吉田初三郎の「厳島新案内」
吉田初三郎の「厳島新案内」を入手しました。
大正4年4月発行です。
これを二つ折りにしたものが表裏の表紙になります。
超ワイドです。
小さくて何だか分かりませんので、3ヶ所を拡大します。縮尺は同じです。
左端付近。
厳島神社の大鳥居、社殿付近。
その右側。
陶晴賢の本陣はどのあたりだったのだろうか、毛利元就はどこから攻め込んだのだろうか、などとつい物騒なことを考えてしまいます。
2つ目の拡大図の左上に「バクチ尾」という地名が見えます。なんかあのあたりから攻めたのだったような。
鳥瞰図の反対側の面には厳島の解説と「厳島十二勝」が載っています。
下の方に鹿の絵があります。奈良鹿だけではなく、宮島の鹿も良いです。
厳島には2回行ったことがあります。
大鳥居は、1回は満潮時、もう1回は干潮時で、両方を見ることができたのは幸いでした。
« 錦仁先生ご逝去 | トップページ | 昭和3年の「教育偉人かるた」(9) »
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 『矢部太郎の光る君絵』(東京ニュース通信社)(2024.12.27)
- 『光る君へ ART BOOK』(2024.12.16)
- ちりめん本『俵藤太』と『稲羽の白兎』(2024.11.05)
- 明治20年ちりめん本の『俵藤太』(2024.11.03)
- 埴輪ブーム(2024.10.07)
「史料・資料」カテゴリの記事
- 「ハナ ハト マメ マス」(2025.01.15)
- 長音表記&リンコルン(2025.01.14)
- 広瀬中佐の評価は(2024.11.24)
- 老農船津伝次平(2024.11.23)
- ちりめん本『俵藤太』と『稲羽の白兎』(2024.11.05)
「地図・航空写真」カテゴリの記事
- 梶川敏夫氏『ビジュアル再現平安京』(吉川弘文館)(2024.11.13)
- 明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(4)(2024.09.06)
- 大正14年の長野市地図(2024.08.30)
- 昭和12年頃の善光寺鳥瞰図(2024.08.29)
- 明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(3)(2024.08.27)
なんか小さそうですが,どうやって印刷したのかが気になります。
はじめに描いたのは,もっと大きかったのでしょうか?
縮小して,カラー印刷。
投稿: 萩さん | 2024年6月 8日 (土) 07時41分
萩さん
コメントをありがとうございます。
サイズは、ざっくりですが、縦14.5cm×横72.5cmほどです。
そうですね。絵は字は確かにかなり小さいです。
仰るように、実際にはもっと大きく描いたものを縮小印刷したものと思われます。
投稿: 玉村の源さん | 2024年6月 8日 (土) 10時05分