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2024年4月

2024年4月30日 (火)

意図せぬグリーン車

 先週金曜日以来の渋川滞在から無事に帰宅しました。
 今回は4泊5日でしたが、片づけはあまり捗りませんでした。
 こんなことではイカンです。次回は頑張ります。

 いつも群馬に行く時は新幹線、帰りは在来線です。
 しかし、今回は宅配便の受け取りの予約があり、それなのに渋川の家を出たのが遅くなったので、新幹線を使うことにしました。
 座れないとイヤなので、指定席券を買うことにしましたが、買い慣れないもので、間違えてグリーン券を買ってしまいました。
 全くムダな出費です。

 座席の前のテーブル裏にこんな説明がありました。
Greencar
 読書灯があるのですね。
 でも、モタモタしているところを人に見られたくないので、スイッチなどには一切手を触れませんでした。
 というか、そもそもこんな写真を撮っている方が、よほど恥ずかしいのですけど。(^_^;
 座席の幅が広かったのは気持ち良かったです。

 自宅の最寄り駅の改札を出て、歩きながらマスクを取ろうとしたら、バランスを崩して倒れてしまいました。
 情けないことです。年をとってからバランスを崩しやすくなり、バランスを崩すと立て直せないことが増えました。
 で、ズボン、破れました。
Pantstear
 上の四角い方です。
 下の直線状のは去年道で転んでできた破れです。
 裏から修復テープをアイロンで貼って直したのですが、表側がだいぶポヨポヨになっていました。
 新たは破れもできたし、もう買い替え時かもしれません。

 金魚は全員元気でした。
 水温24.5度。暖かくなりました。
 群馬に行く前にバケツに水を汲んでありましたので、水替えをしました。
 お腹を空かせていたのに、ゴハンよりも先に水替えで、迷惑だったことでしょう。
 ゴメン。

2024年4月29日 (月)

10年前は高崎駅130周年

 昨日は、高崎駅140周年の年表を載せました。
 そういえば、10年前の130周年の時にも何かあったような気がして、探してみました。

 10年前の平成26年(2014)には、高崎駅構内で写真展を開催していました。
Takasaki130a
Takasaki130b

 また、同年は新町駅開業からも130周年ということで、ボールペンも売られていました。
Shinmachi_p02 Shinmachi_p01
Shinmachi_p03

 10年後は150周年というキリのいい年ですので、何か大々的に開催するかもしれませんね。

2024年4月28日 (日)

高崎駅開業140周年

 高崎駅構内に、高崎駅開業から今に至るまでの年表が掲示されていました。
Takasaki140a

 この冒頭部分には、元の勤務先の最寄り駅である新町駅の名があります。
Takasaki140b
 これを見て、高崎線は、まず新町・高崎間が開通したのかと思いました。
 「新町すごい!」と思ったのですが、年表をずっと見ていっても、高崎線が新町駅から南進して行く記事がありません。

 不思議なことと思って調べてみたら、明治16年に上野・熊谷駅間が開通し、この年の12月にはさらに路線が伸びて新町駅が開業し、そして、この年表の1行目にあるように、翌年の明治17年5月に新町・高崎間が開通して、高崎駅の開業となるのでした。

 そうですね。この年表は高崎線の年表ではなく、高崎駅の年表なのでした。それで、高崎駅の開業が1行目にあるのです。
 早とちりでした。新町駅を身びいき(?)しました。

 年表の最終行は、今年です。
Takasaki140c
 これで、高崎駅開業140周年ということになります。

 1行前にある「HANAGATAYA高崎」というのは、どこか分かりません。探してみます。

2024年4月27日 (土)

健康福祉大高崎高優勝の懸垂幕

 昨日、群馬県庁舎内の吹き抜けには、甲子園で優勝した高崎健康福祉大学高崎高校を祝う懸垂幕が下がっていました。
Kenfukudai
 日本一ですからねぇ。すごいことと思います。

 これまで、県庁舎内に懸垂幕が下がった例としては、私のHDDの中には次のようなものがありました。

 平成25年(2013)8月
Maeikuyusho

 平成26年(2014)10月
Tomioka_kokuho01

 令和2年(2020)3月
Kannonyama04_20240427202901

 県庁舎内の吹き抜けは、風雪も当たらないし、懸垂幕には良い場所と思いますが、いかんせん、懸垂幕を見るのは県職員の他には、県庁舎を訪れた人だけですね。それがちょっと勿体ない気がします。

