「武者鑑」
先日、戦国大名等を対象にした番付「智勇鑑」を載せました。
類友ではありませんが、似たようなものが手に入りました。
今回のは「武者鑑」という表題です。
載っている人名を見ると、大名クラスではなく、その家臣たちです。
西には竹中半兵衛が張り出されています。
ほんと、いろいろな番付があります。
タモリさんの言うとおりです。
東の上段。
この番付では、人名の上には国名ではなくて主家の名が書かれています。
島左近、山中鹿之助、明智左馬之介、真柄十郎左衛門は分かりますが、あとはちょっと。
西の上段。
こちらで分かるのは、後藤又兵衛、齋藤内蔵助、湯浅五助、片倉小十郎くらいです。あとはちょっと。
東の3段目の1行目に鳥居強右衛門がいます。
この範囲で知った人は他にいません。(^_^;
中央の柱部分の上半分。
最上段には武田家の山本勘助と上杉家の直江山城守が大きな文字で書かれています。
他にも武田と上杉の家臣が多いようです。
同じく下半分。
1番下の中央に真田幸村がとりわけ大きな文字で書かれています。
真田幸村の人気の程が偲ばれます。
隣には真田大助。享年は13とも16とも言われる人物ですけど、お父さんのお隣に。
« オリヅルランの種? | トップページ | 本を読む少年の端布 »
「史料・資料」カテゴリの記事
- 明治26年の『赤穂義士真筆帖』(2024.09.11)
- 「新(しん)じいらんど」(2024.09.07)
- 明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(4)(2024.09.06)
- 大正14年の長野市地図(2024.08.30)
- 昭和12年頃の善光寺鳥瞰図(2024.08.29)
「歴史」カテゴリの記事
- 飛鳥・藤原の遺跡群が世界遺産の国内候補に(2024.09.09)
- 五味文彦氏『料理の日本史』(勉誠社)(2024.09.08)
- 明治3年の『絵入智慧の環 二編上』(2)(2024.08.25)
- 「上杉家に咲いた布の花」(2024.08.23)
- 明治25年の『近江聖人』(2024.08.20)
コメント