山﨑福之氏『萬葉集漢語考証論』(塙書房)
今年の4月25日に刊行されました。
目次は以下の通りです。
この本のことは、Twitter(現X)のAsako Negoro氏のポストで知り、早速購入しました。
山﨑氏は岩波の新大系本の『萬葉集』と岩波文庫版の『萬葉集』の校注者のおひとりで、そのお仕事を経て著されたご著書です。
まだ届いたばかりですが、萬葉集に及ぼした漢籍の影響がいかに多大であったかを見る思いがします。
そういえば、先ごろ第1巻が刊行された『萬葉集正義』も漢籍仏典が多く引用されています。
勉強します。
« 天保14年の「絵引年代記」(2) | トップページ | 天保14年の「絵引年代記」(3) »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 『よくわかる古事記』(ユーキャン/自由国民社)(2025.06.13)
- 『トランヴェール』最新号の特集は「アガる 民謡採集の旅」(2025.06.10)
- 『ならら』最新号の特集は、豊臣秀長と大和郡山城(2025.06.07)
- 岩崎拓也氏編『日本語表記の多様性』(ひつじ書房)(2025.05.23)
- 正宗敦夫『万葉集総索引』(2025.05.20)
「万葉集」カテゴリの記事
- 私撰「万葉百人一首」(2025.05.28)
- 正宗敦夫『万葉集総索引』(2025.05.20)
- 佐佐木信綱生家由来の卯の花(2025.04.26)
- 烏谷知子氏『上代文学の基層表現』(花鳥社)(2025.03.27)
- 塩沢一平氏『大伴家持』(花鳥社)(2025.03.12)
コメント