泉岳寺の絵はがき
泉岳寺の古い絵はがきを入手しました。全部で16枚。
その中には、大石内蔵助の墓などの写真もありますが、それらは置いておいて、ちょっと珍しいものを4枚。
浅野内匠頭自尽の短刀と兜。
内匠頭自尽の短刀は泉岳寺に伝わったのでしょうか。
天野屋利兵衛の金櫃と像。
天野屋利兵衛は実在した人物のようですが、赤穂浪士とは関わりがなかったみたいですね。
討入り浪士5名の佩刀。
上から順に、村松三太夫、千馬三郎兵衛、武林唯七、勝田新左衛門、岡島八十右衛門のものです。
長さがバラバラです。
一番上の村松三太夫のは脇差しでしょうか。一番下の岡島八十右衛門のは随分長い気がします。
看板2枚。
右の「かねやすゆふげん」の文字を揮毫したのは堀部安兵衛とのことです。
左の「四海波……」は大石内蔵助の筆になるものということです。
恥ずかしながら字が読めません。
「四海波□新穏眠」でしょうか?
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大石内藏助の字は
四海波靜龍穩眠(四海 波靜かに 龍穩やかに眠る)
と書いてあるつもりなのでせう。習字はあまりしなかつたやうに見えます。
投稿: 筒井茂徳 | 2024年6月13日 (木) 00時06分
筒井先生
ご教示ありがとうございます。
「波」の下は「静龍」でしたか。
どうも不勉強でお恥ずかしいです。
いつもいつも本当にありがとうございます。
投稿: 玉村の源さん | 2024年6月13日 (木) 00時14分