« 2023年7月 | トップページ | 2023年9月 »

2023年8月

2023年8月31日 (木)

スーパームーンで、ブルームーン

 8月31日の月はスーパームーンで、ブルームーンだそうですね。
 午前3時過ぎに撮影しました。
Tsuki20230831a

 「えっ? まだ早いんじゃないの?」と言われそうですが、地球と月との距離が最も近づくのは31日午前0時54分で、完全な満月になるのは同日午前10時36分だそうですので、良いかと思います。
 相変わらず、三脚なしの手持ちです。三脚、買ったんですけどねぇ。
 なんか、よそのおうちを盗撮しているように思われてはナンですので、月の撮影にも気を使います。
 露出を変えて、何枚か撮ってみました。月のクレーターはよく見えますけど、もう少し明るくしても良かったかもしれません。

 月といえばうさぎ。
 ブルーナさんのうさぎを撮って、合成してみました。
Tsukiusa20230831
 こちらの月は露出オーバー気味です。
 うさぎのバックが真っ黒に撮れたので、合成の境目は全く分かりません。

 うさぎ、こんな感じです。
Usagi20230831

 バックに使ったのは、可視光線の99.9%を吸収するという布「太黒門」です。
 そういう布があるということを知り、何かに使えるかと思って5月に買いました。
 それから3ヶ月。やっと出番が来ました。
 満足です。

2023年8月30日 (水)

『ならら』最新号の特集は「徳川家康と大和」

 先日、『ならら』の9月号が届きました。
Narara202309a
 9月号の特集は「徳川家康と大和」です。

 目次は以下の通りです。
Narara202309b
Narara202309cNarara202309d

 特集が6本立つというのは異例です。
 主に大坂の陣との関連です。
 NHK大河を意識したものと思われます。

 特集以外にも、興味深い記事が何本もあります。
 20ページには大谷歩氏の「柿本人麻呂」があります。
 28ページの烽の記事は、王子町の明神山で上がった烽火がどこまで見えるのかを実験したプロジェクトが取り上げられています。
 48ページの丹生川上神社の記事も興味深かったです。

2023年8月29日 (火)

渋谷で4年ぶりのお食事会

 今日、『古典基礎語辞典』の執筆者のお食事会が渋谷で開かれました。
 毎年夏に開かれていたのですが、コロナで3年間中止され、今日は令和元年(2019)以来の開催となりました。
 今年のお料理は「鱧と穴子の夏御膳」です。写真だけで済みません。

 先付け。
Shunsai30
 モロヘイヤお浸し。

 造里。
Shunsai31
 お造里三種盛り。
 容器も箸も夏仕様です。

 冷やし煮物。
Shunsai32
 鱧吉野煮と野菜の炊き合わせ。

 揚物。
Shunsai33
 穴子一本揚げ。鱧。旬野菜天ぷら。大根おろし/おろし生姜/天だし。
 恥ずかしながらピンボケですので、お向かいのメンバーのを載せます。なぜか、そちらにピントが合っていました。
Shunsai34

 お食事。
Shunsai35
 穴子の棒寿司。がり。
 赤出汁。

 甘味。
Shunsai36
 本日のデザート(マンゴー羊羹)。

 定点観測の渋谷の街。25階の会場からの眺望です。
Shunsai37
 左下隅の丸いのが109です。

 令和元年(2019)の同じ場所。
Shunsai27

 平成30年(2018)の同じ場所。
Shunsai18
 中央やや左のパルコのビルが完成し、その向こう側に、さらに大きなビルが建ちました。

 令和元年の東急本店付近。
Shunsai28

 今年の。
Shunsai38
 東急本店のご近所に空き地ができていましたが、そこにとんでもなく背の高いビルが建ちました。
 東急本店の建物はまだ健在のようですね。

 岡本太郎氏の壁画。
Shunsai39

 今、渋谷は大改造中で、駅も行くたびに変わっています。
 恥ずかしながら、駅で迷って遅刻しました。
 皆さまにもご迷惑をおかけしました。

2023年8月28日 (月)

冷凍梅ヶ枝餅

 一昨日、いつものスーパーで冷凍梅ヶ枝餅を見つけて買いました。
Umegae05

 大宰府には1度しか行ったことはありませんが、梅ヶ枝餅はお気に入りです。
Umegae06

 このスーパーには、時々冷凍梅ヶ枝餅が登場します。
 ストックは3つになりました。
Umegae07

 冷凍したものは肉でも魚でも半永久的に保存できると信じています。
 昨日、もう1つ買ってきました。
Umegae08
 これで4つになりました。
 転売ヤーではありません。

2023年8月27日 (日)

給湯器の時刻合わせ、無事解決

 給湯器の時刻合わせの件、大変お騒がせしました。
Kyutoki03_20230827085701
 時刻を10時間分動かすには、ボタンを600回押さなければならないと思ったのですが、推しっぱなしにすれば楽かと思い、そうしてみたら、10分単位でギュンギュン動き、あっという間でした。
 今は正しい時刻を表示しています。

 風呂場で時間が分からなくても、まあ良いのですが、分かった方がなんか落ち着きます。
 大昔、ちゃんとした時間にお風呂に入っていた頃は、「大江戸捜査網が始まるまでに出なくちゃ」などと、気が気ではありませんでした。
 あの頃のお風呂場にこういった時計があればさぞ便利だったろうと思います。
 今は、お風呂に入るのは真夜中か未明なので、こういう心配はありませんし、見たい番組があれば録画もできます、NHKプラスもあります。
 便利な時代になりました。

2023年8月26日 (土)