 他に、上野三碑が世界遺産に選ばれたときにも、当然懸垂幕は下がったことと思いますが、その写真は取り損ねたようです。どこか抜けています。

2024年4月26日 (金)

草刈りぐんまちゃんにナンバープレート

 今日は前橋で講座の日なので、群馬に来ています。
 県庁前広場に、草刈りぐんまちゃんのクルマが停まっていました。
Gunmac_kusakari11

 前に見たときと変わっているのは、ナンバープレートが付いたことです。
Gunmac_kusakari12
 群馬県のご当地ナンバープレートが付いていました。
 群馬の山々を背景に、左下から、水芭蕉、温泉、レンゲツツジです。
 ひらがなはぐんまの「ぐ」。ナンバープレートのひらがなには濁音は使いませんね。
 「2.22」はぐんまちゃんの誕生日です。大体ナンバープレートにピリオドは打ちませんね。もうやりたい放題。(^_^)
 「333」は分かりません。何か意味がありそうですけど。
 「2.22」に合わせたのかもしれません。

 前回、草刈りぐんまちゃんをじっくり見たのは去年の11月ですから、もしかしたら昨年中にはこのナンバープレートを付けていたのかもしれません。

2024年4月25日 (木)

今朝は段ボールと雑誌

 木曜日は資源ゴミの日です。
 夜一夜降り明かしつつ雨も、朝には止みましたので、出しました。
Danboru04
 いつもの大きさの基準だと、大1、中3と雑誌2束です。
 朝は気づかなかったのですが、今見ると、大の紐がかなりズレていますね。ダメダメです。

 段ボールはまだまだたくさんあります。
 頑張ります。

2024年4月24日 (水)

絵はがき「加賀ことば」

 「加賀ことば」という絵はがきを入手しました。
Kagakotoba01

 中には絵はがきが8枚入っています。
Kagakotoba02
 どれも、上半分には金沢の写真等、下半分には様々な場面での金沢方言での会話と挿絵とが収められています。

 上半分の写真は、例えば次のようなものです。
Kagakotoba03

 下半分からまず1枚。
Kagakotoba04
 映画のことを「しばい」と言っています。芝居のことも「しばい」と言うのでしょうね。
 会話の語尾は、「~かいね」「~やいね」「~がいね」が使われています。
 「散髪」が「らんばつ」になっています。語頭は「sa」が「ra」に変化したのでしょうかね。
 「沢山」を「ぎょさん」と言うのは、関西弁の「ぎょーさん」が思い浮かびます。

 もう1枚。
Kagakotoba05
 こちらでは、語尾に「てて」がよく使われています。

 なかなか興味深い絵はがきです。
 いつのものか不明ですが、戦前のもののように思えます。

2024年4月23日 (火)

昭和3年の「教育偉人かるた」(7)

 少し日が空きましたけれども、再び、昭和3年「教育偉人かるた」の続きです。
 今回は古代日本の人物です。

 日本武尊
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 聖徳太子
S03kyoikuijin35

 和気清麻呂
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 坂上田村麻呂
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 やや時代が降って平重盛
S03kyoikuijin38

 古代日本では、他に中臣鎌足と菅原道真がいましたが、既に取り上げました。

 今回は読み札も載せました。思えば、もっと早くから載せれば良かったです。

 このかるたは、裏に厚紙を貼って断裁して使うのでしょうけど、読み札はこのままでは随分小さいです。
 何か工夫が必要ですね。

2024年4月22日 (月)

戦前の絵はがき「奈良名勝」

 「奈良名勝」という絵はがきを入手しました。
Narameishocard06
 これは袋です。この中に全部で8枚の絵はがきが入っていました。
 戦前のものであることは間違いありませんが、具体的にいつのものかは不明です。
 左下に「¥.15」とあります。15円かと思ったのですが、15の前にピリオドがあるので、たぶん15銭なのでしょう。
 これが手がかりになるかもしれません。

 奈良大仏殿(上)と奈良若草山(下)
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 奈良東大寺大鐘(右)と(奈良)大仏尊像(左)
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 奈良猿沢池(右)と奈良興福寺五重塔(左)
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 奈良春日神社(右)と奈良公園の鹿(左)
Narameishocard10

 奈良公園の鹿をアップに。
Narameishocard11
 奈良鹿は昔から奈良のシンボルとして、多くの人々に愛されてきたのですよね。
 この先もずっと今間のままでいてほしいです。

