『ならら』最新号の特集は「今村勤三」
今日、『ならら』の最新号が届きました。
いつもは毎月1日前後の到着ですので、今回は早いです。
目次は以下の通りです。
特集の今村勤三という人物のことは知りませんでした。
こういう人だそうです。
16歳で明治維新を迎えたことになりますね。そして、明治・大正時代を生きて、大正の末に亡くなりました。
明治維新で奈良県が成立したものの、明治9年に堺県に合併され、さらに明治14年に堺県は大阪府に合併されてしまいました。
旧大和国では奈良県再設置運動が起こり、再三にわたって請願書、建白書が提出されたものの、奈良県の再設置はなかなか実現せず、明治20年になってようやく念願が叶ったということです。
この間、今村勤三はその中心になって奔走したそうです。
そして、明治21年には初代奈良県議会議長に選出されました。36歳の時のことです。
その後、衆議院議員にもなります。
また、実業家として、奈良県で最初の新聞を発行したり、奈良県で最初の鉄道を敷設しました。
京都-奈良間の鉄道(現在のJR奈良線)を開業し、奈良-桜井間の鉄道(現在のJR万葉まほろば線)も開業しました。
経営難に陥っていた郡山紡績株式会社(現在のユニチカ)の再建も果たしたそうです。
奈良県の大恩人ですね。
広く知られるようになると良いです。
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