「上杉家に咲いた布の花」
今日は毎月恒例の前橋で講座の日でしたので、群馬に行ってきました。
新幹線の車中で入手した『トランヴェール』8月号です。
今号の特集は「上杉家に咲いた布の花」です。
特集の最初のページです。
特集のタイトルを見たときは米沢が思い浮かびましたが、米沢ではなくて越後でした。
戦国ファンだと越後が思い浮かぶことでしょうが、米沢が思い浮かんだ私は、戦国よりも忠臣蔵ファンなのでしょう。
春日山城跡に建つ謙信公の像。
かっけーです。
布についてはこうあります。
越後縮みと越後上布ですね。
別のページにはこうあります。
三条西家や天王寺というビッグネームが載っています。
そういうところが持っていた青苧の権利を越後に取り戻したのですね。
そして、越後の布や青苧から得られる収入が上杉家の大きな軍資金になったのだそうです。
初めて知ることばかりで興味深かったです。
『トランヴェール』にはこういったおもしろい記事が時々載るので、気に入っています。
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