今日は古代文学会を
今日6月22日は、群馬県立女子大学の群馬学連続シンポジウム、青山学院大学のAI講演会、昭和女子大学の無声映画、そして「テキストに立ち上がる<声>」というテーマの古代文学会が重なってしまっていました。
大きな声では言えませんが、群馬学連続シンポジウムが早々と脱落。弁士付きの無声映画も気になりながら脱落し、最後に残った2択でAI講演会がものすごく気になりながら諦め、結局古代文学会にZoomで参加する事になりました。
パネリストは次の方々です。
趣旨説明と、3氏それぞれの発表要旨は、古代文学会のHPに掲載されています。以下をご参照ください。
https://kodaibungakukai.sakura.ne.jp/wp/kenkyuuhappyoukai/sympo-semi
鈴木氏、馬場氏、西澤氏の順で発表が行われ、その後、3氏による討論が行われました。
それぞれに面白く拝聴しました。
私の一番関心があったのは馬場氏の宣命についての発表でした、
特に、宣命の大字・小字の書き分けについて、小字は小さな声で宣読されるという点が大いに気になったのですが、詳細な説明はありませんでした。
この点に絞った発表が聴きたかったので、大いに残念でした。
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たしかに…青山学院の方のやつは気にかかりますね。
AIというものの理屈がさっぱり理解できない私ではありますが、なんとなくこれまでできなかったことができるんではないかなんて期待してしまう自分が言います。
まあ、一方ではこういった方向性になんとなく嫌悪を抱いてしまう自分もいるのですが…頭が硬いですねえ、ホント。
投稿: 三友亭主人 | 2024年6月23日 (日) 06時53分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
ほんと、気になりますよね。
時に、タイトルが「AIを用いた古典語・古典文学研究の方法について」ということで、ストライクですものね。
いつの間にやら、こういう感じになってしまって、私のような老骨はもうダメかもしれません。
投稿: 玉村の源さん | 2024年6月23日 (日) 07時43分