『神典』を入手
昭和11年に刊行された『神典』を入手しました。
これは箱です。
大きさを示すために、またうちの劇団員さん達に参加してもらいました。
大きさ、よく分かりませんね。手で持ってみます。←初めからそうすれば良いのに。
手のひら大です。
小口は三方金です。
この1冊の中に以下の通りの本文が収められています。
本当かなぁという気がしますが、本当のようです。
用紙は比較的薄く、全部で2156ページもあります。
本文は全て訓読文で、原文は付いていません。
風土記は五風土記の他に逸文まで収めています。
万葉集は必ずしも多くの歌を収めているわけではありませんが、94ページあります。
奥付は以下の通りです。
この本は、以前、國學院の青木周平さんが持っていらしたのを見て、「便利そうだなぁ」と思ったのでした。
このハンディな本に、記紀、風土記、古語拾遺、続日本紀宣命、新撰姓氏録の全文を収め、一部とはいえ律令と延喜式、万葉集を収めているのですから、もうもう。
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