2024年4月21日 (日)

鈴木崇大氏『山部赤人論』(和泉書院)

 4月20日に鈴木崇大氏の『山部赤人論』(和泉書院)が刊行されました。
Akahitoron01

 帯の裏表紙側に掲載されている目次を切り貼りします。
Akahitoron02
Akahitoron03

 全部で400ページを超える大著です。
 山部赤人の歌について、広く深く考察されています。
 博士論文に加筆されたものだそうです。
 じっくり拝読して勉強しようと思います。

 鈴木氏は、昨年4月から群馬県立女子大学にお勤めです。
 群馬県立女子大学は良い方に来て頂いたものと思います。

2024年4月20日 (土)

つつじ復活

 わが家の玄関脇の植え込みにつつじが植わっています。

 今から10年前の2014年4月25日にはきれいに花を付けてくれていました。
Tsutsuji20140425
 通りすがりの女子高生が写真を撮っていました。
 わが家のつつじを写してくれて嬉しかったです。

 2017年5月1日も大体同じですが、やや花が減った感じです。
Tsutsuji20170501c

 2019年5月3日。
Tsutsuji20190503
 初めの2枚の写真のつつじのバックには針葉樹が写っています。それがなくなっています。
 針葉樹はカイヅカイブキです。この木が大きくなって、ブロック塀越しにお隣の駐車場に領空侵犯をしていましたので、2017年に伐採してもらいました。
 花がやや減った気がします。
 そして、枝が下の方に屈折しています。これはカイヅカイブキに圧迫され続けた結果です。
 カイヅカイブキが伐採されて、初めて気付きました。

 翌年の2020年4月25日。
Tsutsuji20200425
 どういうわけか花が付きませんでした。2~3輪は付いたのですが、ほぼ全滅です。
 その後も花はダメでした。

 そして、今朝。2024年4月20日です。
Tsutsuji20240420
 花、復活しました。
 最盛期に比べたら、まだまだ及びませんが、復活して良かったです。
 しかし、樹形はひどいですね。カイヅカイブキに圧迫されて懸崖作りのようになったままです。
 なんとかまともになると良いです。

 あ、背後のブロック塀がなくなりました。
 かなり傷んでいましたので、倒れると危険だということで、お隣の駐車場が撤去してくれたのでした。
 私も気になっていたので、ほっとしました。

2024年4月19日 (金)

「猫飼好五十三疋」の小風呂敷

 この様なものを購入しました。
Myokaiko01
 これは、毎度おなじみのネットオークションではなく、通常の新品です。

 右上にタイトルがあります。
Myokaiko02
 「其まゝ地口 猫飼好五十三疋」です。
 読み方は「そのままぢぐち みやうかいこうごじうさんびき」です。

 この看板のコマに日本橋と沼津が見えています。
 こんな感じで、東海道五十三次が全部猫のシャレになっています。
 日本橋と沼津の出来はイマイチかと思います。←ナゾの上から目線。(^_^;
 作者は一勇斎国芳です。

 いくつか気に入ったものを載せます。
Myokaiko03
Myokaiko04
Myokaiko05
Myokaiko06
Myokaiko07
Myokaiko08

 全部同じ縮尺で載せました。
 大礒の絵が大きいので、その影響で、他の絵が小さめになってしまいました。

 石薬師の「いちやァつき」は今の表記ならば「いちゃつき」になるところ、「ちゃ」を「ちやァ」と表記しているのを興味深く思いました。

2024年4月18日 (木)

明治8年の『大日本国郡便覧』(5)

 連投している明治8年『大日本国郡便覧』の第5弾です。
 今日は、私の好きな大和国と、昭和60年以来暮らした上野国を取り上げます。

 まずは大和国。
M08kokugun26

 大和国の地図は、どういうわけか南が上でした。これも何か落ち着かないので、180度回転させました。
M08kokugun27

 データその1。
M08kokugun28
 郡名にはそれぞれルビが付いています。「葛上」のように上下の付く郡名は難しいですから、参考になります。
 この読みは現代と異なるものもありそうです。

 神社は著名なものがたくさんあります。
 産物には、紙、墨、そうめん、葛、柿など、現代に通じるものが多いですね。

 鹿もあります。奈良市内の鹿は春日大社の御神鹿として大切に守られてきたはずですけど、それ以外の地の鹿は食べていたのかもしれませんね。あと、鹿革として利用されてきたのでしょう。