ぐんまちゃん×布袋寅泰

 ぐんまちゃんのアクスタを購入しました。
Gunmac_hotei01
 布袋寅泰とのコラボグッズです。

 組み立てるとこんな風です。
Gunmac_hotei02
 イェイ! ロックだぜ。

 布袋さんは群馬県高崎市出身だそうで、ぐんまちゃんとのコラボは、そういうことも関係しているのかもしれません。

 ギターを抱えたぐんまちゃんはサマになっていますけど、本当は布袋さんのことよく知らない可能性も。

2023年8月25日 (金)

今日は1ヶ月ぶりの前橋

 今日は月に1度の前橋で講座の日でした。
 遠出をするのも1ヶ月ぶりです。
 久しぶりの遠出で、太陽の日差しが厳しかったです。
 講座は、先月、私の調べが不十分だったことで、私の宿題にしていたことから始めて、それだけで終わりました。
 そして(それなのに)、新たな宿題が出ました。
 なかなか大変ですけど、楽しみでもあります。
 少人数の講座なので、皆さんと双方向のやり取りができます。
 その結果が私の宿題です。勉強になります。♪
 ちなみに、今日の宿題は「にほふ」でした。
 語源は「丹穂ふ」で、赤系統の色に関する視覚的な語ということで間違いないでしょう。
 万葉集には、明らかに嗅覚について用いたと思われる例は1例のみです。
 この、視覚から嗅覚への意味の拡大の経緯について、なかなか興味深い問題です。
 楽しいひとときでした。

 今日は、県庁前広場には、草刈りぐんまちゃんはいませんでした。
 なんか画像がないと寂しいので、県庁2階の県民センターで入手した『ぐんま広報』の8月号を貼っておきます。
Gunmakoho202308a
 「日本最先端のデジタル県 群馬」って、本当でしょうか?

 この『ぐんま広報』はデジタル版も公開されていますので、もしも、関心を持たれた方がいらしたら、こちらを。
Gunmakoho202308b

 今日は早起きをしたせいで、夕飯後、横になったら寝てしまいました。
 目が覚めたら、11時近く。「わっ! 朝まで寝てしまった」と思いました。
 「生さだ」を見逃したというのが、最初の感想でした。
 でも、外は暗いし、どうも夜の11時前だったようです。9時のNHKニュースは最後まで見ましたので、居眠りをしたのは10時以降です。意外と短時間でした。
 さて、「生さだ」を見ます。

2023年8月24日 (木)

昨日停電があった?・続

 どうも22日(火)の日中に停電があったようで、金魚の水槽のライトのタイマーが狂い、お風呂の時計が非表示になっていました。
 そのことを昨日書きました

 金魚のライトは無事に直りました。
 ただ、今までよりも早くライトが点灯し、早く消灯するようになりました。
 このライトを設置したのは、令和3年(2021)の12月です。
 それから1年8ヶ月。テレビやビデオ、パソコンなどと違って、このライトには時刻を自動設定する機能などはありませんので、段々遅れてきてしまったのでしょう。
 今回、設定し直したので、金魚は今までよりも早寝早起きになることでしょう。飼い主とは違って。

 一方、お風呂の時計の方は厄介です。
 時刻合わせは0:00スタートと勝手に解釈していましたけど、実際に時刻合わせボタンを押してみると、13:00スタートでした。
 思うに、業者さんがリモコンを設置するのは日中でしょうから、13:00あたりが、一番適切なのかもしれません。
 夜中の0時に設定しようと思ったら、画面に13:00の表示が出たので、少しボタンは押したものの、すぐにやめました。
 というのは、時刻設定は、分単位なのです。時刻を1時間動かそうとしたら60回ボタンを押さねばなりません。
 10時間動かすには600回です。やってられません。(^_^;

 それでは、ということで、13時に時刻合わせをすれば良いかと思い、時刻合わせを試みたら、そういうケースでは13:00スタートではなく、表示時刻スタートなのでした。
 考えてみたら、それはそうですね。通常時刻合わせをするのは、数分時間がずれたのを修正するためでしょうから、そうでなくては困ります。理に叶っています。

 ブレーカーを落とせば13:00開始になるでしょうけど、それもねぇ。
 毎日少しずつボタンを押して時刻合わせをすることにします。
Kyutoki03
 昨日の画像はお風呂のリモコンでしたけど、これは台所のリモコンです。
 「時計あわせ」ボタンを押して、時刻合わせは左側の「給湯温度」ボタンを使います。
 「分」だけでなく、「時」も合せられるようであれば便利なんですけどね。

2023年8月23日 (水)

昨日停電があった?

 金魚の水槽のライトは、朝ほんのりと明るくなり、次第に明るさを増して行き、夕方から次第に明るさを減じて、夜消えます。
 以前使っていたライトは、朝パッと付いて、夜ぱっと消えました。これでは金魚にとってストレスになるでしょうから、今使っているライトはお気に入りです。
 ところが、昨日、夜10時頃に水槽を見ると、ライトは煌々と点いています。
 いつもならばもうかなり暗くなっているはずです。
 不思議に思いながら、ライトを消しました。
 停電でもあったのかもしれません。

 夜中にお風呂に入ると、リモコンはこんな風になっていました。
Kyutoki02
 中央部にある「-:--」の部分には通常は時刻が表示されているはずです。
 これで停電のあったことは確定ですね。

 金魚のライトとお風呂のリモコンを直さねばなりません。
 お風呂の方は、時刻設定の初期値は午前0時だったと思いますので、その時刻に設定し直せば、ボタンを押す回数は少なくて済みます。
 金魚のライトの方は、マニュアルを見てみないと分かりません。
 マニュアルは例によって行方不明なので探して何とかします。

 といった今日この頃です。

2023年8月22日 (火)

