『萬葉集正義』情報
昨日のTwitterで『萬葉集正義』(八木書店)が話題になっていました。
「はて?」と思いましたが、今日、わが家にも八木書店のチラシが届きました。
この注釈書のことは、かねてどんな内容なのか気になっていましたので、詳細な内容紹介を待ちかねていました。
これに書かれていた特徴を切り貼りします。
組見本は以下の通りです。
題詞の「天皇」「遊〓(けものへんに葛)」などは、従来の注釈書では一般的に訓読していたと思いますが、この注釈書では音読しているのが新鮮でした。なぜ音読するのかは前書きか凡例に書いてあるかもしれません。
題詞は漢文ですから、音読もありかもしれません。
現代語訳についてでは、「紫野行き 標野行き」は「散歩」なのでしょうかね?
校訂本文には校異が欲しい気もしますが、底本を校訂した場合は勿論、本文に問題がある場合には注釈のところで述べられるでしょうから、なくても良いのかもしれません。
あれこれ思うところはありますが、刊行を心待ちにしています。
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