 データその2。
M08kokugun29
 名山大川にも著名なものが目立ちます。

 続いて上野国。
M08kokugun30

 地図は北が上です。
M08kokugun31

 データの一部。
M08kokugun32
 冒頭の「詼国」というのが全く分かりません。なんでしょ?
 「詼」の字の字音は「カイ」、意味は「たわむれる。おどける。あざける。からかう」ということですが、はて?
 それは置いておいて、上野国は11郡が熊谷県、3郡が栃木県です。地図では、黄色が熊谷県、樺色が栃木県です。
 鶴舞う形のうちの頭から肩にかけてが栃木です。当時、群馬県はなかったのでした。

 郡名のうち、「群馬」に「クルマ」というルビが付いています。
 「群馬」という郡名は、古代の「車」という評名に溯ります。
 行政地名の二字化の方針に基づいて「車」は「群馬」の二文字に改められますが、表記は「群馬」でも読みは「クルマ」です。
 江戸時代くらいまでは、「群馬」と書いて「クルマ」と読んでいましたが、明治8年の時点でもまだ「クルマ」だったのか。
 これは、なかなか興味深いです。

 産物には、生糸、絹、蚕種などが冒頭にあります。富岡製糸場ができたのはこの本の3年前の明治5年のことでした。

 ということで、いくつかの国を見てきました。
 また何か興味を惹かれた国があれば載せることにします。
 リクエストがあればお寄せください。

明治8年の『大日本国郡便覧』(4)

 毎日続いている明治8年『大日本国郡便覧』の第4弾です。
 「藩」が琉球藩であることを教えてくださったわこにょさんと、ブログにコメントをくださった萩さんとに敬意を表して、わこにょさんゆかりの近江国と、萩さんゆかりの三河国とを取り上げます。

 まず近江国です。
M08kokugun18

 地図は西が上になっています。なんか落ち着かないので、90度左に回転させます。
M08kokugun19

 データの一部。
M08kokugun20
 神社は、日吉神社のみが上がっています。
 著名な神社、まだあったかもしれませんが。
 産物の中に伊吹もぐさが入っています。

 もう1ヶ所。
M08kokugun21
 名山・大山には著名なものが並んでいますね。
 姉川の次に妹川というのが並んでいます。
 姉川は、姉川の合戦で有名ですが、妹川というのは初めて見ました。
 妹川に対しての姉川なのでしょうかね?

 続いて三河国。
M08kokugun22

 地図をアップにします。
M08kokugun23
 中央の左下に岡崎の文字が見えます。

 データの一部。
M08kokugun24
 産物の中に、わざわざ佐久島の地名を挙げて海鼠腸が上がっています。産地として著名だったのでしょうかね。

 もう1ヶ所。
M08kokugun25
 こちらにも名山大山が並んでいて、やはり著名なものが多いです。
 三河の語源については、今は異説があるようですね。

2024年4月16日 (火)

明治8年の『大日本国郡便覧』(3)

 一昨日、昨日の明治8年『大日本国郡便覧』の続きです。
 今日は武蔵国。この本は畿内・七道別に旧国が排列されていますが、首都は東京ですので、筆頭は武蔵国です。
M08kokugun13
 前回の琉球国(琉球藩)を含む諸国の多くは、見開きに国の地図とデータとがまとめられていますが、武蔵国の場合はデータ量が多いので、地図とデータとは別の見開きに収められています。

 東京府附近のアップです。
M08kokugun14
 ピンクの部分が東京府で、今の東京23区よりも狭いです。
 茶色い部分は神奈川県の一部です。
 神奈川県の大部分は相模国ですが、横浜市や川崎市は武蔵国です。
 川の名は、東京と神奈川の境界を流れる川は多摩川ではなく六郷川となっています。隅田川は角田川です。

 次の見開きは武蔵国のデータです。
M08kokugun15

 字が細かいのでアップにします。
 まず前半。
M08kokugun16
 武蔵国は、このように東京府、神奈川県、埼玉県、熊谷県となります。
 武蔵国の地図で、ピンクが東京府、茶色が神奈川県、緑色が埼玉県、黄色が熊谷県です。
 人口は194万余ですね。現在の東京都、横浜市、さいたま市の地域を含んでこの数ですから、当時は今ほど首都圏に人口集中が進んでいなかったことが分かります。