オリヅルランの種?採取

 先日、オリヅルランに種らしきものができていました。
Orizuru20230810a
Orizuru20230810c

 これをどういうタイミングで採取したら良いのか、よく分かりません。
 未熟のうちに採ってしまってはまずいでしょう。
 それで、むりやりちぎらないように注意しながら、軽い力でこそげました。
 すでに下に落ちてしまったものもありそうに思えたので、下の石敷きからも少し拾いました。
 こちらは、種とは全く関係ない虫の糞などもあったかもしれません。

 その成果は以下の通りです。
Orizuru20230822

 大きさもバラバラですし、明らかに殻っぽいものもあります。
 ま、全部蒔いてみようと思います。
 どれが種なのか確認したいので、鉢の土に撒くのではなく、シャーレに水を含ませた脱脂綿を敷いて、そこに蒔きたいものです。
 ま、シャーレはないので、植木鉢の鉢受け皿を代用します。

 *「シャーレ」という語を使うのは半世紀ぶりくらいです。
  さらりと出てきましたが、「シャーレ」で合っているのか不安になり、ググってしまいました。
  合ってました。(^_^)

2023年8月21日 (月)

大正10年の彦根市街図

 ネットオークションで見つけて買ってしまいました。
T10hikone01
 彦根市街図です。

 大正10年発行です。
T10hikone02

 古地図、好きですけど、何でもかんでも買っているわけではありません。
 少し前の「ブラタモリ」彦根の回で、江戸時代の彦根城には今以上に堀がめぐらしてあったというようなことが出てきたからです。←やや不正確。確認すれば良いのですけど。
 あと、うちの先祖は、彦根ではないのですが、もう少し南方に暮らしていたようなので、それで彦根には親近感があります。

 この大正10年の地図では真北は40度ほど左です。
 北が真上になるように回転して、彦根城の付近を切り出します。
T10hikone03

 現代の地図はこんな感じです。
T10hikone04

 堀というより、大正10年の地図では、城の北東はずっと水ですね。
 今はそこが埋め立てられたのか、陸上競技場や野球場などがあります。
 確かに、外敵からの防御を考える必要がなければ、そこに何かを建てた方が土地の有効利用になるという考え方は一理ありそうです。

 折角買った地図ですが、あまり深読みできていません。もう少し眺めてみます。

2023年8月20日 (日)

佐紀古墳群の航空レーザー計測

 昨年、「古墳時代の大王が眠る!佐紀古墳群を航空レーザ計測し真相解明へ!」というクラウドファンディングが開催されましたので、ささやかながら乗りました。
 当初の目標額は200万円でしたが、参加者が多かったので、第二次、第三次と目標額を上げ、最終的には500万円が達成されました。
Sakikofungun01

 先日、そのリターンとして、クリアファイル、
Sakikofungun02

速報成果資料集、
Sakikofungun03

エコバッグが送られて来ました。
Sakikofungun04

 そして、今日、Zoomによる成果報告会が開催されましたので、参加しました。

 この計測によって、以下の成果が上がったとのことです。
  ①佐紀古墳群全域の計測を達成
  ②詳細な遺跡の位置情報を取得
  ③市内遺跡の地形データも取得
  ④各古墳の詳細な墳丘構造を確認

 これら佐紀古墳群には天皇陵に指定されているものが多く、中に立ち入っての測量や調査ができないために、上空からのレーザー測量は極めて価値あるものと思います。

 ②に関しては、例として次の図が示されました。
Sakikofungun05
 奈良ドリームランドの跡地から南西に延びるいくつかの尾根筋部分にあると考えられてきた小さな古墳について見直しができるとのことです。

 ④に関しては、例として次の図が示されました。
Sakikofungun06
 左の旧図に対して、右の新図が今回の測量成果です。確かに等高線のきめが細かくなっています。

 佐紀古墳群の年代的な位置づけは次の通りとのことです。
Sakikofungun07

 佐紀古墳群は、3世紀後半から4世紀前半に位置付けられるオオヤマト古墳群と、5世紀の百舌鳥古墳群・古市古墳群との間をつなぐ、4世紀後半から5世紀にかけてのものなのですね。
 謎の4世紀を考察する上でも、今回の調査は意義あるものということです。

 また、この図を見て、初めて富雄丸山古墳の時代的な重要さにも気づきました。

 今日の成果報告会の報告者は、村瀬 陸氏(奈良市埋蔵文化財調査センター)と、柴原聡一郎氏(東京大学大学院、奈良文化財研究所)のおふたりです。
 村瀬氏が研究代表者、柴原氏が研究協力者とのことです。
 村瀬氏は30代前半、柴原氏は20台と伺い、びっくりしました。
 こういうお若いおふたりが中心になって、このプロジェクトが実施されたのですね。
 すごいことです。

 今回のレーザー測量は2月に実施され、その成果が提供されたのは5月だそうです。
 それからまだ3ヶ月しか経っていません。
 今後研究を進め、1年後をメドに詳細な報告書を作成する予定とのことで、楽しみです。

2023年8月19日 (土)

「ねこあつめ」に「正述心緒」(4)

 毎日楽しみに遊んでいるスマホゲーム「ねこあつめ」の「今日のあいことば」は「正述心緒」でした。4年連続です。
Neko_seijutsu04

 4年前は「寄物陳思」でした。
Neko_kibutsu

 どちらも極めてマニアックなあいことばと思います。万葉集特有の専門用語です。
 「ねこあつめ」の「今日のあいことば」は、その日にちなんだものが選ばれています。
 8月19日は何か万葉集に関係する事柄があるのだと思います。
 それがなんなのか、4年間ずっと考えているのですけれど、分かりません。
 あ、ずっとではありません。8月19日当日と、精々その翌日くらいまでですけど。

 『万葉集古義』を著した鹿持雅澄の命日ということはわかったのですが、多分これではないと思います。
 正解を知りたいです。

 あ、ついでに。
 画像を示しましたように、「ねこあつめ」ではツイッターのマークは、まだXではなくて青い鳥です。

2023年8月18日 (金)

