日本のハロウィンはいつ頃から?
渋川の家で、古い『週刊文春』を見つけました。
平成4年(1992)の10月29日号。今から31年前です。
カボチャのお面と黒猫。ハロウィンですね。
表紙の絵については、作者の和田誠氏の言葉が掲載されています。
ここに「日本ではあまりポピュラーではありませんが」とあります。
私が子供の頃には、ハロウィンなどという風習は全く知りませんでした。
当時、テレビではアメリカのテレビドラマを多く放送していましたけど、そこでも見ませんでした。
気がついたら、いつの間にかハロウィンの風習が日本に入ってきていました。
それがいつ頃からなのかはっきりしませんでしたが、この「表紙はうたう」の証言は貴重です。
平成4年の頃には、ハロウィンはまだそう広がってはいなかったようです。
あとは、『現代用語の基礎知識』にいつから登録されるようになったかでしょうね。
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ハロウィンに限らず、あれいつ始まったんだろう…と思うようなことがありますよね。
私が関西に来た頃、例の巻きずしに「丸かぶ、り」ってやつに出くわして、「へえ、関西ではこんなことやってるんだ」なんて思っていたんですが、お年寄りに聞くと自分たちが若いころにはこんなことはしていなかったなんておっしゃる方も多かったように思いますし…結局誰かの手で作られているんでしょうねえ。
投稿: 三友亭主人 | 2023年10月21日 (土) 06時47分
三友亭主人さん
コメントをありがとうございます。
なんと、そうでしたか。
あの恵方巻きの丸かぶりは、最近になって関西の風習が全国的になったのだと思っていましたが、関西でもそんなに古くからあったわけではないのですね。
これは意外でした。
やはり仕掛け人がいるのでしょうかね。
あと、バレンタインデーも、私が子供の頃にはやってなかったと思います。
あれもいつ頃から広まったのでしょうかね。
投稿: 玉村の源さん | 2023年10月21日 (土) 09時57分