 後半。
M08kokugun17

2024年4月15日 (月)

明治8年の『大日本国郡便覧』(2)

 昨日の「明治8年の『大日本国郡便覧』」の続きです。
 昨日見た総論部分には、当時の日本の地方行政単位は3府1藩60県とあり、この1藩というのが何であるのか不明と書きましたが、早速判明しました。
 Twitter(現X)でご覧くださった「わこにょ」さんから、これは琉球藩であろうとのご教示をいただきました。
 早速この本を見たところ、まさに琉球藩でした。わこにょさんには厚く御礼申し上げます。

 琉球は、版籍奉還や廃藩置県のずっと後の明治12年まで琉球藩だったのでした。

 琉球のページを載せます。
M08kokugun08
 このように、各国の部分は地図を載せ、その余白にその国のデータが記載されています。
 琉球は島が多いので、南西端が折りたたみで張り出されています。

 データ部分の前半です。
M08kokugun09
 確かに「琉球藩」とあります。
 藩庁の所在地は中山の那覇ですね。
 そして、戸数と人口が載っています。

 それに続く後半です。
M08kokugun10
 産物は、芭蕉布、黒砂糖、泡盛酒という現在でもお馴染みのものを筆頭に、たくさんの品名が列挙されています。

 沖縄本島とその周辺。
M08kokugun11

 南西端の張出部分。
M08kokugun12
 島名は今と変わりませんが、西表島の表記が「入表島」となっています。
 太陽は西に沈むので、西のことをイリと言うのですね。

2024年4月14日 (日)

明治8年の『大日本国郡便覧』

 明治8年の『大日本国郡便覧』を入手しました。
M08kokugun01
 帙に入っていたのですが、その画像は省略します。
 折本です。

 最初のページ。
M08kokugun02

 奥付。
M08kokugun03

 巻頭のページには、「明治八年六月新雕……発兌」とありますが、奥付では「官許明治八年第二月」の日付が入っています。
 官許を得てから、実際に刊行するまで、4ヶ月のタイムラグがあったということになりましょう。
 奥付の「第二月」という表記に興味を持ちました。明治8年頃、こういう表記もあったのでしょうかね。
 発行者は東京の2軒の書店ですね。
 奥付の左ページには、京、大坂、東京の書店が並んでいます。
 その最後に「吉川半七」とあるのは、今の吉川弘文館ですね。

 巻頭の次のページは世界全図です。
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 この本は、『大日本国郡便覧』という書名の様に、日本の旧国別に、それぞれの国の地図と諸データを記した本なのですが、巻頭にはこのように世界地図が載っています。

 北米をアップにします。
M08kokugun05
 「北亜米利加」という大陸名は漢字ですが、その他の地名はカタカナです。
 ニューヨークは「ニウヨルク」とあります。こういう相違はおもしろいです。

 その次のページは日本全図です。
M08kokugun06
 北は樺太、千島列島から、南は琉球までを収めます。
 色分けは五畿七道別です。

 右上に日本全体の諸データが載っています。それをアップで載せます。
M08kokugun07
 項目は、国数、郡数、学区、府・藩・県、鎮台、開港場、戸数、人員、社数、寺数です。
 3府60県の他に藩が1つあります。府は東京、京、大阪ですが、藩は何でしょうね。調べます。
 軍隊は鎮台の下に大隊ですね。まだ師団はありません。
 人口は3311万825人です。
 国勢調査などない時代ですから、人別帳などを集計したのでしょうかね。

 あれこれおもしろいです。
 肝腎な旧国別の地図やデータは、また後日。

2024年4月13日 (土)

昭和3年の「教育偉人かるた」(6)

 何度にも分けて載せている昭和3年「教育偉人かるた」。
 今回の第6弾は、日本の学者、文化人です。
 生年順に載せます。

 中江藤樹(1608年生)。
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 新井白石(1657年生)。
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 頼山陽(1781年生)。
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 二宮尊徳(1787年生)。
S03kyoikuijin32

 渡辺崋山(1793年生)。
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 多くは少年時代のエピソードが描かれています。あとは、親孝行。
 「教育偉人」とあることから、やはりそういう点が選ばれているのでしょう。
 新井白石が4歳(数え年でしょうね)で太平記を解したというのは、ただ事ではありません。

2024年4月12日 (金)