大正時代の絵はがき「東京名勝」

 古い絵はがき「東京名勝」を入手しました。
Tokyomeisho01
 これは袋です。
 「最新版コロタイプ印刷」とあります。全部で32枚入っています。
 その中から何枚か。

 東京停車場。
Tokyomeisho02
 「東京駅」ではなく、「東京停車場」とあります。
 最近改修されて、今と同様の外観ですね。

 日本橋。
Tokyomeisho03
 今、河は暗渠になってしまい、橋の上には高速道路が架かってしまいました。

 銀座通り。
Tokyomeisho04
 かなり多くのチンチン電車がいます。1両編成ですね。
 道路の端近くには人力車が走っています。

 泉岳寺。
Tokyomeisho05
 ここは今とあまり変わらないと思います。

 楠公像。
Tokyomeisho06
 楠公さんも今と変わらないでしょう。
 高村光雲の名作と思います。

 広瀬中佐像。
Tokyomeisho07
 須田町にあった広瀬中佐の銅像で、台座の下方には杉野兵曹長の像があります。

 十二階。
Tokyomeisho08
 浅草公園の凌雲閣の絵はがきがあります。通称「十二階」。
 この建物は関東大震災で壊れてしまいましたので、この絵はがきは大正12年よりも前の発行ということになります。
 他に明治神宮の絵はがきがあります。明治神宮は大正9年の創建とのことですので、この絵はがきの年代は、かなり限定されます。
 今から100年ほども前のものですね。
 当時の東京の有様がよく分かって楽しいです。

2023年8月17日 (木)

黒猫感謝の日。クロネコヤマトにも感謝

 今日8月17日は黒猫感謝の日です。
 黒猫は、縁起が悪いなどという迷信によって迫害されたり、保護猫も引き取られにくいといった傾向があるので、そういった迷信を打破するために、アメリカのウェイン・モリスという人が2011年頃に提唱したということです。
 黒猫が迷信によって不幸になっては、何とも気の毒なことです。

 黒ねこの写真を載せたく思いましたが、ここのところ黒ねこに会う機会はありません。
 そこで、クロネコヤマトのミニカーの写真を何枚か。
 やや強引ではありますけど、宅急便にはいつもお世話になっていますので、感謝の気持ちは大きいです。

 通常の配送車。
Kuronekocar01
 乗務員用のドアと背面のドアが開きます。

 クール宅急便。
Kuronekocar02
 側面と背面のドアが開きます。

 クロネココンテナ。
Kuronekocar03
 こちらはドアは開きません。

 子供の頃は、不思議と電車にも車にも興味がなかったのですが、今頃になって、ミニカーが好きになりました。
 それも、乗用車ではなく、働く車が好きです。

2023年8月16日 (水)

創作童話「隠れ里の決闘」

 久しぶりの創作童話です。第6弾になります。

 うさぎの生き肝を食べると空を飛べるようになる、などというデマが広まり、命を狙われることを恐れたうさぎたちは、人里離れた隠れ里に暮らすようになりました。
 腕に自慢の5人のねこたちが用心棒を引き受けてくれました。
 名付けて「神セブン」。
Kakurezato08
 5人しかいないのですが、あと2人加わることを願って「セブン」です。
 「七人の侍」に憧れているとのことです。
 詳しくはこちらをご覧ください。

 たにぐくのさ渡る極み、諸国をめぐっているカエルのけろきちくんは、3ヶ月ぶりにうさぎの隠れ里に行ってみることにしました。
 連絡したら、うさぎのぴょん太くんが迎えに来てくれていました。
Kakurezato03
 「やぁ、ぴょん太くん、久し振り。元気?
 神セブンはちゃんと7人になったのかな?」

 「久し振りだね。けろきちくん。
 用心棒の件、ちょっと厄介なことになってしまって。
 もの凄く柄の悪いのが3人やってきて、雇ってくれって言うんだよ。
 こんな連中だよ。」
Kakurezato09
 「わ! ほんとにガラ悪いね。
 ま、加わってくれたら、用心棒は8人になるから、神セブンじゃなくて里見八犬士になるね。でも、ねこだからなぁ。ねこが八犬士はおかしいよね。」
 「いや、そういう問題じゃなくて。あのガラの悪さ。いくら強そうでも、ああいう連中のお世話にはなりたくなくて。
 それで、知り合いの親分に相談に行ったの。鰹一家の親分だよ。この親分もガラ悪いんだけど。(^_^)」
Nekooyabun01
 「相談したら、親分も、やめた方が良いって。
 ちょうど親分のところにいる浪人さんに頼んで、その3人を追い払ってもらうことになったんだ。このご浪人さんだよ。」
Nekoronin

 「けろきちくん、ちょうどいいところに来たよ。これから3人組とご浪人さんとが戦うんだ。」
 「ひえー! ご浪人さんも強そうだけれど、3対1だからなぁ。大丈夫かなぁ。」
Kakurezato10
 「おい。おめえ、いい度胸してるじゃねえか。たった1人で、俺たち3人に勝てると思ってるのか?」
 「……」
 「黙ってねえで、何とか言え。」
 「……」
 「やっちまえ!」

 浪人が少し体を動かしたと思ったら、3人組はその場に倒れ伏しました。
Kakurezato11

 「つ、強い!」
 「ご浪人様、ありがとうございます。3人とも死んじゃったんですか?」
 「いや、峰打ちだ。そのうち息を吹き返すだろう。俺もムダな殺生はしたくない。
 それに、あいつらがこの噂を広げれば、もう変なヤツらがこの里に来ることもねえだろう。」
 「ご浪人様、ありがとうございます。どうぞこの里の用心棒になってくださいまし。
 大したお礼はできませんが、ごはんは3食食べ放題。3食とも魚は付けます。そして、チュールも食べ放題でいかがでしょうか」
 「3食食べ放題はありがたい。ではしばらくお世話になろう。ただ、チュールはいらねぇ。俺がチュールを食っていたらサマにならねぇ。」
 「わかりました。ありがとうございます。
 遅くなりましたが、ご浪人様のお名前は?」

