明治8年の『大日本国郡便覧』(3)
一昨日、昨日の明治8年『大日本国郡便覧』の続きです。
今日は武蔵国。この本は畿内・七道別に旧国が排列されていますが、首都は東京ですので、筆頭は武蔵国です。
前回の琉球国(琉球藩)を含む諸国の多くは、見開きに国の地図とデータとがまとめられていますが、武蔵国の場合はデータ量が多いので、地図とデータとは別の見開きに収められています。
東京府附近のアップです。
ピンクの部分が東京府で、今の東京23区よりも狭いです。
茶色い部分は神奈川県の一部です。
神奈川県の大部分は相模国ですが、横浜市や川崎市は武蔵国です。
川の名は、東京と神奈川の境界を流れる川は多摩川ではなく六郷川となっています。隅田川は角田川です。
次の見開きは武蔵国のデータです。
字が細かいのでアップにします。
まず前半。
武蔵国は、このように東京府、神奈川県、埼玉県、熊谷県となります。
武蔵国の地図で、ピンクが東京府、茶色が神奈川県、緑色が埼玉県、黄色が熊谷県です。
人口は194万余ですね。現在の東京都、横浜市、さいたま市の地域を含んでこの数ですから、当時は今ほど首都圏に人口集中が進んでいなかったことが分かります。
後半。
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