『万城目学さんと読む ビジュアル竹取物語』

 『万城目学さんと読む ビジュアル竹取物語』(ポプラ社、2024年4月刊)を購入しました。
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 この本のことは、監修者でいらっしゃる福田智子先生がFacebookで紹介されているのを見て知りました。

 中身を載せることはできませんが、最小限だけ。
 「この本の使いかた」です。
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 全体はおおよそこのような構成になっています。

 単語の解説は、表紙から一部を拡大します。
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 大変に分かりやすく、そして竹取物語について詳しく正確に知ることのできる本です。
 竹取物語だけではなく、平安時代の制度や文化についても知ることができます。

 対象学年はどれくらいでしょうね。
 総ルビですので、絵本として読むには小学生でも可能です。
 学習段階に応じて、中学生から大学生まで対象になります。
 変体仮名まで学べます。
 対象範囲の大変に広い本です。

 「監修のことば」を載せます。
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 全部で100ページ近い大冊です。
 裏表紙に「図書館用特別堅牢製本図書」とあるように、とても頑丈にできています。
 4000円という価格ですが、たくさんの図書館、学校図書館に備えていただければと思います。

2024年4月11日 (木)

『日本書学大系』から5冊入手

 ネットオークションで、『日本書学大系』(同朋社出版。1988年)を5冊入手しました。
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 それぞれの巻次は以下の通りです。
   2:日本の金石
   3:日本の木簡
   5:光明皇后 聖武天皇
  10:万葉仮名
  31:藍紙本万葉集

 目次は以下の通りです。
  「日本の金石」
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  上「日本の木簡」、下「光明皇后 聖武天皇」
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  上「万葉仮名」、下「藍紙本万葉集」
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 それぞれの冊の内容は、鮮明なモノクロ写真と釈文・読み下し・現代語訳、そして文献解説、書法解説、さらに臨書と創作への展開です。
 国語学の分野の本ではなく、書道の分野の本ですね。

 恥ずかしながら、このシリーズの存在は全く知りませんでした。不勉強です。
 書法解説が興味深いです。良く読みます。

2024年4月10日 (水)

桜田殉難八士之碑

 今日のNHK「歴史探偵」は桜田門外の変でした。
 番組の最後に少しだけ触れられていましたが、井伊大老を守ることができなかった井伊家の供回りの侍たちには思い罰が下されました。
 番組では以下の表が示されました。
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 やはり、むざむざと主君を討たれたことは、供回りの武士にとっては大きな不名誉なのでしょうね。
 それにしても厳しいですね。

 井伊大老の墓は東京世田谷の豪徳寺にあります。
 そして、大老の墓の後ろには、桜田門外で斬り死にした井伊家の八人の武士の顕彰碑が建てられています。
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 「桜田殉難八士之碑」と彫ってあります。

 背後の碑文は以下の通りです。
Sakuradajunnan02

 翻字します。
------------------------
  万延元年三月三日桜田之変*之者八人曰
  日下部三郎右衛門令立
  河西忠左衛門良敬
  沢村軍六之丈
  小河原秀之丞宗親
  越石源次郎満敬
  永田太郎兵衛正備
  加田九郎太包種
  岩崎徳之進重光
  今茲二十七回忌辰樹石於先考墓側以表忠節云
  明治十九年三月廿八日
    従四位勲三等伯爵井伊直憲識
------------------------
 読みやすいように、意味に合わせて改行しました。
 1行目に1文字だけ読めない文字がありましたので、*で示しました。
 拡大します。「変」の下の文字です。
Sakuradajunnan03
 「死」ですかねぇ?

 赤穂浪士の討ち入りで斬り死にした吉良家の侍と同様、桜田門外で斬り死にした井伊家の侍も顕彰されるのは嬉しいことです。

2024年4月 9日 (火)

昭和3年の「教育偉人かるた」(5)

 断続的に載せている昭和3年「教育偉人かるた」の第5弾です。
 今回は外国の軍人です。

 アレキサンダー大王。
S03kyoikuijin24
 解説の3行目、「欧亜弗」の「欧亜」は欧州とアジアで良いとして、「弗」が分かりません。
 意味的にはアフリカでしょうねぇ。アフリカは「阿弗利加 」と漢字表記するので、それで良いように思います。

 ハンニバル。
S03kyoikuijin25

 カエサル。
S03kyoikuijin26
 カエサルの表記は「ケーザル」になっています。

 ナポレオン。
S03kyoikuijin27
 「山又山」や「突進又突進」など、口調が良いです。講釈師のような弁士のような。

 ネルソン。
S03kyoikuijin28

 このかるたで外国人は20名ですので、そのうち5名が軍人(政治家でもある人物もいます)というのは、やや多いかもしれません。
 いずれも、解説は勇ましい表現になっています。