 浪人はあたりを見回すと、棗(なつめ)の木に目を留める。
 「俺の名は、棗三十郎。とでも呼んでくれ。」

 という次第で、うさぎの隠れ里は強力な用心棒を加えることができたのでした。

2023年8月15日 (火)

ねこ時代劇

 このようなカプセルトイを入手しました。
 「ねこ時代劇」というタイトルが付いています。

 ねこ浪人。
Nekoronin
 頭にちょんまげが乗っています。
 懐手の様子など、三船敏郎の素浪人が思い浮かびます。

 座頭ねこ。
Zatoneko
 これは座頭市風ですね。
 仕込み杖の鯉口を切っているあたり、芸が細かいです。

 ねこ旅がらす。
Nekotabigarasu
 縞の合羽に三度笠。肩には振り分け荷物。
 旅がらすのおなじみの出で立ちです。

 ねこ渡世人。
Nekotoseinin
 森の石松風です。
 「お控えなすって」と仁義を切っている手の平のかわいらしい肉球がミスマッチです。

 ねこ親分。
Nekooyabun01
 悪そうですねぇ。
 着物の柄は肉球。

 後ろ側。
Nekooyabun02
 丸に「鰹」の文字。
 組の名前は鰹一家でしょうか。

 さて、これら5つのフィギュアには「ねこ時代劇」というタイトルが付いていますけど、偏っていますよね。
 アウトローだらけ。みんな人相が悪いです。←あ、人相じゃなくて「にゃんそう」ですかね。

 よくぞこれだけ悪そうなのを集めました。(^_^)
 これを考えた人は時代劇を少し勘違いしているのでは。
 時代劇には、他にも、お奉行様、岡っ引き、魚屋、大工、町娘などもよく出てきますよね。
 ぜひ第2弾も出してほしいです。

 これらのメンバーを使って創作童話ができないかと思ったのですが、偏りすぎていて難しいですね。
 既存のメンバーと合わせて、何かできると良いです。

2023年8月14日 (月)

奈良交通のバス2台

 奈良交通創立80周年のバス2台セットを購入しました。
 1台目(Aとします)。
Narabus01

 2台目(Bとします)。
Narabus02

 ぱっと見、同じバスです。
 仔細に眺めると、相違点が2つ見つかりました。
 1つは、車両中央部の「出入口」の文字。
 Aでは白地に黒文字ですが、Bでは黄色地に黒文字です。
 もう1つは、通過して行く主要停車場のリスト。
Narabus03
 上がAで、下がBです。
 この表示板の大きさが異なり、地の色も文字の色も異なります。

 背後。
Narabus04
Narabus05
 上がAで、下がBです。
 こちらは細かい部分の相違点がいくつか見つかります。
 そのうちの1つはテールランプの形で、Aは長方形であるのに対して、Bはそうではありません。
 Bは柿形だそうです。

 解説に依れば、Aは日野ブルーリボンKC-HU2MPCA、Bは日野ブルーリボンU-HU2MPAAとのことです。
 全くバスマニアではない私には、2台セットでなくて1台でも良かったのですけど。(^_^;

 縮尺は1/150で、鉄道模型のNゲージと同じだそうなので、ジオラマを作る場合にはNゲージの鉄道の車両サイズや駅舎などとぴったりマッチします。

 いや、このバス、奈良市内でよく見ますし、胴体には奈良鹿が描かれていますので、それに惹かれてつい買ってしまいました。ちょろい客です。

2023年8月13日 (日)

ぐんまちゃんのしょうゆラーメン

 先日、いつも行く近所のスーパーでぐんまちゃんのカップラーメンを見つけて買ってきたことを書きました。
 あの日に買ったのはみそラーメンでしたが、今日、同じスーパーにしょうゆラーメンがあるのを見つけました。
Gunmac_cupsoy01
 これたぶん、先日も両方並んでいたのではないかと思います。
 でも、近所の店でぐんまちゃんを見つけた興奮で、よく見ていなかった可能性があります。
 落ち着いたオトナになりたいです。

 先日買ったみそラーメンは群馬県産の味噌を使用していることをアピールしていましたが、
Gunmac_cupmiso02

 しょうゆラーメンも、群馬県産のしょうゆを使っていることをアピールしています。
Gunmac_cupsoy02
 この正田醤油の創業者は美智子さんの高祖父です。
 あ、美智子さんというのは、上皇后陛下です。
 皇室ゆかりと言えなくもないカップラーメン。

 もう1つおまけ。
Bluehawaii01
 これは今日初めて見付けました。

 ブルーハワイマンゴーパフェです。
Bluehawaii02
 ちょっと色が毒々しいかも。
 バックの色がやや保護色になってしまいました。
 バックが赤かなんかだと、もっと映えそうです。

2023年8月12日 (土)

本を読む少年の端布

 久し振りに端布です。
Inuusagihagire01
 モスで、サイズは35cm×62cmほどです。
 色が薄いのですが、これは私の撮影技術が拙いせいではなくて、元々こんな感じです。年を経て色あせてしまったのかもしれません。

 絵の固まりは4つです。
 折り紙の兜をかぶった少年
Inuusagihagire02
 人形の兵隊を閲兵しているところでしょうか。
 兵隊の衣装は西洋風です。

 困ったような表情をした犬。
Inuusagihagire03
 足元にいるのは鳥ですね。本物かおもちゃか、よく分かりません。
 犬の表情をユーモラスに感じました。

