大正7年の『東海道』(2)
昨日載せた大正7年の『東海道』の続きです。
本来の本は横とじで、右ページに広重の東海道五十三次の浮世絵、左ページに当時の写真を掲載しています。
ここでは、それを組み替えて、上に広重の版画、下に写真を載せます。
京都。
角度はやや異なりますが、イメージはよく似ています。
箱根。
富士山や湖の位置から、写真は版画とほぼ同様の位置から撮したものと思われますが、広重の版画の右側の山は随分デフォルメされていますね。
鞠子。
広重の版画にはとろろ汁の丁子屋が描かれています。
写真にもとろろ汁の店が描かれていますが、これも丁子屋でしょうか?
二川。
山裾の形はよく似ています。
« 壬申の乱の経緯(02)高市皇子が合流 | トップページ | 壬申の乱の経緯(03)大津皇子が合流。高市皇子を不破に派遣 »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- ちりめん本『俵藤太』と『稲羽の白兎』(2024.11.05)
- 明治20年ちりめん本の『俵藤太』(2024.11.03)
- 埴輪ブーム(2024.10.07)
- 宮川禎一氏『鳥獣戯画のヒミツ』(淡交社)(2024.09.21)
- 大人の図鑑シール(仏像)(2024.09.20)
「史料・資料」カテゴリの記事
- 広瀬中佐の評価は(2024.11.24)
- 老農船津伝次平(2024.11.23)
- ちりめん本『俵藤太』と『稲羽の白兎』(2024.11.05)
- 明治20年ちりめん本の『俵藤太』(2024.11.03)
- 鳥居強右衛門(2024.10.18)
コメント
« 壬申の乱の経緯(02)高市皇子が合流 | トップページ | 壬申の乱の経緯(03)大津皇子が合流。高市皇子を不破に派遣 »
すばらしい。
良い写真をありがとうございます。
二川は興味深いです。
現在のどの辺りなんだろう。
山裾からすると・・・。
研究します(大げさ)。
投稿: 萩さん | 2024年6月26日 (水) 07時02分
萩さん
コメントをありがとうございます。
どのあたりか分かると良いですね。
ぜひ探究してください。
投稿: 玉村の源さん | 2024年6月26日 (水) 11時55分