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2024年8月26日 (月)

ウオルト・デズニイの『ぴいたあ・ぱん』

 このような本を入手しました。
Peterpan01
 「ウオルト・デズニイ」の『ぴいたあ・ぱん』です。
 左下に書いてありますように、小学館の雑誌『幼稚園』12月号の付録です。
 残念ながら年が書いてありませんので、いつのものか分かりません。
 「ウオルト・デズニイ」という表記に引きつけられました。
 一体いつのものでしょう。
 しっかりした紙ですし、印刷もきれいですので、戦後すぐのものとは思えません。

 全部で13の場面が描かれています。サイズは半ページのものから見開きページを使ったものまで様々です。

 最初のページ。
Peterpan02

 最初の絵の文章は次の通りです。
Peterpan03
 おねえさんの名前の表記も「うえんでい」ですね。

 子供たちが、ぴいたあ・ぱんに導かれて空を飛ぶ場面。
Peterpan04
 小さな弟は熊さんのぬいぐるみを持っています。
 手放せないのでしょう。ライナスの毛布のような。

 裏表紙。
Peterpan05
 これが最後の場面です。
 裏表紙まで使って、無駄がありません。
 この裏表紙の右上に何か印刷してあります。バックの色が濃いのでそのままでは良く読めませんが、拡大すると次のようにあります。
Peterpan06
 ここには「ウォルト・ディズニー」とあります。
 なんだ、ちゃんと書けるじゃん、です。
 ということは、「ウオルト・デズニイ」や「ぴいたあ・ぱん」「うえんでい」という表記は、この本を読む幼稚園児向けなのでしょう。
 どんでん返しの思いでした。
 今の幼稚園児向けの絵本では、こういった表記はどうなっていましょうかね。

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