 木蔭で本を読む少年。
Inuusagihagire04
 それを背後からうさぎたちがのぞき込んでいます。
 マフラーをしたうさぎもいて、うさぎたちは擬人化されています。
 実際にうさぎがいるわけではなく、うさぎたちは少年の読んでいる本の世界に登場しているのかもしれません。

 兵隊の人形と電車。
Inuusagihagire05
 この電車はチンチン電車ですね。
 1両編成のようです。
 これも実物ではなく、おもちゃなのでしょう。

 あれこれなぞを秘めた楽しい端布です。

2023年8月11日 (金)

「武者鑑」

 先日、戦国大名等を対象にした番付「智勇鑑」を載せました。
 類友ではありませんが、似たようなものが手に入りました。
Mushakagami01
 今回のは「武者鑑」という表題です。
 載っている人名を見ると、大名クラスではなく、その家臣たちです。
 西には竹中半兵衛が張り出されています。
 ほんと、いろいろな番付があります。
 タモリさんの言うとおりです。

 東の上段。
Mushakagami02
 この番付では、人名の上には国名ではなくて主家の名が書かれています。
 島左近、山中鹿之助、明智左馬之介、真柄十郎左衛門は分かりますが、あとはちょっと。

 西の上段。
Mushakagami03
 こちらで分かるのは、後藤又兵衛、齋藤内蔵助、湯浅五助、片倉小十郎くらいです。あとはちょっと。

 東の3段目の1行目に鳥居強右衛門がいます。
Mushakagami04
 この範囲で知った人は他にいません。(^_^;

 中央の柱部分の上半分。
Mushakagami05
 最上段には武田家の山本勘助と上杉家の直江山城守が大きな文字で書かれています。
 他にも武田と上杉の家臣が多いようです。

 同じく下半分。
Mushakagami06
 1番下の中央に真田幸村がとりわけ大きな文字で書かれています。
 真田幸村の人気の程が偲ばれます。
 隣には真田大助。享年は13とも16とも言われる人物ですけど、お父さんのお隣に。

2023年8月10日 (木)

オリヅルランの種?

 玄関脇の植え込みに植えたオルヅルランのランナーに、何か黒いものが付いています。
Orizuru20230810a
 ちょうどその位置には花が咲いていましたので、花殻かと思いましたが、なんか違うような気もします。
 そこで、写真に撮ってみました。
Orizuru20230810b

 もう1枚。
Orizuru20230810c

 これ、たぶん種ですね。

 種が落ちても、下は石なので育ちません。
 風に乗って、どこか良い場所に落ちれば、そこで発芽することも可能でしょう。
 ご近所のおうちの庭で、植えた憶えのないオリヅルランが育ったら、それはうちの子です。
 ご迷惑でなければ、どうぞよろしくお願いします。

 私も鉢に種を蒔いてみようかと思います。
 金魚のお世話、鉢植えのお世話に加えて、堆肥のお世話も増えました。
 そこにオリヅルランの種のお世話が増えても大したことはなさそうです。

 思い起こせば、このオリヅルランは、平成6年3月卒業のゼミ生たちが贈ってくれた寄せ植えに植わっていたものです。
 30年ほども昔ですねぇ。
 鉢に植わっていた他の植物は次第に枯れてしまって、オリヅルランだけが残りました。
 でも、私の管理が悪かったせいか、ランナーが伸びることは一度もありませんでした。
 辛うじて生きていただけだったのかもしれません。
 ところが、定年退職の折にこの鉢を東京に持ってきたら、ランナーは伸びるは、花は咲くは、子株から分家するは、元気いっぱいになりました。
 ほんと、群馬にいた頃の管理不足を申し訳なく思っています。

2023年8月 9日 (水)

「万葉の花かるた」

 このようなかるたを入手しました。
S56manyohanacard01
 向かって左側が箱、右側が外箱です。
 編集と発行は畠中巨骨氏(俳人。広島県大竹市文化財審議官)、絵は片田天玲氏(橋本関雪門。日本南画院評議員)。
 万葉植物の研究で知られる松田修氏が監修をされています。

 万葉集に歌われている花を50種とりあげ、1種に付き1首選んで読み札にしています。
 全部で50組です。
 その中から独断と偏見で、8組を載せます。
S56manyohanacard02
S56manyohanacard03
 梅は、梅花の宴の歌32首の中から主人の大伴旅人の歌が選ばれています。
 朝顔は桔梗説が採用されています。

 解説冊子が附属しています。
S56manyohanacard04

 とりあげられている植物は以下の通りです。
S56manyohanacard05
 春夏秋冬の季節順に並んでいますね。
 個人的には、かたかごがないのは残念ですが、家持の1首しかないので、それで取り上げられなかったのでしょうかね。

 解説はこのような内容です。
S56manyohanacard06

 楽しいかるたです。

2023年8月 8日 (火)

まほろば10周年&お弁当ねこ

 今日は、当ブログの開設以来満10年に当たります。これも皆さまのおかげと、ありがたく存じております。
 今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
 今日は、高崎駅構内のぐんまちゃんショップの開店10周年でもあります。ぐんまちゃんショップと同い年。

 また、8月8日は「世界猫の日」だそうですね。
 それにちなんで、最近入手したフィギュア「お弁当ねこ」を。
Obentoneko01
 それぞれ、お気に入りのお弁当を背負っています。
 どこにお出かけでしょうか。
 向かって左から順にアップにします。

 グレーのはちわれとさば缶。
Obentoneko02

 黒ねことツナ缶。
Obentoneko03
 シーチキンではなく、ニャーチキンとあります。

 黒のはちわれと焼きしゃけ。
Obentoneko04

 白ねことたい焼き。
Obentoneko05
 たい焼きがゴハンになるのか。

 三毛猫とまぐろ。
Obentoneko06
 まぐろ丸ごと1尾。豪快です。

 うしろの3匹のお弁当がよく見えないので、真上から。
Obentoneko07
 縛り方、ヘタですねぇ。
 縛るの難しかったです。不器用です。(^_^;
 でも、楽しいフィギュアです。

