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2023年12月 7日 (木)

ヤン坊ニン坊トン坊の絵本

 ヤン坊ニン坊トン坊の絵本を入手しました。
Yanbo01
 ヤン坊ニン坊トン坊といっても、お若い方は御存知ないと思います。

 ウィキペディアによれば、「ヤン坊ニン坊トン坊」は、1954年4月から1957年3月31日までNHKラジオ第1で放送されていたラジオドラマです。
 私、聴いていました。2歳の時から5歳の時ですから、途中から聴き始めたのでしょうね。主題歌も記憶があります。
 ストーリーは、白ざるの3兄弟が、生き別れた両親に会うために、中国からインドへの旅を続けるという冒険ドラマです。
 長男のヤン坊はしっかり者、次男のニン坊は暴れん坊で食いしん坊、三男のトン坊はかわいいちび助です。
 脚本は飯沢匡。飯沢匡は「ブーフーウー」の作者でもあります。3人兄弟が書きやすかったのでしょうかね。

 日本のラジオドラマ史上、初めて大人の女性が子供の声を演じた番組だそうです。
 配役は、里見京子(ヤン坊)、横山道代(ニン坊)、黒柳徹子(トン坊)です。
 黒柳徹子の芸歴の長さを思います。

 この絵本は、裏表紙に簡単な奥付風の内容が書かれていますが、発行年は書かれていません。
 ただ、このような文章があります。
Yanbo03
 2行目の下の方から3行目に掛けて、「また、この人形絵本の中で活躍させることにしました」とあるのを見ると、この絵本はラジオ放送が終わった後に発行されたものかもしれませんね。
 話は違いますが、「おかあさま方へ」とあります。今どきだと、「ほごしゃの方へ」ですかね。

 最後のページは以下の通りです。
Yanbo02
 こんな感じで、様々な冒険を重ねつつ、インドへの旅を続けて行くのでした。

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