よく分からない文禄の大名一覧
この様なものを入手しました。
「諸大名国持外様衆」というタイトルが付いています。
文字が小さいので、冒頭部分をアップにします。
筆頭は奥州会津100万石の蒲生氏郷です。
次が島津義弘、その次が小早川隆景です。
蒲生氏郷は文禄4年(1595)に亡くなっています。
また、小早川隆景も同じ文禄4年に隠居しています。
この2人を見る限りは、このリストは文禄4年以前の状態を反映しています。
全員見ていったら、矛盾が生じるかもしれませんが。
文禄4年といえば、まだ豊臣秀吉が存命です。
これを見て不思議に思うのは、徳川家康がいません。また、前田利家、毛利輝元、上杉景勝もいません。なぜでしょうかね。
1つ考えられるのは、タイトルにある「外様」です。
ここにいないということは、徳川、前田、毛利、上杉は譜代なのでしょうか。
譜代というのは違和感がありますけど、この面々は五大老なので、譜代とは言えなくても、豊臣政権を支える身内扱いなのでしょうか。
そう考えると、石田三成や浅野長政などの五奉行もいません。
また、加藤清正、福島正則のような秀吉子飼いの大名もいません。大谷刑部もいません。
ということで、秀吉政権を支える五大老・五奉行や、秀吉子飼いの大名などを除く国持大名のリストということなのかもしれません。
左下の欄外にはこうあります。
「貳之巻」でしょうか。
そうすると、もう1枚「壹之巻」があって、そこに家康以下の面々が並んでいそうです。
さて、これはなんでしょうかね?
文禄4年の頃にこういうものが作成されたわけではないと思います。
たぶん江戸時代(あるいは明治時代)に作られたのでしょう。
何のために?
歴史好きな人が買ってくれるのを期待して、歴史好きな人が作って売り出したのかとも思います。
不思議な刷り物です。
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