 この「お弁当ねこ」で何か創作童話を作れないかと思いましたが、ひねり出せませんでした。(^_^;

 今日は三友亭主人さんのお誕生日でもあります。
 おめでとうございます。

2023年8月 7日 (月)

堆肥作り、その後

 一昨日、堆肥作りを始めたことを書きました。
Compost01
 
 空っぽだと自立できない不織布のコンポストですが、中身を入れたら立派に自立できました。
Compost04

 今朝、中を見たら、枝葉のチップはやはりまだカラカラでした。
 菌床の説明に次のようにあります。
Compost03
 大きな2つ目の項目に、「生ゴミに大量に含まれている水分を菌床が吸収することにより発酵促進微生物(菌類)が増殖し……」とあります。
 大量の水分が必要のようですね。水分が足りないと微生物が働けません。

 一昨日は300CCの計量カップ1杯の水を加えましたが、今朝は600CCのお茶のペットボトル1本の水を加えました。
 まだ足りないかもしれません。
 今後、枯れ葉・枯れ枝を入れる時は、水を張ったバケツに漬けて十分に水を吸わせ、水を切ってから入れることにします。

 一昨日は台所の三角コーナーの生ゴミも入れましたが、全体からしたら微々たるものです。
 あ、三角コーナーの中身は、日本茶の茶殻、紅茶のティーバッグ、鮭の骨と皮、エビのしっぽ、さくらんぼの軸と種、いちじくの皮、梅干しの種などです。
 三角コーナーの水切りの不織布(不織紙?)も入れてしまいました。
 有機物ならなんでもOKとのことでしたが、この不織紙?やティーバッグ、種などは分解されるのに時間が掛かりましょうね。

 初めての堆肥作りなので、分からないことだらけです。
 ま、ぼちぼちやって行きます。

2023年8月 6日 (日)

「武者見立鏡」と「智勇鑑」

 一昨日、戦国武将の番付「智勇鑑」のことを書きました。
 書いたあとで、これと似たような番付を見たような気がしてHDDの中を捜したら、ありました。
 しかも、それを2年ほど前のブログにも載せていました。
 それは「武者見立鏡」というタイトルの番付です。
Mushamitate01

 一昨日のは「智勇鑑」。
Chiyukagami01

 よく似ています。

 文字の大きい最上段を比べると、どちらも東方は織田信長で始まり、西方は武田信玄で始まっています。
 ぱっと見、並んでいる面々の名前も順序も一緒です。
 どちらも明智光秀が東方の枠外に張り出されている点も共通です。

 相違は、「武者見立鏡」が5段であるのに対して、「智勇鑑」は4段。
 しかも1段あたりの人数も「武者見立鏡」の方が多いです。
 その結果、「武者見立鏡」の方が、東西合わせて140人ほども人数が多くなっています。

 1人1人仔細に比較したわけではありませんが、共通して掲載されている範囲に関しては、おおよそ差はないように思います。
 1ヶ所見つかった相違点は次の通りです。
 「智勇鑑」の最下段は次のようになっています。
Chiyukagami07

 これに相当する「武者見立鏡」は、3段目の後半から4段目の冒頭に掛けてです。
Mushamitate06

 双方、赤枠で囲みましたように、「武者見立鏡」の4段目冒頭の朝倉左衛門督から薄田隼人までの5人が、「智勇鑑」では藤堂和泉守と武田四郎との間に挿入される形になっています。

 さて、このように非常によく似た2つの番付ですので、無関係とはとても思えません。
 「武者見立鏡」のダイジェスト版が「智勇鑑」なのか、あるいは逆に「智勇鑑」の増補版が「武者見立鏡」なのか、そのいずれかでありましょう。

 結論から言えば、前者、すなわち「武者見立鏡」の方が先に成立していたと考えて良さそうです。
 理由はいろいろありますが、ちょうど今示した例で言えば、この相違は「武者見立鏡」の改段箇所で生じているということが挙げられます。
 さらに、同じ図に現れている例では、赤枠の最後の人名が、「武者見立鏡」では薄田隼人であるのに対し、「智勇鑑」では薄田焦人と書かれています。これは薄田隼人が正解です。
 また、これも上の図を利用すれば、「智勇鑑」の最下段の最後の人物は木井又兵衛とありますが、これも「武者見立鏡」の木村又蔵が正解です。加藤清正の家臣で、講談で有名になった人物とのことです。こうした番付は、史実も講談も区別なく載せているのでしょうね。

 さらに、両番付の柱の部分を比べると、「武者見立鏡」には、行司役の真田幸村などの上に次の記載があります。
Mushamitate07

 これが「智勇鑑」にはありません。
 こういった、番付に掲載した武将の時代範囲に関する注記はオリジナルならではのものと思われます。

 ま、こんな感じです。
 似たようなものがあると、つい比較してみたくなるのはサガのようなものです。(^_^;

2023年8月 5日 (土)

堆肥作り始めました

 以前、枝シュレッダーという機械を購入して、便利に使っています。
Edashredder09
 これを使うと立木の枝葉を粉砕できます。
 粉砕した枝葉は、燃えるゴミとして出せますけど、それでは土中の養分をゴミとして出すことになって勿体ないので、根方に蒔いています。
 しかし、地面は狭くてそんなにたくさんは蒔けませんし、蒔いても養分になるまで時間が掛かります。
 そこで、枝葉を堆肥にしてみようと思いました。