2024年4月 8日 (月)

我妻多賀子先生を偲ぶ会

 昨日の正午から、神田神保町の学士会館で「我妻多賀子 偲ぶ会」が開催されました。
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 先生の一周忌を前に、先生のご長男である建太郎氏が開かれた会でした。

 我妻先生の主な経歴は以下の通りです。
R06agatsuma02
 我妻先生のお父上は、日本古代史の坂本太郎先生です。
 先生のお名前「多賀子」は多賀城由来ではないかと思いますが、分かりません。

 我妻先生は、我々が携わった『古典基礎語辞典』の中心メンバーのおひとりです。
 そのご縁でお声掛け頂きました。

 参列者のスピーチのトップは、NHK大河「光る君へ」の和歌考証をなさっている高野晴代先生でした。
 びっくりしました。この業界、どこで誰が繋がっているか分かりません。
 高野先生は、『古典基礎語辞典』を座右に置いて、困ったことがあると引かれ、我妻先生の書かれた項目に教えられることが多いと仰っていました。(この辞書は、それぞれの項目毎に執筆者名が記されています)

 そうですね。書いた本人は亡くなっても、書き残したものを通して、故人の教えを受けることができるのですよね。

 昨日は、思いもよらず、懐かしい方々にもお目にかかれ、嬉しかったです。
 数十年の時を経て、ぱっと見、誰か分からなくても、少し話をすれば、話し方や声や、表情で、ありありと記憶が蘇ります。
 我妻先生のおかげで、良い時間を過ごすことができました。これも故人の御遺徳です。

 学士会館の近くの桜は満開でした。
Sakura20240407

2024年4月 7日 (日)

お寺のねこのゴハン

 今日の夕方、菩提寺にお彼岸のお塔婆を戴きに参りました。
 お彼岸って……。お彼岸はとっくに過ぎてしまっています。
 全く申し訳ないことながら、お寺に伺うことをすっかり忘れてしまっていました。
 本当に不届きなことです。
 ちょうどお彼岸の時に群馬の家の片づけをしていて、それですっかり。
 慌ててご住職にお詫びのメールを差し上げて、今日お伺いしました。

 ご住職の奥さまは私のブログを見てくださっているので、お彼岸の時期に群馬で片づけをしていたこともご存知でした。
 創作童話も、『ならら』の記事も、時代劇の台本のことも、よく見てくださっていて、本当にありがたいことです。
 とても励みになります。今後も頑張ります。

 たびたびブログに載せていますように、お寺には地域猫が毎日やってきます。

 今日、ご住職が用意されたねこのゴハンです。
Myokenjineko43
 カリカリの他に、こんなにたくさんの種類を。
 右上にある様に水分補給用のものまで。
 なんという手厚いことでしょう。

 ねこは車の下に待機していました。
Myokenjineko44
 私の到着が少し遅くなりましたので、ねこも待たせてしまいました。

2024年4月 6日 (土)

水草が多すぎた

 しばらく金魚のことを書きませんでしたが、4匹全員元気です。
 ずっと水草がないままでしたので、久々に買ってきました。
Kingyo_r060406a
 明らかに、水草が多すぎた感じです。
 金魚は右奥に隠れてしまいました。

 左上からゴハンを与えたところ、ゆるゆると左側に移動してきました。
Kingyo_r060406b
 金魚たち、どう思っているでしょうね。
 「緑はやっぱり和むわぁ」と思っているか、「狭い! 邪魔!」と思っているか。
 前者だと良いのですが。

2024年4月 5日 (金)

昭和3年の「教育偉人かるた」(4)

 連日のかるたになりますが、先日の昭和3年「教育偉人かるた」の続きです。
 今回は宗教家。

 釈迦。
S03kyoikuijin19

 キリスト。
S03kyoikuijin20

 マホメッド。
S03kyoikuijin21

 公平に3宗教の教祖が取り上げられています。

 日本は2人だけです。

 親鸞。
S03kyoikuijin22

 日蓮。
S03kyoikuijin23

 他に、最澄、空海、栄西、道元なども候補になったことでしょう。
 2人に絞るのは難しかったのではないかと思います。

2024年4月 4日 (木)

