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2023年9月 2日 (土)

和食の英文

 先日のお食事会のお品書きです。
Shunsai40
 字が小さくて見にくいですが、日本語の下に英語表記もあります。
 私は中学校以来英語が苦手で今に至っていますが、日本語との対比には関心があります。
 そこで、ちょっと見てみました。英和辞典はランダムハウスに拠ります。
 3分割して載せます。

 まず最初。
Shunsai41
 appetizer は知りませんでした。辞書には次のようにありました。
  アペタイザー,食前酒,前菜;食欲をそそる飲み物または食べ物.
 なるほどです。

 halta jute がモロヘイヤに当たるのでしょうが、辞書には載っていませんでした。
 jute は次のようにありました。
  1 ジュート(繊維),黄麻(こうま)
    2 ツナソ,ジュート,コウマ:ジュートを採るシナノキ科ツナソ属の植物 Corchorus capsularis (white jute)および C.olitorius (tossa jute);東インド原産. 
   3 2と同属の植物の通称.

 「おつくり」は刺し身のことですけど、「刺す」と言うのを嫌って、「つくり」と言ったものと思います。
 そうだとすれば忌詞ですね。
 日国の「つくり」の項には以下のようにあります。
  (3)魚などの刺身(さしみ)。おつくり。つくりみ。
  *雑俳・冠独歩行〔1702〕「いそがしや・涼の鯉の作り売」
  *兵隊の宿〔1915〕〈上司小剣〉七「造身(ツクリ)を十人前出けまへんやろかて」
  *青井戸〔1972〕〈秦恒平〉「鯛の造りもなくなると」
 元禄時代にはこういう言い方のあったことが分かります。忌詞という記述はありません。

 日国で「おつくり」には次のようにあります。
  (2)(「つくり」は「つくりもの」の略)「さしみ(刺身)」を丁寧にいう語。もと、女房詞。
  *青草〔1914〕〈近松秋江〉五「小い弁当箱に入った鮮麗な鯛のおつくりなどを食べつつ」
 こちらには「もと、女房詞」とありますが、やはり特に忌詞とは書いてありません。
 用例は大正まで降ります。

 2番目。
Shunsai42
 eel は次のようにありました。
  1 ウナギ:無足目 Apodes の腹びれのない長い魚の総称;アナゴ,ハモ,ウツボなどを含む
 穴子も鱧もeel なのですね。sea eelで鱧ということでしょうか。

 conger は次のようにありました。
  1 ヨーロッパアナゴ,モトアナゴ:3m にもなるアナゴ科の海産魚;食用.
  2 アナゴ:アナゴ科 Congridae の魚の総称. (また cónger èel)
 conger eel で穴子なのでしょう。

 最後。
Shunsai43
 赤出汁は miso soup ですね。単にみそ汁ということで、特に赤だしというわけではありません。

 Tempura と Sushi は1字目のみ大文字なのに対して、SASHIMI は語全体が大文字なのですね。

 あれこれおもしろいです。

【追記】
 モロヘイヤに当たると思われる Halta jute が気になりましたので、ネットのDeepl翻訳で、逆に日本語のモロヘイヤを英語に翻訳してみました。
 そうしたら、その結果は、Nalta jute と出ました。
 お品書きの Halta jute は Nalta jute の誤植だったようです。
 すっきりしました。

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