 某アマゾンで、コンポストセットを買いました。
Compost01
 コンポストって、プラスチック製(ポリエチレン製?)が一般的かと思いますが、私が買ったのは不織布製です。
 いずれ処分する時に、こちらの方が簡単かと思いました。
 正面に付いているのはポケットではなくて、穴です。それをマジックテープで塞いであります。ここからもできあがった堆肥を取り出せます。
 セット内容は、本体の他に、小さなスコップと、熊手と、手袋と、欽どこ、じゃなくて菌床です。
Compost02

 菌床の袋の裏には、特徴が書いてあります。
Compost03
 原材料は、馬糞と稲わら・麦わらだそうですが、悪臭はしません。熟成されているのでしょう。

 早速、コンポストの中に、粉砕した枝葉、菌床、土、そして、台所の三角コーナーの生ゴミも入れました。
 入れてみて気づいたのは、水気が足りないということです。
 枝葉を粉砕したのはかなり前ですので、もうカラッカラに乾ききっています。
 三角コーナーの中身は水分たっぷりですが、あとは菌床がしっとりしているくらいです。
 そこで、少し水をかけました。
 無事に堆肥ができると良いです。

2023年8月 4日 (金)

「智勇鑑」

 このような番付を入手しました。
Chiyukagami01
 戦国武将の番付です。
 タモリさんが、「江戸時代の人は番付が好きで、何でも番付にしちゃうんですよ」と言っていました。これもそうですね。

 東の上段。
Chiyukagami02
 地位の下には国名が書いてあるようですが、刷りが薄くてよく読めません。
 東の大関は織田信長ですね。
 関脇は上杉謙信。以下、北条氏康、加藤清正、真田昌幸と続きます。

 西の上段。
Chiyukagami03
 西の大関は武田信玄。以下、毛利元就、島津義弘、山本勘介、竹中半兵衛と続きます。
 武田信玄と上杉謙信は好敵手として同格に見られることが多いのではないかと思いますが、織田信長がトップに座ったために、武田と上杉にやや差が付いてしまいました。

 東の2段目。
Chiyukagami04
 島左近が冒頭にいます。
 「どうする家康」で活躍している徳川四天王については、6番目に酒井忠次、その次に井伊直政がいます。
 福島正則、伊達政宗に次ぐ位置ですし、小西行長、石田三成などより上位という、かなりの高評価です。

 西の2段目。
Chiyukagami05
 直江兼続が冒頭にいます。
 その次が馬場信春で、次に本多忠勝がいます。
 榊原康政が見当たりません。画像は省略しますが、3段目の西の2番目に位置付けられています。
 なぜか四天王の中では康政の評価が少し低いです。

 中央部は行司と世話人等です。
Chiyukagami06
 行司の中央に、真田幸村と木村重成がいます。
 世話人には「入道」が並んでいます。
 真田一徳斎は真田昌幸の父幸綱、島津龍伯は島津義弘の兄義久です。

 明智光秀がどこにも見当たらないと思ったら、東の枠外に張り出されていました。
 謀反を起こしたからでしょうね。

 徳川、松平は1人も載っていません。
 将軍家を憚ったのでしょう。
 格付けは元より、行司等として載せることも避けたのでしょう。
 幕府に睨まれたら怖いです。

2023年8月 3日 (木)

岡山の桃太郎どーもくんなど

 昨日夕方のNHK「ゆう5時」の気象コーナーに岡山放送局の桃太郎どーもくんが登場しました。
Okayamadomo01

 このコーナーの最後にもう1回登場した時には抜刀していました。
Okayamadomo02
 よく分かります。刀を持てば抜きたくなるのは人情です。

 以前、岡山どーもくんはこういうデザインでした。
Okayamadomo03
 これでは歩けませんね。
 この岡山どーもくんは、亡き城崎陽子さん(晴南さん)からいただきました。
 ありがたいことでした。
 城崎さんは岡山ご出身ということです。

 話変わって、しばらく前に、ネットオークションで「大石内蔵助?」という駅弁容器を入手しました。
 大石内蔵助だとしたら、赤穂駅の駅弁でしょうか。
 写真を見ると、大石にしては装束が派手だなぁとは思いました。
 現物が届いてよく見たら、大石ちゃう。
Kitty_momotaro
 桃太郎ですね。鉢巻きと胸に燦然と輝く桃マークが何よりの証です。
 岡山駅の駅弁なのでしょう。

 キティちゃんといえば、高崎駅にキティだるま弁当があります。
Kitty_daruma
 サンリオ、積極的に駅弁とタイアップしていますね。

 ということで、今日は連想を重ねてだいぶ展開しました。

2023年8月 2日 (水)

ねむいねこたち

 おもしろいカプセルトイを入手しましたので、同じねこ同士ということで、ひこにゃんの下に並べてみました。
Nemuineko01

 向かって左から順に、三毛。
Nemuineko02

 ペルシャ。
Nemuineko03

 アメショー。
Nemuineko04

 ハチワレ。
Nemuineko05

 スコティッシュ。
Nemuineko06

 ねこは1日14時間寝るそうですけど、これらのねこたち、爆睡していますね。
 毎日暑いので、バテているのかもしれません。

 それぞれ、肉球もかわいく描かれていて楽しいです。

2023年8月 1日 (火)

体重変化&立つうさぎ

 月が変わりましたので、恒例の体重変化グラフです。
Taiju202201_202307
 5月後半から7月前半に掛けて微増していましたが、7月後半に少し下がりました。
 猛暑のせいかもしれません。

 これだけでは寂しいので、目の前に掛かっているカレンダー「ウサギぴょんぴょん」の8月分です。
Usacal202308
 今月のうさぎはミニウサギです。
 うさぎも2本足で立つのですね。

 レッサーパンダの風太くんを思い出しました。
 風太くんは、この7月5日に20歳になったそうです。
 おめでたいです。

« 2023年7月 | トップページ | 2023年9月 »

2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ

ウェブページ