鎌倉かるた(2)

 「鎌倉かるた」を入手しました。
Kamakuracard01

 絵札から4枚。
Kamakuracard02

 それぞれの読み札は以下の通りです。

 ろ:露座の大仏みんな大好き人気もの
 は:春になれば桜満開段葛
 つ:土牢に無念を偲ぶ護良親王
 な:滑川青砥藤綱銭活かす

 このかるたは、鎌倉ペンクラブが編集したものです。
 鎌倉ペンクラブの会長のメッセージが載っています。
Kamakuracard03

 ここにありますように、読み札は一般公募、絵札と解説は鎌倉ペンクラブの会員の手になります。

 絵札と解説を担当したのは次のような方々です。
Kamakuracard04

 絵札制作者の中には画家ではない方も含まれています。多才です。
 読み札の作者の名前と年齢も書いてありました。
 上は97歳、81歳、74歳から、下は9歳、11歳、12歳まで幅広いです。
 中学生がかなりいて、鎌倉女子大学中等部、栄光学園中学校、鎌倉学園中学校、鎌倉市立大船中学校、鎌倉女学院中学校、北鎌倉女子学園中学校などからはそれぞれ複数人が入選していました。
 鎌倉の中学校から広く募集したのでしょうかね。
 それ以外の方々は、鎌倉に限らず全国各地から採られています。
 「い」の札は「稲村ヶ崎剣投ぜし新田義貞」で、作者は群馬県新田郡の56歳の方です。新田義貞の地元ですね。

 上に挙げた4枚の読み札作者の年齢はお分かりになりましょうか。
 上の2枚、大仏と段葛はどちらも中学生です。
 下の2枚、護良親王と青砥藤綱はどちらも70代の方です。
 中学生は、護良親王や青砥藤綱は知らないでしょう。

 いろいろな年代の方が読み札を作っているのでおもしろいです。
 絵札は画風がバラバラですから、こちらはかるたを取るときに目が疲れるかもしれません。(^_^;

 タイトルに(2)を付けたのは、10年前に同じかるたを取り上げていたからです。
 同じかるたを2つ買ってしまいました。
 既に取り上げていたことは後から気付いたのですが、観点が違っていましたので、また載せました。

2024年4月 3日 (水)

奈良の鹿愛護会から会員証2024

 奈良の鹿愛護会から会員証が届きました。
 その裏側は例によって小中学生の描いた奈良鹿のポスターです。
Narashika2024a
 ほのぼのとした素敵な絵ですね。
 「しかは奈良のたからもの」とあります。
 本当にその通りと思います。

 しかし、昨年、鹿苑の特別柵の中で飼われている鹿が飢餓状態にあるなどというニュースがありました。
 さらに、つい最近は、奈良鹿を捕獲(→殺処分)できる地域を広げることが検討されているそうです。
 春日大社の神鹿であり、国の天然記念物ですぜ。
 そんなことがあって良いのでしょうか。

 『鹿瓦ばん』の2024年春夏号が同封されていました。
Narashika2024b
 これまでは4ページだったのですが、表裏1枚の2ページになってしまいました。
 特別柵の中に入れられた鹿の飢餓についての記述もありません。
 それは何らかの報告があってしかるべきものと思います。

 鹿苑のリニューアルに向けての工事のために、毎年恒例の子鹿公開は今年は取り止めだそうです。

2024年4月 2日 (火)

『ならら』最新号の特集は「吉野・大峯 修験の道を訪ねて」

 昨日、『ならら』の最新号が届きました。
Narara202404a
 特集は「吉野・大峯 修験の道を訪ねて」で、世界遺産登録20周年記念企画です。

 目次は以下の通りです。
Narara202404b
Narara202404cNarara202404d
 今回の特集は、『ならら』の他に、奈良新聞と月刊奈良との共同企画ですね。

2024年4月 1日 (月)

体重変化(R4.9~R6.3)&うさぎカレンダー

 月が変わりましたので、恒例の体重変化グラフです。
Taiju202209_202403
 どうでしょう。3月は多少上下しましたけど、あまり変化なしということで良いですかね。
 3月後半が上昇傾向ですので、4月に続かないとよいです。

 これだけではナンですので、目の前にぶら下がっているうさぎカレンダーの4月分を載せます。
Usacal202404
 頭に何か載せていますね。髪飾りでしょうか。
 うさぎの名前はいちごちゃんだそうです。

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