少し暗いです。
 中央やや左側に聳えているのはパルコのビル、左下隅の丸いのは109です。

 去年の同じ場所。
Shunsai37_20240904203201
 あまり変わっていませんね。
 仔細に比べましたが、違いが見つかりませんでした。

 令和元年の同じ場所。
Shunsai27
 パルコのビルは完成しているようですが、その向こう側のビルが工事中で、クレーンが見えます。

 平成30年の同じ場所。
Shunsai18
 この段階ではまだパルコのビルも、その向こうのビルも工事中です。

 東急本店のお隣に建った大きなビル。これは昨日の姿です。
Shunsai50

 去年の同じビル。
Shunsai38
 これも、去年と今年と仔細に比べたのですが、違いが見つかりませんでした。

 令和元年の同じ場所。
Shunsai28
 この段階では、東急本店がよく見えます。
 その手前の敷地に巨大なビルが建ったのでした。

 岡本太郎氏の壁画。これは昨日の撮影です。
Shunsai51

2024年9月 3日 (火)

渋谷でお食事会2024

 今日、毎年恒例の『古典基礎語辞典』の執筆者のお食事会が渋谷で開かれました。
 今回の料理は「長月御膳~鰻と夏涼麺~」です。

 先付。
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 胡桃豆腐、山葵、べっこう飴
 季節のお浸し

 造里。
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 お造里三種盛り

 焼き物。
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 鰻蒲焼き

 涼麺。
Shunsai47
 揚げ茄子そうめん(三輪山本)
 大根卸し、薬味

 甘味
Shunsai48
 ぶどうの水羊羹

 写真だけで済みません。
 どれもおいしゅうございました。
 鰻の蒲焼きは、私は今夏初めてです。
 あ、そうめんも。

 渋谷駅はまだ工事中だし、昔とはすっかり変わってしまっているので、また迷ってしまいました。
 それで、去年に続き、今年もまた遅刻してしまいました。2~3分ですけど、本当に申し訳なかったです。

2024年9月 2日 (月)

飯泉健司氏『播磨国風土記を読み解く』(武蔵野書院)

 少し前になりますが、8月7日に飯泉健司氏の『播磨国風土記を読み解く-住まうための文学』(武蔵野書院)が刊行されました。
R06iiizumi
 播磨国風土記の詳細な注釈書です。
 内容はそれぞれの郡里毎に、訓読文、本文(原文)、訳文、解説から成ります。

 それぞれの郡には以下のようなキャッチコピーがついています。
 ・賀古郡-都鄙を循環する文学
 ・印南郡-朝廷と播磨の中間で
 ・飾磨郡-暴れ川が流れる平野の開拓
 ・揖保郡-豊かな土地の切磋琢磨
 ・讃容郡-誇り高き山里
 ・宍禾郡-国を作る
 ・神前郡-川沿いの奪い合い
 ・託賀郡-大河と国境
 ・賀毛郡-国造と開拓民の文学
 ・美嚢郡-都への憧れ
 ・逸文-大国の面影

 末尾に、地理比定一覧、参考地図、索引がついています。
 参考地図は、播磨国全図の他に、各郡がそれぞれ見開きページに収められていて、とても見やすく分かりやすいです。
 全部で800ページを超える大著です。

 今後、播磨国風土記を研究する上で不可欠な著作になることと思います。

2024年9月 1日 (日)

体重変化(R5.2~R6.8)&シャインマスカット

 月が変わりましたので、どなたも関心のないと思われる、恒例の体重変化グラフです。
Taiju202302_202408
 体重の増加が止まりません。
 夏バテとは無縁のようです。
 年明けに一気にどーっと下がったのが、ほぼ元に戻ってしまいました。
 ま、年明けになぜ下がったのかが不明だったのですけど。

 話は全く変わりますが、最近、シャインマスカットを食べています。
 いつも行く近所のスーパーの店頭に、しばらく前から並んでいたのですが、値段が1房1980円でしたので、手を出しかねていました。
 そうしたら、先日1580円になっていましたので、「まぁ、お安い!」と思って、つい買ってしまいました。
 いや、1580円って、決して安くはないのですが、ずっと1980円でしたので、そう思ってしまったのです。
 シャインマスカットを食べるのは生まれて初めてだったかもしれません。

 確かにおいしく、満足でしたが、1房500円のブドウと比べて3倍おいしくはないなぁ、と思い、今年はもう良いかと思いました。
 ところが1房を食べきり、スーパーに行ったら、今度はなんと1280円で並んでいました。
 で、「まぁ、お安い」と思ってまた買ってしまいました。

 以後は、1480円ですが、やみつきになって買い続けています。
 やっぱりおいしいです。(^_^)
 房も大きいし、粒も大きいので、だいたい1房3~4日掛けて食べています。

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